5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

スーパー戦隊 バトルロワイアル

1 :名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 18:07:52 ID:Gtg9jO0s0
ライダー・ウルトラのスレはありますが、
戦隊は無かったので立てました
参加人数は50名ほどでどうでしょうか

2 :名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 18:18:30 ID:HQH5DPi40
先着10戦隊

3 :名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 18:25:38 ID:joPdpEn+O
>>2
ボウケンジャー

4 :名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 19:26:19 ID:nP37RiWO0
チェンジマン

5 :名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 19:26:59 ID:CR01GYoi0
ゴレンジャー

6 :名無しより愛をこめて:2007/11/19(月) 19:34:20 ID:EpC/mRFAO
ウルトラも戦隊も善人が多いから無理!

しかもライダーもまだ終わってないのに、自重しろよ!

7 :名無しより愛をこめて:2007/11/21(水) 22:51:18 ID:WAqxG+HJO
>>2
デカレンジャー

8 :名無しより愛をこめて:2007/11/21(水) 23:28:40 ID:1A2sk0H30
カーレンジャー

9 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 00:11:44 ID:IscRlZ+m0
デンジマン

10 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 00:24:51 ID:YvEFq4JTO
ジャッカー
ていうか、勝利条件は何?一人でも生き残ったら勝ち?

11 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 03:39:04 ID:eYTWXpT9O
マジレンジャー

12 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 12:23:49 ID:KMUlVyrr0
バイオマン

13 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 13:05:58 ID:z5RrGdtNO
テッカマン

14 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 18:18:22 ID:pR+XnNP60
>>10の言う通り、生き残った1人が勝者が一番分かり易いと思う。
主催者は、誰にする?


15 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 18:58:55 ID:h3n8dGSlO
>>14
ミスター・ボイス

16 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 19:13:19 ID:J7kF9CxqO
>>15
本放送時、奴がラスボスだ。
そう思ってた時期が私にもありました。
>>2
ゲキレンジャー

17 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 20:21:36 ID:eYTWXpT9O
そろそろキャラ投票行く?

18 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 22:32:27 ID:J7kF9CxqO
あれ、10戦隊揃った?

19 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 22:50:46 ID:OB8u9QF10
ゴレンジャー ジャッカー デンジマン バイオマン チェンジマン
カーレンジャー デカレンジャー マジレンジャー ボウケンジャー ゲキレンジャー

10作品揃ったな

20 :名無しより愛をこめて:2007/11/22(木) 22:56:37 ID:J7kF9CxqO
じゃあ、一票
ゲキレンジャー メレ

21 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 00:14:18 ID:KZf4ZdAu0
アカレンジャー・海城剛

22 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 00:51:33 ID:bBVmd+bHO
デカレン 江成 仙一

23 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 01:54:43 ID:CB6lTYS2O
ジェットマン

あと善人の戦隊だけじゃ何も面白くないから、悪の戦隊や悪の幹部も参戦させる?

24 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 01:56:36 ID:/JXhbQRAO
じゃあ、ボウケンピンク。

てか一人一票だけしか無理ですか?
マジレンジャーの小津麗とミーメイも推したいけど。

25 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 08:49:24 ID:bBVmd+bHO
>>23
同意
最初から、マーダー候補の人も必要だと思う。
必ずしも、悪役がマーダーに走るとは限らないのが、ロワだけど。

26 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 09:15:38 ID:X2nBoLEb0
10戦隊が11戦隊になっとるw
デンジブルー

27 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 10:07:11 ID:CB6lTYS2O
ロボとかも支給品に入れるの?

28 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 12:15:58 ID:bBVmd+bHO
>>24
1人1日1票っていうのは、どう?

ロボもそうだけど、変身もどうしようか。
最初から、全員OKにするのか、
支給品や、展開次第にするのか?

29 :名無しより愛をこめて:2007/11/23(金) 13:42:29 ID:/JXhbQRAO
>>28
1日1人1票いいかも。

変身は最初からでもいいけど、
変身アイテムに汎用性があるのは反対です。
例ば、メレがアカレンジャーになったり、仙ちゃんがボウケンピンクになったりとか。

ロボはどうだろう。皆はあった方がいいですか?



30 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 00:34:51 ID:Ax9q44NC0
>>28
1人につき1作品に5名まで投票というのはどうかな?

というわけで投票
【ゴレンジャー/海城剛、明日香健二、江戸川総司令、テムジン将軍、ゴールデン仮面大将軍】

31 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:08:08 ID:quziyw+qO
投票
【ジェットマン/天堂竜、結城凱、ラディゲ、トランザ、マリア】

32 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:10:08 ID:trYN7xGJO
>>30
できたら、作品バラバラで5票の方がいいな。
ロワ初めてで分からないのですけど、
キャラ投票は、50人集まったら〆切でいいのでしょうか。

33 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 01:22:12 ID:trYN7xGJO
投票忘れてた。
別作品5票が駄目だったら、下のは却下して下さい。

ゲキ 理央
ボウケン クエスターガイ・ボウケンレッド・シルバー
デカ ウメコ

支給品に、ズバーンやスモーキーみたいな意思のあるものは、入れていいのでしょうか?

34 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 04:37:11 ID:uNctCZ7rO
ズバーンとスモーキー、ジョーカーにするのはどうかな?

んで投票。
マジシャイン、小津芳香、

一般人どうします?
入れていいならゲキレンジャーのミキ。

35 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 10:52:40 ID:bKg0zDho0
ちょっとまとめてみました
参加戦隊
ゴレンジャー ジャッカー デンジマン バイオマン チェンジマン
カーレンジャー デカレンジャー マジレンジャー ボウケンジャー ゲキレンジャー
(ジェットマン)  計10戦隊(ジェットマンも入れるなら、11戦隊)
参加者
ゴレンジャー  海城剛(2票)、明日香健二、江戸川総司令、テムジン将軍、ゴールデン仮面大将軍 計5名
ジャッカー
デンジマン   青梅大五郎 計1名
バイオマン
チェンジマン
カーレンジャー
デカレンジャー 江成 仙一 胡堂小梅 計2名
マジレンジャー 小津麗・芳香 ヒカル メーミィ 計4名 
ボウケンジャー 西堀さくら 明石暁 高丘映士 クエスターガイ 計4名  
ゲキレンジャー メレ 理央 真咲美希 計3名
(ジェットマン  天堂竜 結城凱 ラディゲ トランザ マリア 計5名)
総計 19名 (ジェットマン入りなら、24名)
支給品/出所
マジレンジャー スモーキー
ボウケンジャー ズバーン
ジョーカー
主催者候補
ボウケンジャー ボイス

抜けや、おかしな所があったらご指摘願います。


36 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 11:00:22 ID:uNctCZ7rO
まとめ乙です。
ジェットマンについては投票の人数次第でいいんじゃないですかね。


37 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 17:03:07 ID:gzhkc06J0
投票。
【ジェットマン/結城凱、小田切長官、ドライヤージゲン、グレイ、トランザ】

怪人枠もあっていいかもしれない。1週間後に投票結果をまとめるけどいいかな?
主催者候補として女帝ジューザ@ジェットマンを挙げてみる。

38 :名無しより愛をこめて:2007/11/24(土) 18:48:24 ID:quziyw+qO
投票
【カクレンジャー/サスケ、鶴姫、ニンジャマン、ガシャドクロ@貴公子Jr.、ダラダラ】

39 :名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 13:46:39 ID:omZP1Z7cO
投票
デカ ジャスミン
ボウケン ヤイバ 真墨 間宮菜月 レイ

支給品にマーフィーを入れていいですか?

40 :名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 14:08:52 ID:PXfzUgAaO
>>38
同意

41 :名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 14:34:01 ID:hpQUdgoF0
おまいら詳しすぎるな。
敵キャラとかは分かるが、戦隊個人の名前なんて覚えてないお。

42 :名無しより愛をこめて:2007/11/25(日) 21:02:08 ID:PXfzUgAaO
>>41
せめてレッドの名前くらいは覚えてないと戦隊が可哀想

43 :名無しより愛をこめて:2007/11/26(月) 14:58:09 ID:j1Qf1xANO
投票
【カクレンジャー/サスケ、ニンジャマン、ジライヤ、貴公子Jr.、大魔王】

44 :名無しより愛をこめて:2007/11/26(月) 16:47:55 ID:xO/1Mzld0
投票
【カーレンジャー/陣内恭介、上杉実、八神洋子、シグナルマン、VRVマスター】
こう書きゃ良いのか?

45 :名無しより愛をこめて:2007/11/26(月) 21:35:31 ID:RxL4oKr60
ぶっちゃけチェンジドラゴンぐらいしかしらん

軍所属で高校の時消える魔球を投げ
敵の全宇宙に放送できるカメラを奪いそれで全宇宙に平和を訴えて
敵の巨大化させるモンスターを仲間に引き入れる為変装しとったなw

46 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 11:45:22 ID:+xu32e3l0
順調に戦隊が増えていってるんだが。(今12戦隊)
もう無理だけど、10戦隊以外なら、タイムファイヤーとアバレキラーを出したかった。
この2人は上手くすれば、マーダー候補になってくれそう

47 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 13:26:02 ID:IxKY+isIO
ライダーなら分かるが戦隊のロワってのは…
一致団結して戦うチームが逆に殺し合うのはなんか萎えるな。

48 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 15:33:21 ID:3GZg9HHI0
書き手のローテーションがライダーより困難になりそうだな。
ライダーロワは俺も書けたが、戦隊はカーレンジャーくらいしか知らない。

49 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 15:49:15 ID:CE5gOkK1O
>>46
アバレキラーは確定

投票
【カクレンジャー/サスケ、ニンジャマン、ジライヤ、ヌエ、大魔王】

50 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 19:54:51 ID:Fx8yUmn20
現実的な話をすると、チェンジマンとバイオマンって映像化されてないから執筆厳しいんじゃないか?

51 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 20:37:50 ID:EP9CNhBCO
投票結果がまとまってからの話になると思うけど、
一人も、投票のない戦隊は省くしかないんじゃないだろうか。

52 :名無しより愛をこめて:2007/11/27(火) 22:03:40 ID:712EgitH0
土曜日になってもチェンジマン・バイオマン・ジャッカーに票が入らなかったら残りの作品枠を決めるというのはどうかな?

53 :名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 00:16:47 ID:jYwZc89bO
投票
【カクレンジャー/サスケ、ニンジャマン、セイカイ、大魔王、ダラダラ】

ダラダラを上手く活用すれば、貴重なマーダーになる。

54 :名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 00:19:27 ID:9/zr6MiOO
>>52
同意。

投票
【マジレンジャー/リン、小津深雪、小津勇(orウルザード)、ナイメア】

55 :名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 17:23:13 ID:mMUkO8410
ウルトラマンのロワなんかあるのか。知らなかった。

56 :名無しより愛をこめて:2007/11/28(水) 17:27:41 ID:hTx81sGQ0
投票
【ボウケンジャー/最上蒼太、ガジャ、西堀さくら、
 ゲキレンジャー/メレ、漢堂ジャン】

57 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 00:21:51 ID:4EMAscAmO
投票

【ジェットマン/天堂竜、結城凱、早坂アコ、トランザ、マリア】

【カクレンジャー/サスケ、鶴姫、ニンジャマン、ダラダラ、ヌエ】

58 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 11:46:50 ID:OJe7koF/0
フラッシュマンとかいたら面白そうだったな。
サバイバル能力に長けてそうだし。

【バイオマン/高杉真吾、南原竜太、シルバ、モンスター、ジュウオウ】

59 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 17:40:40 ID:D1K3cvGY0
途中まで投票結果をまとめてみた。
【秘密戦隊ゴレンジャー】
海城剛(2票)/明日香健二/江戸川総司令/テムジン将軍/ゴールデン仮面大将軍
【ジャッカー電撃隊】
?/?/?/?/?
【電子戦隊デンジマン】
青梅大五郎/?/?/?/?
【超電子バイオマン】
高杉真吾/南原竜太/シルバ/モンスター/ジュウオウ
【電撃戦隊チェンジマン】
?/?/?/?/?
【鳥人戦隊ジェットマン】
天堂竜(2票)/結城凱(3票)/早坂アコ/小田切長官/ラディゲ/トランザ(3票)/マリア(2票)/グレイ/ドライヤージゲン
【忍者戦隊カクレンジャー】
サスケ(5票)/鶴姫(2票)/セイカイ/ジライヤ(2票)/ニンジャマン(5票)/貴公子Jr.(2票)/ヌエ(2票)ダラダラ(3票)/大魔王(3票)
【激走戦隊カーレンジャー】
陣内恭介/上杉実/八神洋子/シグナルマン/VRVマスター
【特捜戦隊デカレンジャー】
江成 仙一/礼紋茉莉花/胡堂小梅/?/?
【魔法戦隊マジレンジャー】
小津麗/小津芳香/小津深雪/小津勇(orウルザード)/ヒカル/リン/メーミィ/ナイメア
【轟轟戦隊ボウケンジャー】
明石暁/伊能真墨/最上蒼太/間宮菜月/西堀さくら(2票)/高丘映士/大神官ガジャ/闇のヤイバ/クエスターガイ/クエスターレイ
【獣拳戦隊ゲキレンジャー 】
漢堂ジャン/真咲美希/理央/メレ(2票)/?

参加戦隊12作品総計59名

抜けや誤字があったらご指摘お願いします。

60 :46:2007/11/29(木) 19:28:32 ID:tgSSWAUOO
アバレキラーとタイムファイヤーも一応投票に入れてもらってもいいですか?

61 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 19:41:30 ID:0E31hEY2O
一つ質問だが……
書き手候補っている?

62 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 20:34:59 ID:4EMAscAmO
>>61
1番大事な事を忘れてた・・・・

つーか、戦隊シリーズを全て制覇した猛者なんて居るの?

63 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 21:06:23 ID:i1rAbSr00
【チェンジマン/剣飛竜、疾風翔、渚さやか、副官ブーバ、女王アハメス】

64 :名無しより愛をこめて:2007/11/29(木) 23:26:04 ID:vhnz03Yb0
ギョダーイが大活躍するSSが見たい

65 :名無しより愛をこめて:2007/11/30(金) 00:45:55 ID:xrh86prnO
投票

【カクレンジャー/サスケ、ニンジャマン、ジライヤ、ダラダラ、ヌエ】

【タイムレンジャー/浅見竜也、ユウリ、滝沢直人、ギエン、ドルネロ】

66 :名無しより愛をこめて:2007/11/30(金) 04:19:23 ID:19KGDB8G0
先着10戦隊って何だったん?w
【ゴレンジャー/海城剛、新命明、大岩大太、加藤陽子、鉄人仮面テムジン将軍】

67 :名無しより愛をこめて:2007/11/30(金) 11:12:39 ID:/RkwVJfY0
明確に善悪が分かれているし、悪側の人数が極端に少ない現状だと単なるクロスオーバーにしかならない悪寒。

68 :名無しより愛をこめて:2007/11/30(金) 16:43:19 ID:ezIhlZTu0
善人がマーダーに走ったり、悪役が対主催になる事もあるから、その点は大丈夫じゃないだろうか
投票
デカレン/白鳥スワン、アブレラ、ドギー
マジレン/スフィンクス
ボウケン/牧野
ゲキレン/ラゲク
ごめん、1戦隊で5人も思い浮かばなかった


69 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 00:44:36 ID:aRaNh+Q20
現在投票結果をまとめている最中ですが、規定の人数に達していないジャッカー・デンジマンは除外してよろしいでしょうか?

70 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 00:51:17 ID:HQGRfZAlO
投票

【カクレンジャー/サスケ、ニンジャマン、ジライヤ、ダラダラ、ヌエ】

【ジェットマン/天堂竜、結城凱、早坂アコ、ラディゲ、マリア】

71 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 03:47:15 ID:ah8jiyayO
>>69
乙です。
削除していいと思う。

72 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 16:20:01 ID:EV7DAYLQ0
決定枠

【バイオマン/高杉真吾、南原竜太、シルバ、モンスター、ジュウオウ】
【チェンジマン/剣飛竜、疾風翔、渚さやか、副官ブーバ、女王アハメス】
【カクレンジャー/サスケ、ジライヤ、ニンジャマン、ダラダラ、ヌエ】
【カーレンジャー/陣内恭介、上杉実、八神洋子、シグナルマン、VRVマスター】
【タイムレンジャー/浅見竜也、ユウリ、滝沢直人、ギエン、ドルネロ】
【ボウケンジャー/西堀さくら、?、?、?、?】
【ゲキレンジャー/漢堂ジャン、真咲美希、理央、メレ、ラゲク 】

再投票枠
【ゴレンジャー/海城剛、テムジン将軍、?、?、?】
『新命明/大岩大太/明日香健二/加藤陽子/江戸川総司令/ゴールデン仮面大将軍』
【ジェットマン/天堂竜、結城凱、トランザ、マリア、?】
『早坂アコ/小田切綾/ラディゲ/グレイ/ドライヤージゲン』
【デカレンジャー/江成 仙一、礼紋茉莉花、胡堂小梅、白鳥スワン、ドギー・クルーガー、エージェントアブレラ】
【マジレンジャー/小津麗/小津芳香/小津深雪/小津勇(orウルザード)/ヒカル/リン/メーミィ/ナイメア/スフィンクス】
『明石暁/伊能真墨/最上蒼太/間宮菜月/高丘映士/牧野森男/大神官ガジャ/闇のヤイバ/クエスターガイ/クエスターレイ』

上記の作品はこれで確定となります。
ゴレンジャー・ジェットマン・デカレンジャー・マジレンジャー・ボウケンジャーの再投票を始めたいと思います。

73 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 17:25:38 ID:iUaxVxsMO
乙。どういう風に投票したらいい?
一人一票?

74 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 21:54:10 ID:EV7DAYLQ0
>>73
投票例

ゴレンジャー/新命明、加藤陽子、ゴールデン仮面大将軍
ジェットマン/小田切綾
デカレンジャー/江成 仙一、礼紋茉莉花、胡堂小梅、ドギー・クルーガー、エージェントアブレラ
マジレンジャー/小津芳香、小津深雪、小津勇(orウルザード)、ヒカル、メーミィ
ボウケンジャー/明石暁、高丘映士、大神官ガジャ、クエスターガイ

投票のまとめは3日後にしたいと思います。

75 :名無しより愛をこめて:2007/12/01(土) 22:24:24 ID:iUaxVxsMO
>>74
重ね重ね乙

投票
【デカレン/江成仙一、胡堂小梅、白鳥スワン、ドギー・クルーガー、エージェントアブレラ】
【マジレン/小津麗、小津勇(ウルザード)、ヒカル、リン、ナイメア】
【ボウケン/明石暁、高丘映士、クエスターガイ・レイ】

こんな感じでしょうか?

76 :名無しより愛をこめて:2007/12/02(日) 00:52:16 ID:JFDg1XsTO
とりあえず……

マジレンより

小津麗、ヒカル、ミーメイ、スフィンクス、ナイメア

ナイメアは二人で1人?でおけ?


77 :名無しより愛をこめて:2007/12/02(日) 08:34:32 ID:ekkO1WYxO
>>76
OKでは。
あ、でも片方だけ死んだらどうなるんだろう

78 :名無しより愛をこめて:2007/12/02(日) 13:01:52 ID:nf0JsJ3t0
【ゴレンジャー/新命明、大岩大太、加藤陽子】

79 :名無しより愛をこめて:2007/12/03(月) 15:29:24 ID:VtaNSzWh0
保守age

80 :名無しより愛をこめて:2007/12/03(月) 18:54:50 ID:pwsJxY0z0
主催者 暴走皇帝エグゾスに一票

81 :名無しより愛をこめて:2007/12/03(月) 21:24:17 ID:VUg8os9w0
【マジレンジャー/ヒカル、ミーメイ、スフィンクス】


82 :名無しより愛をこめて:2007/12/04(火) 13:33:11 ID:EP/OCDgk0
再投票枠の第一次投票結果です。

【ゴレンジャー/海城剛、新命明、加藤陽子、テムジン将軍、?】
『大岩大太/明日香健二/江戸川総司令/ゴールデン仮面大将軍』
【ジェットマン/天堂竜、結城凱、トランザ、マリア、?】
『早坂アコ/小田切綾/ラディゲ/グレイ/ドライヤージゲン』
【デカレンジャー/江成 仙一、胡堂小梅、ドギー・クルーガー、エージェントアブレラ、?】
『礼紋茉莉花、、白鳥スワン』
【マジレンジャー/ヒカル、メーミィ、?、?、?】
『小津麗/小津勇(ウルザード)/ナイメア/スフィンクス』
【ボウケンジャー/明石暁、西堀さくら、高丘映士、クエスターガイ、?】
『伊能真墨/最上蒼太/間宮菜月/牧野森男/大神官ガジャ/闇のヤイバ/クエスターレイ』

主催者候補
女帝ジューザ@ジェットマン/暴走皇帝エグゾス@カーレンジャー/ミスターボイス@ボウケンジャー

次の投票まとめは主催者投票も行うので、金曜日に結果をまとめます。

83 :名無しより愛をこめて:2007/12/04(火) 18:34:36 ID:GVI2bZ2b0
主催者 
星王バズー@チェンジマン

正体は惑星サイズなので舞台がその体の上なんていう設定もできる
姿を出す際はホログラムなのでオープニングでタコ殴りされる心配もない

最大というか致命的な問題は本編がDVD化されてない事・・・

84 :名無しより愛をこめて:2007/12/05(水) 17:34:00 ID:L1hx23xb0
投票
【デカレンジャー/白鳥スワン】
【マジレンジャー/小津麗、小津勇(ウルザード)、ナイメア】
【ボウケンジャー/最上蒼太】
主催者
【暴走皇帝エグゾス@カーレンジャー】

85 :名無しより愛をこめて:2007/12/06(木) 18:07:48 ID:+xM60Uzu0
投票
【ジェットマン/結城凱、トランザ】
【ボウケンジャー/最上蒼太、大神官ガジャ、闇のヤイバ】

主催者
【女帝ジューザ@ジェットマン】

86 :名無しより愛をこめて:2007/12/06(木) 19:57:02 ID:oTtH1hJuO
投票

【マジレン 小津麗、スフィンクス、ナイメア】
【ボウケン 最上蒼太】
【デカレン 礼紋茉莉花】

87 :名無しより愛をこめて:2007/12/06(木) 23:12:51 ID:D78QiQCb0
【マジレン 小津麗、スフィンクス、ナイメア】
【ボウケンジャー/最上蒼太、大神官ガジャ、闇のヤイバ】

主催者
【暴走皇帝エグゾス@カーレンジャー】


88 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 01:00:22 ID:UZnOuqfS0
【ジェットマン/グレイ】
【デカレンジャー/礼紋茉莉花】
【マジレンジャー/小津勇(ウルザード)、スフィンクス】
【ボウケンジャー/大神官ガジャ】

主催者
【エージェント・アブレラ@デカレンジャー】
大規模な賭け事にしてがっぽり儲けることをたくらみそう
部隊はお得意様の宇宙地上げ屋から担保でもらったとか

89 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 09:48:56 ID:Qj8S15i40
たかだか1人の1票で通過になった面々に違和感。
最低3票入ることとかに決めておけば良かった気が。

【ゴレンジャー/大岩大太】
【ジェットマン/グレイ】
【デカレンジャー/白鳥スワン】
【マジレンジャー/スフィンクス、小津勇(ウルザード)、ナイメア】
【ボウケンジャー/最上蒼太】
主催
星王バズー@チェンジマン

90 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 11:47:40 ID:Jc4k0CGh0
再投票枠第二次中間投票結果

【ゴレンジャー/海城剛、新命明、加藤陽子、テムジン将軍、?】4/5
『大岩大太(2票)/明日香健二/江戸川総司令/ゴールデン仮面大将軍』
【ジェットマン/天堂竜、結城凱、トランザ、マリア、?】4/5
『早坂アコ/ラディゲ/グレイ(2票)』
【デカレンジャー/江成 仙一、胡堂小梅、ドギー・クルーガー、エージェントアブレラ、?】4/5
『礼紋茉莉花(2票)/白鳥スワン(2票)』
【マジレンジャー/ヒカル、メーミィ、?、?、?】2/5
『小津麗(2票)/小津勇(ウルザード)(3票)/ナイメア(3票)/スフィンクス(3票)』
【ボウケンジャー/明石暁、西堀さくら、高丘映士、クエスターガイ、?】4/5
『最上蒼太(4票)/大神官ガジャ(3票)/闇のヤイバ(2票)』

主催者候補
星王バズー@チェンジマン (2票)/女帝ジューザ@ジェットマン(2票)/暴走皇帝エグゾス@カーレンジャー(2票)/
エージェント・アブレラ@デカレンジャー(1票)/ミスターボイス@ボウケンジャー

91 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 12:52:50 ID:Qj8S15i40
もし主催者がエグゾスかバズーみたいな巨大な奴だったら、主催者助手みたいな感じでアブレラを添えるといいかもね。
あと、ジョーカーはアバレキラーでいいの?

92 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 14:30:02 ID:/I78p/xT0
>>91 同意。アブレラのイメージ的にそれが1番しっくりきそう。
ジョーカーはアバレキラーでいいと思う。みせしめはどうしようか。

投票
【デカレンジャー/白鳥スワン】
【マジレンジャー/小津麗、小津勇(ウルザード)、ナイメア】
【ボウケンジャー/最上蒼太】

93 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 14:38:33 ID:UZnOuqfS0
ブレイジェルなら見せしめ、ウルザードならジョーカーになりそう

94 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 14:55:47 ID:Qj8S15i40
それ面白そうだな。
オープニングで見せしめにされたブレイジェルがしばらく経った後、
ウルザードとして復活して、ジョーカーとして参加するとか。

95 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 16:58:05 ID:igkKWr770
>>91
添えるならへドリアン女王を

96 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 17:01:02 ID:igkKWr770
すまんデンジもサンバルも入ってなっかったのか・・・

97 :名無しより愛をこめて:2007/12/07(金) 23:47:11 ID:hCCfjmPe0
【ジェットマン/グレイ】
【デカレンジャー/姶良鉄幹】
【マジレンジャー/ワイバーン】
【ボウケンジャー/最上蒼太】

星王バズー@チェンジマン

98 :名無しより愛をこめて:2007/12/08(土) 08:11:18 ID:gTSZt799O
初期にマダーになりそうな人間が少ないし、
いっそ、ジョーカーは二人ぐらいいてもいいかも

99 :名無しより愛をこめて:2007/12/08(土) 16:45:15 ID:FDsygfwx0
戦闘員をばら撒いておけばよくね

100 :名無しより愛をこめて:2007/12/08(土) 17:47:13 ID:gaF/b8kd0
戦闘員は支給品扱いでよくね?
ゼニットとか、アーナロイドとか、携帯に便利なやつ多いし。

101 :名無しより愛をこめて:2007/12/08(土) 17:49:29 ID:gaF/b8kd0
ついでに投票
【ジェットマン/ラディゲ】
【デカレンジャー/白鳥スワン】
【マジレンジャー/ワイバーン、小津勇(ウルザード)、スフィンクス】
【ボウケンジャー/最上蒼太】

102 :名無しより愛をこめて:2007/12/09(日) 06:01:58 ID:mAuy5vB+0
投票
【ゴレンジャー/大岩大太】
【ジェットマン/早坂アコ】
【デカレンジャー/姶良鉄幹】
【マジレンジャー/スフィンクス、小津勇(ウルザード)、ワイバーン】
【ボウケンジャー/最上蒼太】
主催
星王バズー@チェンジマン

103 :名無しより愛をこめて:2007/12/09(日) 23:35:42 ID:MR99uDowO
>>100
イーガロイドみたいな、かなり知性のある奴は、
支給品?参加者扱い?

104 :名無しより愛をこめて:2007/12/10(月) 00:40:55 ID:crZ7UHJI0
【デカレンジャー/白鳥スワン】
【マジレンジャー/小津麗、小津勇(ウルザード)、ナイメア】
【ボウケンジャー/最上蒼太】

エージェント・アブレラ@デカレンジャー(1票)
確かに副主催枠にぴったりすぎだ

105 :名無しより愛をこめて:2007/12/10(月) 03:55:18 ID:DeXaiVwu0
>>103
そこらへんは今はしばらずにいいんではないかと。
個人的には支給品でOKだと思う。
あとメカ系はどうするか。

【デカレンジャー/姶良鉄幹】
【マジレンジャー/ワイバーン】
【ボウケンジャー/最上蒼太】

主催
星王バズー@チェンジマン


106 :名無しより愛をこめて:2007/12/10(月) 12:05:19 ID:HcTfBB+m0
投票
【デカレンジャー/姶良鉄幹】
【マジレンジャー/スフィンクス、小津麗、ワイバーン】

107 :名無しより愛をこめて:2007/12/12(水) 20:28:48 ID:ye4YIGZR0
確認したいんだけど初期装備はスーツ無し?

108 :名無しより愛をこめて:2007/12/12(水) 20:43:46 ID:jRQP78l/O
>>107
初期装備はスーツ有りで、変身アイテムを奪われたり、壊されたりしたら、変身不能になる
というのは、どう?
もちろん、修理も可で

109 :名無しより愛をこめて:2007/12/13(木) 00:49:03 ID:pDDKng/10
この辺はもうちょっと住人に意見聞きたいな
有り無しで難易度もアイテムのありがたさも敵幹部の強さも天と地ほど変ってくるし・・・

110 :名無しより愛をこめて:2007/12/13(木) 15:47:12 ID:6173AVn90
土曜日には参加者の投票を終わらせるつもりです。

111 :名無しより愛をこめて:2007/12/13(木) 18:28:40 ID:nJ+TixUj0
>>109
>>108案に一票。技術者タイプの活躍の場が広がると思うので。
>>110
乙です。テツとワイバーンが新たに加わってしまっているようですが、この2人はどうしますか?

【投票】
【デカレンジャー/白鳥スワン】
【マジレンジャー/小津麗、小津勇(ウルザード)、ナイメア】
【ボウケンジャー/最上蒼太】
【主催者/暴走皇帝エグゾス@カーレンジャー】
【副主催者/エージェントアブレラ】

112 :名無しより愛をこめて:2007/12/13(木) 19:49:42 ID:FwCW7+ad0
乗り物はどこまでOKにする?
個人的にはペガサスサンダーはありでネコマルはなしだと思う

113 :名無しより愛をこめて:2007/12/13(木) 20:51:04 ID:/PEc8Tjz0
>>111
思ったより票が伸びているので参加者候補に含めようかと。

114 :名無しより愛をこめて:2007/12/14(金) 20:41:49 ID:d7Trt1bY0
【投票】
【マジレンジャー/ワイバーン、スフィンクス】

115 :名無しより愛をこめて:2007/12/15(土) 11:13:13 ID:RZsLmcng0
投票最終まとめ

【ゴレンジャー/海城剛、新命明、大岩大太、加藤陽子、テムジン将軍】5/5
『大岩大太(3票)/明日香健二/江戸川総司令/ゴールデン仮面大将軍』
【ジェットマン/天堂竜、結城凱、トランザ、マリア、グレイ】4/5
『早坂アコ/ラディゲ/グレイ(3票)』
【デカレンジャー/江成 仙一、胡堂小梅、ドギー・クルーガー、白鳥スワン、エージェントアブレラ】5/5
『礼紋茉莉花(2票)/白鳥スワン(6票)/姶良鉄幹(4票)
【マジレンジャー/小津麗、ヒカル、小津勇(ウルザード)、メーミィ、スフィンクス】5/5
『小津麗(7票)/小津勇(ウルザード)(8票)/ナイメア(6票)/スフィンクス(7票)/ワイバーン(6票)』
【ボウケンジャー/明石暁、最上蒼太、西堀さくら、高丘映士、クエスターガイ】5/5
『最上蒼太(10票)/大神官ガジャ(3票)/闇のヤイバ(2票)』

主催者候補
星王バズー@チェンジマン (5票)/女帝ジューザ@ジェットマン(2票)/暴走皇帝エグゾス@カーレンジャー(3票)/
エージェント・アブレラ@デカレンジャー(2票)/ミスターボイス@ボウケンジャー

116 :名無しより愛をこめて:2007/12/15(土) 11:45:31 ID:pDORF+KU0
>>115 乙
次の投票は、主催者・みせしめ・ジョーカーあたりでしょうか?
個人的には、副主催者エージェント・アブレラを推しています。

117 :名無しより愛をこめて:2007/12/16(日) 14:00:17 ID:8wPGoR8r0
投票テンプレ

【主催者】
【見せしめ】
【ジョーカー】

次の投票まとめは来週あたりにしたいです。



118 :名無しより愛をこめて:2007/12/17(月) 02:55:56 ID:22VbOHjQ0
見せしめは投票する必要あるのか?
OP書いてくれる人の趣味でいいと思うが・・・

119 :名無しより愛をこめて:2007/12/17(月) 12:18:43 ID:S9A6HCSE0
主催者はもうある程度票も集まったし、決定でいいんじゃない?
あとジョーカーはアバレキラーじゃなかったっけ?

120 :名無しより愛をこめて:2007/12/17(月) 17:31:41 ID:lrFRncY20
ジョーカーは、アバレキラーとウルザードがあがってるね。
個人的には、マーダー候補が少ないし、ジョーカー2人でもいいような気がしてる。

121 :名無しより愛をこめて:2007/12/17(月) 18:40:42 ID:UJucpOx80
【ゴレンジャー/海城剛、新命明、大岩大太、加藤陽子、テムジン将軍】5/5
【バイオマン/高杉真吾、南原竜太、シルバ、モンスター、ジュウオウ】5/5
【チェンジマン/剣飛竜、疾風翔、渚さやか、副官ブーバ、女王アハメス】5/5
【ジェットマン/天堂竜、結城凱、トランザ、マリア、グレイ】5/5
【カクレンジャー/サスケ、ジライヤ、ニンジャマン、ダラダラ、ヌエ】5/5
【カーレンジャー/陣内恭介、上杉実、八神洋子、シグナルマン、VRVマスター】5/5
【タイムレンジャー/浅見竜也、ユウリ、滝沢直人、ギエン、ドルネロ】5/5
【デカレンジャー/江成 仙一、胡堂小梅、ドギー・クルーガー、白鳥スワン、エージェントアブレラ】5/5
【マジレンジャー/小津麗、ヒカル、メーミィ、スフィンクス、ワイバーン】5/5
【ボウケンジャー/明石暁、最上蒼太、西堀さくら、高丘映士、クエスターガイ】5/5
【ゲキレンジャー/漢堂ジャン、真咲美希、理央、メレ、ラゲク 】5/5
【ジョーカー/仲代壬琴、小津勇(ウルザード】2/2

主催者:星王バズー
参加者名簿の案ですがこれで確定してよろしいでしょうか?

122 :名無しより愛をこめて:2007/12/17(月) 22:20:31 ID:t6YjOxa/0
主催者補佐はどうする?

123 :名無しより愛をこめて:2007/12/17(月) 23:50:51 ID:UJucpOx80
アブレラが主催者補佐と参加者を兼ねている形でいいと思う。
果たしてオープニングは誰が書くのだろうか。

124 :名無しより愛をこめて:2007/12/19(水) 19:41:56 ID:H75ONb5V0
保守age

125 :名無しより愛をこめて:2007/12/20(木) 00:18:00 ID:+3++XkK0O
そういえば、初期装備のスーツ有り無しはどうしますか?
案としては、初期装備はスーツ有りで、変身には時間制限あり。
というのは、どうでしょう。

ライダーロワからの受け売りですが。

126 :名無しより愛をこめて:2007/12/20(木) 19:35:06 ID:2pe5IZrf0
デカメタルはどこから転送されるんだろうな

127 :名無しより愛をこめて:2007/12/21(金) 23:41:06 ID:VEBrycCA0
始まって書きたい人は何人いるのだろうか。

128 :名無しより愛をこめて:2007/12/23(日) 19:11:01 ID:Gt8mCF2NO
まさか、書き手候補0?

129 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 10:46:40 ID:YUaWloHxO
保守しとこう
OPの書き手がいないね

130 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 18:52:18 ID:Xs+MstJB0
OP書きたいけど、正直主催者の星王バズーがネック。
チェンジマンは、一度も見たこと無いから、話し方とか分からない。
誰か分かる方、教えていただけませんか。
もしくは、アブレラを代弁者として出してもいいなら、その形式で書けるのですが。




131 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 19:34:43 ID:GvVf9s0c0
真面目な話、ライダーロワを巻き込んで、特撮ロワとして仕切り直してはどうか。
把握しにくいキャラを書き続けるのは至難だし、同じ板で同じ企画があるのは最終的には書き手を食い合う可能性が高い。


132 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 19:58:22 ID:h+ZW6cH+0
>>130
OPお願いします。

133 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 22:12:16 ID:YUaWloHxO
>>131
ライダーロワは、セカンドの話も出てるから応じてくれるかどうか。
せめて、投票の段階で入手困難な作品は除外しておいた方が良かったのかもしれないね。

134 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 22:26:53 ID:xLFxWXqq0
>>131
130みたいに既に書き手候補にも戦隊内で把握しにくいキャラがいる現状で
ライダー寄りの書き手がどれくらい戦隊のキャラを把握できるか大いに疑問
ましてや他の特撮まで範囲を広げられたら
把握に時間がかかってギャルゲロワ症候群どころじゃすまないと思う

>>132
せめてアブレラを代弁者にしてもいいのかどうか答えてやれよ
その言い方じゃただの押しつけだ

135 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 22:37:26 ID:h+ZW6cH+0
>>134
言葉が足りなくてスマン。改めて130にアブレラを代弁者としたOPの執筆を依頼したいと思います。

136 :名無しより愛をこめて:2007/12/26(水) 23:12:37 ID:YUaWloHxO
>>135
了解いたしました。

正直、試行錯誤の状態ですので、おかしな点がありましたら、ご指摘願います。
週末までには、投下予定です。

137 :130:2007/12/27(木) 17:25:48 ID:YVb9n5/Z0
個人的な理由で申し訳ないのですが、年明けまでパソコンが使えなくなりました。
いきなりで、申し訳ないのですが、本日17:30に投下いたします

138 :130:2007/12/27(木) 17:32:29 ID:YVb9n5/Z0
広間には、静寂が満ちていた。
 冷たい床には、多くの者が力なく横たわっている。
 その多くは、若い男女。だが、中には宇宙人とも、怪人ともつかぬ者が少なからずいた。
 やがて、一人、また一人と目を覚ます。
傍にいた者を揺り起こしにかかる者、仲間の無事を確かめる者、お互いを疑ってかかる者、
 怒号、悲鳴、困惑、様々な声に、広間はたちまち喧騒に包まれる。
 やがて、全ての者が目を覚まし、見知らぬ場所と置かれた状況を認識し出した頃、
鋭い鳴き声とともに、壇上に蝙蝠が集まり、男の姿を成した。
「お目覚めのようだな。諸君」
 男は、困惑や誰何の声の満ちる広間をぐるりと見渡すとこう告げた。
「これから、貴様らには殺し合いをして頂く。最後の一人になるまでは・・・」
「何のつもりだ!エージェントアブレラ!!」
 男、アブレラの話をさえぎる形で怒号があがる。
 アブレラは、声のあがった方向を憎々しげに睨み付けた。
「ビジネスだよ。ドギー・クルーガー。私は代理人だ。
星王バズー。諸君の中には面識のある者もいるだろう。彼が依頼人だ」
 数人の男女から、怒りに満ちた声があがるが、それを無視し事務的に続けた。
「最後の一人、生き残った勝者には願望を叶える権利が与えられる。
死者でさえ、甦らせてみせるそうだ。
無論、私や彼の死を願う者もいるだろうが、それは論外だ。叶えたければ自力で叶えろ。
詳しいことは、これから各人の手に渡るメモに書いてある。
名前を呼ばれた者から順にバッグを一つ掴み、出発しろ」
 そう言って、アブレラは、ひとかたまりになったバッグを指し示した。 


139 :オープニング-2:2007/12/27(木) 17:33:44 ID:YVb9n5/Z0
「麗を頼む。サンジェル」
 傍らにいた水色のジャケットを着た若い女、麗を、濃紺の服を着た青年、サンジェルに委ねると、男は瞬く間に人から、異形のものに変わった。
「そのような悪しき戦い、天空聖者の名にかけても行わせるわけにはいかない!
この場で、貴様を打ち倒す」
 赤き異形の剣士は二刀を構え、アブレラに向かって技を放った。
 ・・・かのように思われた。だが、
「グッ!!」
 技が発動する寸前、首に嵌った首輪が赤く点滅すると、剣士は血反吐を吐き、くず折れる。
「お父さん!!」「ブレイジェル!!」
 麗とサンジェルが駆け寄り助け起こすが、その体はぴくりとも動かず、すでに息絶えていた。
 麗は悲痛な声を上げ、サンジェルは呆然と少女の肩を抱く。
 その姿を一瞥し、アブレラはこともなげに告げた。
「一つ、言い忘れていたな。
首に嵌っている首輪は、三つの条件で命を奪う。
一つ目の条件は、首輪に過度の衝撃を与える事だ。衝撃を感知すれば、即座に爆発するようになっている。
死にたくなければ、外そうなどとは考えない事だな。
二つ目の条件は、禁止エリアに入る事だ。足を踏み入れれば、二十秒で爆発する。
三つ目の条件は、主催者に歯向かった場合、こちらの身を守る為作動させて貰う。
爆発しなかった所を見ると、そいつのは不良品か何かだったようだが、死ぬ事に変わりは無い」
 そして、扉を指し示し、高らかに告げた。
「行け。バトルロワイアルの宴に。最後の一人になるまで、戦いを繰り広げろ!!」


140 :オープニング-2:2007/12/27(木) 17:35:46 ID:YVb9n5/Z0
生存をかけた戦いの宴が、この時、始まりを告げた。



【小津勇=ブレイジェル 死亡】
残り51名

141 :130:2007/12/27(木) 17:38:22 ID:YVb9n5/Z0
ごめんなさい。いきなり失敗してます。
130→オープニング-1 
オープニング-2→オープニング3 です。

142 :130:2007/12/27(木) 17:39:50 ID:YVb9n5/Z0
以上です。誤字脱字、おかしな所があれば、ご指摘願います。

143 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 17:45:32 ID:bXmNYOjP0
投下乙です。
いよいよ本格始動ですね。
バズーと面識のある者がいることを示すことで、チェンジマンたちの存在を匂わせたいいOPだったと思います。

では、OPも書かれたことですし、スレのルール案をまとめて、投下したいと思います。

144 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 18:13:22 ID:bXmNYOjP0
テンプレ案&ルール案投下
ほぼライダーのコピペですが。

侵略者から幾度となく地球を守った5色の戦士。即ち、スーパー戦隊。
星王バズーの依頼に基き、今宵、君たちにはバトルロワイアルの宴に参加していただこう。
生き残れるのはただひとりだ。

【ゴレンジャー/○海城剛、○新命明、○大岩大太、○加藤陽子、○テムジン将軍】5/5
【バイオマン/○高杉真吾、○南原竜太、○シルバ、○モンスター、○ジュウオウ】5/5
【チェンジマン/○剣飛竜、○疾風翔、○渚さやか、○副官ブーバ、○女王アハメス】5/5
【ジェットマン/○天堂竜、○結城凱、○トランザ、○マリア、○グレイ】5/5
【カクレンジャー/○サスケ、○ジライヤ、○ニンジャマン、○ダラダラ、○ヌエ】5/5
【カーレンジャー/○陣内恭介、○上杉実、○八神洋子、○シグナルマン、○VRVマスター】5/5
【タイムレンジャー/○浅見竜也、○ユウリ、○滝沢直人、○ギエン、○ドルネロ】5/5
【デカレンジャー/○江成 仙一、○胡堂小梅、○ドギー・クルーガー、○白鳥スワン、○エージェントアブレラ】5/5
【マジレンジャー/○小津麗、○ヒカル、○メーミィ、○スフィンクス、○ワイバーン】5/5
【ボウケンジャー/○明石暁、○最上蒼太、○西堀さくら、○高丘映士、○クエスターガイ】5/5
【ゲキレンジャー/○漢堂ジャン、○真咲美希、○理央、○メレ、○ラゲク 】5/5
【ジョーカー/○仲代壬琴、●小津勇(ウルザード】1/2

主催者:星王バズー
代理人:エージェントアブレラ
残り―――51名


145 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 18:14:09 ID:bXmNYOjP0
【首輪と禁止エリア】
参加者は全員、アブレラによって首輪を取り付けられている。
首に嵌っている首輪は、三つの条件で命を奪う。
一つ目の条件は、首輪に過度の衝撃を与える事だ。衝撃を感知すれば、即座に爆発するようになっている。
二つ目の条件は、禁止エリアに入る事だ。足を踏み入れれば、二十秒で爆発する。
三つ目の条件は、主催者に歯向かった場合、こちらの身を守る為作動させて貰う。

また、参加者には説明されないが、首輪には盗聴機能があり音声・会話は全て記録されている。

禁止エリアは6時間ごとに行われる定時放送にて決定される。
定時放送では他に放送までに死んだ参加者の名前と禁止エリアが報告される。


146 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 18:14:37 ID:bXmNYOjP0
【書き手のルール】
・予約
キャラ被りを防ぐため、自分の書きたいキャラクターは事前に予約すること。
期間:予約当日から1週間。予約期間後は、他の人が投下してもOKです。
途中報告:2〜3日目に1回と、5〜6日目にもう1回、進行を報告してください。
延長期間:3日。それ以降は他の書き手が予約可能になります。
予約しなくても投下することはできますが、その際は他に予約している人がいないか十分に確認してから投下しましょう。
また、ひとりリレーを防ぐため、投下した書き手は投下終了から二十四時間一切予約禁止、投下作品に出たキャラは更に百二十時間禁止
・トリップ
 投下後、作品に対しての議論や修正要求等が起こる場合があります。
 書き手は必ずトリップをつけてください。
・投下宣言
 投稿段階で被るのを防ぐため、投稿する前には必ず議論スレで 「投下します」 と宣言をして下さい。
  いったんリロードし、誰かと被っていないか確認することも忘れずに。
・キャラクターの参加時間軸
 このロワでは登場キャラクターがいつの時点から召集されたかは「そのキャラクターを最初に書いた人」にゆだねられます。
 最初に書く人は必ず時間軸をステータスにて明言してください。ステータスについては下記。
・ステータス
 投下の最後にその話しに登場したキャラクターの状態・持ち物・行動指針などを表すステータスを書いてください。
 テンプレは↓


147 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 18:15:15 ID:bXmNYOjP0
【キャラクター名】
【○○日目 現時刻】
【現在地】
【時間軸】:ここはキャラの登場時間軸。できるだけわかりやすく
【状態】:(ダメージの具合・動揺、激怒等精神的なこともここ)
【道具】:(変身アイテム、ランタンやパソコン、治療道具・食料といった保有している道具はここ)
【思考・状況】(ゲームを脱出・ゲームに乗る・○○を殺す・○○を探す・○○と合流など。複数可、書くときは優先順位の高い順に)

【基本ルール十ヶ条】
第1条/キャラの死、扱いは皆平等
第2条/リアルタイムで書きながら投下しない
第3条/これまでの流れをしっかり頭に叩き込んでから続きを書く
第4条/日本語は正しく使う。文法や用法がひどすぎる場合NG。
第5条/前後と矛盾した話をかかない
第6条/他人の名を騙らない
第7条/レッテル貼り、決め付けはほどほどに(問題作の擁護=作者)など
第8条/総ツッコミには耳をかたむける。
第9条/上記を持ち出し大暴れしない。ネタスレではこれを参考にしない。
第10条/ガイドラインを悪用しないこと。
(第1条を盾に空気の読めない無意味な殺しをしたり、第7条を盾に自作自演をしないこと)


148 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 18:17:26 ID:bXmNYOjP0
とりあえず以上。
他にルールの追加(能力の制限)とか、修正とかあればご指摘をお願いします。

149 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:03:09 ID:pb6tehfk0
ライダーロワの丸写しか
他スレの成功におんぶに抱っこじゃ先が思いやられるな

150 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:08:31 ID:M1Y8lD560
成功ロワを参考にして何が悪い?
ライダーロワはまったく参考にしなかったとでも?

