5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

歴代ライダー主人公が兄弟だったら4

259 :来週待ち:2008/01/15(火) 00:58:40 ID:m54Sgno10
5/11
頭を打ち、そのまま気絶した良太郎のベッドの周囲には、帰りそびれたまま夕食までご馳走になってしまっていたコハナが、椅子に座って心配そうに良太郎を見つめていた。
床に敷かれたブルーシートの上には、揃った砂タロスズが心配そうに顔を出している。
「あ、皆さん此処にいたんですかぁ」
部屋のクローゼットの中からひょっこり顔を出したナオミに、全員が「しーっ」と人差し指を口に当てて返した。
《気絶してんだ、今はそっとしといてやれ》
モモタロスの言葉に慌てて自分の口を押さえ、ナオミは小さな声で口を開いた。
「はーい。コーヒー…は、冷めちゃいますから、帰ってからのほうがいいですよね」
「そうね…時間があるから、わたしはデンライナーに戻ってる…皆、良太郎をお願い」
定時にしか開かない扉に入るコハナに頷いて、イマジンたちは全員再び、心配そうに良太郎に視線を戻した。
《良太郎の記憶…なくなっちゃったの?》
《わからないけど…そうかも、しれないね》
首を傾げるリュウタロスに、ウラタロスが顎に手を当てて思案する。
《…特異点の記憶がなくなるゆうことは》
音を立てて首を傾け、キンタロスが口を開いた。
《よっぽどのことがないと、起きへんことやろ》
《…やっぱり、あの坊やのカードの所為か…》
最後のモモタロスの言葉に、全員の視線が再び良太郎へと向けられた。
それぞれの肩や手先が、ほんの少しだけ淡く解けていく。
砂なのに、まるで灰のように空気に舞い、見えなくなる。
《困ったね…時間がないっていうのは》
ウラタロスの言葉に、全員がそれぞれの手を見つめた。
《…そうやなぁ…こればっかりは、しゃーないことやけど》
《…やだよぉ…》
ぽつりと呟いたのは、リュウタロスだった。
全員に背中を向けるその長い髭に似た髪の先も、ほんの少しだけほどける様に解けていく。
《…ずっと…ずっと一緒にいたいよう…りょうたろうと、みんなと…お姉ちゃんと一緒にいたいよう…》
・・・半泣きの声になるリュウタロスの頭に手を置き、モモタロスが《…バカヤロウ》と呟いた。


501 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)