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歴代ライダー主人公が兄弟だったら4

84 :2/4:2007/12/20(木) 20:35:25 ID:EXE5PgHL0
「ぼっちゃま、よろしゅうございましたなあ…じいもうれしゅうございますぞ!」
 隣でサンタクロースがむせび泣く。それを見て、雄介がにっこり笑って右手の親指を立てて言った。
「おめでとうトナカイ君。クリスマスデート、ロマンチックで良いじゃない」
「楽しいデートになるといいねえ」
最初の一瞬こそ呆然としていたヒビキが、雄介の後を受けてにっこり笑う。
「ありがとう、わが宿命のライバルの兄たちよ。……で、だ。この幸せを一人で味わうのはノブレスオブリージュに反すると思ってな。
お前たちにおすそ分けしようと思ってきたわけだ」
 すばらしい、さすがぼっちゃまディスカビル家の当主にふさわしい行いを、とさらに目頭にハンカチを当てるサンタクロースを横目に見ながら、
今まで(画面の外で)しこたま巧に怒られていた真司が思いっきり眉尻をさげて言った。
「だからって何でそのカッコになるんだよ?」
「だから12月だからだと言ったろう。じいやに橇を牽かせるわけにはいかないからな、俺がトナカイになったのだ」
「…ちょっと待て。お前まさか…」
 トナカイ―神代剣は巧を正面から見据えて、右の人差し指を天に向けた。…着ぐるみの手はミトン状態だったのでただ挙手をしているようにも見えるのだが。
そして高らかに宣言した。
「俺は、橇を牽くことにおいても頂点に立つ男だ」
 どうやら、じいやを乗せた橇を牽いてうちまできたらしい。

「…あ、あの…その袋にはなにが…?」
 玄関で硬直していた良太郎がようやく居間に戻ってきて、微妙な沈黙の時間が終わった。
「あ。そういえば喜びだか幸せだかをくれるっていってたっけ」
 雄介の言葉に、総司がぼそっとつぶやいた。―変なものもってきたなら叩き出すぞ。…一真は、聞こえなかったふりをすることにした。
「ああ。まず、ミサキーヌが承諾してくれた嬉しさの勢いで俺が編み上げたマフラーや手袋や帽子。喜んでつかうがいい。暖かいぞ」
「…無駄にあつそうだな」
 巧の突込みも耳に入らないといった様子で、巨大な袋からマフラーや手袋などを次々に取り出していく。

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