151 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:10:49 ID:DPMOGQiZO
>>148
乙です。

152 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:11:40 ID:pb6tehfk0
参考するにしてもせめて「参考にしました」の一言ぐらいあってしかるべきだと思うがね
根本的な問題は、他人に依存ばかりして覚悟がぬるいってとこだろうが

153 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:13:11 ID:pb6tehfk0
ああ、よく見たらコピペとは断ってあったな。そこは悪かった
だがどうもやり方が安易って感じが否めんよ

154 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:14:53 ID:M1Y8lD560
>>152
144にライダーロワからコピペしたと書いているが?
参考にしていることが依存か?
あなたのいう覚悟って、どういうのを言うのよ。

155 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 21:17:08 ID:M1Y8lD560
>>153
悪い被った。あと熱くなりすぎた。
実際はOPは投下されたけど、盛り上がりに欠けるから厳しいとは俺も思ってるけどね。
でも、やってみればいいんじゃない。止めようとしている意見を聞き入れなかったんだから、自信があるんだろう。


156 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 22:02:28 ID:DPMOGQiZO
特撮ロワだと範囲が広すぎるから、ライダーと戦隊のSHTロワとかならいいかもしれない。
ただ、あくまでも向こうが受け入れてくれたらだけど。
もし、仕切り直しがあるなら、投票は見る手段のある作品に限った方がいいだろうね

157 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 23:08:45 ID:pb6tehfk0
>>154-155
正直、ほぼ丸コピペってのは参考ってレベルじゃないと思うんだよ
だいたい具体的なルールや制限について、ここまで単発の提案はあっても議論はされてないし
ライダーロワのルールを参考にすることすら議論されてないだろ?

成功させたかったら、住人がもう少し自主的に考えて動かないと
模倣してるだけの受け身じゃ後が続かない気がしてな

158 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 23:24:49 ID:DPMOGQiZO
>>157
ルール議論を始める前に、OP投下待ちの雰囲気になっちゃったからね。
しかも、そこでいきなりレスが途絶えるし。
入手困難作品のキャラが主催者というのも、この先、辛い事になりそう。
そもそも、今住人何人ぐらいいるんだろ

159 :名無しより愛をこめて:2007/12/27(木) 23:44:27 ID:PdUpOIKX0
1!ノシ
ほとんどのルールは同じでもいいと思うが地図とか支給品の内容とかは決めとかないとな


話は変わるがスワンってブレイジェルが深雪の夫であることや壬琴が生き返ったことって知ってるの?
vs未見なので教えてくれ

160 :名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 00:11:48 ID:hCsSqCmEO
>>159
ノシ 2
VS時点では、ブレイジェルは、まだウルザードだった。
小津勇として面識があるかどうかは、微妙な所だけど、多分知らないのではないだろうか。
壬琴とは、直接顔はあわせてないはず。


161 :名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 13:55:43 ID:wsTKsTDk0
ノシ 3
変身アイテムは本人支給。所持している武器はランダム支給品。

意思を持つ支給品の扱いについても投票したいと思います。

1・全て可能
2・自立行動を行わない支給品は可能
3・全て不可能

投票のまとめは来週にしたいと思うのでどうかお願いします。

162 :名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 18:56:55 ID:uNz109DC0
>>161
4・一定の制限下なら可能

一応ライダーロワの書き手がここにいるよ(ノ)・ω・(ヾ)

163 :名無しより愛をこめて:2007/12/28(金) 22:13:49 ID:hCsSqCmEO
>>162
書き手さんですか!気が向いたら、こちらでもよろしくお願いします。
支給品ですが、4に賛同します。
意志のある支給品は出したいんですが、無制限だとカオスな事になりそうで。

ところで支給品もそうですが、変身に制限をかけるか、
かけるならどんな物にするかも決めませんか?

164 :名無しより愛をこめて:2007/12/31(月) 14:25:07 ID:jH8bcLiXO
住人4名か、厳しいね

165 :名無しより愛をこめて:2008/01/03(木) 04:47:32 ID:T07auJFtO
悪いことは言わないからやめたほうがいいんじゃないかな。
絶対グダグダで終わるよ。

166 :名無しより愛をこめて:2008/01/05(土) 12:00:13 ID:OJD7HiyN0
投票をやり直すならバイオマン〜ファイブマンを除外して、先着10作品で決めるとか。

167 :名無しより愛をこめて:2008/01/06(日) 00:19:09 ID:fjI0+qHAO
OP読んだけどジョーカーがいきなり見せしめってどうなんだろうか…
ジョーカーって初期設定は一応主催側になるんじゃないのか?


上でも言われるように戦隊でパロロワ開催するのかなり無理があったと思うよ。
まずここが立った理由が「ライダーとウルトラはスレあるのに」だしな。
そのウルトラは今やネタスレと化し、ライダーはめでたく完結したが今度セカンドどうするかでグダグタしてきてるし特撮シリーズ自体、ロワ向きじゃないのかもね。

168 :名無しより愛をこめて:2008/01/06(日) 12:12:11 ID:oWKJ1Mr9O
>>167
ブレイジェル→ウルザード(一端死亡後)にしたら、面白いんじゃないか、
という話があったから、それに基づいたんじゃないだろうか。

169 :名無しより愛をこめて:2008/01/06(日) 20:40:55 ID:S3+Mx77e0
vsのせいで全ての世界が繋がっているのがネックだと思う
少なくともターボ以前のスーパー戦隊とガオ以前のレッドたちはバズーが倒されたことを知ってるはずだし
マジレンジャーはアブレラがデリートされたことを知ってるはず

170 :名無しより愛をこめて:2008/01/08(火) 21:19:20 ID:Y5OrMwjuO
>>162
って一体誰なんだろう。

171 :名無しより愛をこめて:2008/01/09(水) 13:25:19 ID:ZApBv5i40
age

172 :名無しより愛をこめて:2008/01/11(金) 13:51:53 ID:5LGh1C/p0
>>166
賛同。もし投票をやり直すなら、入手困難作品は除外した方がいいと思います。
もしくは、最初に先着で15戦隊ぐらい決めて、投票で10戦隊に絞るとか。
投票も、最初に投票ルールを決めてから始めるべきだったと思います。

173 :名無しより愛をこめて:2008/01/12(土) 02:47:21 ID:Cr+ZuX71O
入手困難な作品を削除するかわりに、次点で選出されなかったキャラを追加したらどうでしょうか?
(マジのワイバーンとか)
把握も楽でしょうし、十戦隊にこだわらなくても良いのでは?



174 :名無しより愛をこめて:2008/01/12(土) 15:09:44 ID:+g46jFgf0
先着15作品を決めてもいいかな?

175 :名無しより愛をこめて:2008/01/13(日) 06:37:26 ID:yWlp/XbmO
どうぞ

176 :名無しより愛をこめて:2008/01/13(日) 09:00:34 ID:AhdEqLUh0
ゴレンジャー
ジェットマン
カクレンジャー
カーレンジャー
タイムレンジャー
デカレンジャー
マジレンジャー
ボウケンジャー
ゲキレンジャー

以上の9作品に追加する6作品を決めたいと思います。(バイオマン〜ファイブマンは除外)

177 :名無しより愛をこめて:2008/01/13(日) 11:54:14 ID:yWlp/XbmO
ハリケンジャー

178 :名無しより愛をこめて:2008/01/13(日) 18:58:23 ID:eHxjLa9E0
ジュウレンジャー

179 :名無しより愛をこめて:2008/01/13(日) 19:24:33 ID:HRqPHz7XO
ゴーゴーファイブ

180 :名無しより愛をこめて:2008/01/13(日) 19:47:49 ID:qKCLgR3G0
オーレンジャー

181 :名無しより愛をこめて:2008/01/14(月) 01:04:39 ID:Wy3MeGlh0
ジュウレンジャーも把握が困難な部類だと思うけどな。
しかし、173へのレスもせずに進めようとするとは、相変わらず仕切りが悪いな。

182 :名無しより愛をこめて:2008/01/14(月) 01:53:47 ID:1poCU9lI0
DVDレンタルが解禁されてるやつだけでやった方が良いと思う。
でも、そうなると割りと最近の作品ばっかになるよな・・・


183 :名無しより愛をこめて:2008/01/14(月) 11:15:56 ID:hxFj+jfR0
>>182
バトルフィーバー・サンバルカン・ゴーグルXも昨年の12月にDVDレンタルが解禁されたはず。

他にDVDレンタルが解禁された作品があったら指摘ヨロ。

184 :172:2008/01/15(火) 19:35:36 ID:+05l1Aw60
172案を提案したものですが、正直、173の案も良いのではと思っています。
ただ、キャラ投票の際にルールが決まっておらず、混乱している所があったので、
キャラ投票は、やり直した方がいいのではないかなと思います。
(例えば、3票以上票が入る事が条件)などルール決めが先決かと。


185 :名無しより愛をこめて:2008/01/15(火) 22:15:23 ID:eZX37pLU0
やはり一回限りのゲストキャラへの投票は極力控えた方がいいと思う。
173のように作品ごとのキャラ数はあまり統一しなくてもいいんじゃないかな。

186 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 03:35:26 ID:UwtlRLbHO
とりあえず……

・3票以上入ったキャラから上位50名選出(1話登場のみ等のキャラは不可)
・投票期間は1週間(11人1日5名まで)
・ジョーカーについては5票以上で当確
・主催者に関しては、各自なぜ主催するに至ったか簡単な経緯を挙げて推薦。
賛同が得られた者を主催者とする。


で、やり直してみませんか?


187 :書き忘れた:2008/01/16(水) 03:37:53 ID:UwtlRLbHO
もちろん他に意見があれば取り入れての上です。


188 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 03:48:20 ID:UwtlRLbHO
ごめんなさい。
1人1日の間違いです。11人ってなんだorz

189 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 10:24:25 ID:N6OPDySfO
>>186
賛同します

190 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 12:37:16 ID:SR1oDGt50
>>186
せめて作品ごとの人数上限はあった方がいいんじゃないかな。際限なく出されても困るし。
あと1話登場のみのキャラは把握が楽だし、票が入るってことはそれだけインパクトのあるキャラだろうから、制限はかけなくてもいいのでは。
他は同意だけど、折角書いてもらったんだし、OPは通したい。バズーの部分を変えて、ヒカルと麗とアブレラが確定ならって条件はつくだろうけど。

191 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 12:50:24 ID:FdEpVUNO0
>>185
風のシズカはいいけど、セレネーは駄目。
ゾンネットはいいけど、ラジエッタは駄目。とかそんな感じですか?
キャラ数は、一戦隊につき、3人以上としたらどうかと思います。
6人出ている戦隊もあれば、3人の所もあるみたいな感じで。

192 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 13:20:39 ID:UwtlRLbHO
確かにOPは破棄するには勿体ないですよね。主催者についても差し替えの必要があればと言う事で。
一戦隊につき3人以上で、キャラ確定。
一話登場キャラについても投票が多ければ確定(把握しやすい。人気があるなら書き手も付きやすいでしょうし)
他に投票前に議論が必要なのはありますか?
支給品やルールに関しては以前のままで良いとして、書き手のトリップ有り無し、マップにあった方が良い場所など……
一週間ぐらい意見が出るのを待ってから投票にしますか?

193 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 15:18:45 ID:FdEpVUNO0
OPを投下した者です。
もし、OPを通していただけるという事になりましたら、修正は請け負うつもりです。
ただ、正直に言うと主催者星王バズーはつらかったです。
全く、把握できていないキャラなので、登場させる事ができませんでした。

194 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 16:32:02 ID:EI7+iEHS0
作品投下後の混乱を避けるためにもトリップは必要だと思う。
1作品の参加枠は、最高7名・最低3名ぐらいでいいでしょうか?

195 :名無しより愛をこめて:2008/01/16(水) 17:12:51 ID:SR1oDGt50
>>194
>>186にある通り、3票以上は入ることとしておけば最低制限はなくてもいいかも。
ただロワを円滑に進めるために1作品から3名以上選出する場合は、怪人枠を1枠設けた方がいいかな。
あと、書き手のトリップはあった方がいいと思います。
マップは地形だけ決め手おいて、施設関係は追々書き手が決めていく方向で。


>>193
宜しくお願いします。

196 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 00:06:46 ID:wfBwo1C00
投票の開始はゲキレンが終了した翌日ぐらいでいいのかな?

197 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 15:08:17 ID:s/03BNhi0
>>196
主催者投票は、ゲキレン終了後の方がいいと思うけど、
キャラ投票はもう少し早くてもいいのでは?
もういまさら、新キャラは出ないだろうし。


198 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 17:01:06 ID:2/fDWkuu0
ゴレンジャー
ジェットマン
ジュウレンジャー
カクレンジャー
オーレンジャー
カーレンジャー
ゴーゴーファイブ
タイムレンジャー
ハリケンジャー
デカレンジャー
マジレンジャー
ボウケンジャー
ゲキレンジャー


金曜日までに残りの2作品が挙げられなかったら、土曜日から上記の13作品で投票を始めるのはどうだろうか。

199 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 17:01:13 ID:QsO4Hi070
投票分まとめ

・3票以上入ったキャラから上位50名選出
・投票期間は1週間(1人1日5名まで)
・1作品の参加枠は、最高7名・最低3名(1作品から3名以上選出する場合は、怪人枠を1枠設ける)
・ジョーカーについては5票以上で当確
・主催者に関しては、各自なぜ主催するに至ったか簡単な経緯を挙げて推薦。
一番賛同が得られた者を主催者とする。

ぐらいかな?

それと、意志のある支給品は書き手一人につき一個というのはどうでしょう?
無制限に出してしまうのもどうかと思うので。


200 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 18:20:18 ID:uJuBsywQ0
>>198
1作品の参加枠は、最高7名・最低3名とするなら、作品の括りは別になくてもいいんじゃない。
もしもになるが、全部3名なら17戦隊になるし。
除外する戦隊一覧を上げて、これには投票しないことというルールを作っておけばいいと思う。

201 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 19:26:44 ID:s/03BNhi0
>>200
とりあえず、未映像化作品をまとめて見た。

【未映像化作品】
バイオマン・チェンジマン・フラッシュマン・マスクマン
ライブマン・ターボレンジャー ・ファイブマン

レンタルしてない作品がちょっと分からなかったので、
誰か分かる方、挙げてもらえませんか。


202 :名無しより愛をこめて:2008/01/17(木) 22:22:31 ID:Tt24Yox1O
>>200
一理あるけど、ただ、戦隊数が増えれば増えるほど、
書き手が把握しづらくなるなとは思う。

203 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 01:15:22 ID:b1vdgLaR0
まとめたよー
ただし特別編集ビデオとかは除いた

ゴレンジャー、ジャッカー、デンジマン、ジェットマン、ギンガマン〜=ビデオ(全話)&DVD
バトルフィーバー&ゴーグルV=DVD
サンバルカン=ビデオ(未完)&DVD
ダイナマン=ビデオ(未完)&DVD(販売のみ)
バイオマン&チェンジマン&フラッシュマン&マスクマン=ビデオ&DVD(共に映画のみ)
ライブマン&ファイブマン=なし
ターボレンジャー=ビデオ(一部、映画)&DVD(映画のみ)
ジュウレンジャー=ビデオ(全話)
ダイレンジャー=ビデオ(全話)&DVD(映画のみ)
カーレンジャー&メガレンジャー=ビデオ(全話)&DVD(販売のみ)

204 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 04:02:08 ID:pQXrelqVO
>>200-201
意見とまとめてくれて乙です。
しかし自分も17戦隊把握はキツいきがするので、提案します。
>>198にあげられた13作品から選ぶのはどうでしょう?
(ジュウレンは難しいとの意見があったから外してもいいけど)


205 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 04:08:26 ID:pQXrelqVO
>>203
まとめてくれてたんですね。すみません。リロードしてなかったorz

206 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 09:37:51 ID:mkbLnO5j0
>ダイレンジャー=ビデオ(全話)&DVD(映画のみ)

ただしくは
ダイレンジャー〜オーレンジャー=ビデオ(全話)&DVD(映画のみ)
だね。

これを見ると>>198の13作品の中ではカクレン、オーレン、カーレンも厳しいかな。
CS見てない限りは、近所のビデオ屋次第になるからな。

207 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 16:26:29 ID:pQXrelqVO
では残り10戦隊から投票でよろしいでしょうか?

208 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 17:01:05 ID:oM4qvCp60
ジュウレンジャーはどうします?

209 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 17:11:11 ID:pQXrelqVO
ジュウレンはちょっと前にCSでやっていたような……
把握している方も可能な方もいるかもしれないので、一応候補に入れて得票が多ければ採用しますか?


210 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 17:50:28 ID:mkbLnO5j0
もうそこら辺は書き手に聞くしかないんじゃないかな。
質問
ジュウレンジャー、ダイレンジャー、カクレンジャー、オーレンジャー、カーレンジャー、メガレンジャーの把握は可能ですか?

211 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 18:16:40 ID:oM4qvCp60
>>210
一応、書き手候補です。
カーレン、メガレンは把握できます。
(カーレンを現在、視聴中です。順次、メガレンも視聴予定)
ジュウレン、ダイレン、カクレン、オーレンは、申し訳ないのですが、
近所のレンタル店には在庫が無い為、把握は実質不可能に近いかと・・・

212 :名無しより愛をこめて:2008/01/18(金) 20:08:52 ID:pQXrelqVO
自分も書き手候補ですが同じような物です……
近所のレンタルビデオには最近10年ぐらいの品揃えですね。


213 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 05:49:11 ID:cEZhlaKs0
書き手候補です。
小さい時に撮り溜めたものやら、CSやら、DVDやらあるから
一応、ゴレンジャー〜ゲキレンジャー全部把握しています。


214 :212:2008/01/19(土) 07:56:54 ID:24uxLiqXO
>>213
すばらしい!

自分も昨日あげた分とCSで放映してる戦隊は把握可能です。

楽しみになってきた!

215 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 10:34:39 ID:2juNPPfK0
キャラ投票開始は今日の正午あたりでいいのかな?

216 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 11:14:14 ID:24uxLiqXO
ではさっそく、と行きたい所ですがさすがに今日の正午は早いかと……
来週末ぐらいでどうでしょう?
まだ投票前に議論した方が良い点もあると思うし。
ルールとOPについては前に投下された物として、以下、自分の疑問点

・マップについて。島なのか、それとも端っこに行くと反対に出るループ状の地形か?
・意志あり支給品の制限や登場させる数

ぐらいなんですが……


217 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 11:46:12 ID:2juNPPfK0
そのあたりキャラ投票と平行して議論していけばいいのかと。

意思あり支給品の扱いについて
1・全て可能
2・自立行動を行わない支給品は可能
3・全て不可能
4・一定の制限下なら可能

マップに関してはOPの修正版待ちかな。

218 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 11:56:27 ID:iLo77cyJ0
>>216
意志あり支給品といっても、色々あるからね。
例えば、
言葉は話せない、自分で移動可能→マフィー、ズバーン
会話可能、自立移動可能時間制限あり→スモーキー
会話可能、自立移動可能時間無制限→イーガロイド
とっさに思いついたのが、こんな所だったんだけど、
イーガロイドなんて無制限で出したら、こいつが優勝。
なんてことにもなりかねない。
とりあえず登場数を決めてから、制限は話し合った方がいいと思う。

219 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/19(土) 12:10:45 ID:iLo77cyJ0
>>217
ごめんなさい。リロってなかった。
4番を支持します。

OPの修正ですが、キャラ投票、主催者投票終了後1週間以内を予定しています。






220 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 12:11:32 ID:24uxLiqXO
了解です。
勢いのある内に投票した方が良いですよね。
>>215氏の提案通り、今日から一週間でOKですか?

221 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 12:15:10 ID:24uxLiqXO
重ねて失礼しました。>>217の4を支持です。


222 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 13:03:15 ID:DDmckFPiO
じゃあ、今日の何時から始めますか?

223 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 13:09:38 ID:24uxLiqXO
自分のせいで正午すぎてしまいましたね。
申し訳ありません。

きりの良い所で今日の夜中12:00スタート。
一週間後の26日の同時刻〆切でどうでしょうか?

224 :名無しより愛をこめて:2008/01/19(土) 19:44:58 ID:DDmckFPiO
では、20日0:00開始27日0:00終了という事でよろしいでしょうか?

225 :名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 00:12:42 ID:j4Ev+8t00
これでいいと思うよ。という訳でキャラ投票を本日からスタートしたいと思います。

226 :名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 01:21:58 ID:/3ae/Rh2O
【カーレンジャー】シグナルマン
【デカレンジャー】胡堂小梅、江成仙一【ゲキレンジャー】理央、メレ

227 :名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 04:45:32 ID:dHHQjWl2O
【マジレンジャー】小津麗・ヒカル・スフィンクス・ミーメィ
【ゲキレンジャー】真咲美季

『主催者候補』
・天空大聖者マジエル
果てしなく続く、人間同士の争いや環境破壊に天罰を与えるため、50人分の命が必要

ジョーカー アバレキラー

228 :名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 11:58:39 ID:jDu6sdgBO
「ボウケンジャー/間宮菜月」

229 :名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 15:39:06 ID:BZCZZeFr0
【ギンガマン】剣将ブドー、闇商人ビズネラ
【メガレンジャー】早川裕作
【ボウケンジャー】伊能真墨
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ

『主催者候補』
・リュウヤ
不都合な未来を変えるため

ジョーカー ウルザード

230 :名無しより愛をこめて:2008/01/20(日) 16:06:00 ID:w+wyfEe20
【デカレンンジャー】ドギー・クルーガー
【ボウケンジャー】明石暁、クエスターガイ、クエスターレイ
【ゲキレンジャー】ロン

231 :名無しより愛をこめて:2008/01/21(月) 00:34:07 ID:oYI5y2ZdO
【ボウケンジャー】間宮菜月

232 :名無しより愛をこめて:2008/01/21(月) 04:21:03 ID:+6RltMWNO
【ハリケンジャー】霞一甲、霞一鍬、フラビージョ
【ボウケンジャー】西堀さくら
【ゲキレンジャー】深見レツ


233 :名無しより愛をこめて:2008/01/21(月) 15:43:28 ID:V9J2Yx480
【ジェットマン】グレイ
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ
【タイムレンジャー】浅見竜也
【ハリケンジャー】シュリケンジャー
【マジレンジャー】ヒカル

ジョーカー ウルザード

234 :名無しより愛をこめて:2008/01/21(月) 20:28:16 ID:3rJDONaTO
【マジレンジャー】ナイメア(バンキュリア)/小津麗/ヒカル/小津深雪
【ゲキレンジャー】メレ
【ジョーカー】ブレイジェル=ウルザード
【主催者候補】ロン
理由:新たな破壊神を生み出すため

235 :名無しより愛をこめて:2008/01/21(月) 20:44:49 ID:PGGIb7TA0
【ギンガマン】ブクラテス
【メガレンジャー】早川裕作
【ゴーゴーファイブ】ピエール
【ハリケンジャー】シュリケンジャー、サーガイン

主催者 タウ・ザント
理由:アレを生み出すため

ジョーカー ウルザード


236 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 00:52:28 ID:ngC1Js3fO
【カーレンジャー】陣内恭介 シグナルマン
【デカレンジャー】白鳥スワン
【ボウケンジャー】西堀さくら 最上蒼太

237 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 10:21:12 ID:FnB+8IFW0
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ、ドロップ
【ハリケンジャー】シュリケンジャー、尾藤孔太
【マジレンジャー】ティターン

ジョーカー ウルザード

238 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 13:55:09 ID:c/Qpvg8s0
【カーレンジャー】志乃原菜摘
【デカレンジャー】胡堂小梅 
【ボウケンジャー】明石暁、クエスターガイ
【ゲキレンジャー】メレ
ジョーカー ウルザード

239 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 16:42:00 ID:0R3zBoSQ0
【カーレンジャー】土門直樹、総長ガイナモ
【ゴーゴーファイブ】冥王ジルフィーザ 、巽世界
【ボウケンジャー】牧野森男



240 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 21:47:33 ID:JWRxfeud0
【ギンガマン】ブルブラック
【ゴーゴーファイブ】冥王ジルフィーザ、ドロップ
【マジレンジャー】ティターン
【ボウケンジャー】レイ

241 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 22:34:40 ID:oYEHophA0
【ジェットマン】 結城凱 グレイ
【ハリケンジャー】 シュリケンジャー
【ボウケンジャー】 リュウオーン
【ゲキレンジャー】 ロン

242 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 23:31:12 ID:W5fQvUkYO
【マジレンジャー】小津麗、ヒカル、ミーメイ
【ハリケンジャー】フラビージョ
【ゲキレンジャー】真咲美希、ロン



243 :名無しより愛をこめて:2008/01/22(火) 23:37:24 ID:ymwEEiIhO
【ボウケンジャー】間宮菜月

244 :名無しより愛をこめて:2008/01/23(水) 02:19:46 ID:WdgpefWz0
>>242
ミーメイじゃなくて、メーミィでは?

【ボウケンジャー】高丘映士
【デカレンジャー】赤座伴番
【タイムレンジャー】ドモン
【メガレンジャー】並木瞬、ネジブルー

245 :名無しより愛をこめて:2008/01/23(水) 03:49:47 ID:De2YbJbbO
【ゴーゴーファイブ】冥王ジルフィーザ、ドロップ
【ハリケンジャー】日向おぼろ
【ボウケンジャー】最上蒼太、西掘さくら


246 :名無しより愛をこめて:2008/01/23(水) 09:44:38 ID:xqf+PdLl0
【ギンガマン】剣将ブドー
【ゴーゴーファイブ】コボルダ
【ハリケンジャー】サーガイン
【ボウケンジャー】高丘映士
【ゲキレンジャー】理央

247 :名無しより愛をこめて:2008/01/23(水) 18:13:11 ID:cDo4RnHS0
【ジェットマン】トランザ
【ボウケンジャー】伊能真墨、闇のヤイバ
【ゲキレンジャー】漢堂ジャン、サンヨ

248 :名無しより愛をこめて:2008/01/23(水) 18:43:30 ID:8UrRthun0
【カーレンジャー】シグナルマン
【デカレンジャー】江成仙一
【マジレンジャー】ナイメア(バンキュリア)
【ボウケンジャー】明石暁
【ゲキレンジャー】理央

249 :名無しより愛をこめて:2008/01/24(木) 12:24:38 ID:oDyewn4y0
【カーレンジャー】陣内恭介 志乃原菜摘
【デカレンジャー】胡堂小梅
【ボウケンジャー】西堀さくら 最上蒼太

250 :名無しより愛をこめて:2008/01/24(木) 17:01:42 ID:J1JmQ4210
【ハリケンジャー】日向おぼろ、フラビージョ
【マジレンジャー】ナイメア(バンキュリア)
【ゲキレンジャー】真咲美希、ロン、


251 :名無しより愛をこめて:2008/01/24(木) 21:42:19 ID:JJfL0o5X0
【ジェットマン】天童竜、葵リエ
【タイムレンジャー】ドモン、シオン
【ボウケンジャー】伊能真墨

252 :名無しより愛をこめて:2008/01/24(木) 22:13:56 ID:f0Wy9hN5O
【ボウケンジャー】間宮菜月

253 :名無しより愛をこめて:2008/01/24(木) 23:03:28 ID:qfiVPPMtO
【タイムレンジャー】滝沢直人 ユウリ
【デカレンジャー】胡堂小梅
【マジレンジャー】小津深雪 小津深雪

254 :名無しより愛をこめて:2008/01/24(木) 23:31:29 ID:JJfL0o5X0
1人に複数票ってありなん?

255 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 01:38:09 ID:O00swx71O
さすがにそれは無しかな?
一人一日五票と決めた意味がなくなるし。
『間違いでした』等の申告がなければ、無効票でいいのでは?


256 :253:2008/01/25(金) 08:31:36 ID:eNdeZ+EmO
すみません。間違いです。
小津深雪→小津麗

257 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 11:39:31 ID:FCyXxV9f0
>>246 すさまじく遅レスですが、ありがとう間違いでした。
そして、6人投票してたので訂正します。
【マジレンジャー】小津麗、ヒカル
【ハリケンジャー】フラビージョ
【ゲキレンジャー】真咲美希、ロン


258 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 13:35:18 ID:7RD3Xo6JO
主催者【ロン】
投票するよ。これだけは譲れない。


259 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 18:08:20 ID:CMFMVRq70
【ギンガマン】ブドー
【ハリケンジャー】サンダール
【アバレンジャー】仲代壬琴
【マジレンジャー】スフィンクス
【ボウケンジャー】ガジャ


260 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 18:35:09 ID:s/rZnXoB0
投票締め切りまで、あと2日。という訳で、ちょっと集計してみた

終盤報告
【ジェットマン】結城凱、天童竜、葵リエ、グレイ×2、トランザ
【カーレンジャー】シグナルマン×3、陣内恭介×2、志乃原菜摘×2、土門直樹、総長ガイナモ
【メガレンジャー】早川裕作×2、並木瞬、ネジブルー
【ギンガマン】剣将ブドー×3、闇商人ビズネラ、ブクラテス、ブルブラック
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ×3、巽世界、ピエール、ドロップ×3、冥王ジルフィーザ×3、コボルダ
【タイムレンジャー】浅見竜也、滝沢直人、ユウリ、ドモン×2、シオン
【ハリケンジャー】霞一甲、霞一鍬、尾藤孔太、日向おぼろ×2、シュリケンジャー×4、
         サーガイン×2、フラビージョ×3、サンダール
【アバレンジャー】仲代壬琴
【デカレンジャー】胡堂小梅×4、江成仙一×2、赤座伴番、ドギー・クルーガー、白鳥スワン
【マジレンジャー】小津麗×4、ヒカル×4、小津深雪×2、ティターン×2、スフィンクス×2、メーミィ、ナイメア×3
【ボウケンジャー】間宮菜月×4、伊能真墨×3、明石暁×3、西堀さくら×4、最上蒼太×3、高丘映士×2、牧野森男、
         ガイ×2、レイ×2、リュウオーン、闇のヤイバ、ガジャ
【ゲキレンジャー】真咲美希×3、深見レツ、漢堂ジャン、理央×3、メレ×3、ロン×4、サンヨ

261 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 21:54:54 ID:O00swx71O
集計乙です。
そして投票

【タイムレンジャー】浅見竜也、リュウヤ
【ハリケンジャー】日向おぼろ
【アバレンジャー】仲代壬琴
【デカレンジャー】ドギー・クルーガー



262 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 22:08:56 ID:n5YyWOHU0
3票以上3名以上で確定って話だったけど、このままだと50名いかないんじゃないかな?

【タイムレンジャー】ドモン、シオン
【マジレンジャー】ティターン
【ボウケンジャー】高丘映士
【ハリケンジャー】サーガイン

263 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 22:44:06 ID:eNdeZ+EmO
そうなったら、期間を伸ばすか、
残り人数を選出する投票をするかしなきゃいけないね。

264 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 23:10:36 ID:IANXtfsc0
投票します。

【カーレンジャー】シグナルマン、タック
【ボウケンジャー】高丘映士
【ゲキレンジャー】サンヨ、ロン (主催者希望)

ロンは面白い主催になってくれそうなので投票しました。

265 :名無しより愛をこめて:2008/01/25(金) 23:24:52 ID:eNdeZ+EmO
【カーレンジャー】陣内恭介、志乃原菜摘
【デカレンジャー】江成仙一、ドギークルーガー、白鳥スワン
【ジョーカー】ウルザード

266 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 00:48:30 ID:g5A0GoynO
【ボウケンジャー】間宮菜月

267 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 10:16:33 ID:ktlj87nBO
50人集まらなくても、35〜40人くらいでひっそりするのもいいんじゃないかな?

投票します。
【メガレンジャー】早川裕作
【タイムレンジャー】浅見竜也
【アバレンジャー】仲代壬琴
【デカレンジャー】ドギー・クルーガー
【マジレンジャー】スフィンクス

268 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 17:21:02 ID:l5iwucXq0
【ジェットマン】グレイ
【メガレンジャー】並木瞬、ネジブルー
【ギンガマン】ブクラテス
【タイムレンジャー】シオン

269 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 17:44:38 ID:ERr7mYyrO
【デカレンジャー】白鳥スワン、ドギークルーガー
【マジレンジャー】小津深雪、小津勇、リン

270 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 17:46:04 ID:I55tYPHM0
【カーレンジャー】上杉実
【メガレンジャー】今村みく
【ギンガマン】リョウマ
【タイムレンジャー】ギエン
【アバレンジャー】ヤツデンワニ

271 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 19:25:14 ID:6ZeCHxbdO
【カーレンジャー】プリプリチープリ
【ゲキレンジャー】ロン、メレ

上にも書いてる人いるけどロンは主催者枠で投票する。

272 :名無しより愛をこめて:2008/01/26(土) 20:10:34 ID:ktlj87nBO
主催者ロンとジョーカーのウルザードは、ほぼ決まりみたいだね。

273 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 00:13:27 ID:VuuOpT2s0
最終結果

【ジェットマン】結城凱、天童竜、葵リエ、グレイ×3、トランザ
【カーレンジャー】シグナルマン×4、陣内恭介×3、志乃原菜摘×3、土門直樹、上杉実、総長ガイナモ、タック、PPチープリ
【メガレンジャー】早川裕作×3、並木瞬×2、今村みく 、ネジブルー×2
【ギンガマン】剣将ブドー×3、闇商人ビズネラ、ブクラテス×2、ブルブラック、リョウマ
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ×3、巽世界、ピエール、ドロップ×3、冥王ジルフィーザ×3、コボルダ
【タイムレンジャー】浅見竜也×3、滝沢直人、ユウリ、ドモン×3、シオン×3 、リュウヤ、ギエン
【ハリケンジャー】霞一甲、霞一鍬、尾藤孔太、日向おぼろ×3、シュリケンジャー×4、
         サーガイン×3、フラビージョ×3、サンダール
【アバレンジャー】仲代壬琴×3
【デカレンジャー】胡堂小梅×4、江成仙一×3、赤座伴番、ドギー・クルーガー×5、白鳥スワン×3
【マジレンジャー】小津麗×4、ヒカル×4、リン、小津深雪×3、小津勇、ティターン×3、スフィンクス×3、メーミィ、ナイメア×3
【ボウケンジャー】間宮菜月×5、伊能真墨×3、明石暁×3、西堀さくら×4、最上蒼太×3、高丘映士×4、牧野森男、
         ガイ×2、レイ×2、リュウオーン、闇のヤイバ、ガジャ
【ゲキレンジャー】真咲美希×3、深見レツ、漢堂ジャン、理央×3、メレ×4、ロン×4、サンヨ×2

274 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 00:52:04 ID:5hLc18vL0
主催者ロン面白そうだな

275 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 00:56:47 ID:mNCCqwplO
>>273乙!!
3票以上は37人か。
1戦隊3人以上で怪人枠もあるから、
もう少し増えるかな?

276 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 05:44:16 ID:0MYTm+ySO
集計乙です!
怪人も結構得票出来てるみたいですね。
一つ提案ですが、×2票の6人をプラスして43人でスタートするのはどうでしょうか?
(ロンを抜くと42人)


277 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 09:16:22 ID:yKqkqq+O0
【ジェットマン】グレイ 1/1
【カーレンジャー】陣内恭介、志乃原菜摘、シグナルマン 3/3
【メガレンジャー】早川裕作、並木瞬、ネジブルー 3/3
【ギンガマン】剣将ブドー、ブクラテス 2/2
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ、ドロップ、冥王ジルフィーザ 3/3
【タイムレンジャー】浅見竜也、ドモン、シオン 3/3
【ハリケンジャー】日向おぼろ、シュリケンジャー、 サーガイン、フラビージョ 4/4
【アバレンジャー】仲代壬琴 1/1
【デカレンジャー】胡堂小梅、江成仙一、ドギー・クルーガー、白鳥スワン 5/5
【マジレンジャー】小津麗、ヒカル、小津深雪、ティターン、スフィンクス、バンキュリア 6/6
【ボウケンジャー】間宮菜月、伊能真墨、明石暁、西堀さくら、最上蒼太、高丘映士、 ガイ、レイ 8/8
【ゲキレンジャー】真咲美希、理央、メレ、サンヨ 4/4

主催:ロン
ジョーカー:ウルザード

怪人枠の追加もあるから投票期間を延長した方がいいのでしょうか?

278 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 10:20:06 ID:yKqkqq+O0
追記:キャラが3人に満たない作品もあるので、それらの作品のキャラ投票を続行した方がいいのでしょうか?

279 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 12:24:27 ID:0MYTm+ySO
自分はこのままで良いかと思います。
ですが、投票を続けた方が良いとの意見が多ければそれに従います。


280 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 15:57:31 ID:mNCCqwplO
>>276の意見を支持します

281 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 18:47:07 ID:fSMxrJPg0
ボウケンジャーだけいくら何でも多すぎじゃね?

282 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 20:23:53 ID:mNCCqwplO
>>281
あー、確かに。
1人減らした方がいいかもね。
ルール通りなら、上限7人だし。

283 :名無しより愛をこめて:2008/01/27(日) 21:06:36 ID:2VXcMkBG0
【ジェットマン】グレイ 1/1
【カーレンジャー】陣内恭介、志乃原菜摘、シグナルマン 3/3
【メガレンジャー】早川裕作、並木瞬、ネジブルー 3/3
【ギンガマン】剣将ブドー、ブクラテス 2/2
【ゴーゴーファイブ】巽マトイ、ドロップ、冥王ジルフィーザ 3/3
【タイムレンジャー】浅見竜也、ドモン、シオン 3/3
【ハリケンジャー】日向おぼろ、シュリケンジャー、 サーガイン、フラビージョ 4/4
【アバレンジャー】仲代壬琴 1/1
【デカレンジャー】胡堂小梅、江成仙一、ドギー・クルーガー、白鳥スワン 5/5
【マジレンジャー】小津麗、ヒカル、小津深雪、ティターン、スフィンクス、バンキュリア 6/6
【ボウケンジャー】間宮菜月、伊能真墨、明石暁、西堀さくら、最上蒼太、高丘映士、ガイ 7/7
【ゲキレンジャー】真咲美希、理央、メレ、サンヨ 4/4

主催:ロン
ジョーカー:ウルザード
42/42

参加者名簿の改定案です。キャラの予約開始はOP投下直後でよろしいでしょうか?

284 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 00:31:54 ID:cYvAxZXoO
>>283
乙です。
ただ、ガイとレイは得票数が同じでしたので、
どちらを削るかは、協議した方がいいのではないかと思います。

さて、OPの修正の件ですが、
キャラ投票終了後、1週間以内を予定していましたが、
ゲキレンの話が大きく動いた為、正直迷っています。
というわけで、以下の選択肢から、投下時期を選んでいただけないでしょうか。
1、予定通り、1週間以内。
2、48話放送後、1週間以内。
3、その他

285 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 01:44:23 ID:KgfKNoBVO
>>283
乙です!

>>284
ガイの2票め投票の方が早かったですね。
先着順でガイに確定したのではないでしょうか?

OP修正に関しては、どこまで修正なさるのでしょうか?
それによってかかる時間も変わると思います。



286 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 02:16:32 ID:KgfKNoBVO
>>284
連投すみません。
以前投下してくれたOPを通したいとの意見(もちろん自分も賛同)
が出ていましたし、アブレラの台詞の主催者パズーをロンに置き換えるだけで良いのでは?


287 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 02:22:55 ID:cYvAxZXoO
>>285
なるほど。先着順だったのですね。
気付きませんでした。
修正は、あまり大きくする予定ではありません。
1週間以内としているのは、場合によっては、土曜日までPCから書き込めないかもしれないので、
少し、多めに申告させていただきました。
少し下げます。



今週の最後からの推測ですが、来週の展開次第では、
ロンの立ち位置などが、変わるかもしれないと考えました。
もし、1が多かった場合は、47話までの設定で書くつもりです。

288 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 02:34:40 ID:cYvAxZXoO
>>286
すみません。リロードしていませんでした。
アブレラは、参加者枠内にいなかった為、今回は落選したと思っていました。
そのため、ロンに直接仕切らせようと考えていました。
なお、上に書き忘れていたのですが、
もちろん投下がもっと早くなる事もありますので、
その際は、投下1時間前に告知いたします。

289 :286:2008/01/28(月) 13:08:23 ID:HIhXa/co0
了解です!投下楽しみにしています。
投下待ちの間に議論できればと思い>>145-147に加えるルール案を考えてみました。

【スタート時の持ち物】
初期装備は怪人枠は武器装備有り戦隊側はスーツ有りで、変身アイテムを奪われたり、壊されたりしたら、変身不能になる(修理は可能)
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側からデイパックに入った以下の物を支給される。
「食料」 → 複数個のパン(丸2日分程度)
「飲料水」 → 1リットルのペットボトル×2(真水)
「開催場所の地図」 → 禁止エリアを判別するための境界線と座標も記されている。
「名簿」→全ての参加キャラの名前がのっている。
「ランダムアイテム」 → 変身アイテム以外のアイテムが一つ入っている。内容はランダム。

【スタート】
ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
MAPは縦軸A〜J、横軸1〜10で1辺の長さが1qとする。

【能力の制限について】
変身制限時間は10分。解除後2時間変身不可。意志あり支給品についても同様とする(会話は可能)

【放送】
放送は6時間ごとに行われる。放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去6時間に死んだキャラ名」「残りの人数」
禁止エリアは一度の放送で3区画ずつ(2時間ごとに1区画ずつ)増えていく。

個人的な質問として
・既存の変身アイテムを他の人間が使うことは可能か?



290 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 18:18:20 ID:VMxW2T5U0
今週の放送で、ロンが本当に黒幕かどうか疑わしくなったので3でお願いします。

291 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 20:02:29 ID:FDoE7QtW0
>>290
最終話以降ということですか?

292 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 20:49:28 ID:VMxW2T5U0
>>291
その通りですね。 書き手候補がいるなら鳥を付けて名乗り出て欲しいのですが。

293 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 21:42:54 ID:Jf2VqwZc0
>>283
デカレンジャーが5/5になってるので、参加者はジョーカーを含め、42/42ですね。
私もこのメンバー表を支持します。

>>284
投下というか、開始は切りよく、ゲキレンジャー最終回後からの方がよろしいのではないでしょうか。
それまでの2週間は細かいルールの調整とかに回せればと。


294 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 21:43:25 ID:Jf2VqwZc0
>>289
連投します。いくつか考察を
・アクセルチェンジャー
微妙。カーレンジャー本人たちは選ばれた戦士っぽいけど、特異な能力を授かったわけでもない。
ただダップの選ばれた戦士は地球にいた云々を信じれば、本人じゃないと使用できないのかも。
・デジタイザー&ケイタイザー
音声認識のため、本人じゃないと使用不可。ただ初期設定しなおすことができればいけるかも。
また、本人の声があれば別の誰かの変身も可能かも。
・ゴーゴーブレス
装着者の骨格に合わせているので不可能。
・クロノチェンジャー
可能。特に条件はないはず。
・ダイノブレス
ダイノガッツと強い肉体を備えていれば可能。
・SPライセンス
音声認識のため、本人じゃないと使用不可。ただ初期設定しなおすことができればいけるかも。
・マージフォン&グリップフォン
不可能。魔法の力がないと無理。
・アクセルラー&ゴーゴーチェンジャー
装着者の骨格に合わせている可能性もあるが、たぶん可能。
まとめると
可能:クロノチェンジャー&ダイノブレス&アクセルラー&ゴーゴーチェンジャー
微妙:アクセルチェンジャー&デジタイザー&ケイタイザー&SPライセンス
不可:ゴーゴーブレス&マージフォン&グリップフォン


295 :名無しより愛をこめて:2008/01/28(月) 21:44:08 ID:Jf2VqwZc0
あと、スタート時の持ち物について、筆記用具と時計を追加してはどうかと。
あると話を進めるのに何かと便利そうなので。

また、フォーマットとして、以下を提案します。
【名前】
【状態】
【現在地】
【アイテム】
【時間軸】
【思考】

自分は書き手候補ですが、鳥はじっくり考えてみます。

296 :289 ◆MGy4jd.pxY :2008/01/28(月) 22:46:26 ID:KgfKNoBVO
了解。ではゲキレンジャー最終回後が本格的な始動となりますね。新たなOPがますます楽しみです。

そして考察とフォーマット乙です。
すごく参考になりますね。

恥ずかしながら一応書き手候補なのでよろしくお願いします。



297 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 23:33:17 ID:cYvAxZXoO
了解致しました。
ゲキレン終了後、だいたい12日の午後あたりになるのではないかと思います。

298 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 23:37:43 ID:cYvAxZXoO
了解致しました。
ゲキレン終了後、だいたい12日の午後あたりになるのではないかと思います。
もう少し早く書き込めたらいいのですが、
個人的な理由で色々ありまして。

299 : ◆Z5wk4/jklI :2008/01/28(月) 23:38:42 ID:cYvAxZXoO
二重カキコすみません

300 :名無しより愛をこめて:2008/01/29(火) 13:01:47 ID:B2sqv+DH0
>>293-295
乙です。
ということは、ダイノブレスやアクセルラーで、一般人参加者が変身。
もありうるということですね。
互換性のある変身アイテムに限れば、他人でも変身可能はありだと思います。

ところで、このロワでは、巨大化は可能なんでしょうか?
個人的には、制限をつければそれもありかなと考えているのですが

301 :名無しより愛をこめて:2008/01/29(火) 17:42:56 ID:3npYnXpAO
ロボは話の流れや基地など設定次第で可能なような気がします。
怪人の巨大化は……
首輪が大きさに合わせて伸びるように出来てるとか?

302 :名無しより愛をこめて:2008/01/29(火) 23:35:23 ID:jRxrFiMZO
そういえば、優勝賞品何にします。
バズーの時のまま、願い事が一つ叶う?
それとも他の何か?

303 :名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 00:14:11 ID:ZUY88NO70
アイテムなしで巨大化できそうなのはネジブルー、ジルフィーザ、冥府神、ガイ、サンヨでしょうか
ロワを成功しやすくするなら、巨大化はなしの方が無難ですが、ロボも含めてありありでなんとか出来ればと思います。
案としては巨大化したら1分で戻るとか、巨大化が解けたら死ぬとか。メカは変身してないと乗れないとかでしょうか。

>>302
真偽の程はともかく、願い事を叶えるというのがいいかなと。
ロンが言うと相当胡散臭いですが。

304 :名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 00:36:11 ID:T5fUC8Uw0
意志ありアイテムはズバーンとマーフィーと・・・他何かあったけ?

305 :名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 00:47:30 ID:ZUY88NO70
マジランプのスモーキーとシチジューロー、あとイーガロイドとか、アーナロイドとか。


306 :名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 01:03:37 ID:HppXwyF7O
>>303
宇宙人のくくりに入る人も、ロワ世界なら巨大化できるかもしれない。
あるアイテムを使えばw
>>304
ペガサスサンダーとドラゴンクルーザにも、
意思ありの描写があったと思う。

307 :名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 21:40:12 ID:5lMU6SJ90
>>306
芋羊羹、バルバエキス、リバウンド、闇魔人巨大召喚の術、巨大化保険
どれのことだ?


>>304
獣走馬、ミント、タック、ロボター、黒子ロボも入るかな?





バエやサーガインの体はどうなるんだろう?

308 :名無しより愛をこめて:2008/01/30(水) 21:43:49 ID:ZUY88NO70
たぶん芋羊羹かなw

サーガインは武装扱いで初期装備でいいかと。
バエはメレの参戦時期次第かな。


309 :名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 15:50:01 ID:brlpfwm40
遺志あり支給品の効果は首輪をつけた参加者に攻撃できないとかはどうだろう。
興が削がれるとかいう理由とかで。ただし、参加者が能力発揮中は武器としての使用は可能とか。
会場は異次元設定でOKかな。

あと、デカメタルとかがどこから転送されるのかとかは、謎にして、参加者に解かせるとかでいいんじゃないかな。



310 :名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 18:00:12 ID:K/AN0nqXO
>>309
それは、例えば、スモーキーがランプから出て攻撃しても効かないけど、
参加者が武器として使えば、効果ありということでok?

311 :名無しより愛をこめて:2008/01/31(木) 19:13:19 ID:brlpfwm40
>>310
オーケー、オーケー。
首輪の機能のひとつとしてどうかなと思った次第です。
首輪を着けた相手は、首輪を着けた者しか倒せないみたいな。

312 :名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 18:23:26 ID:kRZaZIt10
申し訳ありませんが、OPの進行状況を教えていただけませんでしょうか?

313 :名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 18:29:42 ID:kRZaZIt10
スレを浮上させます。

314 :名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 18:40:39 ID:otJl4LXp0
ゲキレンの最終回待ちということになったのでは?

315 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/01(金) 19:12:40 ID:lfsGDmA7O
>>312
最終回後が切りがいいとの事でしたので、
最終回開けの火曜日ぐらいを予定していました。

316 :名無しより愛をこめて:2008/02/01(金) 20:13:41 ID:/0VEK8+OO
楽しみにしてます。

いい感じに議論も進んでるし。
後は大まかなマップの位置を決めておきたい所ですね。

317 :名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 00:17:09 ID:EqOMTit0O
来週以降の展開でまた変わってくるかもしれないけど、
サンヨって、ただの参加者にするには、ロンに近すぎないか?

318 :名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 07:36:47 ID:jwfocm2sO
展開次第でジョーカーや副主催者に変更したらどうだろう。
ただ◆Z5wk4/jklI氏のOPに影響がでないといいけど。

319 :名無しより愛をこめて:2008/02/02(土) 08:46:53 ID:qh4fIPZ+0
>>317
318に同意。
サンヨはロンが最初から用意してたジョーカーで、ウルザードは急遽用意したジョーカーとかにすればいいんじゃないかと。

320 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/02(土) 10:06:55 ID:6Bb03D9A0
>>318
副主催者か、ジョーカー・参加者かで、ちょっと変わってきますね。
ただ、ジョーカーであっても、描写は後の書き手さんにお任せしようかと考えています。
OPでいきなり、ジョーカーバレもあれですし。

321 :名無しより愛をこめて:2008/02/03(日) 21:51:39 ID:F1rMAZP0O
今週の展開でますますロンの奴は主催者らしくなってきましたね。最終回後の始動が楽しみだ!

322 :名無しより愛をこめて:2008/02/03(日) 22:25:34 ID:2SyOJy9O0
ロン「2ちゃんにパロロワを広めたのもこの私です。そして全てのパロロワを
影で操っていたのも・・・それも私です。」

323 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 08:56:10 ID:7TlXNfVXO
ロン!お前だけは絶対に許さない!!!

新ロワ『スーパー戦隊バトルロワイヤル』
来週スタート!

一つ質問ですがOPの登場人物は以前のキャラと変わりはありますか?
ちょっとネタがうかんだもので聞いておきたいのですが。

324 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/05(火) 18:47:19 ID:lhk1I8Cc0
まだ固まりきっていないのですが、登場人物の変更点は、
・ドギーの部分が理央に。
・マジレンからは、深雪さんが追加登場予定。
・サンヨは出そうかと思っていたのですが、冗長になりそうだったのでカット。
描写は、後の書き手さんにお任せします。
・麗にロンが少し絡むかも
後の登場人物に関しては、以前のOPとあまり変わらないかと。
参考までに、皆さんにお聞きしたいのですが、
あまりかっちり、どの時間軸から来たかは描写しないつもりですが、
もし、この時間軸から連れて来るのはやめてくれ。
逆に、このあたりから連れて来たら面白いんじゃないというのがあったら、
ご意見をお伺いできませんか。


325 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 19:08:28 ID:BiT1+eNv0
ゲキレン勢より、理央は幻獣王に覚醒した時点、メレは死後の時点から連れて来られたら面白いと思います。

326 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 19:16:31 ID:7TlXNfVXO
個人的には麗は結婚後、ヒカルは登場時がいいです。
OP楽しみにしてます。

327 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 19:45:06 ID:ck9QJ4Ce0
ちょい質問。
強化形態への変身って最初からありなの?
と、いうか初期武装って、全部ありあり。
リオが幻獣王時点だと相当厄介そうだけど。

328 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 19:50:26 ID:ZwvT2mdFO
個人的には、リオは死後。
メレはさらわれた直後。
ロンは幻獣王計画失敗後が面白そうかなと思います。
ロンのバトロワの目的って決定してましたっけ?

329 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 20:02:44 ID:ck9QJ4Ce0
>>328
案では破壊神を生み出すとなっていたけど、決まってはいないね。
どうします?

330 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 21:40:22 ID:BFqGLxee0
ロンは単純に「退屈だったから」でいいんじゃないでしょうか?
もしくは終盤まで何か悪巧みがあるかのように見せかけて
「理由?とくにありませんよ・・・退屈だったから。それだけです」
みたいな外道な発言を期待したいです。

331 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 22:21:56 ID:ZwvT2mdFO
本編通り、暇つぶしに幻獣王育成。というのはどうでしょうか?

332 :名無しより愛をこめて:2008/02/05(火) 23:12:30 ID:hHQLJrDm0
実際の理由はおいといて、参加者をとりあえず戦わせるための理由が必要だよな。
この面子だと、逆らうと殺すと言われても素直に従うのが何人いるか。
だkら表面上の理由は明確に示すよりも有耶無耶にしておいて、願いを叶えるというのを強調しておいた方がいいと思う。


333 :名無しより愛をこめて:2008/02/06(水) 22:28:47 ID:qJbjbzIm0
ロンが
「どんな願いでもひとつだけ叶えてあげましょう。ただ1つ、条件があります。
それは貴方達の中で殺し合いをして、生き残った1人だけにその願いを叶えさせてあげます。
・・・それと、変な考えは起こさない方が身の為です。
(ここで見せしめを公開処刑)
「こうなりたくないのなら、せいぜい私を楽しませてくださいよ(邪悪な笑みで)」

こんな始まり方でどうでしょ?


334 :名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 14:17:38 ID:iTkSvUSw0
>>327
強化形態は、アイテムかフラグ次第ということにしたらどうかな。
戦隊によっては、強化形態のない所もあるし。

335 :名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 15:40:09 ID:HRRHkLwo0
>>334
例えばゴーレッドとか、Vモードブレスとかを最初から装備しているのかどうかってことだろう。
確かにある程度統一しておかないと、参加者のレベルにそれなりに違いが出てくる。
そういえばランダムアイテムは今回落選した戦隊からも持ってきていいのかな?
例えばダイレンロッドとか、破邪百獣剣とか。あと変身アイテムとかも。

>>393
それでよろしいかとおもいます。

336 :名無しより愛をこめて:2008/02/07(木) 16:14:43 ID:IqiN41eY0
支給品に関しては参戦作品のみの出典がいいと思います。
変身アイテムはあまり一般人に支給しない方がいいと思われます。

337 :名無しより愛をこめて:2008/02/08(金) 01:16:12 ID:0ZPdlb390
一般人は激獣レオパルド拳を使えたり忍風館を卒業してたりしません

338 :名無しより愛をこめて:2008/02/08(金) 07:01:16 ID:3z0rN65t0
確かに。これだけ一般人が皆無のロワも珍しい。

339 :名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 01:39:19 ID:77cTtbsS0
ロン「ただの人間など必要ありません。超能力、不思議な力を持つものだけが
この門をくぐりなさい」

340 :名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 14:39:00 ID:BptQ2Wkl0
明日から開催だけど、書き手のルールを確認。
・書く前に必ず予約すること。投下期限は1週間。
・申請すれば延長も可。ただし、最長3日。
・自己リレーは作品投下後、1週間は禁止。ただし、書き手が豊富な時はなるべく自重しましょう。
・作品投下後の予約は24時間禁止。
・明らかな矛盾点を指摘された場合は修正しましょう。
以上、意見がありましたらご指摘ください。

あと、マップの広さはどうしましょう?何時間で何エリア分移動可能かぐらい決めておいていただけると書きやすいのですが。


341 :名無しより愛をこめて:2008/02/09(土) 18:48:05 ID:RUrJlzGz0
投票終了か…一足遅かったな
ラディゲとそれからシャダムがいないのが自分的には少し不思議だったり、すげえロワ向けなのに
個人的にはシェリンダ出したかった

342 :名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 01:43:01 ID:2Lntm9kM0
>>341
スレ読めばわかると思うが、オーレン前の作品は自重したからな。
ロワとしての書きやすさより、主要書き手の書きやすさをとったんだろう。

343 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/10(日) 09:17:57 ID:rpgmS2oGO
修正作業完了いたしました。
AM10:00に投下しようかと思います。

344 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/10(日) 10:20:14 ID:vUOkRfl60
予定を20分もオーバーしてしまいましたが、ただ今から投下を開始いたします。

345 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/10(日) 10:21:50 ID:vUOkRfl60
オープニング 3/1 
 
 
 広間には、静寂が満ちていた。
 冷たい床には、多くの者が力なく横たわっている。その首には、金色の首輪が嵌められていた。
 多くは人の姿をしていたが、中には宇宙人とも、怪人ともつかぬ者が少なからずいた。
 やがて、一人、また一人と目を覚ます。
 傍にいた者を揺り起こしにかかる者、仲間の無事を確かめる者、お互いを疑ってかかる者、
怒号、悲鳴、困惑、様々な声に広間はたちまち喧騒に包まれる。
 やがて、全ての者が目を覚まし、見知らぬ場所と置かれた状況を認識し出した頃、
何処からともなく流れてきた金色のもやが壇上に集まり、若い男の姿を成した。
「お目覚めのようですね。皆さん」
 男は、困惑や誰何の声の満ちる広間をぐるりと見渡し、こう告げた。
「これから、貴方がたには殺し合いをして頂きます。たった一人、勝者を決める為に」
 そして、黒い衣装を身に纏う男を見つけ出すと、嘲笑う様に声を掛けた。
「まったく…つまりませんよ、理央。
 せっかく面白かったというのに、あなたとゲキレッドは最後の最後で、私の邪魔をしてくれた。
 おかげで、私はまた退屈に時を過ごさねばなりません」
「…貴様の暇つぶしに付き合えとでも言うつもりか。ロン」
 怒りを抑えきれないように、理央は低くうなった。
 傍らの若い女、メレは威嚇するように武器を構えている。
「その通りです。これ程の人数が殺し合う様は、退屈しのぎに相応しい」
 さも当然のようにロンは笑った。

346 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/10(日) 10:22:37 ID:vUOkRfl60
3/2


「麗と深雪を頼む。サンジェル」
 それまで、静かに成り行きを見守っていた壮年の男が、妻と娘らしき二人を傍らの若い男に委ねると、
瞬く間に、その姿を人から異形のものに変えた。
「そのような悪しき戦い、天空聖者の名にかけても許すわけにはいかない!
 この場で、貴様を打ち倒す!!」
 赤き異形の剣士は二刀を構え、ロンに向かって技を放つ。
 彼を知る者には、そんな幻視が見えたかもしれない。
「グッ!!」
 技が発動する寸前、首輪が金色に鈍く点滅すると、剣士は血反吐を吐き、くず折れる。
「勇さん!!」「ブレイジェル!!」
 深雪とサンジェルが駆け寄り助け起こすが、その体はぴくりとも動かず、すでに息絶えていた。
 麗は悲痛な声をあげ、その場に立ち尽くす。
 その顔をいつの間に近づいたのか、ロンが首を傾げ覗き込む。
 父の仇を目の前にしながら、麗は凍りついたように動けなかった。
まるで、彼女の苦手な蛙が蛇に睨まれた時のように。
「お可哀想に。ですが、妙な考えは起こさないことです。お父上のようになりたくなければね。
 …あなたもですよ」
 彼女を助けようとしたのか、それとも無理を承知でブレイジェルの仇を討とうとしたのか、
背後で、魔法を使おうとしていたサンジェルにロンは釘をさす。
「悲しむ事はありません。あなたが最後の一人になればよろしいのです。
 勝ち残った者には、どんな願いでも一つ叶える権利を差し上げましょう。
 私の力を持ってすれば、この場にいる全員の命を甦らせることさえ容易い」
 そして、ひとかたまりになっているバックを指し示した。
「名前を呼ばれた者から順にあれを一つ掴みなさい。
 おおよその事は、その中に書き記してあります」
 閉まっていた門扉が音も無く開き、その奥の深い闇を晒す。
「さあ、あの門をくぐり出発しなさい。バトルロワイアルの宴に。
 最後の一人になるまで、せいぜい私を楽しませてください」

347 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/10(日) 10:23:25 ID:vUOkRfl60
3/3


【小津勇=ブレイジェル 死亡】
残り41名

348 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/10(日) 10:25:42 ID:vUOkRfl60
以上です。
せっかく皆さんに意見をお伺いしたのに、あまり取り入れられなくてごめんなさい。
誤字脱字、矛盾点があれば、ご指摘お願いいたします。

349 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/10(日) 12:11:24 ID:j4g9tvTIO
投下乙です!とくに問題ないかと思います。
皆さんに質問ですが、予約はマップが決まってからの方が良いですよね?


350 :名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 13:23:23 ID:hEyT01yM0
  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10
A 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森
B 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森
C 森 森 森 森 森 森 森 森 森 森
D 遺 遺 遺 都 都 都 都 砂 砂 砂
E 遺 遺 遺 都 都 都 都 砂 オ 砂
F 遺 遺 遺 都 都 都 都 砂 オ 砂
G 遺 遺 遺 都 都 都 都 砂 砂 砂
H 港 港 港 海 海 海 海 採 採 採
I 港 港 港 海 海 海 海 採 採 採
J 港 港 港 海 海 海 海 採 採 採 

簡単な地図案ですがどうでしょうか?
遺=遺跡、都=都市、砂=砂漠、オ=オアシス、採=採石場

351 :名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 21:08:53 ID:j4g9tvTIO
地図案乙です!
良いと思います。広さは一辺1メートルぐらいかな?

352 :名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 21:15:20 ID:hEyT01yM0
>>351
その通りですね。予約開始は午前0時ぐらいでいいでしょうか?

ステージ原案補足
港=港町、海=海岸

353 :名無しより愛をこめて:2008/02/10(日) 22:43:17 ID:2Lntm9kM0
OP、地図案共に乙です。
リオとメレが今後何かをしでかしそうで非情に楽しみです。

地図案ですが、オアシスは1エリアで広さは一辺10kmぐらいが適当ではないでしょうか。
マシン系があると仮定するともっと広くてもいいかなとも思いますが。

354 :名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 11:18:20 ID:wMP6BPbV0
>>353
補足
F9とG9は2エリアで一組。
そのためF9が禁止エリアに指定された場合、強制的にG9エリアも指定される。

ちなみに予約開始はいつごろでしょうか?

355 :名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 16:27:19 ID:mYmeVQvH0
トランザ落ちちゃったか。
桐山役はこいつが一番だと思ったのに。

356 :名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 21:27:09 ID:508p4uH1O
>>354
2/12 AM0:00からでいかがでしょうか?

357 :名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 21:34:14 ID:/9ViElNN0
>>354
E9とF9エリアが一組では?
どっちともオアシスですし。

358 :名無しより愛をこめて:2008/02/11(月) 21:45:23 ID:wMP6BPbV0
>>357
失礼しました。どうやら間違えてたようですね。本当にすみません。

359 :名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 03:37:38 ID:n9m+AcJCO
マップの一辺が1キロか10キロか決めたいんですが……
個人的には1キロぐらいが妥当かと。
10キロだと参加者同士出合うのが難しくないですか?
巨大戦については首輪の制限やロボの在処等、段階を経てからだろうと思っています。
その時フィールドが変わるなり辻褄を合わせれば良いのでは?


360 :名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 08:54:45 ID:n9m+AcJCO
すみませんが予約はマップと平行でやって行きませんか?
スレが止まるのも嫌だし……
俺も予約したいし。

もう解禁で良いでしょうか?


361 :名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 10:51:03 ID:1Y+vov3m0
予約してもよろしいですよ。

362 :名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 11:18:53 ID:mciSk2B00
>>359
人間の平均歩行速度が時速5kmですから、マップの広さが10km×10kmだと、流石に狭すぎると思います。
合流しすぎても拍子抜けですし。
間をとって、1辺5kmではどうでしょうか?

>>360
最終回も過ぎましたし、もう解禁してOKでしょう。

363 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/12(火) 17:28:40 ID:n9m+AcJCO
マップは5キロ四方に一票。
そして予約させて頂きます。
日向おぼろ、フラビージョ、最上蒼太を予約します。
遅筆なので投下は週末の予定です。
よろしくお願いします。

364 :名無しより愛をこめて:2008/02/12(火) 20:32:23 ID:Hk+6nbvN0
予約開始age

365 :名無しより愛をこめて:2008/02/13(水) 02:17:49 ID:XIgxMUaw0
期待

366 : ◆GKFQOfZq.k :2008/02/13(水) 02:38:41 ID:T+Q1rPSh0
5kmに一票
スワンさん予約
初めてなのであまり期待しないでください

367 :名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 10:32:10 ID:m3XIypKL0
保守

368 :名無しより愛をこめて:2008/02/14(木) 15:44:49 ID:viB2yVGk0
グレイが単独でいてもあんま意味ないような…
マリアと一緒なら非常にカッコよく活躍してくれそうだが

369 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/15(金) 19:56:14 ID:FmzQfPie0
保守がてら経過報告します。
現在8割り程度完成しています。
早くて日曜日、遅くとも月曜日には投下できると思います。
よろしくお願いします。


370 :名無しより愛をこめて:2008/02/16(土) 10:40:08 ID:rHDVL3qQ0
>>369
お待ちしております。
wktk

371 : ◆GKFQOfZq.k :2008/02/17(日) 03:09:26 ID:le62ca0S0
すいませんが書ききれそうにないので予約を破棄させていただきます

372 :名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 08:09:15 ID:L6rYE5Ex0
残念

373 :名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 09:24:17 ID:Wr5yw8m50
やはりしたらばは必要なのだろうか?

374 :名無しより愛をこめて:2008/02/17(日) 12:12:54 ID:KiOHB9l5O
>>373
避難所があったら、便利でしょうね。
死者スレとかあったら楽しいし。
携帯厨でさえ、なかったらorz

375 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:23:53 ID:H1275nFJ0
遅くなりました。投下します。
少し長くなりますが、読んでいただければ幸いです

376 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:25:14 ID:H1275nFJ0
「次は、貴女の番ですよ。日向おぼろさん」

おぼろの背中をポンと叩いた。
『ロン』その男の禍々しい気配に、おぼろは反射的に目を閉じた。
もう一度、今度は強く背中を押され、門を一歩くぐった途端、一切の音と光が遮断された。
数秒?実際には、もっと短い時間を経た後、体を包む空気が変わった。
頬にあたる冷たい風、瞼の向こうの微かな光、先程までいた場所とは確かに違う空気。
ただ音だけは、まだ聞こえなかった。
静寂の中、自身の呼吸、鼓動がとても大きく感じた。
深く深く深呼吸した。そして、そっと目を開けた。
最初に見えたのは、黄色の点滅信号に照らされた、横断歩道の黒と白のストライプ。
立っている場所が、スクランブル交差点のど真ん中だと理解するのに数秒かかった。
見覚えの無い街並。五、六階建の古びたビル、ペンキの色あせた看板、市街地の外れなのか寂れた佇まい。
右、左、前方、ゆっくりと見渡し、ハッと弾かれたように、後を振り返った。
やはり、出て来たはずの門が無い。

(ワープ、したんか?)

体の感触を確かめるように、デイバックを両手でギュッと握り締めた。
力は入る。着ている着衣もさっきまでと同じだ。
紺色と青のグラデーションで彩られた長羽織と、夜目にも鮮やかな赤いパンツ。
自分自身に、何も変わった様子はない。

(瞬間的に私だけをこの場所へ飛ばす。シノビマシンの転送と同じ原理やろか?)

忍風館特忍課・第487期卒業生。
始まって以来の天才と呼ばれ、マシン開発を手掛けているおぼろにとって、転送装置自体たいした仕掛けでは無い。
だが、『退屈しのぎ』にしては、大掛かり過ぎるのが腑に落ちない。

377 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:26:04 ID:H1275nFJ0
大きな舞台に大勢の役者、全員に渡すデイパック。
そして、一人一人に着けられた、生死を司る金色の首輪。
おぼろは、そっと自分の首に着けられた首輪をなぞった。
そして、悪しき戦いを止めるべく勇敢に立向かい、家族の前で殺された男の事を思い出した。

(なんて惨い、これは絶対に許される事やない。だけど、それを見て笑っとった奴もおったな)

広間に居たのは数十名。ざっと見て五十名は居ただろう。
その中で確認できた知人は、おぼろが信頼する別名「千の顔を持つ男」天空忍者シュリケンジャー、そして……

(あいつ。フラビージョの奴も笑っとった。あの様子やったら『殺し合い』ヤル気満々てとこやな)

『殺し合い』その陰惨な響きにおぼろは思わず身を竦める。
可愛らしい見かけとは裏腹に、冷酷で残忍なフラビージョ。
ハリケンジャーの参謀とも言えるおぼろと鉢合わせでもすれば見逃す道理は無い。
悪寒と寒さが入交じりブルッと体が震えた。

「あ〜っ。あかんあかん。悪い想像したって始まらん。シュリケンジャーもおるし、他にもこの馬鹿げた殺し会いを阻止しようちゅう者は必ずおる筈や!」

冷静さを取り戻すには、まず落ち着ける場所の確保。
さて、どちらへ向かうか。
広い通りは人目につく可能性もある。
薄暗い路地の入り口は、ぱっくりと口を開けて獲物を待つ怪物のようで薄気味悪い。
何も最初に出会うのが悪人だとは限らない、逃げ場の少ない狭い裏路地よりは、大通りで見方を捜すのが得策だろう。
進路は決まった。
バックを肩へ掛け直し、交差点の向こうの大通りを目指す。
半分ほど渡りきった所で、横断歩道の先に、何かのシルエットが見えた。
大きな耳、丸い靴先、ミッキーマウスに良く似ている。

378 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:26:47 ID:H1275nFJ0
いや、少しバランスが悪い。
あのシルエット、まさか。何となく胸騒ぎがする。
おぼろは立ち止まると、眉間に皺を寄せて目を凝らしてみた。
不意に、そのシルエットはスッと前に動き、首を傾げた。

「声が大きいわよ、おばかさん♪」

舌っ足らずな話し方、大きな二つのお団子頭。
蜂の複眼を模したゴーグル、そこからふわりと出ている白い4枚の羽。
宇宙コギャル定番の厚底ブーツ。
おぼろの前に現れたのは、暗黒七本槍・一の槍フラビージョだった。

(よりによってなんでフラビージョに一番先に出会うねん!)

この際、気味が悪いなど言っていられない。
おぼろは180度方向転換し、薄暗い路地へ駆け込んだ。
雑居ビルの間を全力で走る。程なく道は左右に分かれていた。
後ろを振り返ると、フラビージョは焦った様子もなく、歩いて跡を付けてくる。
これなら逃げ切れるかも。進路は右か左か?躊躇し足が止まる。
そこへ突然、フラビージョが口から針を放った。
アスファルトに突き刺さる短剣に近い大きさの針。
擦りでもすれば、そう考えただけでゾッとした。
おぼろは針から逃れようと、左の路地へ飛び込んだ。
足が縺れバランスを崩し、ゴミ箱を蹴飛ばしながら、やっと体制を整えた。
しかし、顔を上げたその先は……

「しまった。いきどまりや!」

入り込んだのは、よりによって袋小路だった。
追いついたフラビージョは「ブン、ブン、ブン♪」と楽しそうに口ずさみ勝ち誇った笑みを浮かべた。

379 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:27:39 ID:H1275nFJ0
そしてハの字に伸ばした腕の袖口から、二本の長い槍を取り出しおぼろに狙いを定める。

「さっ宴を始めましょ。あんたが死んじゃえば、シノビマシンだって作れないんだからハリケンジャーなんて目じゃないもんね」
「やっぱり、あんたはこのバトルロワイアルに乗ったんやな」
「あったりまえじゃ〜ん、あたしは人が苦しむのがいっちばーん楽しいんだもん♪」

逃げ場は無い。もちろん身を隠す場所も無い。数メートル下がればそそり立つ壁が行く手を阻む。
フラビージョは右へ左へ槍を突き出し、おぼろの行く手を狭めながらゆっくりと確実に近付いて来る。

(どうする?ちょい待ち、殺し合いならバックに武器の一つでも入ってるかも)

目を逸らさず、じりじりと後ずさりしながら、デイパックの中を探る。
ペットボトル、食料、ペン、どれもこれも今の状況を打破するに得る物が無い。
その間も、フラビージョはバトンガールさながら槍を振り回し、どんどん間合いを詰める。
予測できるフラビージョの射程距離までは、五歩、四歩、三歩……

「何もないんか!」

闇雲にバックの底をかき回すと、平たく丸い硬質の物が指先に触れた。

「これや!」

言うが早いか、おぼろはそれを力一杯投げ付けた。
アンダースローで放ったそれは回転しながら加速を増し、やりの隙間を抜けフラビージョの眉間に直撃した!

「あ痛っっ」

眉間を押さえて立ち止まったフラビージョの足下へ、チャリンと音を立てて転がった物。
それは、おぼろの開発した新しい『シノビメダル』だった。
すぐさまシノビメダルを拾い上げ、フラビージョの横を走り抜ける。

380 :名無しより愛をこめて:2008/02/18(月) 13:29:25 ID:+gwTsIGRO




381 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:29:57 ID:H1275nFJ0
が、やはりそう簡単にはいかない。

「も〜っ、あんたなんかマイナス300点!ドカン!!」
「うわっ!!」

フラビージョの怒声と共に、おぼろの足元が爆ぜた。
視界が急転した。
熱気を孕んだ爆風が、おぼろの体を宙へ舞い上げたのだ。
再び視界が回転する。
重力に従った体は、アスファルトに叩きつけられた。
全身へ走る鈍い痛み、口に広がる血の味、だがゆっくり味わっている暇は無い。
爆風の後を追い、炎がおぼろの前に迫っていた。
咄嗟に横に転がる。
間一髪で避けた物の、蛇の如く地を這う炎は、瞬く間におぼろとフラビージョを取り囲み、辺りを火の海と化した。

「……これが、ジャカンジャ上忍の実力」

よろよろと立ち上がったおぼろは、目の前の光景に愕然とする。
何一つ、そう、おぼろは戦いの事など何一つ分かっていなかったのだ。
現実に肌で感じる痛みも、渦を巻き立ち上ぼる黒煙と炎の熱さも、圧倒的に強い敵に立向かう事に、どれだけ勇気が必要なのかも……
いつもの『安全なモニター越し』とは違う。
今から実力を発揮した暗黒七本槍・一の槍フラビージョと戦うのは、ハリケンジャーでもシュリケンジャーでも無く自分だ。
戦う?そうじゃない、呆気なく殺されるだけだと実感した。
小刻みに体が揺れた。ガクガクと足が震えているのだ。
なさけない!足を押さえ、自分に心の中で喝を入れても、忍風館を卒業してから十数年、
頭脳はメカニックとして鍛えてきたが、なまった体は素直に言う事を聞かない。
周りは火の海、前には怒り狂ったフラビージョ、もう勝機は一片も見当たらない。

382 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:31:27 ID:H1275nFJ0
おぼろの脳裏に三十数年の短い人生が甦る。

(絶体絶命や、おとうちゃん。ウエディングドレス見せてあげられへんで、ごめん)

泣き出しそうなおぼろの顔をフラビージョが嗤う。
フラビージョはきらりと瞳を輝かせ、二本の槍を掲げ構えた。
串刺にされるか、火の海で黒焦げになるか、恐怖に蹲った瞬間。

「女の娘がそんな物、振り回してちゃ危ないな」
「「えっ!?」」

おぼろとフラビージョの声が重なる。
いち早く顔を上げたおぼろは、フラビージョの背後のビルに人影を見つけた。
その手先から鍵付のワイヤーが伸びたかと思うと、同時に人影が飛び降りた。
飛び降りた人影が振り子の様にこちらに近づいてくる。
炎を掻き分け表れたのは、青いジャケットの青年。
青年の伸ばした手が、フラビージョの体を弾く。
次の瞬間、その手がおぼろを抱えた。
フワッと体が持ち上がった。

「まて〜〜」

弾かれてコマのようにくるくると回るフラビージョと、目の前にあったはずのアスファルトがぐんぐんと遠ざかる。

「えーーっっ!!なんやのこれーーーーー!!!!」

口から出た叫びを言い終える間もなく、三つ離れたビルの屋上まで体が移動していた。
助かった事がにわかに信じられず、おぼろはパンパンと頬を叩いてみた。
痛かった。生きている、もちろん夢ではない。
青いジャケットの青年が、自分を抱き抱えて助けたのだ。
包む様におぼろを抱く細いけれど均整の取れた筋肉の付いた腕。
背中に感じる鼓動。

383 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:32:15 ID:H1275nFJ0
恐る恐る顔を上げると、輝く月を背景にキラリと光る歯の青年が微笑みを返した。

「大丈夫ですか?僕はボウケンブルー、最上蒼太です。とりあえず、逃げた方が良さそうですね」

ビルの下から蒼太とおぼろを捜す声がする。
バチバチとピンクの稲妻を帯びた光球を空に放ち、フラビージョが諦め悪く息巻ていた。

【日向おぼろ@忍風戦隊ハリケンジャー】
[時間軸]:巻之三十、後
[現在地]:G-4都市 1日目 深夜
[状態]:全身に軽い火傷、打撲
[装備]:なし
[道具]:シノビメダル@忍風戦隊ハリケンジャー、支給品一式
[思考]
第一行動方針:この青年はいったい?
第二行動方針:首輪を何とかする
備考:シノビメダルの詳細はまだわかりません。他のアイテムの有無は次の方にお任せします。

【フラビージョ@忍風戦隊ハリケンジャー】
[時間軸]:巻之十九、チューズーボ死後
[現在地]:G-4都市 1日目 深夜
[状態]:能力発揮中
[装備]:槍@忍風戦隊ハリケンジャー
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:どこにいった?
第二行動方針:楽しそうなので戦いに乗った



384 :正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:32:44 ID:H1275nFJ0
【最上蒼太@轟轟戦隊ボウケンジャー】
[時間軸]:Task.3、後
[現在地]:G-4都市 1日目 深夜
[状態]:良好
[装備]:スコープショット@轟轟戦隊ボウケンジャー、以下不明
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:この女性(おぼろ)の保護
第二行動方針:安全な場所を捜す

385 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 13:35:34 ID:H1275nFJ0
以上です。矛盾、指摘、感想よろしくお願いします。
いきなりの長文、反省しています。

>>371
今回の破棄、残念でした。
次の予約楽しみにしています。

386 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/18(月) 14:09:11 ID:H1275nFJ0
瞬く間に誤字発見。申し訳ありません。

>>377
>「あ〜っ。あかんあかん。悪い想像したって始まらん。シュリケンジャーもおるし、他にもこの馬鹿げた殺し会いを阻止しようちゅう者は必ずおる筈や!」
の殺し合いの箇所

>>379
>アンダースローで放ったそれは回転しながら加速を増し、やりの隙間を抜けフラビージョの眉間に直撃した!
やりではなく槍

です。




387 :名無しより愛をこめて:2008/02/18(月) 15:48:23 ID:aBQ3t7fE0
投下乙
これからこのロワが盛り上がるといいですね。

388 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/18(月) 18:44:48 ID:zVV/yYTN0
投下GJです。
題名は、ゴーオンジャーにちなんでですか?
いよいよ、ロワが始まったという感じで、ワクワクします。

>>373
避難所、やはり必要でしょうか?
今まで、したらばを使った事がないのですが、
必要なようでしたら、挑戦しようかなとも思います。


389 :名無しより愛をこめて:2008/02/18(月) 19:43:13 ID:aBQ3t7fE0
できれば自演を防ぐために、キャラの予約は他の企画のようにしたらばの予約専用スレで行った方が無難だと思います。

390 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/18(月) 22:30:39 ID:sG1UlKxAO
とりあえず、したらばだけは、できました。
これから、スレッドを追加していきます。
必要だと思われるスレをあげていただいてもいいですか?

391 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/18(月) 22:32:15 ID:sG1UlKxAO
アドレス貼り忘れるなんて、馬鹿だorz
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/10886/

392 : ◆i1BeVxv./w :2008/02/18(月) 23:05:17 ID:K3AvyqDl0
>>385
GJ。
おぼろ、初の実戦の心理描写。ロワにあっさり乗るフラビのらしさ。
そして、颯爽と現れた蒼太の正義の味方っぷり。
タイトルと併せて、今後の展開を期待してしまいます。

それでは、明石暁、伊能真墨、サンヨ、バンキュリア、ロンを予約します。
初っ端ですが、長めになるかと思います。


393 :名無しより愛をこめて:2008/02/18(月) 23:10:45 ID:K3AvyqDl0
>>390
差し当たり、参加者紹介スレ、予約スレ、一時投下スレ、雑談スレとかあればいいかと。
あと、墓場スレが必要ですが、そのままの名前だと味気ないので、なにか適当な名前に変えれればと思います。


394 :名無しより愛をこめて:2008/02/19(火) 07:54:41 ID:CZfBVYIC0
>>385
投下乙
蒼太かっこいい

395 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/19(火) 12:06:58 ID:/zDgMDRW0
遅くなりましたが、雑談スレを立てました。
勘違いしていたのですが、スレッドは私しか立てられないという訳では無いのですね。
良い案のある方は、よろしくお願いします。

396 :名無しより愛をこめて:2008/02/19(火) 12:50:02 ID:AB+1XnPn0
同じく、予約専用スレを立てました。

397 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/19(火) 14:37:40 ID:/zDgMDRW0
キャラ紹介用スレを立てました。
後は、死者スレだけですが、良い題名が思い浮かびませんでした。
何か良い題名はないでしょうか?

398 :名無しより愛をこめて:2008/02/19(火) 14:55:27 ID:AB+1XnPn0
>>397
マジレンにちなんで、『魂の園で死者たちが語り合うスレ』というのはどうでしょうか?

399 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/19(火) 16:40:57 ID:9Yv8OqR00
皆さん感想ありがとうございます。頑張りますのでよろしくです。

>>390
◆Z5wk4/jklI氏 したらば&スレ立て乙です。

>>392
◆i1BeVxv./w氏 長文?大好物ですよ。楽しみにしています!

>>398
綺麗で良いと思います。

後で早速したらばいって予約してきます。

400 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/19(火) 17:30:17 ID:/zDgMDRW0
>>398
ありがとうございます。
そのスレタイで立ててきます。

でも、なぜだろう。一人、ぽつねんと寂しそうな勇パパが脳裏に浮かぶのは・・・

401 :名無しより愛をこめて:2008/02/20(水) 11:54:17 ID:uraPxK1m0
専用したらばを見てきたが、予約が1つも入っていない・・・

402 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/20(水) 12:10:04 ID:zvhOgiR+O
すみません。
ちょっと迷ってたのでまだ予約してなかったんです。
今日中には予約します。

403 :名無しより愛をこめて:2008/02/20(水) 18:35:12 ID:Sy5pMhtk0
急浮上

404 :名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 14:32:15 ID:LSIKbQWzO
まだ決まってなかったと思うんですが、
マップは、一辺5kmでよろしいですか?

405 :名無しより愛をこめて:2008/02/21(木) 17:17:48 ID:rDuGB1Bo0
>>404
キリがないので5kmで確定してよろしいでしょう。

406 :名無しより愛をこめて:2008/02/22(金) 13:28:33 ID:OKrWVH6VO
ちょっとした疑問。
ペガサスサンダーみたいな、
喋らないけど、意思はあるものは意思あり支給品のくくりに入れていいんだろうか。

407 :名無しより愛をこめて:2008/02/23(土) 14:42:51 ID:DE6keQW70
支給品というより、どこかに隠れていた方が面白いと思う。

408 :名無しより愛をこめて:2008/02/24(日) 11:51:10 ID:nXXpj2F9O
まあ、あれがデイバックから出て来たら、びっくりするよな。

409 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 17:47:05 ID:cVzWuexY0
◆i1BeVxv./w様、進行具合はいかがですか?

410 : ◆i1BeVxv./w :2008/02/25(月) 20:56:36 ID:PxnB2ydr0
遅くなりましたが、これより投下いたします。


411 :赤と黒 ◆i1BeVxv./w :2008/02/25(月) 20:57:06 ID:PxnB2ydr0
 深く生い茂った森。
 夜の闇を纏った木々たちは葉の緑をより濃くする。
 闇と組み合わさった森の木々たちは得も言われぬ不気味さをかもし出していた。
 そんな中、颯爽と歩く黒髪の男がひとり。
 男に物怖じした様子はない。当然であろう。幼い頃よりトレジャーハンターとして活動していた彼には、このような環境は慣れたものだ。
 男の名は伊能真墨。古代の秘宝プレシャスを回収することを目的としたチーム、轟轟戦隊ボウケンジャーのひとりである。
「ちくしょ、明石の奴、格好つけやがって」
 真墨の歩みは粗い。勢いよく草を踏みしめ進んで行くその様を見れば、表情を確認しなくとも、彼の機嫌が悪いことがわかる。
 その原因となる男。真墨が心に思い描くのは、ロンという得体の知らない相手に対して、堂々と対峙する明石暁の姿だった。

 1時間前――
 
「さあ、あの門をくぐり出発しなさい。バトルロワイアルの宴に。
 最後の一人になるまで、せいぜい私を楽しませてください」
 広間に集められた多数の人々を前に開幕の言葉は告げられた。
 その時点で自分が置かれている状況を理解できたのは何人いただろうか。
 見慣れない場所に連れて来られ、殺し合いをするよう告げられ、人が血反吐を吐き死ぬ姿を目の当たりにする。
 数分の内に起きた様々な出来事に、人は混乱し、思考を停止させる。
 かくいう真墨もその一人だった。


412 :赤と黒 ◆i1BeVxv./w :2008/02/25(月) 20:57:35 ID:PxnB2ydr0
 何かをしなければならないとは思うが、その何かを考えることができず、ただ眼の前の男がしゃべるのを呆然と見ているだけだ。
 その様をロンは満足気に見つめ、一人目の名を告げた。
「明石暁」
 だが、少なくとも最初に名前を呼ばれた男の態度は違っていた。
 『不滅の牙』という二つ名を持ち、ボウケンジャーのチーフとして、数多くのプレシャスを回収してきた男――明石暁。
 明石はまったく萎縮した様子を見せず、むしろ堂々と胸を張って、ロンの前へと進み出る。
 ロンはその姿を多少訝しげに見ていたが、構わず次の言葉を紡ぐ。
「さあ、まずはあなたからです。どれでも好きなディパックを取って、その門を潜りなさい」
 当然、ロンは自分の命令に明石が従うものだと思っていた。明石の堂々とした態度は所詮、虚構だと判断していたのだろう。
 しかし、明石は身を崩さず、視線だけをロンに向け、強い調子で言った。
「その前にひとつだけ確認しておきたいことがある」 
「なんでしょう?」
「たったひとりになった者にはなんでも願いを叶えると言ったが、それは本当か?」
 明石の問いにロンは嘲るような笑みを浮かべると、明石の顔を舐めるように見上げる。
「本当ですよ。永遠の命でも、世界を滅ぼす力でも、愛する者の復活でも、なんでもです。
 ああ、あなたには最高のプレシャスでも差し上げましょうか?」
「結構だ。欲しいものは自分の手で手に入れてこそ価値がある。
 それに、実際にこの眼で見ないことにはお前の言うことは信用できない」
「ほぉ。では、どうすれば信用していただけるのですか?」
「俺を殺し、そして、生き返らせてみろ」
 ロンの動きがピタリと止まる。


413 :赤と黒 ◆i1BeVxv./w :2008/02/25(月) 20:58:07 ID:PxnB2ydr0
「……なかなか面白いことを言いますね」
「力の証明には丁度いいだろう」
「私としては先ほどのあれで力を証明したつもりなのですが」
 ロンは小津勇の亡骸を一瞥する。だが、明石は意に介さない。
「あれは首輪の力だ。ロン、お前自身の力の証明にはならない」
「ふぅ、いいのですか?もし、私に叶える力がなかったら無駄死にすることになりますよ」
「それはちょっとした冒険だな」
 どことなく軽い口調で明石はいつもの言葉を口にする。
 それがロンの気に障ったのだろう。心なしかロンの表情が険しくなる。
「いいでしょう。私がどれほどの力を持っているかお見せするとしましょう」
 ロンは明石に掌を向ける。すると、掌から眩い光が巻き起こった。
 強烈な光にその場にいた全員が眼をつぶる。
「明石!」
 思わず声を上げる真墨。
 やがて、光が治まると、その場から明石の姿は消えていた。
「貴様ぁ!」
 真墨は怒声を上げ、ロンへと詰め寄る。
 だが、その手がロンに届こうとした刹那、ロンの身体は金色のもやとなり、真墨の手から逃れていく。
「心配せずとも、会場となる場所に飛ばしただけです。
 今ここで力の証明をしても構わないのですが、これ以上、進行を遅らせたくありませんし、どうせ証明するなら反抗する気が起きないほど、大きな力を見せようと思いましてね。
 ただ、私にもそれ相応の準備というものがいります。まあ、証明はいずれ」
 ロンは憤慨する真墨を横目で見やると、ニヤリと笑った。

 その後、すぐに真墨の名前が呼ばれ、門を潜ることになった。
 真墨が飛ばされた先は森。ディパックに入っていた地図で確認した限り、B9エリアだ。
 一通り持ち物を確認すると、真墨は南西へと進んだ。目的地は人が集まることが予測される市街地。
 明石もきっとそこに来るはずだ。
「明石……」


414 :赤と黒 ◆i1BeVxv./w :2008/02/25(月) 20:58:33 ID:PxnB2ydr0
 ひとりになり、多少冷静になると、明石が何故、あんな無謀なことをしたのか見えてくる。
 明石はロンの思惑に乗らない奴がいることを示したかったのだ。
 極限状態に追いやられた時の人間は意外と脆い。自分の命に危険が及べば、普段は殺し合いなどしない人間でも容易くマーダーになってしまう。
 そうならないためには『光』が必要だ。『闇』に囚われない強烈な『光』が。
 明石は自らの命を危険に晒して、それを示したのだ。
「ちくしょ、明石の奴、格好つけやがって」
 真墨は口では毒づいていたが、それは弱気になった自分の心を隠すための虚勢だった。
 真墨にとって、明石は越えるべき存在だ。
 自分とさほど変わらぬ年齢でありながら、既に『不滅の牙』と呼ばれる伝説のトレジャーハンター。
 彼を超えるためにボウケンジャーになったというのに、格の違いを見せ付けられてばかり。今までも、そして、今回も。
「いや、これは逆にチャンスだ。ここで脱出の糸口を探り、ロンを倒すことが出来れば」
 真墨は拳を強く握る。今は明石が一歩リードしている。だが、戦いは始まったばかり。いくらでも挽回のチャンスはある。
「超えてやる。絶対!」
 

 
 誰もいなくなった広間にロンはひとり佇んでいた。
「これで全員、会場へと送り出せましたね。それにしても……明石暁、気に入りませんね」
 次々と広間を後にした参加者たち。敵意を向けてくる参加者は相当数いたが、ただそれだけだった。意に介することはない。
 しかし、明石は他の参加者に厄介な影響を与えかねない。つまらない結果になる要因は早めに排除すべきだろう。
「少し、思い知らせてあげるとしますか」
 ロンはフードを被ると、金色のもやとなり、その場を後にした。



「もう少しで街か」

415 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:01:17 ID:PxnB2ydr0
 休みなく歩き続けた結果、真墨は市街地のエリアまであとわずかな位置まで来ていた。しかし、街がある方向からは一向に光は見えない。
「予想はしていたが、街といっても、俺たちの他には誰もいそうにないな」
 だが、合流を目指すならやはり街に集まるはずだ。それに寝床とするなら、森より建物の方がいい。
「急ぐか」
 
――ガサリ
 
 その時、後ろから何かを踏みしめる音がした。
(誰かいる)
 真墨は懐に手を入れ、アクセルラーを握り締める。そして、ゆっくりと後ろを振り向いた。
 そこにはひとりの少女が立っていた。
 全身を黒いレザーの服で覆い、ブーツも、コウモリの羽のような髪飾りも全部黒。
 それだけだと大人の女性のように見えるかも知れないが、節々を彩る紫色のひらひらとした装飾が、どこか幼さを印象付けている。所謂ゴスロリというやつだ。
「俺の後ろを取るとはな、何者だ!」
 怒鳴りながら激しく睨み付ける真墨に、少女は眼に見えてうろたえる。
「ちょ、ちょっと待って。ワ、ワタシは別に襲おうとか考えていたわけじゃなくって、その、よければご一緒できないかな〜と」
「………」
「本当だって。ワタシに戦う力はないし、支給品も身を守れそうなものじゃなかったし、仕方ないからここに隠れて、誰かが来るのをずっと待ってただけなんだから」
 訝しげな眼で少女を観察する真墨。だが、その今にも泣きそうな顔を見ていると、可哀想になってきた。
 元々女性の扱いはあまり得意じゃない。
「わかった。じゃあ、とりあえず一緒に街へ……」
 
――パン!

 突如、鳴り響く銃声。その音は後ろから。そして、衝撃は自分の背中から。
「なっ!?」
 真墨はゆっくりと大地へと崩れ落ちる。対象的に、真墨のその姿を見て、少女は跳び上がって喜んだ。
「やったね、メイ」
 木陰からもう別の少女が姿を現す。メイと呼ばれたその少女はライフルを携えていた。
「見事作戦成功だよね」
「だよね」

416 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:01:37 ID:PxnB2ydr0
 二人の少女の名はナイとメア。不死のヴァンパイアであるバンキュリアが退屈を紛らわせるために自分を二つに分けた姿だ。
 故に彼女たちは最初から二人というアドバンテージを持っていた。
 それを利用したのが今回の作戦。
「ワタシが囮になって、隙を作ってぇ〜」
「ワタシが支給品のこのライフルで撃ち殺す〜」
「単純だけど、効果覿面だよね」
「だよね」
「「アハハハハハッ」」
 二人の勝ち誇った笑いが夜の森に木霊する。
「なるほど、そういうことか」
「……えっ。何、今の声」
「なんか嫌な予感」
 二人は恐る恐る声のした方向を見た。
 そこには先ほど崩れ落ちたはずの真墨がしっかりと大地を踏みしめ、立っていた。
「なんで〜」
「なんで、なんで〜」
 真墨はジャケットの前をはだけ、内側に着込んでいたものを見せる。
 防弾チョッキ。衝撃までは完全に防げないが、ライフルの殺傷力をなくすには充分な代物だ。
「お前たちにそのライフルと支給されたように、俺にはこの防弾チョッキが支給されていた。
 つまりお前たちの攻撃は俺には通用しないってことだ」
 啖呵を切る真墨に、不機嫌になるナイとメア。
「なんかたまたま助かっただけなのに調子に乗ってるよ」
「そうだね、どうする?」
 顔を寄せ合った二人は同時に呟いた。
「「やっちゃおうか!」」

417 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:01:58 ID:PxnB2ydr0
 互いに頬を寄せ合う二人。すると、二人の身体は溶け合うように融合していく。
 やがて、ナイとメアだったものはひとつの怪人の姿を形作る。クイーンヴァンパイア、妖幻密使バンキュリアの姿へと。
「今度は頭を狙ってあげるわ、坊や」
 妖艶な大人のものへと変わった声で、真墨を挑発し、ライフルを構えるバンキュリア。
 対して、真墨も懐からアクセルラーを取り出すと、タービンを回した。
「ボウケンジャー、スタートアップ!」
 一瞬にして黒と白のスーツに包まれていく真墨の身体。
 頭が黒のメットに覆われ、頭上のヘッドライトが煌いたとき、その変身は完了する。
「迅き冒険者!ボウケンブラック!!」
「まあ、格好つけちゃって。これでも喰らいなさい」
 ライフルから発射された無数の弾丸が、ボウケンブラックに襲い掛かる。
 だが、ボウケンブラックは微塵にも揺るがない。
「ラジアルハンマー!」
 ヘッドライトの光からハンマーが形作られ、ボウケンブラックの手へと武器を精製する。
 そして、ボウケンブラックは精製された武器を、自らの正面でクルクルと回した。
 ボウケンブラックへと届く前に、高速で回るハンマーに弾かれ、地面へと転がる銃弾たち。
「なんですって!」
 驚愕の声を上げるバンキュリア。だが、ボウケンブラックの技はそれだけでは終わらない。
「ライトニングアタック!」
 回転するハンマーはその掛け声と共にボウケンブラックの手を離れると、光の円を描き、バンキュリアへと向かっていく。
「きゃあっ!」
 バンキュリアに接触すると同時に爆発を起こすハンマー。
 爆発の衝撃でバンキュリアは吹き飛ばされ、ハンマーはまるで意思を持っているかのようにボウケンブラックの手元へと戻っていく。
 ボウケンブラックは改めてハンマーを構えると、バンキュリアへ向かっていった。
「お、おのれぇ」
 よろめきながらも、ライフルの先端に付けられたナイフでバンキュリアは必死に応戦を試みる。


418 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:02:34 ID:PxnB2ydr0
 だが、格闘術の差は歴然だった。ハンマーの重い一撃が、右肩、左脇腹、脳天、次々とバンキュリアに決まっていく。
「こ、このままじゃあ……」
「そろそろ止めだ!」
 ボウケンブラックが止めの一撃に選んだのはスリップストリームハンマー。
 相手を上空に跳ね上げ、それを追うようにこちらも大きく跳び上がり、ハンマーを叩きつける技だ。
 ボウケンブラックが止めの一撃を放つため、下段から上段へハンマーを大きく振り上げた。
 そのとき、不思議なことが起こった。
 上空に跳ね上げるための一撃は、ボウケンブラックの思惑より遥かに遠く、それこそ、バンキュリアの姿が見えなくなるほどに大きく跳ね飛ばしたのだ。
「きゃああああっ!」
 上空高く遠ざかっていく悲鳴。やがて、かすかに聞こえていた声はまったく聞こえなくなっていた。
 かなり遠くまで飛ばされたようだ。
「これじゃあ追うのは無理か」
 ふぅと、一息を吐く。だが、気まで抜くつもりはない。
「出てこい、居るのはわかっている」
 ボウケンブラックの耳にはバンキュリアに一撃を放つ前、その声が確かに届いていた。

――ゲンギ・小軽鋭化――

 ボウケンブラックは知る由もないが、物の重さを軽くする技だ。
 その技の主がのっそりとボウケンブラックの前に現れる。
「何者だ。あいつの仲間か!?」
「別に仲間じゃないヨ。ボウケンブラックを殺すには邪魔だったから、ちょっとどいてもらっただけだヨ」
 昔の中国武人のような甲冑に、非情に大柄な身体。そして、胸に飾られたバジリスクの顔。
「幻獣バジリスク拳、サンヨ。今度はサンヨがお相手するヨ」
「ふざけるな」


419 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:03:02 ID:PxnB2ydr0
 ボウケンブラックはラジアルハンマーを振り上げ、一気呵成に叩きつける。
 だが、サンヨはそれを軽々と片手で受け止めた。
「何!」
「軽いヨ」
 動揺するボウケンブラックの隙を突き、サンヨはラジアルハンマーの柄を持つと、ボウケンブラックごと、投げ捨てる。
「がぁっ!」
 地面へと転がるボウケンブラック。しかし、ボウケンブラックは怯まず、ホルスターに携えられたサバイバスターを手に取った。
「サバイバスター!」
 接近戦が駄目なら、遠距離戦。ボウケンブラックの判断は間違っていない。
「ゲンギ・反重力鎧」
 ただ、それが有効な相手かどうかは別の話だ。
 サバイバスターから発射された光弾は全てサンヨの前で向きを変え、ボウケンブラックへと降り注ぐ。
「うわぁぁぁっ」
「止めだヨ!」
 駄目押しとばかりに怯んだボウケンブラックへ向かって、自らの幻気を練り固めた幻気弾を撃ち込む。
 その一撃は一際大きな爆発を引き起こし、ボウケンブラックの身体を焼いた。
 足の先から頭の上まで、痺れるような痛みがボウケンブラックの身体を駆け巡る。
「く、くそっ」
 あまりの衝撃にボウケンブラックへの変身は解除されていた。せっかくの防弾チョッキも実弾ではない弾の前ではなんの効果も発揮しない。
 ゆっくりと真墨の方へと近づいていくサンヨ。止めを刺すつもりなのだろう。だが、真墨はまだあきらめていない。
(あいつの能力はわかった。ラジアルハンマーやサバイブレードで対抗しても力押しではあいつには勝てない。かといって、サバイバスターで攻撃しても跳ね返される。
 ならギリギリまで接近してのデュアルクラッシャーなら、あいつも跳ね返せないかも知れない)
 真墨はアクセルラーを握り締めた。一歩一歩サンヨが近づいてくる。
(あと、3m、2m、1m、今だ!)
「ボウケンジャー、スタートアップ!」
 跳ね上がるように立ち上がると、真墨はアクセルラーのタービンを回した。
(次はアクセルテクターとデュアルクラッシャーの召喚を……)
 だが、真墨の願いは叶わなかった。真墨の身体はタービンを回したのにも関わらず、ボウケンブラックへと変身していなかった。
「ゲンギ・蔵備頓」


420 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:03:57 ID:PxnB2ydr0
 サンヨが呟くと、幻気の光がまるで真墨を押し潰すかのように、その身体へと降り注ぐ。
 真墨は再び地面へと倒れ伏す。ただ、今度はまるで磔になったかのように指一本動かない。
「な、なんでだ?ボ、ボウケン…ジャー……ス…タート、アッ…プ」
 真墨はそれでも身体中の力を振り絞り、アクセルラーのボタンを押し、懸命にタービンを回す。
 されど、真墨の姿は変わらない。
「無駄ヨ。1度変身したら2時間は変身できないヨ。それがこの首輪の効果ヨ」
「な、なに!?」
「わかったら、これでさよならヨ」
 サンヨは足を真墨の頭に乗せる。
 そして、そのまま重く圧し掛かり――

「うわぁぁぁっっっっぁ」
 
――ベキリと小気味よい音を響かせ、そのまま頭を割った。



 足を赤く染まらせ、適当な場所へと腰を下ろしたサンヨに、金色のもやが降りてくる。
「ロン」
「よくやってくれましたね、サンヨ」
「ああ、お安い御用だヨ。だけど、良かったのか?当初の計画だと、しばらくサンヨは様子見のはずだったけどヨ」
「そのつもりでしたが、少し思い知らせてあげようと思いましてね」
 計画を順調に遂行させるため、参加者の中にサンヨという手駒を組み入れたものの、しばらくは参加者の自主性に任せるつもりだった。
 極限状態の中で、人間や怪人たちがどう動くか、非情に興味深かったからだ。今も計画の大筋には変更はない。
 だが、明石暁。彼の存在は計画の遂行の妨げになると、ロンは感じていた。
 彼と直接話したのは広間に対峙したときが始めてだが、わずかな会話だけで、明石が殺し合いに乗る男ではないということは容易に理解できた。そして、彼の思惑も。
 明石は自分を殺して、生き返らせろと言った。
 あの場で邪魔者だと殺すだけに留めていれば、願いを叶える力がないと見なされ、他の参加者に団結力を生むことになりかねない。
 かといって、殺した後、生き返らせたとしたらどうなったか。他の者はともかく、明石は怯みはしなかっただろう。
 それにあの場で言ったことは嘘ではない。生き返らせるにはそれなりの準備と時間がいる。
 それなら解決を急がず、じっくり策を練った方がいい。

421 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 21:04:27 ID:PxnB2ydr0
 そして、ロンが考えた末の結論は、明石を排除するのではなく、彼を計画に組み入れること。
 逆に考えてみれば、彼ほどの男を落とすことが出来れば、計画の成功は間違いない。
 そう思いなおしたロンは彼の言うとおり、力の証明を行うことにした。
 自分に逆らえば、死ぬということを彼の近しい存在で理解させ、そして、願いを叶える力を持っていることを生き返らせることで証明する。もっとも生き返らせるのは真墨ではなく……
「ふふっ」
「?、どうしたヨ」
 真墨の死体の前で不適に笑うロンに、サンヨは不思議そうに首を傾げる。
「彼も運がない男です。明石の関係者でなければ、はたまたサンヨの近くにいなければ、もう少しだけ生きることができたかも知らないのに。
 そういう意味では逆に彼女は運がいい」
「彼女?」
 ロンはチラリと横目で何事かを確認すると、ニヤリと笑った。
「まあ、これでようやく面白くなることでしょう」
 ロンはぺろりと舌なめずりをすると、金色のもやとなり、その場から消える。
「ロンの言ってることはちっともわからないヨ」
 残されたサンヨは自分の力が戻るまで、その場で寝ることを決めた。
 


「あいつはやばすぎるわ」
 木々に身を隠しながら、バンキュリアは空を滑空する。
 身体が急激に軽くなり、空中高く弾き飛ばされた時は驚いたが、考えてみれば、自分には翼があった。
 なんとか体制を建て直し、隙あれば襲い掛かろうと、舞い戻って見れば、そこにはサンヨと名乗る怪人がボウケンブラックと戦っていた。
 そして、告げられた首輪の効果。粉々に砕け散ったボウケンブラックの頭。現れたロン。
 ロンは明らかにこちらに気がついていた。とてもじゃないが、まともに戦って勝てる気がしない。

422 :赤と黒 ◆i1BeVxv./w :2008/02/25(月) 21:05:41 ID:PxnB2ydr0
「どうしましょう。頼ろうにも他にインフェルシアの出身はいないし、勝ち抜こうにもこの装備じゃ」
 バンキュリアの手に握られるのはライフルのみ。弾にも限りがある。
 これからどうするべきか、バンキュリアは途方に暮れる。
 すると、突然身体が痙攣したかと思うと、バンキュリアの身体が二つに割れた。
 当然、重力に従い、地面へと落下する。
「これがあいつの言ってた時間切れ〜」
「いった〜い」
 呑気な声を上げるナイとメア。だが、内心はそんな声とは裏腹に恐怖に支配されていた。

【伊能真墨 死亡】
残り40名


423 :代理投下:2008/02/25(月) 21:27:12 ID:n7O4Ggff0

【名前】明石暁@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:不明
[現在地]:不明
[状態]:不明
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:?


【名前】ロン@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:不明
[現在地]:広間(マップ外)
[状態]:健康。
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:願いを叶える力があることを参加者に明示する。

424 :代理投下:2008/02/25(月) 21:27:43 ID:n7O4Ggff0
【名前】バンキュリア@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage18(ブランケン死亡)後
[現在地]:C-8森林 1日目 深夜
[状態]:多少の打撲。ナイとメアに分離中。2時間一体化不能。
[装備]:一つ目のライフル銃@魔法戦隊マジレンジャー
[道具]:予備弾装。その他、支給品一式。
[思考]
第一行動方針:ロンから距離を取る。その後の行動については特に定めていません。
備考
・バンキュリアは首輪の制限を知りました。
・予備弾装に催涙弾や消滅の緋色が含まれているかは後の方にお任せします。


【名前】サンヨ@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:ロンと一緒
[現在地]:C-8森林 1日目 深夜
[状態]:能力発揮済。2時間戦闘不能。
[装備]:なし
[道具]:未確認。
[思考]
第一行動方針:ロンの指示に従い、しばらく様子見。

備考
・伊能真墨の支給品はスワン製防弾チョッキ@特捜戦隊デカレンジャーでした。
・真墨のディパック、アクセルラー、その他諸々は真墨の死体と共に置き去りにされています。

425 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/25(月) 21:47:02 ID:dQmSbmFHO
無情だ……だがそれがイイ!
文句なしに超GJですよ!
これがバトルロワイヤルというものか。気合いの入った力作でした。
もう一度超GJ!



426 :名無しより愛をこめて:2008/02/25(月) 23:03:41 ID:1mCpOJZgO
GJ!!今はその言葉しか浮かんできません。
大変、読み応えのある作品でした。
チーフがチーフらしくて、格好良かった。

427 :名無しより愛をこめて:2008/02/26(火) 08:28:17 ID:T+P4ZzH30
GJ!
真墨いいいいいい!
チーフがカッコ良過ぎでした。しかしロンは主催者に合ってるなあ


428 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/26(火) 11:23:46 ID:nW9v2zERO
>>411
GJです!チーフかっこよかった。
真墨は早くも脱落か…
>>427
投票の時、私もロンに入れましたが、
まさか奴がここまで、主催者に向いてるとは。

429 : ◆i1BeVxv./w :2008/02/27(水) 02:21:53 ID:kHGSBnqs0
予約が多くて何より。
それでは投下します。


430 :災魔とニンジャ ◆i1BeVxv./w :2008/02/27(水) 02:22:40 ID:kHGSBnqs0
 その男は異様な姿をしていた。
 金色の体躯に、蝙蝠の翼。禍々しい角と鋭利な牙を持ち、胸には巨大な怪物の顔が鎧のように鎮座している。
 まるで悪魔の如き容貌だ。
 いや、その言葉は正しくない。彼こそが悪魔。
 災魔一族と呼ばれる悪魔たちの長にして、冥王の名を冠する者。

『ジルフィーザ』

 それが彼の名前だ。
 彼が門を潜り抜けると、そこには砂の荒野が広がっていた。
 ジルフィーザは早速、もたせれたディパックの確認を始める。
 まず彼が手にしたのは地図。それを使い、自分のいる場所の特定を始める。
「Gの10あたりか」
 次にジルフィーザは参加者名簿に眼を通し始めた。
 彼が知る名前はただ一人。だが、彼にとってその名前は重要な意味を持つ。
「ぬぅ、やはりドロップの名が」
 ジルフィーザはその事実に危機感を覚える。
 ドロップとは彼の弟の名前だ。彼には兄弟が3人いるが、その末席にいるのがドロップだった。
 竜族の血を引き、炎を操るドロップがそう簡単に殺されるとは思えない。だが、何分ドロップはまだ赤子だ。
 それに広間に集められた参加者たちはほとんどが人間だったが、中には人外の者も存在していた。
 獣魔のように、災魔と同等の力を持っている一族が混じっていないとも限らない。
 むしろ殺し合いをさせるぐらいだ。実力的に同等のものを集めているのが自然だろう。
「探さねばならん。一刻も早く。そして、ロンを殺し、ここから脱出する!」
「それ、ミーに手伝わせてくれないかい?」
「誰だ」
 突然、後ろから声が聞こえたかと思うと、砂が盛り上がり、緑色をした弾丸が飛び出してくる。
 緑色の弾丸は空中で体制を整えると、ジルフィーザの正面へと舞い降りた。
「先程から何者からの気配がすると思ったらお前か、シュリケンジャー」
 十字手裏剣型のゴーグルに緑色のスーツ。そして、金色の鎧を纏ったその姿はジルフィーザが告げた通り、天空忍者シュリケンジャーだった。
「ヘ〜イ、自己紹介する間もなく、ミーの名前を知ってるなんて、ミーも相当有名人だね」

431 :災魔とニンジャ ◆i1BeVxv./w :2008/02/27(水) 02:23:14 ID:kHGSBnqs0
「馬鹿を言うな。自分の前に名前を呼ばれた奴の顔ぐらい覚えておるわ。特にお前は私が門を潜る直前に呼ばれたからな」
「どうりで。ミーが支給品を確認する間もなく現れたわけだ。すると、ユーは白鳥スワンさん?」
「ジルフィーザだ」
 シュリケンジャーとしては場を和ませるジョークのつもりだったのだが、クスリともされない上に即答されては立つ瀬がない。
 気を取り直し、シュリケンジャーは本題に入る。
「コホン。ところでジルフィーザ、話しは聞かせてもらったよ。ユーは探し人がいるようだし、殺し合いにも乗っていない。
 ミーもそうさ。そこで相談だが、ミーと組まないかい?」
「結構だ」
 ジルフィーザはまたも即答すると、もう用はないとばかりに歩き出した。シュリケンジャーの横をスッと素通りする。
「ウェイト!人探しなら、人数が多い方が有利……」
 引き止めようとするシュリケンジャーに突きつけられる杖。杖の先端では鋭い刃が光を放っている。
「人間の手など借りるつもりはない。わかったらこれ以上話しかけるな。今はお前の相手をしている時間も惜しいのだ」
「OK〜、了解した」
「ふん」
 ジルフィーザは一笑に付すと、夜の闇へと消えていった。



「やれやれ、なかなかデンジャラスな相手だ」
 ジルフィーザが去り、溜息をひとつ。
 元々、すんなり交渉が締結できる相手とは思っていなかった。見た目で判断するのは良くないが、あの風貌はジャカンジャ側だ。
「まあ、脱出が目的みたいだし、あいつは放っておいてもいいかな。っと、確認確認」
 シュリケンジャーはジルフィーザが現れたために中断していた支給品の確認を再開しようとする。


432 :災魔とニンジャ ◆i1BeVxv./w :2008/02/27(水) 02:23:39 ID:kHGSBnqs0
 すると突然、シュリケンジャーの変身が解け、その素顔が顕になった。
「これは」
 シュリケンジャーは彼の主である御前様の命により、その正体を仲間であるハリケンジャーたちにも隠していた。
 そのため、彼は常に変身しているか、変装しているか、素顔を見せることだけは決してなかった。
 だが、今彼の素顔は荒野に吹く風に晒されている。
「変身には時間制限があるということか。そして、変身時間に制限があるということは、変身できるようになるまでにも時間が必要」 
 試しにシュリケンジャーへの変身アイテムであるシュリケンボールを使うが、シノビチェンジは行われなかった。
「結果的にジルフィーザにふられたのは良かったということか」
 シュリケンジャーはシュリケンボールを手で弄びながら、さて、誰に変装したものかと、思案するのであった。


433 :災魔とニンジャ ◆i1BeVxv./w :2008/02/27(水) 02:25:08 ID:kHGSBnqs0
【名前】冥王ジルフィーザ@救急戦隊ゴーゴーファイブ
[時間軸]:1話前
[現在地]:G-10砂漠 1日目 深夜
[状態]:健康。
[装備]:杖
[道具]:確認中
[思考]
第一行動方針:ドロップを探す。
第二行動方針:ロンを殺す。ただし、人間と組むつもりはない。


【名前】シュリケンジャー@忍風戦隊ハリケンジャー
[時間軸]:巻之四十三後
[現在地]:G-10砂漠 1日目 深夜
[状態]:健康。2時間変身不能。
[装備]:シュリケンボール
[道具]:確認中
[思考]
第一行動方針:とりあえず誰かに変装する。
第二行動方針:脱出のための仲間を探す。
備考
・シュリケンジャーは変身に制限があることに気付きましたが、具体的な時間は気づいていません。


434 : ◆i1BeVxv./w :2008/02/27(水) 02:30:21 ID:kHGSBnqs0
投下完了。
誤字、脱字、矛盾・修正点、感想などがあればお願いします。

あと、代理投下と感想ありがとうございました。
うーん、やる気でるでる。。。

そういえば支給品数って、他ロワのように1〜3程度と考えておいて宜しいでしょうか。

435 :名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 11:08:52 ID:wBH54BHJ0
>>434
投下乙
ジルフィーザはやっぱり弟思いだw
そいえばシュリケンジャーには変装って手があったな
何気にかなり活躍が期待出来そう

436 :名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 17:26:22 ID:+E3EXvD20
>>434
GJです。
兄弟思いのジルフィーザと、シュリケンジャーの今後の活躍が楽しみ。
支給品は、1〜3程度でちょうどいいと思います。

ところで、書き手交流スレッドがあれば、便利かなと思うのですが、
したらばに立ててもよろしいですか?


437 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/27(水) 19:57:16 ID:MPbuxPXdO
>>>434
GJ!
シュリケンジャーが誰に変装するのかすごく楽しみです。
クールなジルフィーザには痺れました!支給品は2、3個に自分も一票です。

>>436
書き手交流スレ楽しみにしています。

そして大変申し訳ありませんが、私用で今日中の投下が出来ないかもしれません。
一日延長させて頂けないでしょうか?

438 :名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 20:31:22 ID:+E3EXvD20
>>437
了解いたしました。
楽しみにお待ちしております。

439 :名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 20:40:44 ID:+E3EXvD20
連投すみません。
書き手交流用スレを立てました。

440 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/02/27(水) 20:51:57 ID:V4y2tHiz0
一応、書き手として鳥を付けさせてもらいますが、いいのでしょうか?

441 :名無しより愛をこめて:2008/02/27(水) 22:31:02 ID:a0F8zpztO
>>440
いいと思いますよ

442 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:41:54 ID:x1nUBiCb0
遅くなりました。投下しますのでよろしくお願いします。

443 :君にかけるおまじない ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:43:06 ID:x1nUBiCb0
「汝、小津麗。サンジェルことヒカル先生を、健やかなる時も、髭の数少なき時も、
マジトピアにおいても、地上界においても、ずっと愛し続けることを誓うニャ?」
「誓います」
ステンドグラスの綺麗な光に包まれて、お互いのレジェンドリングを交換した。
今日、私たちは永遠の愛を誓った。

真っ白なウエディングドレス。
はしゃいでる翼と魁。涙ぐんでるお兄ちゃんと芳香ちゃん。
そして、優しく見守るお父さんとお母さん。
見上げると大好きなヒカル先生が白いタキシードで微笑んでいた。

「ではでは、誓いのチューだニャ〜」

神夫様の格好をしたスモーキーが囃し立てる。
少し恥ずかしかったけど、目を閉じてキスを待った。
なのに、誰かが扉を開く音がして、それから……
それから、意識が遠のいて、次に目を開けるとあの広間にいた。
その後は────


ロンの笑い声と共に、小津麗の父であるブレイジェルが血を吐きくず折れる。
数年ぶりの家族の再会、そして新しい家族との幸せな時が音を立てて壊れていった。
それからのことは、よく覚えていない。
ハッと気が付くと麗は深い森の中で突っ立っていた。
急にまざまざと沸き上がる、結婚式の光景と父の死に顔。
『麗と深雪を頼む。サンジェル』父からの最後の言葉が、打ち寄せる波のように何度も何度も頭の中に繰り返し聞こえてくる。
麗はただをこねる子供のように、頭を左右に振りそれを振り払おうとした。
余りにも早過ぎて悲しい別れを信じたくない。
そう思っても、目を見開き苦悶の表情で息絶えた父の顔を頭の中から消すことは出来なかった。
悲しみが心を満たし涙が溢れた。

444 :君にかけるおまじない ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:44:56 ID:x1nUBiCb0
体の力が抜けて行く。

「お父さん……」

膝をつき地を見つめたまま麗は呟いた。
長い間、離れていた父と母。
やっと家族が一つになった、人生最良とも言える日のはずだった。
兄弟達の顔が脳裏を過ぎる。
今、自分が置かれた状況よりも、残された家族が気掛かりだった。
一緒に連れて来られた母とヒカルも心配だ。
こうしている間にも、二人に何かあったらと思うと、心が張り裂けそうだ。

「嫌だ。絶対こんなの許せない」

もうこれ以上、大事な人達がいなくなってしまうのは耐えられないと思った。
だから、泣いてばかりじゃいけない。この『悪しき戦い』を止める。
お父さんの遺志は私が継ぐ。と強く心に言い聞かせた。
そのためにも、まず母とヒカルを捜す。
頬の涙を拭った麗の表情に強さが戻った。
膝の土を払い、デイバックに手に立ち上がった。
デイバックの中には、地図、食料、何かの鍵と青いサイの頭部を模した折りたたみ式の剣が入っていた。
こんなもの!投げ捨てようとしたその時、パッと辺りが明るくなった。
麗の前方、遥か先に火柱が上がっていた。
パチパチと木々が燃える音。
もう、戦いは始まったのだ。母やヒカルが襲われていないと言い切れる保証は無い。
麗は短剣をポケットのマージフォンに持ち替え、炎へ向かって駆け出した。
草木を掻き分け麗は走る。
火柱が上がっているのは、もうすぐそこだった。
一足遅かったのか、誰も争っている様子はない。
周りを注意深く見渡す。大木の影に、真っ白な服を着た年端も行かぬ少年がいた。
燃え盛る炎を呆然と見つめている。

445 :君にかけるおまじない ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:46:47 ID:x1nUBiCb0
麗はそっと少年に近づいて行った。

「君、大丈夫?」

声をかけると、少年の身体が強張った。
それと同時に、少年の瞳に炎が浮かび上がり火柱が勢いを増した。

「危ない!」

咄嗟に少年を抱き上げた。
麗の顔を少年が見つめる。
その瞳から炎が消えると、次第に火柱も勢いを無くしていった。
炎を作り出しているのは、この少年のようだ。
だが、そのことに驚いているようでもあった。
麗は少年の前にしゃがみ込み目線を合わせた。
不安なのだろう。
少年は俯いたままでいる。
麗は優しくゆっくりと語りかけた。

「私は小津麗って言うの。君の名前は?」
「……ドロップ。金色のお兄ちゃんに、そう言われた」
「金色のお兄ちゃんってロンのことだよね?もしかして、自分のことわからないの?」
「うん……」
「誰か知ってる人はいた?お母さん、とか」
「いない……でも、早くママに会わなきゃ」

ドロップは力無く言った。
無理もない。母親と引き離され、いきなり殺し合いなさいと言われ、目の前で人が殺されたのだ。

446 :君にかけるおまじない ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:47:21 ID:x1nUBiCb0
そうでなくともドロップぐらいなら母親にべったり甘えたい年頃だ。

「そうだよね……ねぇ、ママの所に帰るにはここから逃げ出さなきゃいけないのわかるよね。
それには勇気が必要なの。それもわかる?」

怖くて前に進めない、そんな時いつも母にしてもらったおまじない。
幼い頃、母を待つ弟にしたように、ドロップを勇気付けたかった。

「だから、勇気の出るおまじないしてあげる。そう、じっとしてて……勇気、出ろ!出ろ!」

そう言うとドロップの耳をつまみ横に二回引っ張った。
思いがけない行動にドロップが驚いた顔で麗を見た。
麗は満足そうにニッコリ笑う。

「勇気出たよね?ママが待ってるんでしょ。私も家族が待ってるんだ。一緒に行こう!」

麗はドロップの頭を撫でた。
そしてしっかりとその手を握った。

(この子をママの所へ、私もお母さんとヒカル先生と家族の元へ帰る。絶対に……)

そう強く心に誓った。



447 :君にかけるおまじない ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:48:03 ID:x1nUBiCb0
【名前】小津麗@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage47 結婚式の途中
[現在地]:C-3森林 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]: マージフォン
[道具]: 操獣刀 、何かの鍵、支給品一式
[思考]
第一行動方針:ヒカルと母を捜し、戦いを止める
第二行動方針:ドロップと共にみんなで元の世界に帰る



【名前】ドロップ@救急戦隊ゴーゴーファイブ
[時間軸]:26話、サラマンデス覚醒前
[現在地]:C-3森林 1日目 深夜
[状態]:二時間は能力を使えません
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:ママに会わなきゃ




448 :君にかけるおまじない ◆MGy4jd.pxY :2008/02/28(木) 17:50:42 ID:x1nUBiCb0
誤字脱字、矛盾、指摘、感想よろしくお願いします。


449 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/28(木) 19:16:39 ID:c5e/m8Tb0
投下GJです。
麗らしい行動ですね。
ドロップの今後の動向も気になります。


・・・ひょっとして、来るのか!?サイダイン!

450 :名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 20:58:35 ID:MDogdiON0
GJ!
ドロップと麗がどう絡むのか気になってましたが、まさか記憶喪失状態での参戦とは。
今後のドロップの動向が、麗、ジル、纏、その他諸々に影響を与えそうで非情に楽しみです。
そして、操獣刀には期待せずにはいられない。
鍵がなんの鍵なのかも重要そうですね。

451 :名無しより愛をこめて:2008/02/28(木) 22:53:55 ID:MDogdiON0
投下します。

452 :Blue ◆i1BeVxv./w :2008/02/28(木) 22:54:38 ID:MDogdiON0
 暗い闇の中から彼が目覚めると、無数の人間たちの姿がそこにはあった。
 だが、別に驚きはしない。それより優先すべきことがあるからだ。
「メガブルゥゥゥゥゥッ」
 低く震えるような声に、近くの人間が何事かと訝しげな視線を向けるが、そんなことはどうでもいい。
 彼の心を占めているのはただ一人の人物への憎しみ。彼はただ一人の人物を殺すためだけに生まれてきた。
 メガブルー。彼が殺すべき獲物の名前。
「一度とはいえ、オレを倒すなんて、やってくれるねぇ。でも、これで楽しみが増えたよ〜。
 もう同じ手は通用しない。今度はオレが殺る番だ。フヒャハハハハッ」
 そして、彼の名はネジブルー。ネジレジアの幹部、ドクターヒネラーがメガレンジャー打倒のために作られた遺伝子生命体。
 ネジブルーは彼にとって、最も間近な記憶を引き出す。
 メガブルーの作戦に嵌り、他のネジレンジャーから孤立させられた彼はメガブルーとメガシルバーの連携攻撃に敗れた。
 ネジレンジャーのスーツを脱ぎ捨て、ネジビザールとして反撃を試みたものの、結果は変わらず、彼の意識は闇に落ちることになる。
 倒すべき敵に逆に破れた彼の憎しみと悔しさは限りなく深い。
 だが、それは今の彼にとっては絶妙なエッセンスだ。
 憎ければ憎いほど、悔しければ悔しいほど、メガブルーへの復讐がそれだけ甘露なものになる。
 ネジブルーの頭の中はメガブルーをいかに追い詰め、そして、どう殺すかでいっぱいになっていた。
 形容すれば、所謂あっちの世界に行っている状態だった。


453 :Blue ◆i1BeVxv./w :2008/02/28(木) 22:55:02 ID:MDogdiON0
「ネジブルー」
「メガブルーを追い詰めたら、まずは仮面を割らなきゃね。素顔も確認したいし、悔しがる顔をしっかり見なきゃ。
 そして、その後は彼の身体を少しずつ、切り刻んでいくんだ。少しずつ、少しずつ。
 まずは手からにしようかな。爪を剥いで、皮膚をむいて、筋の一本一本を奴の眼の前で切り取っていくんだ。
 メガブルーはどんな顔をするかな?どんな悲鳴を聞かせてくれるかな?簡単には殺さないよぉ〜ぅ」
「ふぅ、ネジブルー!」
 その大声でようやくネジブルーの意識があっちの世界からこっちの世界へ戻ってくる。
 気がつけば、金髪の男が吐息のかかる程の距離で、ネジブルーの顔を凝視していた。
「誰だい、お前?」
「やれやれ、まったく聞いていなかったのですか?大した集中力です」
 男はロンと名乗り、状況の説明を始める。曰く、最後のひとりになるまで戦え。
「面白そうだけど、オレはメガブルーにしか興味がないんだ。他を当たってもらえないかな?」
「そうはいきません。あなたは選ばれた戦士の一人です。
 拒否するというなら、あなたの首につけられているその首輪。それを使い、またあなたには死んでいただくことになります」
 ネジブルーは自分の首を確認する。そういえば、いつの間に着けられたのか、自分の首には首輪が填まっていた。
「それに……」
 ロンはネジブルーにそっと耳打ちする。
「なるほどねぇ。それはいいよ」
 ネジブルーは笑うと、適当なディパックを取り、門を潜り抜けた。



 ネジブルーが飛ばされた先は、都市エリアE‐5のとあるビルの一室だった。

454 :Blue ◆i1BeVxv./w :2008/02/28(木) 22:55:24 ID:MDogdiON0
 部屋には何故か1台の白いバイクが停まっている。
「〜♪」
 ネジブルーは鼻歌を歌いながら、ディパックの中身の確認を始める。
 あんパンが6個。1リットルのペットボトルが2つ。地図にメモ帳。ボールペンに時計。
 魚の尾っぽのような形のメガホンに、おそらく眼の前のバイクのキー。
 そして、参加者の名簿。
 ネジブルーは名簿を広げると、ひとりひとり名前を指でなぞっていく。
 まるでいとしい恋人を愛でるように。
「この中に、この中にいるんだね、メガブルー。必ず、必ず、見つけ出してあげるよ」
 彼にロンは囁いた。

――参加者の中にメガブルーとなる者がいます――

 ネジブルーがゲームに乗るには充分過ぎる理由だった。


【名前】ネジブルー@電磁戦隊メガレンジャー
[時間軸]:41話(ネジビザールとして敗れた)後
[現在地]:E-5都市 1日目 深夜
[状態]:健康。精神高揚。
[装備]:ネジトマホーク
[道具]:ソニックメガホン@忍風戦隊ハリケンジャー、マシンハスキー@特捜戦隊デカレンジャー
[思考]
第一行動方針:メガブルーを探し出し、殺す。

455 :Blue ◆i1BeVxv./w :2008/02/28(木) 22:56:57 ID:MDogdiON0
投下完了。
誤字、脱字、矛盾・修正点、感想などがあればお願いします。


456 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 09:44:58 ID:/qPVP+4o0
投下GJです。
ゆがんでる、いい具合にゆがんでるよ。ネジブルー

457 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/02/29(金) 12:00:01 ID:YixureCo0
投下乙。
ネジブルーがいい意味でヤバイ。
推敲の上、本日中に投下できると思います。

458 : ◆MGy4jd.pxY :2008/02/29(金) 17:27:44 ID:60USUUh40
>>455
GJ!!無差別マーダー誕生!
これからグッと展開が広がりますね。

>>457
楽しみにしています。


459 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/02/29(金) 18:17:42 ID:6pHBrwcd0
投下します。

460 :戦う交通安全リターンズ! ◆.6Hqkk7dyk :2008/02/29(金) 18:20:06 ID:6pHBrwcd0
「目が覚めると、そこは港だった」
男の名は陣内恭介。かつて母星を滅ぼされたハザード星の少年に戦士として選ばれた。
宇宙暴走族ボーゾックと戦い、暴走皇帝エグゾスを倒したスーパー戦隊20人目のリーダーである。
「地図によれば、ここはHの2あたりだな」
船が立ち並び、カモメの鳴き声や波しぶきの音が港の一面に響いている。
人の気配は感じられない。見つけた無人の古小屋で、恭介は名簿の確認をしていた。
「知り合いは、菜摘・シグナルマン・早川裕作・並木瞬っと」

およそ1時間前。

「次は貴方です。陣内恭介さん」
目の前で人が死んだ。その様子を凍りつく様な薄ら笑いで見つめるロンと名乗る男。
同じ人間、異形の者達でさえも突然の事態に思考が停止している。
俺は一体どうすればいいんだ?そこで意を決して1つの質問を投げかけてみた。
「お前は何が目的なんだ?一般市民である俺たちを巻き込んで何を企んでいる?」
「言ったでしょう?この殺し合いに勝ち残った者だけが望みを叶える事ができる、と」
ロンの隣にいる金色の鎧を纏ったトカゲの化物が更にこう言った。
「死にたくなければ、黙って従うのが身のためヨ」
トカゲの化物に言われるままに門をくぐった。
門の向こう側は光に満ちていて、まるで何も見えない。

461 :戦う交通安全リターンズ! ◆.6Hqkk7dyk :2008/02/29(金) 18:20:40 ID:6pHBrwcd0
外から足音がしてきた。戦闘態勢に備え、恭介は身構える。
小屋の前に、桃色のジャケットを着たロングヘアーの女性が立っていた。
「安心してください。まずはあなたの名前をお教え頂けませんか?」
「俺は陣内恭介。で、あんたの名は?」
「私の名はボウケンピンク、西堀さくらです。まずは同じボウケンジャーのメンバーと合流する必要がありますね」

【名前】陣内恭介@激走戦隊カーレンジャー
[時間軸]:メガレンジャーVSカーレンジャー終了後
[現在地]:H-2港/古小屋 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:アクセルチェンジャー
[道具]:不明
[思考]
基本方針:殺し合いから生き延びる。
第一行動方針:女性(さくら)と情報交換をする。
第二行動方針:志乃原菜摘・シグナルマン・早川裕作・並木瞬と合流する。

【名前】西堀さくら@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task42以降
[現在地]:H-2港/古小屋 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:アクセルラー
[道具]:不明
[思考]
基本方針:仲間と合流し、ここから脱出する。
第一行動方針:男性が殺し合いに乗っていないか確かめる。
第二行動方針:支給品の確認。

462 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/02/29(金) 18:23:11 ID:6pHBrwcd0
投下完了。脱字誤字、口調などの矛盾・指摘点、感想などがあればお願いします。

463 :名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 18:38:27 ID:TuZ4tzwc0
なんという投下ラッシュ!皆GJ!

464 :名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 19:01:49 ID:nxl5H7CV0
GJ!
VSシリーズの後の選出とは虚を突かれました。
さくら姐さんもクエスター撃破後であることを考えると他の面子との合流が非情に楽しみになってきます。
陣内恭介の基本方針が生き延びるとなっていることがミソですね。

465 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 20:52:42 ID:/qPVP+4o0
GJ!です。
今後の恭介と、さくら姐さんの活躍が楽しみです。

立て続けで、申し訳ないのですが、20:00に投下いたします。


466 :決意 ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 21:02:25 ID:/qPVP+4o0
「動かないで!!バックを捨てて」

物思いに沈んでいた彼の意識を引き上げたのは、制止する女の声と、背後で引き起こされる撃鉄の音だった。
「最初から、大して動いてねぇがな」
軽口を叩きながら、ゆっくりとバックを下に落とした。
そして、気取られないようにボウケンチップを取り出すと、声が聞こえた方に投げつけた。
「いったーい!!きゃー!!」
殺し合いをしようという人間にしては、あまりに間の抜けた甲高い声に映士は思わず振り向く。
・・・目にしたのは、チップの当たった衝撃で砂に足をとられ、見事にスッ転んだ女の姿だった。



「あいたた。あ、痕になってる。ひどいな、もー」
座り込み、チップの命中した手をさすりながら、女―胡堂小梅は、非難がましい目で映士を見た。
「いきなり、人に銃なんか突きつけやがるからだ」
先程、投げつけたチップをもてあそびながら、映士は言い返す。
「だって、貴方が良い人か、悪い人か判らなかったし。とりあえずと思って・・・ごめんなさい」
そう言うと、小柄な体をさらに縮こまらせるようにうなだれた。
その姿を見て、映士は確かめるように尋ねた。
「あんたは、殺し合いには乗ってないんだな?」
その言葉に、小梅は伏せていた顔を勢い良くあげる。
「当たり前じゃない。早く皆と合流して、こんな事、絶対止めさせるんだから。貴方は?」
「俺様は、こんなくだらない事には乗らねぇ。似たようなもんだな」
それを聞くと小梅は微笑み、手を差し出した。
「わたし、胡堂小梅。宇宙警察のデカピンクよ」
「高丘映士、ボウケンシルバーだ」
差し出された手を取りながら、映士も名を告げた。


467 :決意 ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 21:03:32 ID:/qPVP+4o0
今の彼の心を占めるのは、3つの感情。
ロンへの怒りと、自分への憤り、そして・・・

――あの時に終わったはずだった。だが、もう一度、俺様の前に現れるというなら、今度こそ――

高丘の使命、ガイとの決着を着けるという決意だった。


【名前】高丘映士@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task42以降
[現在地]:J-6海岸 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:ゴーゴーチェンジャー
[道具]:ボウケンチップ、後は不明
[思考]
第一行動方針:仲間と合流し、ロンを倒す。
第二行動方針:ガイと決着を着ける。

【名前】胡堂小梅@特捜戦隊デカレンジャー
[時間軸]:最終回後
[現在地]:J-6海岸 1日目 深夜
[状態]:手に軽い打撲、砂まみれ
[装備]:SPライセンス、拳銃、後は不明
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:良かった。悪い人じゃなさそう
第二行動方針:仲間と合流し、ロンを倒す。


468 :決意 ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 21:07:40 ID:/qPVP+4o0
あれ、最初が書き込めてない。ごめんなさい。
お手数ですが、↓を上に入れて読んでください。
読みづらくて、ごめんなさい。

『ご両親を助ける事が出来るかもしれませんよ』


「あの金髪野郎。ふざけた事言いやがって」
脳裏によぎる声に、映士は腹立ちまぎれに砂を蹴り上げた。

耳元で囁かれたのは、誘惑の言葉だった。
殺し合いに乗り、優勝を目指せ。そうすれば、お前の両親を生き返らせてやろう。
それがお前の望みだろう。
ロンは、言外にそう告げていた。
昔、父親を亡くしたばかりの頃、あるいは、たった一人、アシュ退治に明け暮れていた頃ならば、
その言葉に、僅かでも揺らいでいたかも知れない。
だが、今の彼に揺らぎはなかった。

――親父も、お袋もそんな事望まねぇ。それぐらい、俺様にだって分かる――

かわりに今の彼の心を占めているのは、別の感情だった。
家族の目の前で、父親を殺し、その死を嘲っていたロンヘの怒り。
その光景を目の当たりにしながら、何も出来なかった自分への憤り。
そして・・・


469 :名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 21:09:29 ID:zu2TALX1O
お二人ともGJ!!
投下ラッシュの興奮で何を言ってるかわからないかもしれないが、これからが楽しみでしょうがないぜ!

470 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 21:11:33 ID:/qPVP+4o0
以上です。誤字脱字、妙なところがあったら、ご指摘願います。


471 : ◆Z5wk4/jklI :2008/02/29(金) 21:12:27 ID:/qPVP+4o0
リロードしてませんでした。ごめんなさい。
>>469さん

472 :名無しより愛をこめて:2008/02/29(金) 21:20:12 ID:nxl5H7CV0
GJ!
カッコいいと思ったら、ありゃりゃな梅子がいい感じでした。
しかし、ロンは悪魔の囁きが似合うな。
映士は跳ね除けたようですが、今後どうなる、か?

473 :名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 15:42:56 ID:0Gr8ayKrO
そろそろ保守しておこう。
どうも死者スレのネタが浮かばねえ

474 :名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 21:06:46 ID:RzM5+jJp0
投下します。一日で投稿するには分量が多いので分けさせて頂きます。

475 :危険な遊び ◆EH/m9HHVFI :2008/03/02(日) 21:10:09 ID:RzM5+jJp0
ガシャッ……ガシャッ……

暗闇の中、海沿いの廃工に、人ならざる者の足音が響く。
その音の主は、表次元の侵略を目論むバイラムの幹部の一人、グレイ。
彼は裏次元の科学力が作り出した完璧なロボットである。
高い戦闘能力と演算能力。……そしてなにより、人間以上とも言える、高い感受性と自尊心の持ち主だった。

(マリア……)

彼の電子頭脳の中では、一人の女性の名前がリピートされていた。

(マリア……)

―――― それはロボットであるグレイが愛した女性の名 ――――――――

だがその女性はもうこの世にはいない。
グレイの、血の通わぬ冷たい腕の中で彼女は息を引き取ったのだ。

(マリア……)

マリアを失った時、グレイにはもはや自身の行動理念がなくなっていた。
彼にとって、マリアの存在はそれほどまで大きくなっていたのだ。
表次元の侵略も、バイラムの首領の座も、グレイにはもはやなんの興味も執着もない。
グレイは自覚していなかったが、彼はもはや戦士としての自分の死に場所を探している状態だった。
そして、その死に場所として無意識のうちに彼が決めていたのが、互いに認め合う宿敵
「ブラックコンドル・結城 凱」との戦いの場であった。
しかし、まさにその男と雌雄を決さんとしたその矢先、彼はこの悪趣味なゲームに巻き込まれた。


476 :危険な遊び ◆EH/m9HHVFI :2008/03/02(日) 21:10:43 ID:RzM5+jJp0
(ゲームか……)

ロンの説明を聞き終えた際、グレイの思考ルーチンには二つの選択肢が発生していた。
一つは、あのロンという男を始末すること。
もう一つは、ロンの提案に乗り、殺し合いを行うこと。

『勝ち残った者には、どんな願いでも一つ叶える権利を差し上げましょう』
『愛するものの復活でも、なんでもですよ』

ロンのその言葉を聞いたとき、グレイの脳裏に最愛の者の、マリアの姿がよぎったのは事実である。
……だが、グレイはマリアを蘇らせる事など最初から望んではいなかった。
マリアは自身がバイラムの幹部として人々を苦しめてきたことに耐え切れぬ罪悪感を感じ、
それゆえ、自らの命と引き換えにラディゲに一太刀を浴びせたのだ。
今更生き返ったところでマリアは幸せにはなれない。
ましてや、ロンという男の考えた悪趣味なゲームの優勝商品という形で蘇えらせるなど
彼女の魂に対する最大の冒涜としかグレイには考えられなかった。

……彼にはもはや望みすらない。
かと言って、殺し合いに抵抗があるわけでも、特別ロンを憎む気持ちがあるわけでもない。
結局の所、彼にとってはどちらの選択肢を選んでもさほど違いは無い事であった。
生きる事に意味を失ったグレイには、この状況は主催者のロン以上に「ただのゲーム」に過ぎない。

(ゲーム……)

スッ……
グレイはおもむろに一枚のコインを取り出した。
「所詮……遊びだ」
グレイはたった一枚のコインの表裏に、これからの自分の運命を託す事にしたのだ。
(……表ならこのくだらんゲームに乗る……裏なら、私のルールであの男を殺す)
しかし、その時グレイは気づく。

477 :名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 21:11:00 ID:ZuhsNiir0
 

478 :危険な遊び ◆EH/m9HHVFI :2008/03/02(日) 21:12:16 ID:RzM5+jJp0
「……これは」

グレイの手には「両面とも表」のコインがあった。
それはかつて、自らがラディゲとの賭けの際、イカサマに使用したものである。
そんなものをなぜ今更自分が持ち歩いていたのか、グレイ自身も理解できなかった。

「………これも…運命の悪戯というやつなのか……?」
コインを宙に放るまでも無く結果は表。
そして、グレイにはそれを拒む理由も無かった。
「所詮……遊びだ」
再びその言葉をつぶやくと、その直後、彼は次なる行動を開始した。

キュィイーーーーン

グレイの内部から発せられる機械の作動音。
熱感知レーダーがグレイの周囲の探索を始める。
そして、間もなくして、レーダーは一番近くにある大きな生体反応を見つけた。
「最初の……獲物か」
そうつぶやくと、グレイはその方向へ歩き始める。

ガシャッ……ガシャッ……

暗闇の廃工に再び足音が響く。
ささやかながら新たな行動理由を見つけたスーパーロボットは「本当の意味で」再び動き出したのだった。


479 :名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 21:12:53 ID:ZuhsNiir0
 

480 :危険な遊び ◆EH/m9HHVFI :2008/03/02(日) 21:13:20 ID:RzM5+jJp0
【名前】グレイ@鳥人戦隊ジェットマン
[時間軸]:49話(マリア死亡)後
[現在地]:G-4都市 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:自らのパーツ全て
[道具]:不明
[思考]:ロンのゲームに乗り、参加者全員と殺しあう。しかし彼の目的に遊び以上のものはない。

481 : ◆EH/m9HHVFI :2008/03/02(日) 21:15:01 ID:RzM5+jJp0
投下終了。
自分の目論見が甘くて予想以上に文章が長くなってしまったため
一度区切る事をお許しください。
続きは明日投下させていただきます。

482 :名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 21:38:16 ID:oCV4n9eu0
GJ!
グレイのハードボイルドさカッコいいです。
機械質な性格がかなり目を引く
続き楽しみです!


483 :名無しより愛をこめて:2008/03/02(日) 21:40:40 ID:ZuhsNiir0
一体これからどうなるのか…とても楽しみです
明日の投下、心待ちにしています

484 :名無しより愛をこめて:2008/03/03(月) 17:16:40 ID:xlpLjkjZ0
今日の続きたのしみにしてます。


485 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/03(月) 18:34:08 ID:CQzSEwWlO
予約スレにも書き込みましたが、今回は予約を破棄させてください。
仕事の都合上時間がありませんでした。
以後このような事がないようにいたしますので次回からまたよろしくお願いします。

486 :名無しより愛をこめて:2008/03/03(月) 19:59:42 ID:XQzw8HEN0
>>485
お仕事なら、仕方ないですよ。
次回を楽しみにお待ちしております。

487 : ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:13:45 ID:51DGurIC0
投下させていただきます。

488 :ミッドナイト・ドッグファイト ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:17:24 ID:51DGurIC0
(スワン……無事でいてくれ……)
参加者の一人、ドギー・クルーガーの頭からは友人の女性の名前が離れなかった。
参加者リストの中にドギーの知っている者の名は3人。
自らの部下である江成仙一(通称セン)と胡堂小梅(通称ウメコ)。そして、同僚のニーチョ星人、白鳥スワン。
センとウメコの事は気がかりではあった。
しかし、同時に自分が育ててきたあの二人ならそう簡単にくたばるわけがない。ドギーはそう自負し、信じる事が出来た。
だが、スワンに対してはドギーはその身を案じずにはいられなかった。
危機が迫った時には変身こそ出来るものの、彼女の本職は戦闘ではない。
もし、このふざけたゲームに乗るようなヤツと遭遇してしまったら……
そう考えると、ドギーは一刻も早く彼女と逢い、保護しなければならない、と感じていた。
それだけではない、地球署が宇宙に誇るメカニックである彼女ならばこの爆破装置がついた首輪を外す事が出来るかもしれない。
この首輪さえ外せれば、あのロンという男を倒す事に確実に近づくことになる。
そのためにも彼女を絶対に死なせるわけにはいかなかった。
(スワン……!)
ドギーは自然と歩を早めた。

そんな彼を数百メートル離れた所から見つめる者がいた。
つい先ほど、ゲームに乗るという意思を固めた、漆黒のロボット。グレイだった。
グレイは廃工の屋根の上に登り、港沿いを歩くドギーの姿を自身に内蔵された望遠スコープを使い、発見した。

(感知した体温が少々高いと思ったが……なるほど、あいつは地球人ではないな……)

しかし、宇宙人であるという事よりも、グレイはその男の一部の隙もない佇まいに驚かずにはいられなかった。
スコープごしにも伝わってくる、その者の放つ紛れも無き兵(つわもの)としてのオーラ。
おそらく直接の戦闘となれば参加者の中でもトップクラスの実力を有している事が容易に予想できた。
だが、一部も隙がないとはいえ、それは存在すら知られていない数百メートル先の狙撃者には関係のない事であった。
グレイは、彼が手にしたライフルの引き金を引けば、次の瞬間、ドギーの体を確実に貫く事が出来た。

「……まず、一人」

489 :ミッドナイト・ドッグファイト ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:18:50 ID:51DGurIC0
パンッ!

暗闇の静寂を切り裂く銃声がした。
グレイの放った銃弾はその音を置き去りにし、ターゲットに向かって猛スピードで飛んでいく。
標的となったドギーはその銃弾に気づくよしもなかった。

……もし仮に、ドギーを狙っていたのがグレイ以外の参加者であったなら。
彼が持つ地球人の数千倍の嗅覚と、この状況において極限にまで研ぎ澄まされた戦士としての感覚が、
狙撃主の匂い、あるいは殺気を読み取ったかもしれない。
しかし、今ドギーを撃ったのは「人」ではなかった。
臭いも気配も全てが人間。否、生命のそれとは違うものを発していた。
そのため、ドギーは結局銃弾が発射され、それが間際にまで迫ってもその存在を察知する事ができない。

ビュッ!

ポタタッ……
暗闇の中、鮮血の滴る音。
「つっ!!」
突如襲った痛みにドギーは眉を顰める。
(っっっ……!! 撃たれたのか……!? 一体誰が……!?)

弾丸はドギーの鼻先をかすめていた。
グレイはドギーの急所ではなく鼻先を狙ったのだ。
もし、頭か心臓を狙われていればその場でドギーは確実に命を落としていただろう。
だが、グレイはあえて狙いを外した。
それは彼の戦士としてのプライドのためか、それとも単純にゲームを楽しむためか、グレイ本人にすら判っていなかった。
とにかくグレイはドギーを自分の存在にすら気づかせず殺してしまうのではなく「戦って殺す」事を選択したのだ。


490 :ミッドナイト・ドッグファイト ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:19:51 ID:51DGurIC0
ドギーは銃弾の飛んできた方向を見据える。
距離が遠いうえ、漆黒のボディが暗闇にまぎれているためグレイの姿は目視できない。
しかし、硝煙の匂いがグレイの位置を教えてくれた。

「……っ!エマージェンシー!……デカマスター!」

ドギーはSPライセンスを掲げる。形状記憶粒子が彼の身体を覆い、彼はデカマスターへと変身した。
「……向こうかっ!」
決め台詞を発する事も無く、ドギーはすぐさまグレイのいる方向に向かって走り出す。
彼はロンのゲームに乗るつもりなど毛頭無かったが、しかし、自分を狙撃した相手の説得を試みるほどの平和主義者ではない。
「来るか……!」
一方グレイの方も、先ほどは狙いをあえて外したものの、相手が接近してくるまで待ってやるほどお人よしではない。
参加者用の武器として配布された遠距離ライフルから、自らの腕に内臓されたマシンガン、「ハンドグレイザー」
に武器を切り替え、今度は容赦なくドギーへ発砲を行う準備を整える。
数百メートルの距離を挟んで、グレイとドギー。両者の戦いは始まった。

ぱらららら

グレイの右腕のマシンガンから多数の弾が発射され、ドギーを襲う。
「うおぉぉぉっ!!」
キャキャキャキャキャンッ!!
しかし、ドギーはその全てを、自らの愛刀、「D・ソードベガ」で叩き落す。
その見事な反応と剣さばきには、グレイは敵ながら関心せざるを得なかった。
「……やるな」
ドギーは見る見るうちにグレイとの距離をつめているが、グレイは全く慌てる様子は無い。

そして、両者はついに、互いを目視出来る距離まで接近した。
「これはどうだ!?」
ドォン!
グレイが背負う必殺砲、グレイギャノンが火を噴く。

491 :ミッドナイト・ドッグファイト ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:21:16 ID:51DGurIC0
ドォォンンッッ!!

「くっ!」
グレイギャノンの火球により生じた爆風から身をかわすドギー。

ぱらららら

その瞬間、再びグレイはドギー目掛けてマシンガンを乱射した。
「なにっ!!」
グレイの連続攻撃に、ドギーは体制を整えられず、不意を付かれる形となった。

「ぐああっ!!」

ポタタッ……!

先ほど鼻先を霞めたのとは比較にならない量の血が、地面に落ちた。
グレイから放たれた銃弾の一発がが無情にもドギーの脇腹を打ち抜いていた。
「ぐっ!」
打たれた箇所を押さえ、膝を突いてその場に崩れるドギー。

「その傷ではもうかわせまい……終わりだ」
勝利を確信したグレイはとどめをさすべく、再びグレイギャノンをドギーに向けた。

ドォン!
強烈な火球が、ドギーを焼き尽くさんと猛スピードで突進していった。

「……っ!!……勝負はまだ終わっていないぞ!!」
ドギーは自分の愛刀を、力強く握ると構えの姿勢をとった。
「うぉおおおっ!!」

492 :ミッドナイト・ドッグファイト ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:22:07 ID:51DGurIC0
ギャアアアン!!

D・ソードベガが、グレイギャノンから打ち出された火球を受け止め……そしてそれを、撃ち出したグレイ本人の方に跳ね返した。
「なんだとっ!」
グレイの口から驚愕の声が漏れる。

ドォオオン!!

「ぐうぅっ!!」
グレイは自らの火球の直撃による爆発で、大ダメージを喰らう。
そして次の瞬間、グレイの目の前には一瞬で間合いを詰め、屋根の上まで登って来たドギーの姿があった。

ザシュッ!!

「ぐあぁっ!!」
グレイが呻き声を上げる。
ドギーの刀がグレイの腹部を貫いていた。
その瞬間、グレイは思った。

(なぜだろう……まるで私は………どの道こうなる……運命だった……ような………気が……する……)

「見事だ……」
自分を貫いた男に、そう賛辞の言葉を送ると、グレイはそのままバランスを崩し、倒れる。

ドシャアアンッ!!

廃工の屋根から、グレイと、そのボディを貫いたまま剣を握っていたドギーが二人揃って落下した。


493 :ミッドナイト・ドッグファイト ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:22:53 ID:51DGurIC0
「…………」
戦闘不能となったグレイは天を仰ぎ、夜空を見上げた形で倒れていた。

「ぐっ……はぁ……はぁ……」
一方ドギーも、うつ伏せに倒れたまま、立ち上がれずにいた。
グレイを倒しはしたものの、彼の腹部の傷はさらに広がり、体の下には血溜まりが出来ていた。
(やばい……目が……霞んで……)
ドギーは死を予感した。だが、死ぬわけにはいかなかった。彼にはまだしなければならない事があった。
(スワン……!!)

一方のグレイは……どこか満足げに星空を見上げていた。
薄れ行く意識の中、彼の頭にはいつか聞いた美しいピアノの音が流れていた。
(マリア……)

もうすでに死を受け入れたものと、それでも必死に生にしがみつこうとする者という差はあったがグレイとドギーの意識は、共に大切な女性の事を思いながら、その場でほぼ同時にブラックアウトした。

一つの死闘が終わりを告げ、辺りは再び夜の静寂に包まれた。

ザッ……

「なんだろう……なんか凄い音がしたけど……」
倒れているグレイとドギーに近づく、一つの影。

「うわぁ……このヒト達……ここで闘ってたのかな……」
そこには緑色の髪をした少年が立っていた。

494 : ◆EH/m9HHVFI :2008/03/03(月) 21:26:43 ID:51DGurIC0
投下終了。
長くなってしまいましたが、
明日もう一度だけ続きを投下させていただきます。
それで今回の予約分は終了です。

一つの話の続きをあんまり私一人で書いてしまうのは趣旨と外れますので
今後は予約前に分量をよく考えたいと思います。
今回だけはご容赦を。

495 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/03(月) 23:04:47 ID:deI/qi7SO
>>494
投下GJです。
グレイとドギーの生死は?
シオンはどんな行動をとるのか?
今から、明日が楽しみで仕方ありません。

496 : ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:34:39 ID:VZsQN3p80
ご感想ありがとうございます。
本日分投下させていただきます。

497 : ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:35:44 ID:VZsQN3p80
「うっ……ここ……は?」

ドギー・クルーガーは意識を取り戻した。だが、酷く体が重い。
(オレは確か……黒いロボットと戦い、撃たれ……そいつは倒したが……そのまま)
地獄の番犬と恐れられたドギーだが、一瞬自分が本当に冥府へ来てしまったのかと錯覚した。
しかし、どうやらまだ命があるようだ。
全身を覆う苦痛を覚えるほどの倦怠感も、生きている証と考えれば、むしろ心地よく思える。
どうやらここは廃工の中らしく、電気はまだ通っていたのか、小さな豆電球が周囲を薄暗く照らす。

「あっ……目が覚めたんですね」
そんな彼に気づき、声をかける者がいた。
その者は参加者の一人、西暦3000年の未来から来たハバード星人の生き残りの少年シオン。
外見は地球人と変わらないが、緑色に染まった髪が特徴的だ。
「でもまだ安静にしててください。貴方、銃で撃たれたんですから」
「これは……君が手当てをしてくれたのか?」
ドギーの腹には包帯が巻かれていた。
「はい、弾は貫通してたので、止血と消毒と軽い縫合をしただけですけど。近くに病院の跡があって、そこで使えそうなものは貰ってきたんですよ」
「そうか……助かった。礼を言う。ありがとう。私の名はドギー・クルーガーだ。君も……参加者なのか?」
「ええ。貴方の姿は参加者が全員集まってたあの時から覚えてました。……あ、僕はシオンって言います」
無邪気な笑みを浮かべながらシオンは言った。
「……俺を助けてくれた、という事は君もあのロンという男の企画したこの殺し合いに乗ずる気はないのだな」
「はい。僕は理由があれば戦いはしますけど、こんな形で……ましてや殺し合いなんてしたくないですよ」
そう言いながら、彼は何かをカチャカチャといじっていた。
「このヒトも確か参加者ですよね」
シオンが触っていたのは、先ほどまでドギーと死闘を演じたグレイのボディだった。

498 :シオンの主義 ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:38:03 ID:VZsQN3p80
「まさか!そのロボットを修理しているのか……!?」
意識がようやくはっきりしてきたドギーがその事に気づき驚愕する。
「はい、そうですよ。貴方を手当てしたのと同じです」
「待て!そいつは……うぐっ!」
思わず立ち上がろうとしたドギーの腹部に激痛が走る。
「駄目ですよ、大人しくしてないと」
「そいつは……危険だ!俺のこの傷もそいつにやられたんだ」
「でも貴方もこのヒトを壊したんでしょう?」
「それは……!そのロボットが襲ってきたからやむを得ず……!」
ドギーはそう弁明するが、シオンは再びグレイの修理を続けた。
「……貴方は多分嘘は言ってないんでしょうけど、貴方の言い分だけ聞くのはフェアじゃないです。
貴方を助けた以上、僕はこのヒトも放っておくわけにはいきません」
「駄目だ!君も危険に晒されるぞ!頼む、俺の言うことを聞いてくれ!でないと俺は無理矢理でも君を止めなければならない」

シオンは再び手を止め、ドギーに向き合った。
「貴方はさっき、殺し合いに乗ずる気はないって言いましたよね。でしたら、正当防衛の結果相手を殺してしまう事は仕方ないにしても。今、このヒトを助けようとしてる僕を止めまでするのは矛盾していませんか?」
「………」
凶悪犯は容赦なくデリートしてきたドギーとどんな凶悪犯も殺さずに圧縮冷凍して罪を償わせてきたシオンとの主義の違い。
ドギーはまだ納得はできなかったが、シオンに反論する言葉が浮かばなかった。
さらに彼に命を助けられ、身体が傷ついた状態という弱みもあり、これ以上強く言うことが出来ない。
「仕方ない……。だが、くれぐれも気をつけてくれよ……」
「はい。判ってくれてありがとうございます」
シオンは真剣な表情を崩し、再び笑みを浮かべた。
「しかし……考えてみると、君は本当にそのロボットを直せるのか?」
冷静になったドギーは疑問を投げかける。
「はい。かなり複雑なメカニズムですけどもう少しすれば直せます」
それはドギーにとって内心喜ばしくないな事実だったが、同時に別の事が頭に浮かぶ。

499 :シオンの主義 ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:39:46 ID:VZsQN3p80
「君なら……この首輪を解体できるんじゃないのか?」
参加者全員の生殺与奪を握っているこの忌まわしき枷。
あれほどの高等なロボットを修理できる彼ならあるいは解体する事が出来るのでは、とドギーは考えた。
「はい。出来るかもしれません」
「ならば……っ!」
「でも、出来ないかもしれません」
シオンはそう続けてドギーの言葉をさえぎる。
「そして……もし後者だったらこの首輪、爆発しちゃいますよ。だから迂闊に試すわけにはいきません」
「そうか……」
ドギーは落胆した。
ただ単にシオンには外せない、という事だけではなく、彼がそう言ったからには、スワンも同じ事も言うかもしれないからだ。
「でも……もし、僕のほかにも」
「ん?」
「僕のほかにも機械知識に明るい人がいれば、その人と協力しあって安全にコレを外す方法が見つかるかもしれません」
さらにシオンは言葉を続ける。
「……実はこのヒトを直してるのは、そういう理由もあるんです……このヒト凄い技術で作られてますよ。
こんな凄いロボット31世紀にも……あ、いやなんでもないです」
少し慌てて口を噤むシオン。
「なるほど……そいつから知恵が借りられるかもしれない……そう考えたわけか」
このロボットが素直に協力するとは思えないが、その理由を聞くとますますグレイの修理を認めざるを得なくなった。
「それにしても、誰がこのヒトを作ったんでしょうね……こんな技術、僕が知る限りどの星にもないですよ
……まさか、異次元のヒトが作ってたりして。いや、これは冗談ですけど」
「ふっ……」
こんな状況だというのに、まるで小さな子どもが玩具で遊ぶかのように、楽しげに話す少年に、ドギーは思わず緊張が解け、苦笑してしまう。
「……今、君が言った機械に詳しい人間だが、このリストの中の俺の知り合いに、メカの技術と知識に関しては保障できる者がいる。
俺はなんとか彼女に接触したいと考えているんだ。俺は彼女の匂いを追って探しているんだが……君も付き合ってくれるか?」
「はい!喜んで!」
シオンは即答すると。ますます嬉々として作業を続けた。

そして、それからしばらく時間が過ぎた時……グレイの瞳に再び光が宿った。

500 :シオンの主義 ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:43:25 ID:VZsQN3p80
ギュイイイン……

グレイの電子頭脳が再起動する。
そして次の瞬間グレイは言葉を発した。
「小僧……貴様が私を直したのか?」
生物の脳のそれとは違い、グレイの記憶回路は混乱を起こす事はなく、瞬時に状況を理解していた。
「ええ、そうです。おはようございます」
「気をつけろ!一旦離れるんだ!」
ドギーが身構える。
「ふん……落ち着け。今、貴様とやりあうつもりはない。私はこいつと話をしているのだ」
先ほど殺し合いを演じた仲であるドギーを一瞥し、グレイの文字通り機械質な瞳がシオンを見据える。
「助かります。……じゃあ、いくつか質問させていただいていいですか?」
「……なんだ」
「貴方のお名前は?あ、失礼。僕はシオンです。よろしく」
ニコニコ微笑む目の前の少年にグレイは少し戸惑っていた。
「……グレイ」
「グレイさん。……改めて、はじめまして」
「……聞きたい事はそれだけか」
「あ、いえ、本題はこれからです。
グレイさん、貴方は……あちらのドギーさんを撃ったと聞きました。貴方は殺し合いに乗ったと言うことですか?」
「いかにも」
その返事にシオンの表情が少し曇る。
「なぜです?あのロンという男の言った願い事が目的ですか?それとも単純に他のヒトに殺されるのが怖くて?」
シオンのその質問に対してグレイは少し笑うかのような仕草を見せた。
「……私には望みもなければ死も恐れてはいない。単純にゲームを楽しみたかっただけだ」
その言葉を聞いて、これまで黙って二人のやり取りを伺っていたドギーが激昂する。
「ふざけるな!そんな理由で殺し合いに乗ったというのか!」
「そうだ……そしてそのゲームは先ほどで終了したはずだった……なぜか頼んでもいないのに助けられたがな」
「それはすみません。余計なお世話でしたかね」
「ふん……」


501 :シオンの主義 ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:44:48 ID:VZsQN3p80
「……じゃあ、グレイさん。一度死んでやりなおしたと思って、今度は僕たちと協力して、あのロンを倒すゲームをやりませんか?」
シオンの言葉にドギーが驚きの声をあげる。
「おい!何を言っている!?今こいつの言った事を聞いていなかったのか!?」
ドギーがただのゲームとして殺し合いに乗ったグレイを危険視する一方で、シオンはグレイが殺し合いに大した理由をもっていないのならば、逆に自分達に協力する方にも転んでくれると考えていた。

「指図は受けん……」
しかし、グレイはシオンの提案を一蹴した。
「………それは残念です」
本当に言葉通り、シオンは「残念」という仕草と表情をした。
「……だが、お前に借りを作ったままでは私のプライドがそれを許さない」
「えっ?」
「小僧、私は私のやり方で、お前に借りを返す。その時までお前を死なすわけにはいかん」
「えーとそれって。もしかして僕についてきてくれるって事ですか?」
シオンの顔が再びうれしそうにほころぶ。
「ふん……勘違いするな。私の納得する形でお前に借りを返すだけだ。全面的な協力はせん」

「おい、勝手に話を進めているがその子は俺と行動するんだぞ?」
二人のやり取りに思わずそう口を挟むドギー。
「貴様は貴様で勝手にこの小僧と組めばいい。私はあくまで借りを返すためにしばらくこいつについて行くだけだ」
「チィッ……人を狙撃したかと思えば……勝手なヤツだ……!」
ドギーは舌打ちをする。グレイの同行は決して歓迎出来る事ではないが、現状では受け入れざるを得なかった。
「なにはともあれ、これからしばらく3人一緒に行動するんですから、ケンカはやめましょうよ。ね」
(はは……なんだか最初のころのドモンさんとアヤセさんみたいだ)
二人の間にシオンが入り込み、笑いながら交互に両者を見た。

この瞬間、少し奇妙な3人組の連帯行動が始まる事となった。


502 :シオンの主義 ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:47:41 ID:VZsQN3p80
【名前】グレイ@鳥人戦隊ジェットマン
[時間軸]:49話(マリア死亡)後
[現在地]:G-4都市 2日目 明け方
[状態]:健康?
[装備]:自らのパーツ全て
[道具]:遠距離射撃用ライフル 支給品一式
[思考]
第一行動方針:自分の納得のいく形でシオンに借りを返す
その後の方針は未定。上記の目的を果たした後は殺し合いを再開するのか、それとも……

【名前】シオン@未来戦隊タイムレンジャー
[時間軸]:50話、タツヤと別れる瞬間(20、21世紀の記憶、知識は全て残っている?)
[現在地]:G-4都市 2日目 明け方
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:首輪を解除するために、機械知識のある人間と接触したい。
第二行動方針:グレイとドギーの仲が険悪なので、なんとか懐柔したい。

【名前】ドギー・クルーガー@特捜戦隊デカレンジャー
[時間軸]:最終回時点
[現在地]:G-4都市 2日目 明け方
[状態]:負傷、暫く戦闘不能(無理をした場合命に関わる)
[装備]:マスターライセンス
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:傷が癒えるまでの安全の確保、グレイへの警戒は解いていない。
第二行動方針:スワンを探す。


503 : ◆EH/m9HHVFI :2008/03/04(火) 22:52:35 ID:VZsQN3p80
投下終了。
3日にわたる連続投下に始まり、至らぬ点多々ございまして申し訳ありませんでした。
勝手に布石等貼りまくりですが、この続きは他の書き手の方が引き継いでくださると嬉しいです。
また近いうちに他のキャラの視点から参加したいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

(なおシオンの髪は最終回時点では緑じゃないんですが、緑の方がキャラが立っていたのでこう表記させていただきました)

504 :名無しより愛をこめて:2008/03/05(水) 00:03:25 ID:kMAWzVJZ0
GJ!
三者の考え方の違いを描きながら、まとまっていく様が非常に秀逸でした。
これから3人がどう活動していくのか、楽しみです。

505 :名無しより愛をこめて:2008/03/05(水) 02:04:22 ID:Ob+kchlIO
GJ!
三人がどうからむかと思ってましたが、意外な展開に驚きました。

506 :名無しより愛をこめて:2008/03/05(水) 08:46:42 ID:XoaMDWsT0
GJ!
しかし相変わらずドギーは狙撃に弱いww
このトリオのこれからの動向がかなり気になります

507 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/05(水) 11:22:18 ID:4K/a5gZA0
投下スレで書いたように、思ったより進行が捗らないので予約を破棄させて頂きます。
今後はこのような事が無いように精進していきたいと思います。

508 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:06:33 ID:Q8sHks910
>>503
GJです。
これは、名(迷)トリオが生まれそうな予感w


最終チェックが終わり次第、投下いたします。

509 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:15:08 ID:Q8sHks910
鬱蒼とした森の中を、メレは前へ前へと突き進んでいた。
脳裏をよぎるのは、目の前で、ロンの攻撃に倒れた理央の姿。
傷ついた姿にすがりつき、揺り起こそうとしている所で彼女の意識は途絶えた。
気が付くと、どことも知れぬ広間の中、
周囲の人間を掻き分け、見つけ出した理央の無事な姿に安堵していると、奴が現れた。

ロン。自分を騙し、理央を貶め、異形の姿―幻獣王に変えようとしている憎い敵。
理央を嘲笑うその姿に、せめて一矢報いてやろうと釵を構えたその時、
自分達より少し離れた場所にいた壮年の男が、姿を人から異形に変え、ロンに対して二刀を構えた。
少しの隙も無いその構えからは、相当の実力がうかがい知れる。だが・・・

ほんの一瞬静まりかえった会場に、悲痛な叫びがこだまする。

自らの吐き出した血にまみれ、倒れ伏す剣士を満足そうに見つめると、ロンはメレを一瞥した。

――お前が歯向かえば、お前の愛する者も同じ目にあう――

その目は、メレにそう告げていた。
それは、彼女の抵抗の意思を鈍らせる。
理央を守る為ならば、自分の命など捨てても構わない。刺し違えてでも、奴を倒す。
あの時も、今もそう思っていた。
だがこれでは、逆に彼を危険にさらす事になってしまう。
結局、彼女に出来たのは、門をくぐる時にロンを殺意を込めて睨みつける事だけだった。


振り払っても、振り払っても、なお脳裏をよぎる理央の傷ついた姿に悩まされながら歩みを進めると、少し開けた場所に出る。
メレは振り向き、手にした釵を構え直した。

――理央様。今しばらくお待ち下さい。すぐにお傍に馳せ参じて、今度こそお守りいたします。ですが、その前に――

「いい加減出て来なさい。さっきからあんたがついてきてるのは判ってんのよ」
声を上げると、少し離れた茂みが揺れた。

510 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:16:02 ID:Q8sHks910


「誰も通らない・・・」

月明かり遮る森の中、じっと立ったまま前を見つめていたシグナルマンは肩を落とした。
転送された場所から動かず、誰かが通りかかるのを待っていたが、いつまでたっても人が来ない。
これでは、夜が明けてしまう。
待つ事に見切りをつけると、シグナルマンは歩き出した。
向かうは、都市部。ペガサスの一般市民もきっとそこに居るだろう。
根拠の無い確信とともに、しばらく歩みを進めると、少し遠くの方で、夜空を焦がすような炎があがる。
誰かが闘っている
そう思うとシグナルマンは、炎のあがった方へ駆け出していた。
もし、闘っているのが一般市民なら、助けてやらなければいけない。
そうでないとしても、黙って見過ごす事などできない。
今の彼を突き動かしているのは、警官としての使命感だった。


511 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:17:28 ID:Q8sHks910


「勘のいい女だな」

現れたのは、黒い装甲を身に纏った、いや、装甲と一体化した男だった。
一見して、普通の人間とは思えない。
自分達の獣人体とは少し違うようだが、同じようなものだろうとメレは見当をつけた。
その予想は、あながち外れてはいない。
彼はクエスターガイ。
ボウケンジャーに倒され、ゴードム文明の神官 ガジャによって、甦った。
リンリンシーと同じ様に、他者の手によって新たな命を得た者だった。
その手には、二丁の銃が握られている。
「上手く隠れてたみたいだけどね。殺気がこぼれてきてるのよ。あいつの考えに乗ったってわけ?」
「当ったり〜。変なパツキン野郎に指図を受けるのは気に食わねえが、邪魔なボウケンジャーを片付けるついでに、優勝を目指すのも悪くねえ」
適当にいなして、立ち去るつもりだったが、仕方が無い。
他の者に手をかけるのは構わないが、理央に害を及ぼすような者を捨て置くわけにはいかないのだから。
「軽い男ね。いいわ。本当はあんたみたいな奴と関わってる暇は無いんだけど、相手をしてあげる」
胸の前で手を交差し、鳥の羽ばたきの様にゆるやかに腕を上下すると、瞬く間に不死鳥を模した姿になる。

「幻獣フェニックス拳のメレ」



512 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:18:46 ID:Q8sHks910

例え、ロンが分け与えた力でも使う。あの時決めたのだから。何にでもなると。
メレに迷いはない。
「火将危願」
腕から放たれる炎が暗闇を照らす。
解き放たれた炎の鳥は、ガイを喰らおうとそのあぎとを開く。
「あっぶね!熱ッ」
からくも避けると、両手の銃から弾丸を放つ。
「甘いわよ」
放たれた弾丸を釵で払い落とす。
ガイは舌打ちすると、銃を短剣に組替える。
接近戦を挑もうとしているのを見て取ると、メレはカメレオン拳の臨技を使い、姿を消すと懐に入り込み、短剣を跳ね上げる。
そのまま、ぐるりと後ろに回りこむと首にぴたりと刃を沿わせる。



513 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:19:34 ID:Q8sHks910
「終わりよ。油断したわね」
「・・・っ、待てよ。俺を殺したら分からなくなるぜ。理央って野郎の居場所」
「・・・知ってるの?」

一瞬、メレに隙が生まれる。
それを見逃すガイではなかった。
「うっそ〜」
動揺し、ガードの甘くなっていた鳩尾に肘をしたたかに叩き込む。
たまらず倒れこむメレの手から、釵を奪い取ると地面に縫い止めるように、左肩に突き刺した。
「形勢逆転」
メレは、痛みに呻き、薄らいでいく意識に足掻きながら、死を間近に感じていた。
思い浮かぶのは、たった一つの面影。

――理央様、申し訳ありませ・・・――

それっきり、彼女の意識は闇に沈む。
ガイは止めをさそうと、もう一方の釵を振り上げた。
その時・・・

「本官の許可無く勝手に戦うんじゃない!!」

いっそ、場違いとさえ感じる声が響きわたると、ガイの視界が真っ白に染まった。
「くっそ。何だこれはよー」
充満していた煙が晴れ、周りが見渡せるようになった時、すでにガイの目の前から、メレは消え去っていた。


514 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:20:01 ID:Q8sHks910


「・・・ここまで、逃げれば大丈夫だろう」

シグナルマンは手近な木の側に、抱え上げていた女性を横たえる。
ぐったりとして、意識はないようだ。突き刺さったままの武器が痛々しい。
せめて手当てをしようと、傷口を圧迫しながら、引き抜く。
不思議な事に、血は一滴もついてはいなかった。
いぶかしみながらも、首筋で脈を取る・・・
「・・・脈が無い」
慌てて、鳩尾より少し下、心臓のある辺りに耳を押し当てる。
・・・鼓動は聞こえてこなかった。
シグナルマンはがっくりと肩を落とした。
「・・・間に合わなかったのか」
まだ止めはさされていないと思い、助けに入ったが、その時にはもう手遅れだったのだ。
シグナルマンは、無力感に苛まれながら、シグナイザーを電磁警棒状態に変形する。
それをスコップ代わりに、穴を掘り出した。
後、自分に出来る事といえば、彼女を弔う事だけだと感じながら。


515 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:21:23 ID:Q8sHks910


「さーて、どうすっかな」
火傷を負った腕をさすりながら、ガイは考え込む。
止めをさしたい所だったが、どこのどいつか知らないが、助けに入って逃げたようだ。
探し出そうかとも思うが、火傷はそれなりに痛んだ。

ガイにとって幸いだったのは、広間で比較的近くにいたメレが自分と同じ場所に転送された事だ。
メレの方は、ロンを警戒するので手一杯のようだったが、ガイは、得体の知れない金髪と面識のある様子の二人を覚えていた。
その事が、あの瞬間の勝敗を分けたのだった。

「まっ、いっか」
他にも、参加者は沢山いる。
そう思い直すと、ガイは水場を求めて歩き出した。





516 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:21:48 ID:Q8sHks910
【クエスター ガイ@轟轟戦隊ボウケンジャー】
[時間軸]:Task.23以降
[現在地]:B-5 森林 1日目 深夜
[状態]:腕にそれなりに痛む程度の火傷
[装備]:グレイブラスター 釵一本
[道具]:不明
[思考]
第一行動方針:とりあえず、川でも探すか
第二行動方針:ボウケンジャーを片付けて、ついでに優勝を目指す

【シグナルマン・ポリス・コバーン@激走戦隊カーレンジャー】
[時間軸]:第36話以降
[現在地]:B-5 森林 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:シグナイザー
[道具]:けむり玉(1個使用済み)数は不明、その他は不明。
[思考]
第一行動方針:ペガサスの一般市民を保護しなくては
第二行動方針:戦っているものがいれば、出来る限り止める

【メレ@獣拳戦隊ゲキレンジャー】
[時間軸]:修行その46 ロンにさらわれた直後
[現在地]:B-5 森林 1日目 深夜
[状態]:鳩尾に打撲、左肩に深い刺し傷、2時間獣人体への変身不可、気絶中
[装備]:釵 現在は、1本だけシグナルマンが持っています。
[道具]:不明
第一行動方針:早く、理央様の元に行かなくては
第二行動方針:理央様に害を成す者は始末する
備考:リンリンシーの為、出血はありません。
   脈や心臓の鼓動も元々ありません

517 :献身と勘違い ◆Z5wk4/jklI :2008/03/05(水) 21:23:33 ID:Q8sHks910
以上です。
思っていたより、長くなってしまいました。
誤字脱字、矛盾点の指摘をお願いします。

518 :名無しより愛をこめて:2008/03/05(水) 22:27:02 ID:MrduuEC+0
GJ
シグナルマンは和みますね。
シリアスな場面をカーレン勢はかき回してくれそうです。
やはりこういう企画では一種のシュールさも魅力なので



519 :名無しより愛をこめて:2008/03/05(水) 23:37:18 ID:kMAWzVJZ0
GJ!
どこまでも尽くそうとする重いノリのメレと、軽いノリのガイの対比がいい感じでした。
シグナルマンの勘違いが後々どう影響していくのか、楽しみです。

とりあえず簡易ではありますが、下記にまとめサイトを作成いたしました。
ちょこちょこと充実させていきたいと思っておりますので、ここを変えて欲しい、これを追加して欲しいなど、ご意見がありましたら、ご教授いただければ幸いです。
ttp://homepage3.nifty.com/w-end/index.htm

520 :名無しより愛をこめて:2008/03/06(木) 00:46:53 ID:b9sT+XAI0
お疲れ様ですー

521 :名無しより愛をこめて:2008/03/06(木) 05:45:16 ID:c2cdizOFO
>>517
GJ!
まさかの勘違いに吹きました。

>>519
まとめサイト作成乙です!



522 :名無しより愛をこめて:2008/03/06(木) 08:20:12 ID:03Cumu750
>>517
GJ!
やっぱクエスターはロワだと映えますね
埋められそうなメレの運命やいかにww

523 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/06(木) 16:08:19 ID:puhK/m5Z0
本日に理央を予約した者ですが、8割から9割程度完成しております。
早くて今日の深夜、遅くとも土曜日辺りに投下できるかと思います。
どうかよろしくお願いします。

524 :名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 02:23:07 ID:GyrGnvNdO
楽しみにしています。

525 :名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 11:39:55 ID:pBA+jneY0
>>503
今更ではありますが、0時からなので1日目ではないかと。
あと後々混乱を招くかもしれないので、深夜が何時から何時までを指すとか決めておいた方がいいかも知れませんね。

526 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/07(金) 11:48:08 ID:UA4tD+610
【作中での時間表記】(0時スタート)
 深夜:0〜2
 黎明:2〜4
 早朝:4〜6
 朝:6〜8
 午前:8〜10
 昼:10〜12
 日中:12〜14
 午後:14〜16
 夕方:16〜18
 夜:18〜20
 夜中:20〜22
 真夜中:22〜24

次からはテンプレに入れた方がいいかもしれない。

527 :名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 12:59:34 ID:pBA+jneY0
黎明を戦隊ロワは明け方にするのはどうでしょうか?

528 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/07(金) 15:14:47 ID:UA4tD+610
投下します。

529 :黒獅子の誇り ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/07(金) 15:17:21 ID:UA4tD+610
「また、貴様の馬鹿げた暇つぶしに付き合えというのか」
吹き荒ぶ風の中、ただ1人砂漠に平然と佇む理央。その瞳は、自身の家族を虐殺したロンへの怒りで満ち溢れていた。
オアシスからそう遠くないエリアに飛ばされたのは彼にとって幸運だった。
「ここは砂漠。地図によればD-10辺りだな。まずは支給品を確認し……ん?」」

支給品を確認するため、ディバックを空けようとした瞬間の事だった。
北西から炎が立ち込める。煙は周囲に広がり、戦闘が開始された事は容易に想像できる。
「北西から煙が広がっている。既に殺し合いに乗っている存在がいるという事か」
しばらくしても炎の勢いが止む気配は無い。彼に不吉な予感が過ぎる。
目の前で父を殺された家族に自身の姿を重ね合わせ、彼は決心する。
「俺は臨獣拳使いとして、貴様などに決して屈しはしない!」

若き黒獅子は決意に満ちた様子で森へと動き出す。だが、彼は知らない。
自身の忠実な片腕であり、愛する女性は自身が忌み嫌っている幻獣拳の力を持っている事に。

530 :黒獅子の誇り ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/07(金) 15:18:10 ID:UA4tD+610
【名前】理央@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:修行その47 幻気を解き放った瞬間
[現在地]:D-10砂漠 1日目 深夜
[状態]:健康 ロンへの怒り
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
基本方針:殺し合いには乗らない。乗った相手には容赦しない。
第一行動方針:メレと合流する。
第二行動方針:北西の森へ進む。

531 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/07(金) 15:19:49 ID:UA4tD+610
投下完了。
短いですが、誤字脱字、矛盾点の指摘をお願いします。


532 :名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 17:15:02 ID:9czk0HkT0
GJです
再会フラグキター!!と思いたいところですが、すれ違いそうだなー。
なにせ、彼女は埋められそうな真っ最中ですしw
向かう途中にサンヨがいるエリアに近づきそうなのも気になるところです


533 :名無しより愛をこめて:2008/03/07(金) 19:05:58 ID:pBA+jneY0
投下乙。
果たしてメレの元に辿り着けるのか。いや、辿り着けるわけがない(反語)
短いながらも厚い作品でした。


534 : ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:42:38 ID:HGe2Czd10
仲代壬琴、志乃原菜摘します。初めてなんで甘い部分あるかと思いますがご容赦下さい。。


535 :「地獄から来た恐竜野郎 ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:43:24 ID:HGe2Czd10
深遠の闇の中で、アバレキラー・仲代壬琴は目を覚ました。
自分は確かに、一度死んだ。だが、今こうして金髪の男が言う「殺し合い」
の舞台に立たされている。
見知らぬ者ばかりの、集まりを出て仲代は広大な異世界へ放り出された。
「この俺が・・・ゲームの駒だと?ふざけやがって・・・」
あくまで冷徹に、怒りを内に秘めて呟く。月明かりが、それを嘲笑うように光り輝くのを見あげながら。

不意に地面を見る。1枚のコインが月明かりに照らされて輝くのが見えた。
仲代はそれを拾い上げ、爪で弾きながら宙に投げ飛ばす。
それをキャッチし、また投げる―
「賭け、をするか。」
表なら、殺し合いに乗らずゲームマスターを殺す。
裏なら・・・殺し合いに乗ってゲームマスターも殺す。
「さぁ・・・どっちだ?」
コインが宙を舞い、そそれが手に戻ろうとする。
手の中にある、今のコインは”その時は”確かに裏を向いていた。
だがその時、後方からの不意の衝撃に仲代はバランスを崩し倒れてしまった。

536 :地獄から来た恐竜野郎 ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:44:30 ID:HGe2Czd10
――――――――――

「いたたた・・・一体何なのよさっきからぁ〜!!
変な金髪に殺し合いしろとか、そんなの給料の中に入ってないわよ!!
でも・・・これって労災降りるのかしら?」
仲代が顔を上げると、そこには尻餅を付いて倒れこんだ女の姿があった。
背はかなり高く、ショートカットでボーイッシュな姿が彼女の性格を物語るように思えた。

仲代が投げたコインは、何とか彼の手に納まり運命を変えていた。
彼がそのコインを見た時、コインは表側を向いていた。
彼女との不意の出会いが、彼自身のその後さえも変えてしまったのだ。
「お前・・・なんなんっ!?」
仲代が質問を終える前に、短髪の女・志乃原菜摘は仲代の顔をまじまじと見つめ笑った。
「あなた、顔はちょっと悪人っぽく見えるけど・・・今はそんなことどうでもいいわ。
私は、この殺し合いになんか乗るつもりはないの。だから、あなたとも戦うつもりはない。これだけは分かって欲しいのよ、いいわね!?」
仲代が、コインを見つめながら面倒臭そうに頷く。コインで答えを出すというルールを決めた以上、それに従うのがゲームだ。

537 :地獄から来た恐竜野郎 ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:46:49 ID:HGe2Czd10
短髪の女は安心したように微笑むと、手を差し出した。
「私は、イエローレーサー。志乃原菜摘っていうの。宜しくね!」
仲代は「やれやれ」と言った顔で菜摘の顔を見て、握手を平手で叩き返した。
「俺は、仲代。仲代壬琴だ。俺はアバレ・・・」
仲代が全てを言い終える前に、菜摘が更に言葉を返す。
「アバレ・・・アバレーサーってのはどう?カーレンジャー7人目の戦士にして
あげてもいいわよ!?」
仲代は溜息を吐きながら、女の後を着いて行く。
(何なんだこの女は・・・まぁ、いい。殺し合いに乗らないなら乗らないなりに
楽しみ方はある。それに、あの男の好きなようになるのも気に食わないしな。)

女のペースに振り回される中でも、仲代のゲームマスターとしてのロンへの
対抗心が静かに燃え上がっていく。

―ゲームをするのなら、駒選びには用心しろ。ゲームマスター、お前を倒すのは、俺だ―

「・・・ときめくぜ。」
転生した戦士、アバレキラー改めアバレーサーの白いコートが夜風に翻る。
運命とは、どう転ぶのか・・・1秒先まで分からない。

538 :地獄から来た恐竜野郎 ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:48:04 ID:HGe2Czd10
【名前】仲代壬琴@爆竜戦隊アバレンジャー
[時間軸]:ファイナルアバレゲーム 死亡後
[現在地]:J-10採掘場 1日目 黎明
[状態]:健康、ゲームの駒にされた事による静かな怒り
    コイン占いにより殺し合いには乗らないと決める
    ロンを倒し、このゲームを破壊する
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
基本方針:殺し合いには興味ない。ゲーム(殺し合い)の頓挫を狙う。
第一行動方針:志乃原菜摘と共に行動。現状を把握する。
第二行動方針:西へ移動



539 :地獄から来た恐竜野郎 ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:48:34 ID:HGe2Czd10
【名前】志乃原菜摘@激走戦隊カーレンジャー
[時間軸]:最終回終了後
[現在地]:J-10採掘場 1日目 黎明
[状態]:健康、出会った謎の男(仲代)と共闘の意志の確認
    とりあえず、仲間を集める
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
基本方針:殺し合いには乗らない。仲間を集めて状況を打開したい。
第一行動方針:仲代と共に行動。仲間(陣内恭介・シグナルマン)を探す。
第二行動方針:西へ移動


540 : ◆KZsK6H.L4U :2008/03/08(土) 00:49:20 ID:HGe2Czd10
急用が入ってしまい、速攻で書き上げました。
ご意見、ご指摘よろしくお願い致します。

541 :名無しより愛をこめて:2008/03/08(土) 04:10:56 ID:nJv0SkFHO
投下乙です。
意外な展開でしたがコインで自らの行動を決めたキャラのSSがすでに投下されていますよね?
それが気になります。


一つ提案ですが、したらばかまとめサイトに>>>340にあるような、
書き手や予約のルールも追加したほうがいいのではないでしょうか?


542 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/08(土) 11:28:42 ID:KLYWQc3u0
>>541
したらばにテンプレ作成用スレッドを立てました。
時間が確保出来次第、内容を追加していく予定ですので、
そちらに付け加えておきます。

543 :名無しより愛をこめて:2008/03/08(土) 11:50:48 ID:nJv0SkFHO
乙です。
管理人様、お手数を掛けました。


544 :名無しより愛をこめて:2008/03/08(土) 18:34:23 ID:2tA2OVkb0
急浮上します。

545 :名無しより愛をこめて:2008/03/08(土) 20:22:04 ID:qoFS20AzO
>>541
落ちていたコインは、グレイの投げた物かと思ったのですが、
場所が違いましたね。

546 : ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:51:27 ID:Pcc3aBGK0
>>541
まとめサイトのトップページにも追加いたしました。
それでは投下いたします。


547 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:51:55 ID:Pcc3aBGK0
 夜の暗がりの中を、髪を両端に束ねた少女が歩いていく。
「真墨!蒼太さん!チーフ!さくらさん!みんなぁー!!」
 少女の悲壮な声は空しくも夜の闇に吸い込まれていった。
 少女の名は間宮菜月。轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンイエローだ。
 だが、今の彼女は戦隊の一員とは思えぬほど弱々しかった。
 身体を小刻みに震わせながら、眼には今にも零れ落ちそうな程の涙が溜まっている。
 それも無理からぬことだろう。
 彼女は2年間トレジャーハンターとして世界を回っていたが、人の死というものに直接触れたのは今日が初めてだった。
 しかも、事故死や病死ではない。紛れもない殺人をその眼で目撃したのだ。
 菜月の思考はどうしようもないほど混乱していた。
 そのためか、彼女は広間から殺し合いの会場に飛ばされるや否や、支給品の確認もせず、仲間たちの捜索を始めた。
 ただがむしゃらに歩き、声を上げる。彼女の行動は無謀としか言いようがなかった。
 当然、彼女は発見されることになる。潜んでいた『彼』に。
「誰!?」
 不意に聞こえた物音に身を硬くする菜月。
「誰?真墨?蒼太さん?」
 自分の知り合いの名前を上げながら、物音のした方向へと近づいていく菜月。
 だが、夜の闇が彼女の足を止めさせる。そこに潜んでいる誰かが友好的な人物とは限らないことに今更ながら気付いたのだ。
「誰かそこにいるの!」
 震える声で相手を確認しようとする。だが、返事はない。
「気のせい……だよね」

548 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:52:27 ID:Pcc3aBGK0
 菜月は呟き、自分を無理矢理納得させると、その場から駆け足で逃げ去った。



「やれやれ、殺し合いには乗ってはおらぬようじゃが、あれでは頼りないのぉ〜」
 菜月が去って、数分後、『彼』は溜息と共に、そんな言葉を吐き出した。
 彼はブクラテス。宇宙を荒らしまわる海賊『バルバン』に籍を置く、樽学者である。
 たまたま菜月の近くへと飛ばされたブクラテスは、菜月の仲間を探す声に引き付けられ、様子を窺っていたのだ。 
 結局、ブクラテスは菜月と接触することを避けた。その理由はふたつ。
 まず、彼自身には戦闘能力はなく、戦闘に適した道具も支給されなかった。
 ブクラテスの支給品は首輪探知機と毒薬。場合によっては最強クラスの当たり支給品ではあるのだが、どちらも直接的な戦闘には使えない。
 そのため、菜月が無防備にも背中を向けたにも関わらず、襲撃という選択肢を選ぶことは出来なかった。
 そして、もうひとつの理由は、菜月と接触しても何の得にもならないと判断してのことだった。 
 ブクラテスの目的は生き延びること。
 最後のひとりになれば、何でも望みを叶えるというロンの申し出は魅力的ではあったが、戦闘能力のないブクラテスにとっては無理な相談だ。
 それに差し迫って叶えて欲しい願いもない。それよりも生き残ることが先決だ。
 ならば、どうすれば生き残ることができるか?殺し合いに乗っていない人物を見つけ出し、利用するしかない。
 だが、菜月のような人物では駄目だ。恐怖に震える女を味方に引き入れたところで足手まといにしかならない。
 探すべきは、お人好しで、冷静な判断力を持ち、ある程度の戦闘力を保有している人物。
 そんな人物がそう簡単に見つかるかは疑問だが、そこは賭けるしかない。
 ブクラテスは首輪探知機を利用して、条件に見合う参加者を探し続けるつもりだった。
 だが、転機は意外と早く訪れる。

549 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:53:01 ID:Pcc3aBGK0
 菜月の声をどこからか聞いたのだろうか。その男は程なくして、ブクラテスの前に現れた。
 その人物を視界に写したブクラテスは、迷わず男の名前を声を大にして言った。
「ブドー!」
 まるで日本の侍のような風貌をした怪人がそこにはいた。
「おおっ、ご老人」
 剣将ブドー。ブクラテスと同じく宇宙海賊バルバンの一員。
 手練揃いのブドー魔人衆を率い、数々の星を滅ぼしてきた名将。
 知り合いに会えた喜びにブクラテスは、ブドーへと駆け寄る。
「早速、お前に会えるとはついとるのぉ」
 ブドーはバルバンで剣将を名乗るだけあって、実力は折り紙つきだ。
 そして、お人好しとはいえないが、仲間を裏切ることは絶対にない人物。
 行動を共にするにはこれ以上ない好条件の相手といえた。

 だが、それは――

「なんじゃ?なぜ、刀を抜く?」

 ――ブクラテスが知っているブドーだったらの話だ。

「ぎぇぇぇぇぇっ!!」
 抜いた刀が閃くと同時にブクラテスの悲鳴が森へと轟く。
 ドサッと音を立て、腕が地面へと転がった。
「な、な、な、何をするぅ!?」
「ご老人。拙者はこの殺し合いに乗るつもりでござる」
「なんじゃと!」
 ブクラテスにとっては寝耳に水のことだった。
 ブドーはバルバンに忠誠を誓い、信義に厚い人物。
 ブドーならば、最後の二人になったとしても、舌先三寸で切腹させることも不可能ではないとさえ考えていたほどだ。

550 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:53:34 ID:Pcc3aBGK0
「馬鹿な、ワシを、仲間を犠牲にすると言うのか!」
「仲間?ふっ、既に拙者に仲間など存在せぬ。
 魔人衆を失い、ギンガマンに敗れ、バルバンからも追われた拙者の為すべきことは、もはや、ただひとつ。
 初心に立ち返り、己の腕を最強にまで磨くこと。この場は腕試しには申し分のなき環境。戦って、戦って、戦い貫くのみ」
(一体何を言ってるのじゃ、こいつは?)
 ブクラテスにはブドーの言っていることが理解できなかった。
 ブクラテスの認識では、魔人衆は健在。
 ギンガマンとの戦闘も復活した直度の一回切りで撤退こそしたものの敗北とは言い難い。
 何より、バルバンから追われてなどいない。
(もしやこの状況で狂ったとでもいうのか?)
 それはブクラテスとブドーがロンに連れて来られた時間軸のずれによって生じた誤解だった。
 ブクラテスの居た時間軸はサンバッシュが敗北した直後。ブドーが行動隊長になる前のことだ。
 対して、ブドーはギンガマンと戦い、命を落とした後から連れて来られている。
 両者が生きてきた時間を考えると、数ヶ月のわずかなずれでしかないが、そのわずかなずれが二人に致命的な誤解を与えていた。
「心配せずとも、拙者が優勝した暁には、拙者の願いはダイタニクスの復活。後のことは拙者に任せ、安心して眠るがよい」
 ブドーが愛刀ギラサメを振り上げる。
 抵抗しようにも、右腕は切断され、ディパックは木陰に置いたままだ。
 ブクラテスは迫るギラサメを前に思わず、眼を閉じた。
(イリエス、ワシが死んでも泣くではないぞ)
 愛しい姪のことを心に思い描くと、ブクラテスは死を覚悟する。

――カキン!

 何かを弾いたような音がした。
(なんじゃ?)


551 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:55:45 ID:Pcc3aBGK0
 思わず、一度は閉じた眼をブクラテスは見開く。
 すると、ブドーはブクラテスに背中を向け、刀を構えていた。
 ブクラテスはブドーが何を見ているのかと、身を移動させ、ブドーの視線の先を見やる。
「お主、何者!」
「宇宙警察地球署、江成仙一。強要されたからといって、殺人はよくないね」
 銃を右手に、ライセンスを左手に、江成仙一、通称センがそこには立っていた。
「江成仙一。面白い、拙者の相手、果たしてもらうぞ」
 ブドーはその佇まいから、センが只者ではないことを見抜く。
 少なくとも、ブクラテスのような非戦闘員を斬るよりは余程面白い相手。
 ブドーは攻撃目標をセンに変えた。
 佇まいから、自分が標的になったことを嗅ぎ取ったのだろう。センは身を翻すと、一目散に逃げ出す。
(……なるほど、ブクラテスから拙者を引き離すつもりか。よかろう)
「逃がさん」
 ブドーは逃げたセンを追って、走り出した。



「なんとか助かったようじゃのぉ」
 自分の命が助かったことを知り、ブクラテスは胸を撫で下ろす。
 だが、ゆっくりしてはいられない。ブドーの腕は充分に承知している。
 何時、ブドーが戻ってくるかわからないのだ。
「早いところ、ここから逃げるとするか」
 ブクラテスは痛みに顔をしかめつつも、いそいそと逃げる準備を始めた。 
 左手で切り落とされた右腕を拾う。鋭い刃物でバッサリ切られたのだ。もしかするとくっつくかも知れない。
 木陰に置いておいたディパックを開き、右腕をその中に入れようとするが、中々上手くいかない。
「やれやれ、片腕では手間じゃわい」
「手伝いましょう」
「おおっ、頼むわい……って、誰じゃ?」
 誰かの声に思わず相槌を打った後、ブクラテスは大急ぎで顔を上げる。

552 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:56:38 ID:Pcc3aBGK0
 そこには先程、逃げたはずのセンの顔があった。



 ブドーはセンを追う。
 二人の距離はある一定の距離を保たれており、まだブドーはセンを捉えられずにいた。
 森という地形を活かし、ブドーが近づこうとする度に木陰から牽制のビームが放たれる。
 このまま逃げ切るつもりなのだろうか。だが、それは叶わない。何故なら――
「もう時間稼ぎは充分であろう」
 ブドーは仙一の目的がブクラテスを逃がすことであろうと見越して、時間稼ぎに付き合っていたに過ぎない。
 普通の人間にしては速いが、ブドーにとって、意に介する速度ではない。
「そろそろ相手をしてもらうぞ」
 ブドーは一気に速度を上げ、距離を詰める。
 ビームが放たれるが、ブドーはその全てを速度を落とすことなく切り払った。
 そして――
「はっ!」
 ブドーのギラサメが、木陰に隠れるセンを叩き落した。
 センは呆気なく地面へと落下する。
「まだ、殺しはせん。峰打ちだ」
 折角、切り結べそうな相手というのに直ぐに殺してはもったいない。
「さあ、立つがよい」
 ブドーは改めて、ギラサメを構える。
 もう逃がさない。
 言葉にしなくとも、これで通じるはずだ。
 ブドーはセンの思考を確認しようと、未だ立ち上がらないセンの顔を見た。
 だが、その頭部はブドーが先程見た顔と異なった顔になっていた。
 服装こそセンのものだったが、その顔は黒く丸い面に覆われ、青い×があしらわれている。
「仮面?いや、カラクリ人形か!」
 ブドーの推察どおり、それはバーツロイドと呼ばれるメカ人間。
 所有者の様々な命令をこなせる高性能アンドロイドだ。
 センは逃げてなどいなかった。

553 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:57:22 ID:Pcc3aBGK0
 ブドーから身を隠すと、自らの支給品であるバーツロイドに自分の服を着せ、逃走するように命じた。
 戦うことで頭がいっぱいだったブドーは、そんな単純なトリックに引っかかり、ずっとバーツロイドを追っていたのだ。
「ぬぅ、拙者としたことが、このような小細工に引っかかるとは」
 激昂するブドー。その後ろでバーツロイドが立ち上がり、ブドーに照準を合わせた。
「ビビーー!」
「……ふん!」
 ブドーは振り向き様にギラサメを一閃させる。
「ビーーーーー!」
 一際大きな機械音を上げ、バーツロイドは爆発する。
 その爆発で燃える木々を見ながら、ブドーはギラサメを鞘に納めた。
 そして、ゆっくりと眼を閉じると、心を落ち着かせる。
「よかろう、今回は拙者の未熟さが招いたこと。潔く敗北を認めよう。
 だが、次に会ったときは必ずこのギラサメの錆にしてくれる」
 ブドーの懐から取り出される筆と紙。ブドーはさらさらと筆を走らせた。
「復讐の 刃がセンを 叩き斬る」



 わずかに聞こえた爆音にセンは自分の作戦が成功したことを確信した。
 音の大きさから判断して、かなりの距離を稼げたようだ。


554 :オールド・ジェネレーションズ ◆i1BeVxv./w :2008/03/08(土) 23:57:52 ID:Pcc3aBGK0
「お主、中々やりおるのぉ」
 ブクラテスはセンに賞賛の声を送る。
「いや、本当は戦えればよかったんですが。あの場はああするしか」
 そうセンは、今は戦えない。
 センはこの場へと飛ばされてから、様々なことを確認した。
 自分の持ち物、場所、通信の可否などなど。
 そして、どことも知れないこの場所で、デカメタルの転送が果たして可能なのか、センは確認を行った。
 結果は可能。デカグリーンへの変身は問題なく行えることが確認できた。
 ところが、変身は突如として強制的に解除され、再変身することもできなかった。
(たぶん、一時的なものだと思うけど、こういう制限があるってことを知っていると知らないとでは大きく差がある。
 急いでみんなに知らせないと)
 センは走る。ドギー、ウメコ、スワンたちと合流するために。


555 :代理投下:2008/03/09(日) 00:48:54 ID:QCiGxfWp0
【名前】剣将ブドー@星獣戦隊ギンガマン
[時間軸]:第24章(ギンガマンに敗れた)後
[現在地]:B-7森林 1日目 深夜
[状態]:健康。能力発揮済。2時間戦闘不能。
[装備]:妖刀ギラサメ、筆と紙
[道具]:不明
[思考]
基本方針:戦う。
第一行動方針:優勝を目指す。
第二行動方針:仙一と再会時には必ず殺す。


【名前】ブクラテス@星獣戦隊ギンガマン
[時間軸]:第12章(サンバッシュ敗北)後
[現在地]:C-7森林 1日目 深夜
[状態]:右腕切断。簡単な応急処置済み。
[装備]:めがね
[道具]:首輪探知機。毒薬。切断された右腕。基本支給品とディパック
[思考]
第一行動方針:仙一を利用して、生き残る。

556 :代理投下:2008/03/09(日) 00:49:25 ID:QCiGxfWp0
【名前】江成仙一@特捜戦隊デカレンジャー
[時間軸]:Episode.12後
[現在地]:C-7森林 1日目 深夜
[状態]:健康。能力発揮済。1時間程度戦闘不能。
[装備]:SPライセンス
[道具]:不明(確認済)
[思考]
第一行動方針:仲間たちと合流する
第二行動方針:ブクラテスの手当てと情報交換
備考:センの支給品、バーツロイド@特捜戦隊デカレンジャーは破壊されました。他に支給されているかはお任せします。


【名前】間宮菜月@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task14後
[現在地]:B-6森林 1日目 深夜
[状態]:健康。若干混乱気味。
[装備]:アクセルラー
[道具]:未確認
[思考]
第一行動方針:仲間たちを探す

557 :名無しより愛をこめて:2008/03/09(日) 12:33:27 ID:2vPAXQEHO
>>546
GJです。
センちゃんらしい頭脳戦でした。
菜月はこんな様子で生き残っていけるのだろうか…

558 :名無しより愛をこめて:2008/03/09(日) 20:03:16 ID:ALgOVrToO
読み所盛り沢山でした。
誰の今後も気になる展開。これはまさしくGJ!


559 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/09(日) 20:11:05 ID:2vPAXQEHO
予約スレでもお叱りをうけましたが、
2度目の予約破棄申し訳ありません。
今後はこのようなことがないようにいたします。
ご迷惑おかけしました。

560 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/09(日) 20:44:39 ID:2vPAXQEHO
ageてしまいました。
重ね重ねすみません。

561 :名無しより愛をこめて:2008/03/10(月) 12:59:17 ID:bEoxcvGf0
時間軸のズレをトリックに使った点が秀逸と感じました。
これは他の書き手さんにもいい意味で影響を与えそうですね。


562 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/10(月) 19:38:59 ID:sFVUvjOs0
現在は6割から7割程度完成済みです。
早くて水曜日、遅くて金曜日あたりに投下できるかと思われます。

563 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/10(月) 19:42:31 ID:sFVUvjOs0
いい忘れていた。

投下乙。
参加者の参戦時期を上手く利用した展開が素晴らしいと思いました。

564 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/10(月) 19:57:14 ID:QOCswPou0
遅くなりましたが、テンプレの追加完了しました。
足りない点、おかしな点がありましたら、ご指摘お願いします。
>>562
楽しみにお待ちしております。

565 : ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:05:21 ID:0Rzt+oRa0
>>564
テンプレ確認&GJです。
まとめサイトのトップにも後日追加したいと思います。

それでは投下いたします。

566 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:06:41 ID:0Rzt+oRa0
 並木瞬の人生は今までコンピュータのプログラムのように完璧に計画されていた。 
 しかし、成り行きでメガレンジャーとなったことにより、その人生は計画の変更を余儀なくされようとしていた。
 冗談じゃない。俺の人生に無駄は必要ない。
 左手に装着された変身ツール『デジタイザー』は、瞬にとって無用の長物。
 今まで有耶無耶になっていたが、明日、メガレンジャーを降りることを正式に伝えよう。
 瞬はそう決心し、床に着いた。
 そして、起きるとそこは見知らぬ広間だった。



 一体、何が起こったのか。考えがまとまらない。
 自分の部屋のベッドで寝ていたはずなのに、気がつけば広間。そして、今は誰のものとも知れない家の中だ。
 何故か格好は学生服。左手にはしっかりデジタイザーが装着されている。
 瞬は途端にデジタイザーに嫌悪を覚えた。
 学生服という自分の日常生活の象徴に、既に溶け込んでいるかのように鎮座している異物がたまらなく不愉快だった。
「こいつの所為で、俺の人生は滅茶苦茶だ!」
 瞬はデジタイザーを外すと、壁にたたきつけた。ゴンと音を立て、デジタイザーは床へと転がる。
 手近な椅子に腰を下ろし、瞬はもう一度、考えをまとめようとする。
 もしかしたら自分は夢を見ているのではないか。それなら納得が……。 
 ……そんなわけないだろ。現実を見ろ。
 解けない難問にぶち当たったときはアプローチの仕方を変えてみる。思考する上での鉄則だ。
 何故こうなったかはいくら考えても結論など出ようはずがない。それなら、これから何をすべきかを考えるべきだ。
 そして、何をすべきかを考えるなら、求めるべき結果を決めることが必要。
 自分が求めるべき結果は――夢を叶えること。
 瞬はコンピュータグラフィックスに夢をかけていた。
 作品が次のコンクールに入賞すれば、アメリカ留学が可能になり、夢を叶えるための道がグッと近くなるのだ。
 瞬はその夢をどうしても叶えたかった。そのためには、まずはここから脱出しなければいけない。
 瞬の方針は決まった。

567 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:07:11 ID:0Rzt+oRa0
 瞬は立ち上がり、デジタイザーを拾う。生き残るためには、これが必要だ。
 考えて見れば、異形の怪物は何人かいたものの、ほとんどが人間だった。
 彼らが相手ならば、メガレンジャーの力を使えば、圧倒できるはずだ。
 名簿を見れば、幸か不幸か、瞬の知り合いは誰もいない。
 メモ書きのような紙には殺し合いのルールが書かれている。
 首輪には爆弾が内蔵してあり、主催者に逆らうようであれば爆破すると書かれていた。
 つまり、緊急避難が成り立つ。
 瞬の方針は決まった。



 瞬はビルの屋上へと昇る。
 地図を見た限り、自分のいるエリアはG−7。中々、好都合な場所だった。
 G−7エリアは海岸、採石場、砂漠の3つのエリアに隣接している。
 3つとも定住するには適していないエリアだ。
 捜索、調達、殺戮、隠匿、治療、理由は様々だろうが、このエリアにいる参加者たちが都市を目指す可能性は高い。
 ならば、自分はここで待ち伏せして、このエリアに入る誰かを迎え撃つ。
 身体が震える。当然だろう。瞬の人生計画の中に誰かを殺すという予定は入っていなかった。
 その禁忌を犯そうとしているのだ。
 出来れば誰も来て欲しくないと瞬は思う。勝手に殺し合って、全滅して、最後のひとりに自分がなることを願う。
 だが、瞬の生来の真面目さがそれを許さない。何かを成し遂げようとする以上は黙ってみていることなど、瞬には出来はしない。
 やがて、大地を駆ける足音が聞こえてくる。
 誰かが来たのだ。
「インストール、メガレンジャー」

―3・3・5・Enter―

 デジタイザーに囁き、変身コードを入力する。
 青いメガスーツは瞬の身体を一瞬にして包み、彼をメガブルーにした。
「トマホークスナイパー」

568 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:08:46 ID:0Rzt+oRa0
 メガトマホークとメガスナイパーを合体させ、狙撃銃を完成させる。
 メガブルーは建物からわずかに身を乗り出し、目標を見やった。
 闇に紛れるためか、標的は黒装束に身を包んでいる。
 メガブルーの暗視能力により、狙うには問題ないが、何者かを特定するには至らない。
 だが、それでいい。顔を見てしまうと判断が鈍る。
 出来る限り、苦しませないように。狙うは頭部。
 メガブルーは狙い、そして、撃った。
 一筋の閃光となったその一撃は黒装束の参加者の頭部に見事命中した。
 黒装束の参加者は崩れ落ち、その長身を大地へと横たわらせている。
 あまりにも呆気ない。だが、人の命なんてそんなものなのかも知れない。
 メガブルーは顔を伏せ、自らの行いを噛み締めた。
 視線の先には漆黒の闇。自分の影が見分けられない。
 そのことにメガブルーは何故か恐怖を感じ、背筋が寒くなるのを感じた。
 刹那、メガブルーの影が濃くなる。いや、他の影が消え去る。
 メガブルーは反射的に上を向いた。
「なっ!」
 
――ズガン!

 雷光が閃いた。
 たちまち、ビルの屋上は光に飲まれ、その全てが吹き飛ばされていく。
 無論、メガブルーも例外ではなかった。
 直撃でこそなかったが、その凄まじい爆風はメガブルーの身体の自由を奪い、隣のビルへと叩きつける。
 あまりの衝撃に変身は解け、地面へと落下を始める瞬の身体。
「ちくしょ……」
 そこで瞬の意識は途切れた。



「人間だったのか」

569 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:09:15 ID:0Rzt+oRa0
 黒装束の参加者は落下してきた瞬を受け止めると、その身体をマジマジと見た。
 直撃は避けられたようだが、皮膚は破れ、肌は腫れ、服には血が染み込んでいる。
「すまないことをした」
 突然の不意討ちに思わず反撃してしまったが、思えばこのようなことは充分予測できたはずだった。
 自分の姿は人間からすれば化け物。怯えて、殺害を試みても何ら不思議はないのだ。
 黒装束の参加者は自分の身体を見る。
 毒々しい緑色をした体躯。頭と肩を覆う真っ白い獣毛。天に届きそうなほどの長身。
 いくら黒装束で隠そうとしても、その奇怪な姿は隠しきれるものではない。
 彼の名は冥府神ティターン。
 地底冥府インフェルシアの伝説にある神々、冥府十神のひとり。
 ティターンは命を奪ってしまったことを悔い、彼を葬るために適した場所はないかと周りを見渡す。
「ぐぅ」
「!、まだ生きているのか」
 瞬の苦しげな呻きを聞き、彼の命がまだ失われていないことをティターンは素直に喜んだ。
 だが、新たな難問にティターンは顔をしかめる。
「どうすれば治療できるのだ?」
 考えてみれば、人間の身体の仕組みなど、ティターンはよく知らない。
 どこに向かい、何をすれば治療できるのか、彼には検討がつかなかった。
「スフィンクス!」
 ティターンは思わず、自分と同じ冥府神である女性の名前を呼んだ。
 彼女がこの殺し合いに参加しているのは名簿で確認済みだ。
 三賢人である彼女なら人間の身体に精通していてもおかしくない。
「スフィンクス!スフィンクス!!」
 それは殺し合いが行われている状況では自殺行為に近かった。
 だが、彼は腕の中の命が消え行こうとしているのを見ていると、叫ばずにはいられなかった。
 その願いが通じたのか、やがて、その声を聞きつけて、ひとりの男が現れる。
 幸運にも殺し合いに乗っていない男が。
「おい、あんた!そんなとこで大声上げて何やってるんだ」
 だが、ただひとつ不運だったのは、やはりティターンが人間ではなかったことだ。
 掛けられた声に振り返った勢いで、黒装束がずり落ちた。
「お前!」

570 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:11:52 ID:0Rzt+oRa0
 血まみれの人間を抱える怪物。
 この光景を見て、誰が怪物を殺し合いに乗っていないと思うだろうか?
 声を掛けた男――巽マトイはその怪物が殺し合いに乗り、人を傷つけたと判断した。
「その子を放せ!――着装!」
 マトイの掛け声と共に、ゴーゴーブレスから排出されたアンチハザードスーツが瞬時にその身体を覆っていく。
 彼の燃える救急魂を現すかのように、そのスーツの色は赤。
 変身が完了すると共に、マトイは新たなる自分の名を名乗った。
「ゴーレッド!」
 ゴーレッドはホルスターからファイブレイザーを抜くと、怪物に向けて威嚇する。
「やいやい!その子を早く介抱しろ!」
 威勢良く啖呵を切ったはいいが、今の状況はゴーレッドにとって、厄介な状況だった。
 怪物の手は人を抱えて塞がっているものの、逆に下手に攻撃すれば、人質に当たる可能性がある。
 この場において、命を救うことが最も優先される事象。
 どう動けば人質を無事に助けられるか。ファイブレイザーを向けながらもマトイの考えは纏まっていなかった。
「……手当てを頼む」
 だが、その状況はあっさりと解決する。
 ティターンの目的は元々、瞬の治療が目的。
 言動を見れば、マトイが信用に値する人物であることは容易に判断することが出来た。
 できれば瞬を傷つけた罪滅ぼしのために同行したいが、それは怪物の自分には過ぎた願いだろう。
 瞬をゆっくりと地面へと下ろし、ティターンは踵を返す。
 マトイはティターンを撃とうと引き金に手を掛けるが、直ぐにホルスターへと納めた。
 背中を向けた相手を撃つほど、マトイは落ちぶれていない。それに――
「優先すべきは人の命だ」
 マトイは瞬の近くに腰を下ろすと、瞬の介抱を始めた。



 ティターンはその身体を隠すため、深く黒装束を纏う。


571 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:12:22 ID:0Rzt+oRa0
 それはなんとも便利な服だった。
 元々、七色をしていた布だったというのに、身を隠すためにとその身体を覆えば、たちまち色は黒くなり、自分に合った服へと姿を変えた。
 ティターンは怪物であることを隠すには気休め程度の役割しか持たないと考えたが、その姿はパッと見、人間にしか見えなかった。
 確かに異様な巨漢ではあるが。
「よし、行くとするか」
 ティターンは決意を新たに、街の中心へと歩き出す。
 数分前から身体が急激な疲れに襲われ始めていたが、彼の歩みを止める理由にはならない。
 自分の命は惜しくない。絶対神ン・マの依り代になり、一度は失った命だ。
 だが、この殺し合いに参加を余儀なくされた人間たちの命は失いたくない。
 しかし、怪物の姿をした自分が人間たちを守ろうとしても、怯えさせてしまうだけ。
 冥府神である自分がこの場において出来ること。ティターンはそれを必死に模索していた。
 その結果、ティターンはスフィンクスを探すことにする。
 彼女なら、この殺し合いを止めさせる方法を導き出すことができるはずだ。
 スフィンクスの居場所に宛てはなかったが、座していても始まらない。
「バウ」
 突然、走るティターンのディパックから鳴き声が聞こえたかと思うと、銀色の影が飛び出した。
 バウと吼えたそれは犬の姿をしていた。ただし、かなり硬質的な犬だが。
「戻れ、危ないぞ」
 捕まえようとするティターンの手をすり抜け、犬は南西へと走り出した。
「おーい。ええい、仕方ない」
 人間と同じく、ティターンには犬も大切なひとつの命。
 ティターンは中心へ行く道を諦め、犬の後を追った。


572 :夢×命×未来 ◆i1BeVxv./w :2008/03/12(水) 02:13:00 ID:0Rzt+oRa0
【名前】並木瞬@電磁戦隊メガレンジャー
[時間軸]:第2話後
[現在地]:G-7都市 1日目 深夜
[状態]:全身打撲。気絶中。2時間変身不能。
[装備]:デジタイザー
[道具]:なし
[思考]
基本行動方針:元の世界に戻って、夢を叶える
備考:瞬のディパックはG-7エリアのどこかに吹き飛ばされました。中身が無事かは不明です。
 また、中身の内容は不明ですが、瞬は確認済みです。


【名前】冥府神ティターン@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage46(ン・マの依り代にされた)後
[現在地]:G-7都市 1日目 深夜
[状態]:健康。2時間戦闘不可。
[装備]:ウラノスとガイアの怒り、黒装束(虹の反物@轟轟戦隊ボウケンジャー)
[道具]:マーフィーK−9@特捜戦隊デカレンジャー、ディパック、支給品一式
[思考]
基本行動方針:命を守る
第一行動方針:犬(マーフィー)を追う。
第二行動方針:スフィンクスを探す
備考:ティターンは虹の反物の特別な能力に気付いていません。


573 :夢×命×未来 ◇i1BeVxv./w 代理:2008/03/12(水) 02:16:02 ID:Cl49chG80
最近のさるさんは厳しい。
巽マトイの状態表です。

【名前】巽マトイ@救急戦隊ゴーゴーファイブ
[時間軸]:未来戦隊タイムレンジャーvsゴーゴーファイブ後
[現在地]:G-7都市 1日目 深夜
[状態]:健康。変身中。
[装備]:ゴーゴーブレス、レスキューロープ
[道具]:確認済み。
[思考]
基本行動方針:みんなを救う
第一行動方針:瞬の手当て

574 :名無しより愛をこめて:2008/03/12(水) 02:22:57 ID:Cl49chG80
>>◆i1BeVxv./wさん
転記は、これで終わりで宜しいでしょうか?

575 :名無しより愛をこめて:2008/03/12(水) 12:40:00 ID:ChRapZ7d0
ふと思ったが、リオが見た炎って、どこの炎なんだろうな。
メレの位置はさすがに遠すぎる。

576 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/12(水) 13:12:35 ID:0kdtofT00
>>573
GJ!
瞬、夢を叶えるために戦いに乗ったか。
マトイの正義感とティターンの優しさがロワを救う光になると信じたい。

>>574
代理投下乙でした。
>>575
それをネタに予約が入るかもしれませんね。

現在8割程度完成です。
間に合うようにがんばります。

577 :名無しより愛をこめて:2008/03/13(木) 09:42:03 ID:60xnKp5f0
>>573
GJ!ティターンにほっとした気分にさせられました

578 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 10:11:22 ID:cJpcbrdo0
>>573
GJです!
瞬のこれからの動向が気になります。
マトイとティターンの今後の活躍を祈って、重ねてGJ!
>>576
楽しみにお待ちしております。

ほぼ、できあがりましたので、今日か明日中には投下できると思います。


579 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/13(木) 15:23:40 ID:gTMCo8+Z0
>>573
投下乙です。
果たして、ティターンの優しさは希望の火を灯すことができるか?

>>576
いつでも投下をお待ちしています。

>>578
本日の投下をお待ちしています。

こちらもほぼ完成しておりますので、今日中か明日には投下できるかと思います。

580 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 19:30:15 ID:cJpcbrdo0
>>◆i1BeVxv./w様、いつもながら、まとめ業務お疲れ様です。

ただいまより投下いたします。

581 :冒険者達、西へ ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 19:31:14 ID:cJpcbrdo0
梢の隙間から、僅かに月明かりが漏れる以外は、暗闇に閉ざされた森の中を浅見竜也は一人歩く。
仲間と会話を交わす事さえほとんど叶わずに、追い立てられるように門をくぐった彼は混乱していた。
あの時、四人を未来に帰還させたはずだった。だが、あの広間にはドモンとシオンの姿が確かにあった。
そして、二人がいるにも関わらず、姿の見えなかったユウリとアヤセ。
二人だけでも、未来に帰す事が出来たのだろうか。ひょっとしたら・・・
すぐに悪い方に傾こうとする考えを振り払うように、竜也は自分の腕を見た。
そこには本来あるべき、クロノチェンジャーが無い。
代わりのように装着されているのは、Vコマンダー。追い求めた力に裏切られ、凶弾に倒れた滝沢直人に最期に託された物。
『浅見、おまえは変えてみせろ』
事切れる寸前、直人が残した最期の言葉。
立ち止まり、竜也はVコマンダーを握り締めた。

――お前の言った通り、俺は明日を変えてみせる。直人――

噛み締めるように決意を確かめる竜也の前方、一本の木の陰から人影が飛び出した。
ふいの事に、竜也は思わず身構える。
飛び出してきたのは、一人の少女だった。
目に涙を溜め、竜也の前で立ち竦むと、後ずさり肩を抱えしゃがみ込んだ。
「いや、殺さないで・・・」
身構えた姿が、殺意があるように見たのだろうか、震えだした彼女の姿に、構えを解くと竜也はそっと近づいた。
「ごめん。君に何かをするつもりは無かったんだ。ただちょっと驚いただけで」
しゃがみこんだ彼女に目線を合わせるようにかがむと、恐怖に凍りついた少女の表情が僅かに変化する。
その表情の変化に安堵しながら、竜也は言葉を続けた。
「俺は、浅見竜也。竜也でいいよ。君は?」
少女は、まだ震えの残る声で答えを返す。
「菜月。間宮菜月」


582 :冒険者達、西へ ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 19:33:02 ID:cJpcbrdo0


デイバックを両手で抱え込み、じっと座り込む菜月に、自分のバックから取り出したペットボトルの一本を手渡すと、竜也は隣に腰掛けた。
「じゃあ、菜月ちゃんの仲間は皆、ここに来てるんだ」
問いかけに菜月は、こくりと頷く。
「真墨と、蒼太さんと、チーフに、さくらさん」
「チーフ?」
「えーと、あ、明石暁!」
「・・・まさか、今、名前が思い出せなかったとか?」
心外な、とでもいうように大きく首を振る。だが、その顔は少し赤くなっていた――案外、図星だったのかもしれない。
顔を赤らめたからだろうか、まだ固さは残っていたが、張り詰めた糸のようだった表情が、わずかに緩む。
「俺は二人。ドモンとシオン。それに知り合いが一人、巽マトイという人なんだけど――」
「きゃっ!!」
急に、菜月のデイバックが動き出したかと思うと、昔話にでてくるようなランプが飛び出した。
竜也は思わず受け止めると、手にしたそれをまじまじと覗き込む。
次の瞬間、蓋が跳ね開けられ、騒がしい声が飛び出す。
「旦那ー!!人が寝てる間に、閉じ込めるなんて、麗のアップルパイを全部食べた事、まだ怒っ・・・て・・・」
『猫?』
猫、としか言いようのないものが、ランプから白い顔を出した。
見つめ合う、二人と一匹。
「ハザードレベル285、プレシャス?」
混乱しながらも、妙に冷静に、アクセルラーでハザードレベルを測る菜月。
あっけにとられつつも、思わず竜也は蓋を閉めた。
「またそれ、って閉めるニャー!!俺様はスモーキー。魔法猫だ。そっちの黄色いのは会った事あるのに忘れたのか?」
閉められた蓋を跳ね除けながら、ランプ猫、スモーキーは菜月に話し掛けた。
「知り合い?」
ランプを手渡しながら、問い掛ける竜也に菜月は首を振る

583 :冒険者達、西へ ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 19:33:57 ID:cJpcbrdo0
「知らない。ひょっとして、昔の菜月と会った事あるの?」
「昔?」
スモーキーはいぶかしげに答えを返した。
「菜月、二年以上前の記憶が無いの。もし、何か知ってるなら教えて、猫さん」
「教えてって、知ってるのは黄色いのが、ボウケンイエローだって事ぐらいしか・・・」
「でも、菜月、イエローになってから、猫さんと会った事無いよ」
菜月とスモーキーが噛み合わない会話を続け、なぜ、こんな所にいるのか不思議がるスモーキーに竜也がロンの事を話していた時、
急に暗いばかりだった夜空に光が差した。
西の方で火の手があがった事を確認すると、竜也は逡巡した。
本来なら、仲間が戦っているかもしれない場所に駆けつけたい。だが、状況も分からない場所に菜月を連れて行くわけにもいかなかった。
会話の中で、彼女がボウケンジャーという戦隊のメンバーであり、戦う力を持ち合わせている事は聞いていたが、
先程の様子を見る限り、今の彼女が戦えるとはとても思えなかった。だからといって、そんな彼女を放り出して行くわけにもいかない。
炎を見つめながら、思い悩んでいた竜也は菜月に袖を引かれた。
「竜也さん、あそこへ行こう!真墨達か、竜也さんの仲間が戦ってるのかも知れない!」
思いがけない彼女の言葉に驚く。
「平気?」
まだ、目の奥に怯えの残る彼女に、その目を覗き込むようにして尋ねた。
菜月は、両手を握り締めた。
「・・・がんばる!!だって、菜月、強き冒険者だもん!」
「おう、旦那と麗達を探すついでに、俺様が黄色いのを守ってやるぜ!」
「黄色いのじゃなくて、菜月だよ。猫さん」
「だったら、猫って呼ぶな。黄色いの」
「また、黄色いのって言ったー」
子供のように言い争う菜月達を宥めながら、竜也はデイバックを手に取る。
「分かった。信じるよ。菜月ちゃん」

向かうは、B−5エリア。西へ旅立つ彼らを待つのは、果たしてどのような運命なのだろうか――


584 :冒険者達、西へ ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 19:34:41 ID:cJpcbrdo0
【浅見竜也@未来戦隊タイムレンジャー】
[時間軸]:Case File 49(滝沢直人死亡後)
[現在地]:B-6森林 1日目 深夜
[状態]:健康 広間にドモンとシオンが居た事へのとまどい 
[装備]:Vコマンダー
[道具]:確認済み、ペットボトルのうち1本は菜月に渡しています。
[思考]
第一行動方針:仲間を探し、ユウリとアヤセの安否を確認する
第二行動方針:菜月の仲間を探す
備考:クロノチェンジャーは、ロンが取り上げました。
   他の参加者のバックの中か、どこかに隠されているかは不明です。

【名前】間宮菜月@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task14後
[現在地]:B-6森林 1日目 深夜
[状態]:健康。まだ僅かに怯えあり
[装備]:アクセルラー、スモーキー@魔法戦隊マジレンジャー(ボウケンジャーVSスーパー戦隊、後)
[道具]:未確認、竜也のペットボトル1本
[思考]
第一行動方針:仲間たちを探す
第二行動方針:竜也の仲間を探す

585 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/13(木) 19:35:51 ID:cJpcbrdo0
以上です。誤字脱字、矛盾点などありましたら、ご指摘願います。

586 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/13(木) 20:14:58 ID:gTMCo8+Z0
投下乙!

スモーキーがボウケンジャーVSスーパー戦隊終了後からの参戦だったのは予想外でした。
クロノチェンジャーが別の人物の支給品という点が興味深いと思いました。

それでは投下したいと思います。

587 :太陽と不滅の牙 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/13(木) 20:16:03 ID:gTMCo8+Z0
『ボウケンジャー』
この世界に眠る貴重なプレシャスをネガティブから守り抜くために結成された、30番目のスーパー戦隊である。

「なるほど、最初に飛ばされた場所が遺跡とはな。なかなか粋な事を考える」
古代文明の遺跡らしき場所で、その男『明石暁』は不敵に笑う。
邪悪な神々を模した石像が周囲に飾られており、来訪者と思われる者達の血で染まっていた。
更には生贄の儀式が行われたと思われる部屋に通じており、禍々しい気配が遺跡全体を支配する。

「地図によればここはF-2。遺跡の中心部にいる訳か」
明石は周囲を見回し、出口に進むための道を探す。
「まずはここから脱出し、同じメンバーと合流するのが先決だな」

588 :太陽と不滅の牙 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/13(木) 20:17:03 ID:gTMCo8+Z0
「冥府神が2柱もここにいるとは、麗の身が心配だ…」
ブレイジェルから残された家族を託されたサンジェルは、冥府神の存在に動揺を隠せなかった。
「僕が飛ばされた場所はE-2。他にも、ここに飛ばされた人もいるかもしれない」
サンジェルは確かに感じ取っていた。この遺跡全体から発せられる気配を。
「だが僕は先生として、麗の安全を守らなくてはならない」

かつて、不滅の牙と謳われた熱き冒険者。太陽のエレメントを司りし天空勇者。
異なる存在の邂逅がもたらす物は何か?今は、誰も知らない。

589 :太陽と不滅の牙 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/13(木) 20:17:30 ID:gTMCo8+Z0
【名前】明石暁@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task46後
[現在地]:F-2遺跡 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:アクセルラー
[道具]:不明
[思考]
基本方針:メンバーと合流する。
第一行動方針:遺跡から脱出する。

【名前】ヒカル@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage35後
[現在地]:E-2遺跡 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:グリップフォン
[道具]:不明
[思考]
基本方針:ブレイジェルの遺志を継ぎ、殺し合いを止める。
第一行動方針:小津麗の安全を確保する。
第二行動方針:スフィンクス・ティターンに対して警戒。

590 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/13(木) 20:18:41 ID:gTMCo8+Z0
投下完了。誤字脱字、矛盾点などがありましたら、ご指摘お願います。

591 :代理投下:2008/03/14(金) 00:30:17 ID:ZnkMbOjG0
◆MGy4jd.pxY:2008/03/14(金) 00:12:06
本スレで書き込もうとしたらアクセスエラーになってました。
申し訳ないですが感想と投下をこちらでさせてください。

名前: ◆MGy4jd.pxY
E-mail: sage
内容:
>>585
GJです!
来たな。スモーキー、良い清涼剤になってくれそうです。
菜月も竜也といれば安心かな?

>>590
GJ!
ヒカルはまだ結婚する前なんですね。
麗と会った時が楽しみです。

ちょっと期限を過ぎてしまいましたが、自分も只今より投下させてもらいます。

592 :阿修羅の如く ◇MGy4jd.pxY代理:2008/03/14(金) 00:31:09 ID:ZnkMbOjG0
G−1エリア、遺跡の外れにある朽ち果てた塔にスフィンクスは佇んでいた。
かつては見張り台として使われていたのだろう。
天高くそびえ立つ塔の上部には、いくつもの大きな窓があった。
入り口に燈った燭台の微かな光をたよりに、スフィンクスは一枚の紙切れに目を走らせていた。
「いいですね。この状況ではとても役に立ちます」
スフィンクスが読んでいたのは、支給品の説明書だった。
コホン、咳ばらいを一つしてデイバックから支給品である『拡声器』を取り出した。
拡声器には、何故かハズレと書かれた紙が張り付けられていたが、スフィンクスは支給品に恵まれたと思った。
「私は冥府神スフィ……ん?おかしいですね。説明書によれば声が大きくなるはずですが」
もう一度、説明書を取り出した時、何者かの声が聞こえた。
「ねぇ、それスイッチ入って無いんじゃないの?」
突然の声にスフィンクスは身構え、辺りに視線を走らせた。
声が聞こえたのは遺跡の中心部へと続く回廊方角だった。
女が一人こちらに歩いてくる。黒いスーツにハイヒール、いかにもキャリアウーマンといった風貌だ。
「おまえは?」
「あなた、一体何をするつもりなの?」
女はスフィンクスの言葉を遮り、カツカツとヒールの音を響かせ近付いて来た。
「私が先に質問しているのです。質問は質問で返すべきではありません」
一見只の人間のようだが、たとえ人間のなりをしていてもロンのように悪意を持った者もいる。
スフィンクスは拡声器をウィズダムカノン持ち替え、獅子を模したその銃口を女に向けた。
「銃口を向けられたまま、まともに話をするつもりはないわ。勇気がどうとか言っていたけれど、それを餌に騙すつもりだったのね!」
女は黒豹の様にひらりとバックステップを踏んだ。
確かに、女の言う事は正論だった。
拳を構えてはいるが、すぐに襲いかかってこないのも悪意の無い証拠だろう。
スフィンクスは、銃口を下げ非礼を謝った。
「確かにおまえの言う通り、手荒なまねをしました。騙すつもりなど無い。私はただ、この戦いを止めるべく勇気ある者を集めようとしていたのです」


593 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/14(金) 00:31:33 ID:+OmgQq/gO
木曜日が期限でしたが規制で書き込みができませんでした。 したらばにて投下しておりますのでよろしくお願いします。
お二人の感想も一緒に書き込ませて頂きました。


594 :阿修羅の如く ◇MGy4jd.pxY代理:2008/03/14(金) 00:33:24 ID:ZnkMbOjG0


良かった。
お互いの自己紹介が済んだ頃、美希は心から安堵していた。
名簿に乗っていた通り、スフィンクスは人間に好意的だった。
美希のデイバックに、名簿は二枚あった。
一方は他の者と同じ名前だけが記載された物であったが、もう一つの名簿は各人の写真や性格、思考が詳細に書かれた物であった。
他にバックに入っていたのは、水や食料などの基本的な支給品一式。
そして殺し合いの為に用意された忍者刀、それを使って美希にはやらなければならない事があった。
美希は逸る気持ちを抑え、スフィンクスに笑顔を見せた。
「いくら拡声器を使ってもここじゃ声が通らないんじゃない?もっと高い所に行かなきゃダメね」
そう言ったのは、スフィンクスを塔の中へ誘い出す為だ。
周りには美希とスフィンクス以外見当たらなかったが、出来るだけ一目に着くのは避けたかった。
何故なら……



その日も、いつもと何も変わらない一日になる筈だった。
朝、美希はいつもと同じ慌ただしい一日の始まりを向かえた。
朝食の支度を整え、娘のなつめを起こす。
寝覚めの悪い娘と日課である軽い口ゲンカをした後、優しいパパにゴミ出しを依頼する。
朝食を終え、少し機嫌の治った彼女の髪をブルーのゴムで結い上げる。
鏡の中で満足気に、なつめの笑顔が弾けた。
出掛け際のなつめにハンカチを渡し、今日は遅くなりそうだと告げた後、黒いキャリアスーツに身を包み意気揚々とスクラッチ社へ向かった。
忙しい一日、時間はあっと言う間に過ぎた。
商品開発、拳聖との打ち合わせ、その残務処理に追われ、気が付けば部署には美希以外、誰もいなかった。
ノートパソコンから目を離すと、チカチカと残像が浮かび上がった。
一日酷使した体も目も、疲労はピークに達していた。
目頭を抑え瞼を閉じる。
残業疲れの居眠りは、ほんの一瞬だったように思う。
だが、眠りから目が覚めた時、美希はあの広間に横たわっていたのだ。

595 :阿修羅の如く ◇MGy4jd.pxY代理:2008/03/14(金) 00:33:56 ID:ZnkMbOjG0
そして、首輪によって生殺与奪権をロンに握られた者達が一人また一人、死刑台へ向かう囚人のように門の向こうへ消えた。
抵抗すれば、広間に死体がもう一体増えるだけなのは明白だった。
美希に成す術は無く、デイバックを受け取り門の前に立った。
門をくぐる直前ロンは言った。

「あなたは戦わなければならないのです。なつめさんを失いたくなければね」

振り向いた時には遅かった。
薄笑いを浮かべたロンは闇の中へと消え、美希の伸ばした手は虚しく空を掴んだだけだった。
「一体なつめに何をしたって言うの……」
ただの脅しだ。
証拠など、何も無いのだ。
『証拠』その言葉をキーワードに、薄笑いを浮かべたロンの顔、手渡されたデイバック、記憶の断片が次々と脳裏を過ぎった。
「そうだ。私だけ、直接手渡されたわ」
背中に担いだデイバックが、急に悪意を持つ生き物のように悍ましく思えた。
震える手で、美希はガサガサとデイバックの中身を辺りへぶちまけた。
水、パン、武器である忍者刀、二種類の名簿、そしてバックの奥底になつめが大好きなキャラクターのハンカチが入っていた。
ハンカチには『何か』が包まれている。
美希は、ぐっと唾を飲み込み、ハンカチを広げた。
包まれていたのは、ブルーのゴムで束ねた一房の髪の毛だった。
頭をハンマーで叩かれたような衝撃が走った。
「なんで?どうして?なつめのハンカチと髪の毛がここにあるのよ!」
ツヤツヤした髪の手触り、ブルーのゴム、ハンカチ、どれも今朝、美希が触れた物と同じだった。
「なつめは何処なの!答えなさい!!ロン!」
美希は遺跡の石壁を力任せに叩き続けた。
答えは返る筈も無く、美希の叫びは闇へ吸い込まれていく。
ロンが言ったのは脅しでは無かった。
他の参加者達とは違い、美希にロンはデイバック直接を手渡した。
美希には手渡す必要があったのだ。

596 :阿修羅の如く ◇MGy4jd.pxY代理:2008/03/14(金) 00:34:27 ID:ZnkMbOjG0
美希を駒に、殺し合いを円滑にさせる為に……

叩き続けた拳の感覚がなくなった頃、美希は絶望と言う地獄の中に座り込んでいた。
皮肉にも、絶望に叩き落としたのもロンだったが、そこから這い上がる希望の光をもたらしたのも彼だった。
『勝ち残った者の願いを叶える』頭の中でをロンの声がした。
悪魔の囁きだった。
だが、なつめを救うには、それに一縷の希望を掛けるしかなかった。
なつめを失う訳にはいかない。どんな事をしてでも絶対に勝ち残らなければならない。
美希は、降ろされた蛛の糸を掴んだのだ。



美希とスフィンクスは塔の上へと続く長い階段を登っていた。
中程まで進んだあたりで、後を歩いていたスフィンクスが不意に立ち止まった。
「美希、おまえは見ましたか?長い間雨ざらしにされていた、この塔の石壁の角は丸みを帯びていました。私はそれを見た時、思ったのです。
長い長い年月、時に激しく、時に柔らかな雨の一粒一粒が、繰り返し繰り返し遺跡の固い岩壁を砕くように……
この悪しき戦いも、一人一人の勇気と絆を持って打ち砕く事が出来るのだと」
「勇気と絆ね、人の思いの中で最も強い思いだわ。特に親子の絆ほど強い思いはないわ」
「私はその思いを知っています。かつて破壊神ンマに勇気と絆で勝利したブレイジェルの家族が教えてくれたのです。殺されたブレイジェルの為にも、この愚かな戦いを止めなければならない」
スフィンクスの声が沈んだ。殺されたブレイジェルを悼んでいるのだろう。
美希は気付かない振りをして話を続けた。
「私にも娘がいるのよ。生意気盛りで喧嘩ばかりだけど、あの子の為なら何だって出来るわ。早く、この戦いを終わらせてなつめの所へ行かなくちゃね」
「おまえの娘なら一度会ってみたいものです。人間の絆、そこに溢れる勇気。私は信じていています。そして、もっと知りたいのです」
そう言うと、スフィンクスは美希を追い越し、階段を駆け上がった。


597 :阿修羅の如く ◇MGy4jd.pxY代理:2008/03/14(金) 00:35:10 ID:ZnkMbOjG0


見張りの窓から見える月は大きく、手を伸ばせば届きそうだった。
吹き付ける風に、スフインクスの聖衣がふわりと揺れた。
風が吹いている闇の向こうへ、スフィンクスは勇気と希望を届けようとしていた。
手にした拡声器から、風に乗せて届けようとしていた。
窓に向かって、力強く一歩一歩進んで行く。
スフィンクスには、光が見ているのだろう。
だが、美希には何も見えなかった。
いや、見てはいけないのだ。
ここで躊躇すれば、なつめはどうなる?
美希は刀を握り締めた。これまでに無い程の力を込めて硬く握り締めた。
「待って、スフィンクス」
スフィンクスは、何の疑問も持たず振り返った。刹那、美希は大きく一歩踏み込み、刃を横一閃に薙ぎ払った。
輝く月の光を受けて刀の表面がキラリと光った。
刀の切れ味は最高だった。
手応えは軽く、まるでゼリーを斬りつけた様だった。
美希に後悔する隙を与えず、一瞬で刀は鞘に収まった。
スフィンクスは大きく目を見開いて美希を凝視していた。
その目には恐怖も苦痛も無く、ただ『なぜ?』と美希に訴えていた。
「言ったでしょう。なつめの為なら何だって出来るって……」
ズルリと音を立ててスフィンクスの首が胴体から離れる。

ズシャッ。

切断面と小石が混じり合う不快な音が塔に響いた。
首を失った胴体はピクピクと痙攣し、ゆっくりと後に倒れ、石畳を砕いた。
美希は視線を落とし、胴体の傍らに転がる首だけになったスフィンクスの顔を見つめた。
息絶えたスフィンクスの瞳は光こそ失っていたが、スカラベのように碧く澄んでいた。
綺麗だと思った。
どうして、こんな事になったのだろうとも思った。


598 :阿修羅の如く ◇MGy4jd.pxY代理:2008/03/14(金) 00:35:35 ID:ZnkMbOjG0
美希は開かれたままのスフィンクスの瞼を、右手でそっと閉じた。
永遠の眠りに付いたスフィンクスの首元で、金色の首輪が美希を誘うように煌めきを放っていた。
首輪の解除方法を突き止めれば、善悪どちらの者にも餌になるだろう。
首輪を抜き取り、ポケットに仕舞うと美希は暗い静かな階段を降りていった。

外はまだ夜の静寂に包まれていた。
「まず、一人」
名簿のスフィンクスのページをビリビリと切り裂き燭台の炎に焼べる。
残り41人。
一人で殺せる数は限りがある。この中の誰を利用するか。誰を殺すか。選択を誤れば二度となつめは帰らない。
スフィンクスを殺した美希に、もう戻る道は無かった。
愛娘を救う為、美希は修羅道を選んだ。黒髪を靡かせ刀を片手に美希は走り出す。
その姿、阿修羅の如く。

【名前】真咲美希@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:物語中盤
[現在地]:G-1遺跡 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:闇のヤイバの忍者刀@轟轟戦隊ボウケンジャー
[道具]:支給品一式×2、拡声器、詳細付名簿
[思考]
基本方針:なつめを救うために勝ち残る
第一行動方針:利用できる者は利用する、そうでない者は殺す。




599 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/14(金) 00:40:57 ID:+OmgQq/gO
早速の代理投下ありがとうございます。投下中のレス申し訳ありませんでした。
誤字を発見したので後日修正いたします。

本当にありがとうございました。

600 :◇ZLtnhXzy0:2008/03/14(金) 00:51:34 ID:qf+0S0830
乙です!
スフィンクスの姐さんが…あまりにあっけないのが逆にロワっぽくていいです。
こういう放映中のエピソードではありえない背徳的な“悦び”が魅力だと再認識させられました。
わたしの投下も今日、明日中にとは思うのですが、どんな評価を受けるのか…


601 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/14(金) 11:41:51 ID:9Ic9a+Fs0
投下乙。
美希さん怖いよ。
冥府神でも拡声器という死亡フラグからは逃れられなかったか・・・
スフィンクスの遺言通りに勇気ある者は集うのか?

ちなみに

【スフィンクス 死亡】
残り39名

の一文をまとめに掲載する際に追加お願いします。


602 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 05:37:27 ID:vxFX1jRb0
まとめサイト更新。
>>601のスフィンクス死亡の一文を追加しています。

>冒険者達、西へ
意外な時間軸、更にクロノチェンジャーなしでの参戦には虚を突かれました。
西に向かったふたりはどちらに会うのか、気になります。

>太陽と不滅の牙
明石の参戦時期を考えるとヒカルとは遭遇済み?
ふたりの邂逅がどのような形になるのか楽しみです。

>阿修羅の如く
さようならスフィンクス。そして、マーダー化おめでとう(?)美希さん。
本編で一度は倒されながらも生き残ったスフィンクスがあっさり殺されるのはなんともロワらしさを感じました。





603 : ◆Z5wk4/jklI :2008/03/15(土) 10:26:11 ID:j4g9q7Sr0
>>602
いつも、まとめ業務お疲れ様です
>>587
GJです。
明石とヒカルの今後の動向、遺跡に何がひそんでいるのかも気になります。
>>599
最強の死亡フラグ、拡声器の登場。なつめちゃんの為、鬼となった美希さん。
スフィンクスの行動は、無駄では無かったと信じたい・・・
拡声器はロワにどんな波紋を投げかけるのでしょうか。
スフィンクスの冥福と美希さんの今後を祈って。GJ!


604 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:03:04 ID:yAaz88bW0
投下いたします

605 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:03:55 ID:yAaz88bW0
大神龍が本気でこの空間に干渉すれば無間の力に匹敵する彼のこと、全てを滅茶苦茶にして灰燼に帰すだろう。
だが、そんなことはありえない。
彼が自らの手で安定を崩すのはそれが世界を崩壊させるほどの危険をはらんでいるときだけだ。
時の流れから分断され、いわば時空の迷子となった彼らを救う義理は大神龍にはない。
そして、自分と無間龍がぶつかることの混乱の大きさも実によく理解しているのだ。

―………………―

大神龍の意識が薄れていく。
龍同士の激突などあるはずがないのだ。
箱庭の哀れな囚われ人は、自分たちを救うかもしれなかった存在の遠ざかる様を知ることもない。
計画は既に順調に進んでいる―寸分の狂いもありはしない。
明石暁という男が立てた波紋もロンの内包するこの無間の中ではちっぽけな細波に過ぎない。
人の力は侮れないが、その源を崩すのは容易く、また快感だ。
ロンは球の一つを撫でる。
そこに映る者の存在がこれからのゲームをより面白くしていくだろう。

「なぜ、あなた方だけがチームで呼ばれたか…? 思い至りますかねぇ……」






606 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:06:29 ID:yAaz88bW0
愉しい

こんなに愉しいのは、若獅子が黒く染まったとき以来だろうか―?
全てが鮮血のように染まった紅い空間にロンはひとり佇んでいた。
空間を埋め尽くす球体のひとつひとつに浮かぶ怒り・困惑・絶望を眺めながら
唇をいびつに緩める。
その時だった。
ズズン…
赤い空間に歪が生じ、ロンの作った箱庭に鳴動が生じた。
「!」
天空聖者すら抗えぬ空間に作用する力を持つ者。正邪を超越したロンと対を成すもう一つの力の流れ。
「あなたですか…『大神龍』…−」
ロンはうっとおしげに接触してきた闖入者と思念を交差させる。

―ドウイウツモリダ…“無間”ヲ司ル貴様ガ時ノ流レニ干渉スルトハ…!!

ロンの意識に自らの猛々しい姿を投影しながら龍は怒りの感情を叩きつけた。
常人なら発狂するほどの精神への圧迫だ。

「世界の安定を図る貴方への礼を欠いたことは侘びますよ…
ですがね…これは遊戯なんです…
無間の時を生きるわたしのささやかで慎ましい…貴方でも手出しは無用です」

―貴様…何ヲ考エテイル…?

「別に。わたしは貴方のように職務熱心にはなれないということですよ、大神龍。
それにご心配には及びません。わたしだとて節度はわきまえているつもりです。
あなたの庭にまでわたしの悪戯がお邪魔することはありませんよ」



607 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:07:48 ID:yAaz88bW0
「陣内恭介。激走戦隊カーレンジャーのレッドレーサーだ」
「西堀さくら。ボウケンジャーのサブチーフ、コードネームはボウケンピンクです」
深夜の邂逅。
港をのぞむ古小屋の明かりに照らされて二人の戦士はがっちりと握手を交わした。
「しかし、驚いたな。俺たちの闘いを知ってるってことは、君は未来の人間なのか?」
「そう大きく年代は隔てていないようですが、わたしたちのいた時代とはズレがあるようですね…
恐らくは無作為に複数の時間軸からメンバーを選抜したんでしょう。敵の力はそれだけ強大だということです」
「俺たちって未来ではそんな有名人なのか?」
嬉々として尋ねる恭介に近未来とはいえ、情報を全て明かしていいものか少々逡巡しながらさくらが言の葉を紡ぐ。
「わたしたちは世界に眠るプレシャスと呼ばれる秘宝の探索および保護管理を目的として創設されたチームです。
過去の戦いの記録の中にプレシャスと思われる記録がないかの精査は仕事のうちですから、
あなた方の戦いもSGSのデータバンクで確認して知っています」
「ふーん…プレシャスねぇ……よくわからねぇがあんたが敵でないことは分かったよ」
「お互いの素性に関してはこれで大体把握できました。
それに、それぞれのつれてこられた時間が異なる可能性についても。
これだけでも十分な成果です」
「それで、これからどうする?」
「あなたは…どうしたいですか? 恭介さん?」
さくらが恭介の瞳を真剣なまなざしで覗き込む。
彼が敵でないことは分かった。だが、彼のことは過去のデータバンクの中でしか知らない。
―カーレンジャーの一員としてボーゾックの侵攻を退けた。
しかし、彼の人となりや、危機管理能力については未知数だ。
この状況下で一般人であることは恐らくなんの美徳にもならないだろう。
豹変の危険性をはらんでいるからだ。
狂気に駆られた一般人ほど怖いものはない。そして、敵はその事態を望んでいるはずなのだ。
さくらの雰囲気に気圧されたのか、恭介は一瞬浮き足立った表情を浮かべた。
しかし。



608 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:09:36 ID:yAaz88bW0
「こんな馬鹿げた茶番はさっさと終わらせて仲間の元へ帰る。誰も殺さないし、誰も殺させない。
これが俺の行動方針だ。文句あっか!」

さくらの眼差しよりも強く、その大きな瞳で覗き込んでくる。
そして、彼の口から出た答えはさくらが望んでいた答え以上のすばらしい回答だった。

「わたしも同じ思いです。恭介さん、これから何があるか分かりませんがよろしくお願いします。
まずは…支給品の確認をしましょうか?」




609 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:18:39 ID:yAaz88bW0
テーブルの上に並べられた品々は実にシュールな光景だった。
「まるでシュールレアリズムの絵画をみてるようですね…」
思わずため息が出る。
芋ようかんが三つ。ガラスの靴。虫除けスプレー。そして、虹の反物の切れ端。
これが飲料水や食品その他の備品を除いた二人のランダムアイテムだ。
「なんで俺の支給品は芋ようかんだけなんだよ!! ふざけんな、あの野郎っっつ!!!!」
「虫除けはある意味ありがたいですが…あまり実戦向きとは言いがたいラインナップですね…虹の反物は使いようによっては便利ですが、
プレシャスならせめて三国覇剣か風水羅盤が欲しかったところですね…これではあまり派手に立ち回ることは出来ません」
「なんでだ? 変身して移動すればいいだろう? お互い変身すりゃあ二人でも立派な戦力だ」
恭介がさくらに疑問を投げかける。
「わたしたちは全員が彼の術中にあることを忘れていませんか? 彼はこれをゲームといいました。
ゲームというからにはルールがあるのが道理です。
わたしたちは程度の差はあれ、自身の肉体が持つ以上の力を引き出す術を持つ者達で構成されているのは、
一般市民の貴方がわたしたち同様の強化スーツを持つことからも明らかです。
そんな便利な能力、ゲームでは制限があって当たり前だとは思いませんか?」
なるほど、さくらの言うことは的を得ている。
「うーん…でも、まるで使えないってわけじゃないだろう?」
「勿論。敵はわたしたちが血みどろの殺し合いを展開する様を楽しむのが目的らしいですからね。
恐らくは回数制限…あるいは時間制限が用意されているとみるべきです」
「そう今までみたいにほいほい変身はできないってことか…」
「変身は最後の切り札と思っていた方が無難でしょうね。なるべく戦闘は避けるべきです」
「でも、それじゃあいつまでたってもこの世界から抜け出せないぞ。
あのロンとかいう奴が全てを支配しているのは明白だ。最終的には奴を倒すのが目的になるわけだろ?」
「それはそうです。こんな馬鹿げたことはさっさと切りあげて元の時間軸に戻ることがわたしたちの共通の目的です」
「じゃあ、どうするんだ?」


610 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:19:37 ID:yAaz88bW0
「まずは情報を集めること。そして仲間を募ることです。最初の空間で見た限り…わたしたち同様にこの空間からの脱出を望みなおかつ殺し合いには乗らない人々がかなりの数に登るはずです。
どうしてそんな人選になったかは不明ですが、わたしたちにとってはとりあえずの好材料といえますね」
「まずは仲間を増やすことからってことか!」
力強く、恭介が言い放つ。
「そうです。でも、わたしは幸運でした。話の通じる方と最初に出会うことが出来ました」
冷静な口調を和らげ、わずかに微笑んで見せるさくらの笑顔に恭介は思わず笑い返した。
「会えるといいな、仲間に。…アレ、あんたらのリーダーだろ?」
チーフのことを言っているのだろう。あの行動はいつもながら予想外だった。
彼はいつもわたしを置いて先へ進んでしまう。
「えぇ…会えるかどうか…わかりませんけど…」
急に翳を帯びたさくらの機微を感じ取ったのか、そうでないのか、恭介は胸をドン、と叩いて言い切った。


「大丈夫だ! 絶対、会える!! そしてみんなで生きて、ここを出られるさ!!」

いつの時代も“赤”を背負う男には何か共通する輝きがあるのだろうか。
恭介の根拠のない、しかし心強い啖呵にさくらはもう一度微笑みを取り戻す。
「はいっ!」
その時、さくらの首にはめ込まれた金色の首輪が僅かに鈍く輝いたのに恭介は気づかなかった。




611 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:20:05 ID:yAaz88bW0
…―数時間前

「次は貴方です…西堀さくら」

始まりの空間で順番をよばれたさくらは内心に抱える明石の消滅を垣間見た動揺をおくびにも出さずに、いつものように毅然とした態度で立ち上がった。
「さくらさぁん…」
別離を悲しみ、まるで子供のように袖をつかむ菜月に微笑みかける。
「大丈夫ですよ。チーフは必ず生きています。わたしも絶対、生き延びます。だから菜月も死なないで。…いいですね?」
「うん…わかった。約束だよ」
菜月の表情にまたひまわりが咲いたのを見届けると、さくらは歩を進めた。

暗闇の中を迷いなく進む彼女の眼前に光が指す。
出口だろうか―?
しかし、輝きは益々強くなり、全てが極彩色に染まっていく。
さくらを飲み込まんとする巨大な“龍の頭”
金色の龍はその顎を大きく開き、そして―…

「…きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

深闇にさくらの絶叫が轟いた―




612 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:20:41 ID:yAaz88bW0
「起きなさい…西堀さくら……」
さくらはゆっくりと瞼を開いた。
「……………………」
その瞳は虚ろに曇り、焦点が定まっていない。
呆けた表情からは、普段の屹然としたさくらは微塵も感じられなかった。
「立ちなさい」
命令に従い、さくらは夢遊病者の様にふらふらと立ち上がった。
「………………―――……」
敵の要塞中枢で諸悪の根源を目の当たりにしてもさくらに変化はなく、ただ命令されたとおりに呆然と立ちつくしていた。
「すごいネ!! 完全に操り人形ヨ!!」
サンヨが興奮して横から顔の前で手をひらひらさせる。
「――…………」
全く、反応はない。

「お黙りなさい、サンヨ。こんなものはゴウを操ったときの軽い応用です…人の心など脆いもの…
ことに大事な人間が目の前で消えるという出来事の前に隙が生れていたのですから付け入るのは赤子の首を縊るようなものです…さて―…」
ロンは茫然自失のさくらへ向き直る。
「西堀さくら…あなたの基本行動方針と最終目的をお聞かせ願えますか?」
ロンの問いかけにさくらは抑揚のない口調で答える。
「……メンバーと合流後、状況を見ながら仲間を募り、ロンの計画を阻止することです…」
心底の思いがすらすらと口を突く。最悪の相手を前にして。


613 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 11:21:38 ID:yAaz88bW0
ロンの表情がみるみるうちに歪な笑顔に染まっていく。
「ねぇ、サンヨ。これが人間ですよ! わたしの百分の一、いえ千分の一の力もないのにこうして抗おうとする…実に愚かで哀れな生き物です。これだから人を弄ぶのは楽しいんですよ!!」
興奮気味にロンが叫んだ。抗おうとする人間がいるのは予想の範疇だ。
むしろ、そうでなくては困る。

「これであなたはわたしの従順な奴隷というわけですね…結構。実は貴方にはゲームに参加してもらう前に頼みたいことがあるんですよ…」
「――――……………………」
さくらは無言のままだ。
「このゲームには多数の参加者がいますが、どれも修羅場を潜り抜けてきた猛者揃い…
それはいいんですが、少々、毒に欠けています。
参加する面々の選抜はもうどうしようもないことなのですが…
あなたには引っ掻き回し役をお願いしたいのです…
平たく言えばわたしのゲームの“サクラ”になって欲しいんですよ。
理解できましたか?」
傍らのサンヨが両手を口に当てて笑いをこらえる。
悪趣味なサクラもあったものだ。
『……つまり…言われるままに殺し合いをしろということですか…?』
「フフ…流石、話が早いですね。賢い人間は嫌いじゃありませんよ。しかしね…あなたにしてもらいたい引っ掻き回しはそこじゃないんですよ、別なんです」
『別のこと…』
「思いつきませんか?…ならば教えてあげましょう…」

「貴方の役割は死ぬことです」



614 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0代理:2008/03/15(土) 11:46:24 ID:FyWdHWfb0
『…………………………………………』
「考え付く限り、なるべく惨めで見苦しい死に様を演出します…
他の参加者の嗜虐を煽るような…そんな無様な死に様を晒すのです」
元・自衛官の彼女の肩書きはサバイバル戦となる今回のゲームの中で際立つ存在だ。
あの明石暁に次ぐ現SGS財団創設のスペシャリストチームボウケンジャーのナンバー2。
その冷静な思考力と高い判断力を持つ彼女の死はゲームに大きな波紋を投げかけるだろう。
これ以上ない極上の生け贄だ。
「お願いといいましたがね…貴方の意思など関係ありません。これは決定事項で絶対に覆らない…
わたしからあなたへの至上命令です…わかったならもう一度、貴方のこのゲームでの役割を教えていただけますか?…わたしの操り人形…」

『ゲームの円滑な進行及びその過熱に拍車をかけるために、なるべく無残で惨めな死を選択し実行することです…
わたしの命を持って速やかな運営を目指すことが今回の至上ミッションです……』


「…よろしい。では、いきなさい…あぁ、アタック! でしたか? そして死になさい、西堀さくら」


615 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0代理:2008/03/15(土) 11:46:49 ID:FyWdHWfb0
ロンがおどけて指を鳴らす。それを合図にさくらは弾かれた様に前へと進む。
身体に金色の首輪を嵌められ、精神(こころ)に視認できぬ枷を嵌められさくらは自らの歩む道がグリーンマイルとも知らずに歩みだす。
「記憶は霞のように消えているはずですが、わたしが彼女の心のスイッチを押すだけでいとも簡単に自らを差し出す奴隷に変わることでしょう…」
「相当、腹が立ったんだネ、さっきの男…」
「えぇ。あの見透かしたような眼…気に入りません。あのしたり顔がどんな驚愕の表情へ変貌するか楽しみです…」
「回りくどいヨ、ロン。あの男の目の前であの女のきれいな顔を吹き飛ばしてやればいいのに…」
ロンはその問いには答えなかった。
彼は人間を虐げながら、その一方で人間を恐れている。一度、敗れた彼だからこそ感じる恐怖。
「彼女はあくまでゲームの駒として死ななければ意味がありません。弄び方を間違えば、その怒りの矛先の向かう先は我々です。それでは、ゲームにならない。あくまで箱庭の中で踊ってもらわねば、ね」
「お前の悪い癖ヨ。回りくどくて陰湿ネ」
さくらの運命についてあれこれ思索をはじめているのだろうか。
いや、あるいはもう既に決定しているのか。
人が抗えぬ神域に潜む悪意の権化は、ふらふらと所定の場所へとおぼつかない足取りで向かうさくらの背を眺めながらほくそ笑んだ。


616 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0代理:2008/03/15(土) 11:47:19 ID:FyWdHWfb0
名前】陣内恭介@激走戦隊カーレンジャー
[時間軸]:メガレンジャーVSカーレンジャー終了後
[現在地]:H-2港/古小屋 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:アクセルチェンジャー
[道具]:芋ようかん×3
[思考]
基本方針:殺し合いから生き延びる。
第一行動方針:女性(さくら)と情報交換を完了。当面の目的は仲間作り。気合は十分。

【名前】西堀さくら@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task42以降
[現在地]:H-2港/古小屋 1日目 深夜
[状態]:健康 (ただし、ロンによる洗脳を受けており、いつでも傀儡になる危険性あり)
[装備]:アクセルラー
[道具]:ガラスの靴、虫除けスプレー、虹の反物の切れ端
[思考]
基本方針:仲間と合流し、ここから脱出する。
第一行動方針:恭介と共闘して仲間を増やす。このゲームのルールを把握する。
※)裏行動方針:ロンの言われるままにいいように操られ、見苦しく惨めな死に様を晒す。
ただし、本人にその自覚はなく洗脳行動も全て自分の意思であると思い込む。


617 :龍の陰謀(はかりごと)◇ZLtnhXzy0代理:2008/03/15(土) 11:47:52 ID:FyWdHWfb0
また、大変申し訳ないのですが、本スレ605と606の内容が反対です。
申し訳ありませんが、まとめる際は逆にして掲載してください。


618 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 14:19:15 ID:EU43G7IeO
乙です。息をのむ展開だ…

619 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 14:34:15 ID:vxFX1jRb0
GJ!
大神龍の登場、ロンの陰謀、さくらの洗脳と密度が濃い一作でした。
とくにさくら=サクラの流れが秀逸です。
戦隊ロワも前作と合わせてドロドロの展開が加速しそうですね。
そして、芋ようかん。。。

まとめサイト、ご指示通り、605と606を逆にして掲載いたしました。

620 :◇ZLtnhXzy0:2008/03/15(土) 17:03:18 ID:yAaz88bW0
代理アップ本当にありがとうございました。
感想も嬉しいです。正直、受け入れてもらえるか不安でしたから。
虹の反物については被ったなーとは思いますが、おぼろさんとか戦闘力のない人もいるのでその助けになればと…
芋ようかんとガラスの靴はどうしようって感じですが…
さくらの最期についてはなんとなく構想もありますがどうしてもグロくなる…
個人の思いはともかく、皆さんがどう動かしていくか本当に楽しみです。
役者さんはウメコと同じくBRUにでてましたね、そういやw あれは糖尿もちって設定でしたっけ? 最期はわりときれいな方でしたけど。
大神龍は友情出演ということでお許しをw


621 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 19:21:00 ID:h6yt1PpGO
GJ!
さくらはどうなるんだ……
まぎれもない良作にドキドキさせてもらいました。

差し出がましいようですがトリップをつけてはいかがでしょう。
一応ルールですし、何かあった時の保険の為にも。

622 : ◆L3kdlaSWMo :2008/03/15(土) 19:30:25 ID:yAaz88bW0
すみません。やり方が良く分からなかったもので…これでよろしいでしょうか?

623 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 20:06:16 ID:h6yt1PpGO
乙です。
次回作も期待しています。

624 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 21:18:32 ID:2rMfP4Ny0
芋ようかんは実は結構ありがたいと思う。
糖分大事よ。

625 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 21:58:51 ID:t9VHa94qO
さくら姐さん、甘い物好きだしね。
仮定の話なんだけど、スワンやドギーも
芋羊羹食べたら、巨大化するのかな?

626 :名無しより愛をこめて:2008/03/15(土) 23:31:57 ID:wpbIgsHB0
ふと思ったんだけど

巨大化→当然首輪も巨大化→巨大化した首輪の内部に機械に強い人が入って解除、脱出→巨大化解除

って流れで巨大化した奴は首輪外せたりするかもなw
まぁ首輪の構造がわかってなきゃいけないって
前提があるし構造わかってるならそもそも巨大化する手間もいらねーとは思うけど

627 :名無しより愛をこめて:2008/03/16(日) 00:58:53 ID:4v4wttoR0
ロンが常に行動把握してるってのがネックだな。


628 :名無しより愛をこめて:2008/03/16(日) 16:55:01 ID:23gZf/ILO
芋ようかん食べたくなってきた

629 :名無しより愛をこめて:2008/03/16(日) 17:06:09 ID:Y8kTv0pwO
まさかさくらさんが狂ったように芋ようかんを貪り、笑いながら死んでいく……なんて訳ないよな。

630 :名無しより愛をこめて:2008/03/17(月) 02:27:01 ID:ViyfyXEp0
それは確かに悲惨で無様な死だな。

631 :名無しより愛をこめて:2008/03/17(月) 06:26:25 ID:bqvyUVYVO
確にな・・・


632 :名無しより愛をこめて:2008/03/17(月) 12:21:40 ID:AGTSUERIO
欝展開あってこそ熱血が映える物、今後が楽しみではあるな。

633 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/17(月) 12:48:33 ID:42HYMMyD0
「阿修羅の如く」の誤字脱字と日本語のおかしい所を修正した物を一時投下スレに投下致しました。
推敲不足であったことを反省しております。
今後は修正無く投下できるよう勤めますのでどうぞよろしくお願いします。

634 :名無しより愛をこめて:2008/03/18(火) 00:38:51 ID:MYeEjhk+O
>>633
お疲れ様です

635 : ◆i1BeVxv./w :2008/03/19(水) 01:50:04 ID:Y8txLpvp0
>>633
お疲れ様です。
修正分の変更完了しましたので、お知らせいたします。

予約分の途中経過ですが、7〜8割程度といったところですので、今日か明日には投下できると思います。

636 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/19(水) 06:53:20 ID:OthCSImrO
>>634
暖かいお言葉ありがとうございます。

>>>635
ありがとうございました。
新作楽しみにしています。



637 : ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:01:24 ID:qOpGCCDL0
遅くなりましたが、ただいまより投下いたします。
多分、量的に規制は避けられないと思いますので、代理投下をお願いいたします。

638 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:01:48 ID:qOpGCCDL0
「てぇぇぇぇい!」
「うぉぉぉぉっ!」
 雄叫びと共に四本の刃がぶつかり合い、火花が散る。
 奇しくも二人の装備は一対の刃という共通点をもっていた。

 巌流剣――佐々木小次郎が創始した流派の名を持つ一対の剣。
 佐々木小次郎の名刀・物干し竿の如く、その刃は長く伸び、小次郎のライバル宮本武蔵の兵法・二天一流の如く、二刀を用いる。
 扱うもののふは暗黒七本槍・五の槍サーガイン。

 ツインベクター――30世紀の技術で創られた様々な機能を内包する一対の剣。
 時計の長針の如き、長剣・スパークベクターと時計の短針の如き、短剣・アローベクターを合体させた両刃刀。
 それを自在に扱うのは元グラップラー、タイムイエロー・ドモン。

 巌流剣を袈裟懸けに振り下ろせば、ツインベクターでそれを受け止め、ツインベクターを横に薙げば、巌流剣はそれを受け流す。
 まさに一進一退の攻防。その二人の戦いを見守るひとりの女性――小津深雪。
 
 二人が何故、刃を交えることになったのか?
 そして、何故、小津深雪はそれを見守ることになったのか?
 それは数分前に遡る。



 支給品と状況の確認を終えたサーガインは今後の方針を練っていた。
 自分はどう動くべきかを。
(まずはっきりさせておくことはあのロンとかいう男の言葉に従うか、従わないかだ。……考えるまでもないな)
 優勝すれば願いを叶える。魅力的な申し出だ。それが本当なら『アレ』を入手することができるかも知れない。
 だが、『アレ』の入手は自分の技術力があれば、いつかは叶えられることだ。


639 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:02:30 ID:qOpGCCDL0
 それにロンがそれだけの力を持っているのかにも疑問が残る。
 仮に持っていたとしても、それならそれで、捕らえてジャカンジャの戦闘員にするもよし。その力の要因を調べる実験動物に使ってもよし。
(俺は従わない。この俺をこのような所に閉じ込めたことは褒めてやろう。だが、直ぐに俺をここに連れてきたことを後悔させてやる!)
 サーガインの方針は打倒ロンで決まった。
 そうと決まれば、次にやることも自ずと見えてくる。
 自分がロンの命令に従わなければならない唯一の枷を解き放つこと。首輪の解除だ。
(自らの首輪を解析するわけにもいくまい。まずは解析用の首輪を手に入れることが先決だな)
 その時、サーガインの耳に何者かが近づいてくる足音が届いた。
(ふふっ、なんともいいタイミングだ。やはり偉大なる科学者には天も味方する。
 飛んで火にいる何とやら。早速、首輪が手に入るぞ)
 サーガインは物陰から様子を窺う。
 足音の主は白いワンピースを着た女性。年の頃は30代半ばぐらいだろうか。
 随分と清楚な印象を受けるが、その足取りはこんな状況だというのに力強い。
(ふむ、まだ始まったばかりだというのに、あの力強い足取り。それなりの実力を持っている者と見た!
 しかーし、如何に実力者といえども、このサーガインの敵ではあるまい!)
 サーガインは両の肩に装着された巌流剣に手を掛け、襲撃を決意する。
(油断はしない。考えうる最高のタイミングで、完璧な不意討ちを行う!)
 距離にしてサーガインと女性との間は10m。この距離が0になるまでおよそ5秒。
 0になった瞬間を狙い、女性の頭部に巌流剣を叩き込む。女性は即死。後はゆっくりと首を切断すればいい。
(苦しまぬように殺してやるのがせめてもの情けよ。5……4……3……2……1……今だ!)
 サーガインは物陰から飛び出した。その瞬間――

――ゴチン! 

 何かが彼の頭を直撃した。

640 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:04:06 ID:qOpGCCDL0
(なにぃぃぃぃぃっ!)
 サーガインはその何かを確認する間もなく、頭部を強打した衝撃に尻餅をつく。
 サーガインの本体はりんご程度の大きさの蟻のような生物であり、普段の姿は彼が操縦するクグツに過ぎない。
 よって、クグツの頭部が強打されても彼自身に痛みは伴わない。しかし、突然の尻餅は彼の後頭部を強かに操縦席に打ちつけた。
「痛い!痛い痛い!」
 サーガインは頭を抱え、のたうち回った。



 一方、サーガインの頭にぶつかった何か。タイムイエロー・ドモンも地面に倒れると、おでこを抑え、痛みを堪えていた。
「一体なんだよ、これ」
 ドモンの嘆きも尤もといえる。
 凶悪犯罪者ブラスター・マドウとの戦いに勝利し、危機を乗り越えたと思えば、殺し合えと耳を疑うような命令。
 そして、嫌々ながらも門を潜れば、いきなりおでこに強烈な一撃。
 ドモンの心は絶望へと落ちていった。
(考えて見れば、俺はグラップラー。そんじょそこらの奴には負けない。いっそのこと、殺し合いに乗ってみるか)
 自暴自棄に陥るドモン。そんなドモンのおでこに布が掛けられた。
「大丈夫ですか。さあ、これを」
 冷たい。水を含んでいるようだ。その布と共に添えられた柔らかい手が徐々に痛みを消していく。
 そして、痛みが消えいくと同時にドモンの心にも安らぎが戻ってきていた。
(ったく、殺し合いに乗るなんて、随分と馬鹿なことを考えてたぜ。俺はグラップラー。殺し屋じゃない)
 やがて、痛みが気にならない程度に消えた頃、ドモンは添えられた手をやさしく掴んだ。
「もう、大丈夫です。ご心配、お掛けしました」
 上体を起こすドモン。布がはらりと落ちた。一瞬にしてドモンの心は恋の炎に包まれた。
(……天使だ)
 それはその女性が美人にカテゴライズされる程の容姿を持っていたためか、それとも吊り橋効果と言うべきか。


641 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:04:54 ID:qOpGCCDL0
 とにかくドモンは――
「俺はドモン。俺に、あなたを守らせてください!」
 眼の前の女性。小津深雪に惚れた。

 ドモンに突然、手をギュッと握られた深雪は年甲斐もなく、少し頬を染めた。
 だが、眼の前の青年は彼女の息子らと何ら変わりのない年齢。
 すぐに冷静さを取り戻し、ドモンに声を掛ける。
「ありがとう。もう大丈夫そうですね」
 深雪は微笑み、自然にその手を引く。
 ドモンがまるで玩具を取り上げられた子供のように呆けた顔をしたが、あえて深雪はその顔を見ないように踵を返す。
 深雪の視線の先には地面に倒れるサーガインの姿。先程からピクリとも動かない。
 見た目はロボットのように見えるが、そういう造形の生命体の可能性もある。
 深雪は彼の無事も確かめたかった。
「大丈夫ですか」



「大丈夫ですか」
 その声にサーガインは覚醒した。
 痛みに悶えている間に、気がつけば標的は眼の前まで来ていた。
 巌流剣は抜かれておらず、その手に武器は握られていない。
(ぬぉぉぉっ、不意討ちするつもりが、逆に不意を突かれるとは。いや、待て、落ち着け。
 この女はなんと言った?大丈夫ですか?つまりこの女は俺の心配をしているということか。
 ……これは使える)
 サーガインは漣立った考えをまとめると、言葉を紡ぐ。
「大丈夫だ。心配をお掛けしたようだなご婦人。礼を言う」
 努めて紳士的に、サーガインは立ち上げると深雪に一礼した。

642 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:12:20 ID:qOpGCCDL0
(不意討ちは失敗したが、それならそれで情報を仕入れるまでよ。情報を制するものこそ、戦いを制する。
 所詮は女ひとり。利用しつくした後、隙を見て、殺せばいい)
 サーガインはメカのボディの中で不適に笑い、深雪の手を取ろうとした。
「待て!」
 制止する声と共に、ドモンがサーガインと深雪の間に割って入る。
「なんだ、お前は」
「怪しいな、お前。何か企んでるんじゃないか?」
(ギクッ!)
「ふん、いきなり不躾な奴だ。俺は宇宙忍群ジャカンジャ、暗黒七本槍のひとり。五の槍サーガイン。
 俺の目的はロンの打倒。怪しい者ではない!」
 内心動揺しながらも、それがまったく出ないのがメカのボディのいいところだ。
 冷静を装い、名を名乗る。だが、ドモンの眼つきは鋭いままだ。
「宇宙忍群?暗黒七本槍?ネーミングから言って、充分怪しいじゃないか。
 大体、俺に頭突きして来たのお前だろ!いきなり攻撃してきて、何が怪しい者じゃないだ」
「頭突き?そうか、お前か。いきなり俺の前に飛び出して来たのは……」
 後頭部が再びズキズキと痛み出す。
 サーガインは両肩から巌流剣を抜いた。ドモンも拳を握り締めて、構えを取る。
 緊迫した空気が二人の間に流れた。
「やめてください!」
 その緊張した空気を深雪が打ち破った。
「お二人の衝突は事故です。ドモンさんが、移動していたサーガインさんの前に現れてしまっただけで故意によるものではありません。
 お二人とも、殺し合うつもりがないなら、治めてください」
 深雪の説得にサーガインは思案する。
 殺し合いに乗ってはいないが、邪魔者を殺すことに躊躇いはない。
 冷静に交渉できそうな深雪は生かしておいてもいいが、見た目といい、言動といい単細胞なドモンは後々、邪魔者になり兼ねない。
 それに最低ひとりは殺さないと首輪は手に入らないのだ。
 サーガインは巌流剣を握りなおし――
「お前は気に入らんが、ご婦人に免じて、ここは退くとしよう」
 ――両肩へと納めた。
 ドモンもサーガインの様子を見て、構えを解いた。

643 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:12:54 ID:qOpGCCDL0
(くっ、優先されるべきは情報だ。偉大なる科学者は無駄な戦いはしないのだ)
 


 その後、サーガイン、ドモン、深雪の三人は簡単な自己紹介の後、互いの情報を交換する。
 自分の知り合いの名前と特徴。その人物が殺し合いをするような奴かどうか。
 サーガインはドモンから『浅見竜也』と『シオン』の情報を、深雪からは『小津勇』『小津麗』『ヒカル』『ティターン』『スフィンクス』『バンキュリア』の情報を得る。
 名簿に綴られているサーガインの知り合いは『フラビージョ』と『シュリケンジャー』のふたり。
 サーガインもその名前と特徴を二人に伝えた。ただし、多少の歪曲は加えてだ。
「フラビージョは俺と同じ暗黒七本槍のひとりだが、思慮の浅いところがある。よって、殺し合いに乗る可能性もあるやも知れん。
 だから、もし見かけるようなことがあれば、逃げた方がいいだろう。
 あとはシュリケンジャーだが、こいつは要注意だ。変装の達人で普段どのような顔をしているのかはわからん。
 性格は残虐非道。その変装技術を活かして、暗殺を行う危険な男だ。こいつは確実に殺し合いに乗っている」
 サーガインが恐れるのはフラビージョとシュリケンジャーから自分の情報が漏れることだ。 
 情報の流出を避けるためには会わせないのが一番。危険人物ということにしておけば、おいそれと話し合うことはしないだろう。
(さて、聞きたいことは大体知れた。もうこの二人に用はないわけだが、どうしたものか)
 サーガインが優先したいのは首輪の奪取。だが、2vs1になるのは出来るだけ避けたい。
 負ける気はしないが、手傷を負っては今後に響く。それにどちらか片方に逃げられでもしたらそれこそ厄介だ。
(ならば、ここは……)
「さて、これからの行動について提案なのだが、何も三人一緒に行動することはあるまい。
 ここは分かれて行動するべきだ。その方が意中の相手も早く見つかる」
「へぇー、お前にしてはいいアイディアだな」
 サーガインの提案にドモンが同意する。
(ふふっ、馬鹿め。1vs1になればこちらのものよ。隙を見て、首輪を我が物に……)
「では、深雪さん、行きましょうか」

644 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:13:27 ID:qOpGCCDL0
「って、ちょっと待てぇぇぇぇ!」
「ああ、待ち合わせ場所、決めなきゃな。 F5エリアにしよう。ここならわかりやすい目印もあることだし。
 俺たちはここから東に行くから、お前は北に行け。それじゃあな」
 深雪の手を取って、そそくさと歩き出そうとするドモン。このままだと、サーガインの予定が狂ってしまう。
 思わずサーガインは深雪の空いた手を握った。
「待て、深雪殿とは俺が行く」
「ははぁ〜、さてはお前、深雪さんに気があるな?残念だが、先に声を掛けたのは俺だ。
 こういうのは速いもの勝ちって、相場が決まってるんだ」
 その勝手な物言いに、サーガインのそれほど高くない沸点がついに振り切れる。
(わけのわからないことを言う奴だ。だが、それに乗ってやる!!)
「引っ込んでいろ。麗しい女性を守るのは"強い"男の務めだ!」
 あえて『強い』という部分を強調する。
(単細胞な男なら次の言葉は……)
「ほぉ、俺よりお前の方が強いって言いたいのか?」
(そうなるだろう。そして、それに対しての俺の言葉は……)
「そう聞こえなかったか?」
 ドモンの眼つきが鋭くなる。もうサーガインも退く気はない。
 深雪も止めても無駄だと察したのか、制止の声は上げなかった。
「丁度いい、軽く腕試しといくか。勝った方が深雪殿と同行する」
「いいぜ。恨みっこ無しだ」
 ディパックを深雪の前に置き、互いに一定の間合いを取ると、二人は戦闘の準備を始める。
 サーガインは両肩から巌流剣を抜き、ドモンは服を脱ぎ捨てる。
「なんだ、その格好は?」
 服を脱ぎ捨てたドモンの格好は黄色い線の入った灰色のタイツという奇妙な姿に変わっていた。
「見てな!……クロノチェンジャー!」
 腕をクロスさせ、左手首に装着されたクロノチェンジャーのボタンを押す。
大地を蹴ると、一瞬にしてドモンの周りに亜空間が構成され、その中でドモンに黄色いスーツを装着させていく。
「貴様は!」
「タイムイエロー!」
 左手に右手を添え、ポーズを決める。
「よもや、そのような力を隠していたとは。先程の情報交換では一切なかったはずだが」
「初対面の奴に自分の切り札を話すほど、俺も馬鹿じゃないってことだ」

645 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:22:41 ID:qOpGCCDL0
「なるほど。言えているな。では、それが隠すに値する切り札かどうか、試させてもらうか!」
 サーガインは巌流剣を構え、一直線に突進する。
「ダブルベクター」
 タイムイエローの声により召喚される一対の剣。タイムイエローはその柄の部分を繋ぎ合わせると、両刃剣――ツインベクターに合体させた。
 振り下ろされる巌流剣。タイムイエローはそれを一度受け止めると、重心をずらし、左へと受け流す。
「何!?」
 バランスが崩され、身体の正面ががら空きになるサーガイン。
 タイムイエローはそのがら空きになった胸に渾身のパンチを打ち込んだ。
「うりゃぁぁ!」
 ふっ飛ばされるサーガインの身体。
だが、サーガインもただ受けたわけではない。
当たる瞬間に後ろに跳び、衝撃を最小限に抑える。
それに気付いたタイムイエローは追撃を行うため、既に駆け出していた。
「甘いわ!」
サーガインは巌流剣を打ち合わせる。すると、たちまち巌流剣は発光を始める。
思いっきり振ると同時に撃ち出される光線はタイムイエローの右肩に命中し、その足を止めた。
 その隙を狙って、サーガインは体制を立て直し、間合いを取る。
(こいつ)
 サーガインはタイムイエローを甘く見すぎていたことを反省すると、再び巌流剣を構えた。



「てぇぇぇぇい!」
「うぉぉぉぉっ!」
 雄叫びと共に四本の刃がぶつかり合い、火花が散る。
 二人の一進一退の攻防は続く。最初こそ不覚を取ったが、剣術ならサーガイン方が上だ。だが、タイムイエローにはグラップで培った格闘術と経験がある。
 結果、互いに相手に決定打となる一撃を与えられるまま、時が流れていた。
「ちっ、どうやら口だけじゃないようだな」
「当たり前だ」
 サーガインはタイムイエローの賛美に胸を張った。しかし、心中は穏やかではない。
(こいつ、予想外に強い。こんな奴がまだ数十名いるかも知れんとは)
「そろそろ決着をつけてやるぜ」

646 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:26:21 ID:qOpGCCDL0
(それは同意したいところだが、後々のことを考えるとダメージは避けたい。何か方法は……)
 タイムイエローの攻撃を受けつつ、サーガインは楽に目の前の敵を倒す方法を模索した。
 そんなサーガインの眼に入ったのは、深雪の近くに置かれたタイムイエローのディパック。
「あれだ」
 サーガインは左手の巌流剣を投げた。タイムイエローにはあっさりとかわされるが、構わない。
タイムイエローとの距離を広げるのがそもそもの目的だ。次の一撃に繋げるために。
 サーガインは隠し持っていた自らの支給品を手にした。
「ドライガン」
 サーガインにとっては憎き仇敵であるハリケンレッドの武装だが、使える道具であれば使うことに一点の迷いもない。
 そして、今、このタイミングで最も適した武装がこれなのだ。
「くらえ」
 銃の形状をしたそれに、タイムイエローは避けられるように銃口を見つめた。
 瞬時にタイムイエローは気付く。その銃口が向けられた先が自分ではないことに。その銃口の先は――
「深雪さん!?」
 放たれる熱風弾。一直線にその弾は深雪がいる方向に向かい、彼女の横に置かれたタイムイエローのディパックを焼いた。
「なっ!」
 深雪が無事だった喜びと、自分のディパックが燃えている驚きにタイムイエローの頭は真っ白になった。
「隙ありぃぃぃぃぃ!」
 それこそがサーガインの狙い。深雪に敵意を持たれず、ドモンに驚愕をもたらす。完璧な作戦だった。
 巌流剣がタイムイエローに振り落とされる。
 ただ、サーガインの計算にもひとつだけミスがあった。人の感情を計算できなかったこと。
「マジュナ」
 深雪のマージフォンから発生した冷気がたちまちサーガインの右腕を凍らせる。
「こ、これは」
「このぉ!」
 気を取られていたサーガインに打ち込まれるタイムイエローの拳。

647 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:27:42 ID:qOpGCCDL0
 最初の一撃と同じ場所に打ち込まれたその一撃はサーガインを沈黙させるには充分だった。



「何故だ!何故、邪魔をした深雪殿」
 戦いを終えたサーガインは深雪に詰め寄る。
「私は二人の戦いの邪魔をするつもりはありませんでした」
「しかし、現にあなたは邪魔を」
「分かり合うためなら、拳を交えるのも時には必要だと思います。ですが、あなたの戦い方は決して勇気に変わるものではありません。
 少しだけ考えてみてください。正しい心はきっと勇気に変わり、勇気は何者にも負けない力になります。
 この残酷な殺し合いを生き抜くためにはそんな力が必要になる気がするんです」
「クッ!」
 サーガインは苦悶の声を上げ、顔を伏せる。
「深雪さんとは俺が行く。文句はないよな。ディパックが焼けてしまって、地図がない」
「好きにしろ」
「ああ、好きにするさ。深雪さん行きましょう」
 ドモンは深雪と共に歩き出す。
 その後ろ姿を見て、サーガインは隙だらけだなと感じた。
(フッフッフッ、フッハッハッハッ。この俺に説教とは。こうなれば、あの二人を今ここで亡き者に!)
 利用してやろうという考えはサーガインの中で消えていた。ただ、恥をかかされた悔しさをここで晴らしてやることのみを考えていた。
 サーガインは二人を焼き尽くすため、ドライガンを握ろうとする。だが、その手は虚しくも空をきった。
(ど、ど、ど、どうしたことだ、急に力が)
 サーガインの身体から急速に力が抜けていく。クグツの故障ではない。サーガイン自身の力が抜けていた。
先程までに自在に動かせていたクグツはまたたくまに操縦不可能な状態に陥り、まるで燃料が抜けたかのように大地に突っ伏した。
 具体的に書けば『orz』な格好だ。
(まずい、今、この状態で誰かに襲われたら)
「一部始終見させてもらったぜ」
「!!」
 サーガインに声が掛けられる。
(な、なんというタイミングだ)

648 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:28:29 ID:qOpGCCDL0
「あれはまずかったな。勝つためとはいえ、卑怯な戦い方は嫌われるもとだぜ」
(ぬぅ、戦いの最中から見ていたということか。だというのに、その視線に気付かんとは、不覚)
「だが、お前の気持ちもわからんでもない。どうしても勝ちたかったんだよな」
(当たり前だ。どんな手を使っても勝たねばそこで終わり、まさに今の状況がそれだ。ぐぅぅぅっ、身体さえ動けば……)
「わかる、わかるよ、お前の気持ち。変わりと言っちゃ何だが、お前とは俺が組んでやる」
「……なに?」
 サーガインには意味不明の提案だった。
(こいつ、俺を殺しに来たのではないのか?)
 サーガインは身体の力を振り絞り、その顔を上げた。
 彼の眼の前には快活そうな銀色のジャンバーを着た男が立っていた。
 男はサーガインの肩をポンっと叩く。
「何も言うな。わかってるって。失恋に心が折れそうになってるんだろ。だが、まだ諦めるには早いぜ。
 名誉挽回のチャンスはきっと来る。まずはお前が出来る男って言うのを見せてやろうぜ」
(もしや、こいつ、俺があの女に惚れていて、それでショックを受けてると思っているのか?
 ハッハッハッ、なんとも馬鹿な男だ。だが、勘違いしているなら、丁度いい。奴らの代わりに利用しつくしてくれるわ)
「願ってもない申し出、感謝する。俺はサーガインだ」
「俺は早川裕作、宜しくな」
 疑惑を持たれた教訓から、ジャカンジャの部分を端折って自己紹介をしたサーガインに対し、裕作も最初の印象そのままにハキハキと自己紹介を返した。
(こいつも単細胞そうな奴だ。使える、使えるぞ)
 サーガインはまだ知らない。早川裕作がI.N.E.T.特別開発班のチーフを務めるほどの聡明な人物であることを。
 そして――
「おっ、燃え残りがあるぞ」
 ドモンのディパックの燃えカスから、裕作は支給品を発掘する。それはある伝説の生物の鱗だった。
 サーガインの前途は暗い。


649 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:31:32 ID:qOpGCCDL0
【名前】五の槍サーガイン@忍風戦隊ハリケンジャー
[時間軸]:巻之四十三中(ガインガイン敗北後、サーガインに敗れる前)
[現在地]:J-2港町 1日目 深夜
[状態]:健康。クグツの胸部に凹み。二時間戦闘不能。
[装備]:巌流剣、ドライガン@忍風戦隊ハリケンジャー
[道具]:火竜の鱗@轟轟戦隊ボウケンジャー
[思考]
基本行動方針:ロンの打倒
第一行動方針:首輪を手に入れる。

【名前】早川裕作@電磁戦隊メガレンジャー
[時間軸]:34話後
[現在地]:J-2港町 1日目 深夜
[状態]:健康。
[装備]:ケイタイザー
[道具]:未確認
[思考]
第一行動方針:サーガインの力になる
備考:メガシルバーの変身制限時間は2分30秒のままです。


650 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:32:32 ID:qOpGCCDL0

【名前】ドモン@未来戦隊タイムレンジャー
[時間軸]:Case File20
[現在地]:J-2港町 1日目 深夜
[状態]:右肩に軽症。二時間変身不能。
[装備]:クロノチェンジャー
[道具]:なし
[思考]
基本行動方針:深雪を守る。
第一行動方針:仲間達の捜索のため、東へ進む
備考:ドモンのディパックは燃え尽きました。

【名前】小津深雪@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:FinalStage後
[現在地]:J-2港町 1日目 深夜
[状態]:健康。
[装備]:マージフォン
[道具]:確認済
[思考]
基本行動方針:麗たちの捜索
第一行動方針:捜索のため、東へ進む

651 :サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w :2008/03/21(金) 02:33:04 ID:qOpGCCDL0
投下終了。
誤字、脱字、矛盾点、感想がありましたら、宜しくお願いします。

652 :名無しより愛をこめて:2008/03/21(金) 03:45:10 ID:xoOAlpwvO
GJ!
ドモン面白い!そして建てられた数々のフラグ、お見事です!
能力を使ってしまったドモン、深雪が心配だ。

653 :名無しより愛をこめて:2008/03/21(金) 13:00:27 ID:1nh9EzmAO
痛みに苦しむサーガイン可愛い



654 :名無しより愛をこめて:2008/03/21(金) 17:02:47 ID:6117CDaK0
投下乙です。
本人達はいたって真剣なのに、
なんだか面白い事になっているドモンとサーガインがおかしかったです。
うっかり、子持ち未亡人に恋してしまったドモンと、
支給品が前途を表していそうなサーガインにエールを込めてGJ!

655 :名無しより愛をこめて:2008/03/21(金) 17:05:30 ID:uHd60wgcO
ちょっと詰め込みすぎかなと思ったけどこれからの展開が面白くなりそうで楽しみです。
投下乙!

656 :名無しより愛をこめて:2008/03/21(金) 19:49:29 ID:mYhSBooT0
美雪さんがヒロイン全開ですな
しかしサーガインが面白い

657 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/22(土) 16:27:12 ID:MemV9PVE0
途中報告。完成度は6割から7割ぐらいです。
期限までには投下できると思われるのでよろしくお願いします。

658 :名無しより愛をこめて:2008/03/23(日) 04:57:15 ID:8gjYQcI50
感想ありがとうございます。
矛盾点が見つかりましたので、修正を。

深雪からは『小津勇』『小津麗』『ヒカル』『ティターン』『スフィンクス』『バンキュリア』の情報を得る。>
⇒深雪からは『小津勇』『小津麗』『ヒカル』『ドギー・クルーガ』『白鳥スワン』『ティターン』『スフィンクス』『バンキュリア』の情報を得る。>

ドギーとスワンと知り合いということを失念していました。まとめサイト更新と共に修正いたしましたので、ご連絡いたします。


>>657
投下を楽しみにしております。

659 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/25(火) 12:46:11 ID:vSqg4T5Z0
大変申し訳ありませんが、3日間の予約延長を申請します。
それまでには投下できるかと思いますので、どうかお願いいたします。

660 :名無しより愛をこめて:2008/03/25(火) 16:09:59 ID:10GraIRK0
了解しました。楽しみにお待ちしております

661 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/25(火) 20:05:21 ID:EwbgWTXCO
申し訳ありません。自分も延長させてください。明後日には投下出来ると思います。
>>>659
楽しみにしています。お互い頑張りましょう。

662 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/27(木) 16:35:33 ID:6yoCcoUw0
遅くなりましたが、只今より投下します。
よろしくお願いします。

663 : ◆1A0kaMcI4I :2008/03/27(木) 16:36:43 ID:6yoCcoUw0
冷たい夜風が吹き荒れる。
愛用の白衣と、美しい髪を風に靡かせ、森林を歩く女。
白い羽の髪飾りを、しなやかな手で庇いながら、軽やかに木々の間をすり抜けて行く。
もちろん、夜の散歩を楽しんでいる訳ではない。

(犠牲者を最小限に止め、尚且つここから脱出する為、私に出来る事)

白鳥スワンは、冷静に活動を始めていた。
この異常事態において、メカニックのスワンが成すべき行動は……
『人命救助の為、逸早く首輪を分析、解除する』事だ。
名簿と地図は、すでに確認を済ませている。
詳細によれば、スワンの支給品は三つ。
デイバックに入っていたのは、その内の一つ、琥珀色の香水『キラ・コローネの作った人間香水』だけだった。
手にした紙には、残りの支給品の『炎の騎馬』と『亡国の炎』の隠し場所が示されている。
隠し場所は、スワンが飛ばされた場所からさほど離れていない。
時折、地図を確認しながら、スワンは砂漠の方向へ歩を進めていた。
紙に書かれた通り、鬱蒼としていた森林の木々が、徐々に途切れ始めた。
目印代わりに置かれた、光炎を放つ土器。
そこから、数メートル先の一際大きなアカシアの木の下、闇と見紛う黒いシート。

「これね」

スワンは、シートを勢い良く剥いだ。
小型の土器で燃えている火が、おそらく『亡国の炎』

664 : ◆1A0kaMcI4I :2008/03/27(木) 16:37:28 ID:6yoCcoUw0
その炎が照らすのは、火炎形のフルカウルに包まれたマシン『炎の騎馬』だった。
細部を観察し、頭の中で展開図を開く。
構造さえ分かれば、乗りこなすのはさほど難しく無い。
地図から推し量ると1エリア四方は3、4キロ。
移動手段は必要だった。
そう、ドギーや地球署の仲間と、そして家族を殺された深雪達と、早く合流する為にも。

「……ドゥギー」

スワンは最愛の男であり、無二の親友であるドギー・クルーガーの名を呟く。
広間の様子からすれば、このバトルロワイヤルに嬉々として乗る者の存在は否めない。
図らずも、戦いに巻き込まれる事があれば、ドギーは危険を顧みずに立向かっていくだろう。
スワンはドギーの雄姿を思い浮かべた。
彼の心に燃える火は、悪人どもには地獄の業火。
ドギーが無益な殺し合いを目の前に尻尾を巻いて逃げる筈が無い。
だが、ロンには悪を裁く正義の戦いも、楽しみの一つに過ぎない。
このバトルロワイヤルの目的、それは退屈しのぎなのだから。
その対象は、参加者同士の『殺し合い』だけでは無い筈だ。
脱出を企む参加者の動向、そして、それが失敗に終わった時の失意や絶望、そのすべてを貪る気なのだ。
盗撮、盗聴、スパイ……見物を楽しむ為の用意を、きっと、周到に幾重にも張り巡らせている。
ランダムに支給される品も、余興を盛り上げる小道具。
もとより、スワンはそんな余興に付き合うつもりはさらさら無い。
ならば、殺し合いに利用される前に壊してしまえばいい。

665 : ◆1A0kaMcI4I :2008/03/27(木) 16:39:06 ID:6yoCcoUw0
人間で作った香水に興味など無い、一国を焼き尽くす亡国の炎もスワンには必要無いのだ。
スワンは、デイバックから琥珀色の小瓶を取り出し、亡国の炎へ投げ入れた。
そして、姿無き観察者へ向け『宣戦布告』した。

「これは、反撃の狼煙よ。首輪は必ず外して見せるわ。それが、私なりのバトルロワイヤルなの」

颯爽と白衣を翻し、炎の騎馬に跨った。
亡国の炎が螺旋を描き、琥珀色の瓶を覆う。
炎熱が中の液体の温度と圧力を上げる。
スワンが爆音を上げて走り去った時、瓶内部の圧力が限界点に達した。
液体が瓶を破砕する。
瞬時に気体と化した人間香水が大気に拡散した。
亡国の炎はそれを逃さない。
白煙を吐き散らし天高く舞い上がる火竜となって、すべて飲み込んだ。





追い風に乗って、白煙がスワンを追い越していく。
九十九折りの林道を抜けたその先には、砂漠が広がっていた。

「方向、変えたほうが良さそうね」

市街地の方角へ目を向けた時、視界の端に黒い人影が映った。

666 : ◆1A0kaMcI4I :2008/03/27(木) 16:39:43 ID:6yoCcoUw0
こちらへ近づいてくる、黒装束を纏ったその姿は見覚えがあった。
『理央』ロンにそう呼ばれていた青年。
理央が発したのはたった一言だけだったが、唸る様に搾り出された声がロンに対する怒りを露にしていた。
意味深なロンとの会話、二人の間には何か複雑な事情がある。
一見した所の印象はそうだった。
実はそう見せかけて、理央はスパイで、ロンとのやりとりが仕組まれた物だとしたら……

(ねぇ、ドゥギー。私一人で接触するのは無茶かしら?でも非常事態よ、仕方ないわよね。それに、無茶は地球署の専売特許だもの)

スワンは充分な距離をとり、炎の騎馬を止めた。
胸で心臓が早鐘のように鳴り響いていた。


667 : ◆1A0kaMcI4I :2008/03/27(木) 16:41:58 ID:6yoCcoUw0
以上です。
誤字脱字、指摘、感想をよろしくお願いします。


668 :ワイルドスワン・クールブレイン ◆MGy4jd.pxY :2008/03/27(木) 16:51:44 ID:6yoCcoUw0
タイトルとトリップ合体してましたorz

669 :ワイルドスワン・クールブレイン ◆MGy4jd.pxY :2008/03/27(木) 16:53:40 ID:6yoCcoUw0
【名前】白鳥スワン@特捜戦隊デカレンジャー
[時間軸]:第46話『プロポーズ・パニック』後
[現在地]:D-10砂漠 1日目 深夜
[状態]:健康 
[装備]:SPライセンス
[道具]:炎の騎馬、支給品一式
[思考]
基本方針: 首輪を解除する
第一行動方針:地球署の皆&深雪の家族と合流する

【名前】理央@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:修行その47 幻気を解き放った瞬間
[現在地]:D-10砂漠 1日目 深夜
[状態]:健康 ロンへの怒り
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
基本方針:殺し合いには乗らない。乗った相手には容赦しない。
第一行動方針:メレと合流する。
第二行動方針:北西の森へ進む。

以上です。スレ汚し申し訳ありませんでした。

670 :名無しより愛をこめて:2008/03/27(木) 20:31:32 ID:nv+nrADN0
乙です!
人間香水は誰かが姿を変えられてるのかと勘繰っちゃいましたw
ロンの力の大きさとそれに抗う“意志”が感じられる良い作品だったと思います。

671 :名無しより愛をこめて:2008/03/28(金) 00:12:52 ID:Q8N3UeNd0
GJ!
冷静ながらも色々考えすぎなところが見られるスワンさん。
リオとのファーストインプレッションがどうなるか気になる引きでした。
亡国の炎で香水を燃やし、対主催を誓うスワンさんの決意もリオの移動動機と絡みあい見事な発想でした。



672 : ◆MGy4jd.pxY :2008/03/28(金) 12:34:37 ID:z4H5X7TOO
感想ありがとうございます。励みになります。

673 :名無しより愛をこめて:2008/03/28(金) 19:31:23 ID:/FEAnOj20
GJです!
スワンさんの覚悟が見えてとても良かったです。
宣戦布告を受けたロンが今後どう動くかも気になるところです

674 :名無しより愛をこめて:2008/03/28(金) 21:33:18 ID:hQ9CP58/0
GJ!
スワンさんカッコいいです!人付き合いが苦手な理央との遭遇が楽しみ

675 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/28(金) 23:39:20 ID:UAa8uR+N0
投下乙。
理央が見た炎の正体が亡国の炎だったとは。
人間香水の正体も気になるところです。

こちらはいつでも投下できる体制です。

676 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/28(金) 23:51:52 ID:UAa8uR+N0
投下します。

677 :眠れる冥王 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/28(金) 23:55:34 ID:UAa8uR+N0
「両腕がまだ痛みやがる。水場を探さねえとな」
ペットボトルに入っていた真水で傷口を冷やしたが、痛みは一向に引かない。
ゴードムエンジンと機械の体にアシュの魂を宿せし存在クエスター・ガイ。
彼は水場探しを兼ねて他の参加者達を葬らんと策を巡らせる。

「火傷さえ負っていなけりゃ、あんな奴など一捻りできたのによ。クソがッ!!」
忌々しげに声を荒げ、鬱屈を晴らすために拳を大木に叩きつける。
気休め程度だが、参加者をおびき寄せる最も単純で効果的な作戦と言えよう。
時が経つにつれ、一段と大木の軋む音が大きくなる。
やがて、ゆっくり大きな音を立てて崩れ落ちていく。

「川の源流はA-1にあるらしい。行ってみるか」
彼は堂々とした歩調で川の源流へと進む。
表情は窺い知れないが、その胸中は殺意で満ち溢れているのだろう。

678 :眠れる冥王 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/28(金) 23:56:12 ID:UAa8uR+N0
「森を出たら、ママの居場所を知っている人に見つかるかもしれない」
突然、ドロップが口を開く。その口調は弱々しく、不安に満ちていた。
幼くして理不尽な殺し合いの場に招待されたのだ。正常な精神を保つのがやっとの状況で。

『勇気が魔法をくれる』

彼女は何よりもその言葉の意味を噛み締めていた。
「大丈夫。私がドロップの身を守ってみせるから安心して」
「……うん。どんな怖い事があっても泣かないから」

麗は、ドロップを母や兄弟の元に連れて行くために山を降りる事を決意する。森には殺人者が潜んでいる可能性が高いからだ。
そしてまた、彼女にとってドロップの泣き顔を見るのは辛いのだから。
「必ず、兄弟やママの所に連れて帰るからね」

青の魔法使いは知る由も無い。その少年こそが冥王の星を受け継ぎし者である事を。
覚醒の時は近い。全ては無間龍のみぞ知る。

679 :眠れる冥王 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/29(土) 00:00:19 ID:dpewcNEi0
【クエスター ガイ@轟轟戦隊ボウケンジャー】
[時間軸]:Task.23以降
[現在地]:A-5森林 1日目 黎明
[状態]:腕にそれなりに痛む程度の火傷
[装備]:グレイブラスター、釵一本
[道具]:不明
[思考]
基本方針:ロンを倒すついでにゲームに乗る
第一行動方針:手当たり次第に他の参加者達を殺す
第二行動方針:A-1に向かってみるか
参考:1本目のペットボトルを半分消費しました。

【名前】小津麗@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage47 結婚式の途中
[現在地]:C-4森林 1日目 黎明
[状態]:健康
[装備]:マージフォン
[道具]:操獣刀 、何かの鍵、支給品一式
[思考]
基本方針:ドロップの身を守る
第一行動方針:森を出て都市部に向かう
第二行動方針:ドロップと共にみんなで元の世界に帰る

680 :眠れる冥王 ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/29(土) 00:00:42 ID:UAa8uR+N0
【名前】ドロップ@救急戦隊ゴーゴーファイブ
[時間軸]:26話、サラマンデス覚醒前
[現在地]:C-4森林 1日目 深夜
[状態]:二時間は能力を使えません
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
基本方針:ママと兄弟に会わなきゃ
第一行動方針:麗の側から離れない
第二行動方針:どんな怖い事があっても泣かない

681 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/29(土) 00:03:02 ID:UAa8uR+N0
投下完了。
誤字・脱字、矛盾・修正点や感想などがありましたらお願いします。

682 :名無しより愛をこめて:2008/03/29(土) 15:35:46 ID:X3HVIwPf0
GJ!
ただ、もうちょっと長い方が読み応えがあると思います。

683 :名無しより愛をこめて:2008/03/29(土) 23:59:46 ID:Ab9heT+00
投下乙
わざわざガイと麗を同時に予約した意味を感じませんでした。
特に話が進んだわけでもないですし。次に期待します。

684 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/03/30(日) 00:38:30 ID:/hgIUSTG0
投下作品に対してご指摘を頂きましたので、後日したらばに修正版を投下する予定でございます。

685 :名無しより愛をこめて:2008/04/01(火) 08:29:01 ID:3GTjaNQNO
>>684
そろそろ保守
修正版はいつ頃になりそうですか?

686 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/04/01(火) 17:03:41 ID:GFmW0IWL0
進行状況は思わしくないのですが、完成は1週間後を目標としています。

687 :名無しより愛をこめて:2008/04/02(水) 13:59:39 ID:V4pN1ZYQ0
まぁ、過疎ってるし、慌てず気軽にやりなよ。
仕方ない事だけど、どうしてもルールが多くなっちゃって敷居高くなるスレだしね。


688 :名無しより愛をこめて:2008/04/02(水) 23:20:46 ID:fPOglXaZ0
でも、ガイ使いたいのでなるべく早くしてくれると助かる。

689 :名無しより愛をこめて:2008/04/05(土) 10:49:31 ID:TZkJbA3s0
保守age

690 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 10:13:53 ID:C53YWDZbO
投下お待ちしています。

691 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 13:08:07 ID:AbWJ7vFL0
ロワなんて日陰企画なのにageるなよ

692 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 17:58:54 ID:S1TOplOA0
修正に一週間もかかるとは……まぁリアルが忙しいなら仕方ないか。

693 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 19:12:51 ID:hf3JKzqh0
これだけ時間かけてるんだし、加筆修正ってことなんだろう。
いつもの様に2レスほどの内容で動きもないとなると困るけど。


694 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 19:35:28 ID:C53YWDZbO
俺は待ちたいな。
だって氏は一度は企画倒れしそうだった戦隊ロワを盛り上げようとしてくれた数少ない書き手の一人だからね。

695 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 20:08:06 ID:m1yUsI69O
>>694
そうですね。
でもそろそろ一週間なので、出来ればいつ頃になりそうか、
もう一度伺えたらな、とも思う。

696 : ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:41:30 ID:n8AUBMjh0
流れを切るようですが、投下いたします。

697 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:42:01 ID:n8AUBMjh0
 アクセルラーのライトが闇を照らした。
光を得て、顕になっていくのは都市部とは異なる石造りの建物。
 何か得体の知れない化け物を模したかのような石像があるかと思えば、恐怖に震える人間のような石像もある。
 だが、石がどんな形であるかなど、今はどうでもいい。
 ここに誰かいるか、それが尤も優先されるべき事柄だ。
 五感を研ぎ澄ませ、誰もいないことを慎重に判断していく。
「ふぅ〜、誰もいないみたいだ。とりあえず、ここは安心かな」
 最上蒼太は安堵の溜息を吐くと、アクセルラーを懐へと収め、傍らに佇む日向おぼろに声を掛けた。
「それにしても危ないところでしたね」
「………」
 返事がない。
 蒼太がおぼろの顔を見ると、その顔は青ざめていた。
 訓練とは違う本物の殺気。殺すことに躊躇いのない相手。圧倒的な実力差。
 おぼろにとっては全てが初めて味わう恐怖。そして、当面の危機は去ったが、殺し合いは未だ続いている。
 おぼろが言葉を失うのも無理はない。
「大丈夫です」
 俯くおぼろの肩に蒼太の手が置かれた。細身とはいえ、おぼろと比べれば大きな手。
 おぼろが顔を上げると、眼の前には蒼太の笑顔があった。
「僕があなたを守ります。だから、そんな顔しないでください」
 掛けられた力強い言葉に殺し合いが行われていることを、おぼろは一瞬ではあるが忘れてしまう。
 そして、それと同時に今まで暗く沈んでいた自分の心が浮上していくのを感じた。
(そや、落ち込んでいても良いことなんかない。こんな様じゃあの子たちに笑われおうてしまうわ)
 おぼろの脳裏に浮かぶのは落ちこぼれながら、伝説の後継者として頑張る3人の姿。
 自分と同じ恐怖を味わったというのに、懸命に戦うハリケンジャーの姿だ。
「ありがとう、心配してくれて。でも、もう大丈夫やわ。元気出たでぇ!」
 多少引きつってはいたが、おぼろは今自分が出来る精一杯の笑みを返す。
「そういえば、自己紹介がまだやったな。うちは日向おぼろ」
「僕は最上蒼太です。改めて宜しくお願いします」


698 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:42:37 ID:n8AUBMjh0
 手を差し出す蒼太。それが友好の握手であることをおぼろは理解すると、その手を握り返した。



「うちを助けてくれたってことは、蒼太君は殺し合いをするつもりはないんやな」
「ええっ、もちろんです。一刻も早く仲間を集めて、こんなところから脱出しましょう」
 自己紹介を終え、おぼろの傷の手当てを行いながら、互いの情報を交換する。
 といっても、有益な情報といえば、自分の知り合いが誰で、殺し合いに乗るような性格なのか程度。
 この殺し合いについての様々な事柄は謎のままだった。そんな中、やがて支給品へと話しは及ぶ。
「僕の支給品は1つ。とは言っても実質2つのようなものですけど」
 蒼太はディパックから自らの支給品を取り出す。
 赤と黒のストライプに彩られた長い棍。その先に蒼い爪が装着されている。それはおぼろには見覚えのある武器だった。
「それは」
「説明書によると、これはイカヅチブレイカー。イカヅチ丸という棍とスタッグブレイカーという爪を合体させた武器らしいですけど」
「ああ、知っとる。うちの知り合いの一鍬ちゃんが使っとうた武器やわ。でも、なんでこれがここに……」
(まさか、名簿には載っとらへんかったけど、一鍬ちゃんもここに?)
「どうかしましたか?」
 ふと考え込んだおぼろを訝しく思ったのか、蒼太が心配そうな声を掛ける。
「ああ、いや、なんでもない」
(あかんあかん。つい、いつものクセで考え込んでしまったわ)
「知り合いの武器ということなら、それはおぼろさんに差し上げますよ」
 蒼太の提案はおぼろにとって、願ってもないことだ。
 身を守るためには、武装がどうしても必要になる。それに加え、流派は違うとはいえ、源流を同じくする忍びの武器。
 慣れない銃器を支給されるよりも数倍頼りになる。本音を言えば、すぐに飛びつきたいところだったが、流石に遠慮が先立ってしまう。
 とはいえ、欲しいものは欲しいわけで。
「でも、いいんか?蒼太くんだって武器は必要やろ」
 控えめに、でも大胆に、再度意思の確認を行う。

699 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:43:08 ID:n8AUBMjh0
「僕にはもう身を守るための武装がありますから」
 そう言って懐から覗かせたのは、先程懐中電灯代わりに使っていたアクセルラー。これが変身ツールであることは伝達済みだ。
「本当は女性に武器は持たせたくはないんですけど、心得もあるみたいですし、今のような状況じゃそうも言ってられません。
 それにこれはある意味で、僕からの信頼の証でもあります」
 聡いおぼろにはそれだけで蒼太の言葉の意味が理解できた。
 命辛々のところを助けられたこともあり、おぼろは蒼太のことを信用し切っていたが、こんな状況では信頼を構築するのがどんなに困難なことか、蒼太は危惧しているのだろう。
 自分に敵意はないことを武器を渡すことで、自分が信用に値する人間であることを示そうとしているのだ。
 ならば遠慮をする方が逆に失礼だ。
「そういうことやったら、大切に使わせてもらうわ」
 おぼろは蒼太からイカヅチブレイカーを受け取ると、即座に分離させた。
「でも、半分でええわ。イカヅチ丸だけの方がうちには使いやすそうやからな」
 おぼろはイカヅチ丸を腰に携えると、スタッグブレイカーを蒼太へ差し出す。
 おぼろなりの信頼の証。蒼太はそれを理解すると、スタッグブレイカーを受け取り、自分のディパックへと戻した。
「うん。……そういえば、おぼろさんの支給品は?」
「ああ、うちの支給品はこのメダルだけや。牙忍のマークが入っとるから、一鍬ちゃんのシノビメダルやとは思うやけど、ゴウライチェンジャーやカラクリ巨人がないと使い道ないで」
「使い道……おぼろさん、説明書は入っていませんでした?」
「説明書?」
「ええ、イカヅチブレイカーにも説明書が付いていました。だから、もしかして……ディパックの中、見ても?」
 おぼろが頷くと、蒼太はディパックの中身を探り始める。
「うちの場合、いきなりフラビージョの奴に襲われたからな。そういえば、自分のディパックの中、全然確認しとらんかったわ」
 おぼろのディパックの中には地図、名簿、時計など、蒼太のディパックにも入っている共通の支給品。
 そして、それらに混ざり、蒼太のディパックにも入っていた1枚のメモ用紙。

700 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:43:33 ID:n8AUBMjh0
「ビンゴです。支給品の効果が書いてますよ。……支給品、シノビメダル。バリサンダーと叫び、投げるとバイクになると書かれています」
「そうか、バリサンダーか。うちとしたことがうっかりしとったわ」
「早速使ってみましょう」
 蒼太はおぼろの手にあるシノビメダルを手に取ると、バリサンダーと叫び、大地へと投げてみる。
 蒼い雷が走り、バイクの姿を形作っていく。やがて、雷が治まると、そこには雷の装飾が施された蒼いバイクがあった。
「これがバリサンダーか」
 蒼太はバリサンダーに跨ると、エンジンを吹かせ、慣らし走行を始める。
「ああ、蒼太くん、気をつけてや!戦闘用に改造されとるから……」
 危ないと言いかけて、おぼろは口をつぐむ。
 バリサンダーはただのバイクではない。常に雷神エネルギーを帯び、戦闘用にカスタマイズされたモンスターバイクだ。
 普通の人間ではハンドルが取られて、満足に運転することすら出来ないはずだ。
 だが、蒼太はそれを軽々と扱っている。
「かなり凄い出力ですが、大丈夫!乗りこなせますよ」
(……まあ、ボウケンジャーっていう宝を探す組織の一員って言ってたし、それぐらいのスキル、持ってて当然かも知れへんな)
 蒼太のポテンシャルを多少訝しげに思いながらも、自分を納得させる。
「さあ、行きましょう!」
 一頻りの慣らし走行を終え、蒼太はおぼろに手を伸ばした。
「行くってどこに」
「失礼。この紙によると、おぼろさんの支給品はもうひとつあるらしいですよ」
「もうひとつ?」
 蒼太はメモに書かれていた内容をそのまま読んだ。曰く――

――当たり。あなたには最高の支給品を用意しました。A1エリアの他とは葉の色が違う木の下にお越しください。
   そこであなたがこのバトルロワイアルで勝ち残るための最高のアイテムを用意して待っています。
   ただし、この支給品は早いもの勝ちです。お急ぎを。――

「なんやうさんくさい話やな」

701 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:44:08 ID:n8AUBMjh0
「僕もそう思います。だけど、例え罠だったとしても行く価値はありますよ。
 仲間との合流だけ果たしても意味がないんです。首輪を外し、ここから脱出して、ロンを倒さなきゃ、ミッションは完了とは言えない。
 その糸口を探るためにも僕は行くべきだと思います」
 グッときた。元気をもらった時と同じ、今度は勇気をもらったような気がした。
「はぁ、しゃあないな」
 おぼろはバリサンダーに跨る。後部座席には装飾が施されており、かなり無理矢理ではあるが。
「ほな、行こうか!」
「ええ」
 走り出すバリサンダー。おぼろはなんとなく蒼太の背中に顔を埋めた。



 バイクを走らせながら、蒼太は自分の懐にある物のことを考える。

702 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:44:47 ID:n8AUBMjh0
 蒼太の懐にはもうひとつ支給品がある。

――ヒュプノピアス――

 説明書によれば、受信機を相手の脳に刺すことで脳波に作用し、送信機で相手を自在に操ることのできる道具。
 これを使えば、自分の手足となって働く操り人形の出来上がりというわけだ。
 蒼太はおぼろにこの道具の存在は告げなかった。
 守るといった言葉は嘘ではない。困っている女性がいれば命を賭してでも守る。それが蒼太の流儀だ。
 だが、女性を守ると同時にミッションを達成するのも蒼太の流儀。
 蒼太はおぼろが思っているほど、彼女に心を許してはいない。
 このような限定された空間では人を容易に信じることがどれほど危険か。元スパイである蒼太にはよくわかっている。
 それと同時に人に自分を信じさせればどれほど有利になるかも。
 そのためには、ヒュプノピアスのようなアイテムの存在を知られるわけにはいかない。
 人を操れるアイテムは持っているだけで疑心暗鬼の種になる。だが、捨てるには惜しいアイテムであることも確か。
 結局、蒼太はヒュプノピアスを隠し持つという判断を下した。そして、その存在を知らせる説明書は処分済みだ。
 もし、ヒュプノピアスの存在が知れたら、信頼は瞬時にして瓦解してしまうだろう。だが、蒼太に後悔はない。
 何故なら――
(まっ、こういう状況も楽しいけどね)
 今がどれほど異常な状況かは分かっている。ロンに対しての怒りもある。だが、それでも冒険に対する胸の高鳴りは止まらない。
 それがボウケンブルー、最上蒼太なのだから。

703 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:47:51 ID:n8AUBMjh0
【日向おぼろ@忍風戦隊ハリケンジャー】
[時間軸]:巻之三十、後
[現在地]:G-3遺跡 1日目 深夜
[状態]:全身に軽い火傷、打撲。応急処置済み
[装備]:イカヅチ丸@忍風戦隊ハリケンジャー
[道具]:支給品の隠し場所メモ、支給品一式
[思考]
基本行動方針:仲間との合流後、脱出
第一行動方針:蒼太と共にA-1エリアへ
第二行動方針:首輪を何とかする

【最上蒼太@轟轟戦隊ボウケンジャー】
[時間軸]:Task.3、後
[現在地]:G-3遺跡 1日目 深夜
[状態]:良好
[装備]:アクセルラー@轟轟戦隊ボウケンジャー、スコープショット@轟轟戦隊ボウケンジャー、バリサンダー@忍風戦隊ハリケンジャー
[道具]:ヒュプノピアス@未来戦隊タイムレンジャー、スタッグブレイカー@忍風戦隊ハリケンジャー、支給品一式
[思考]
基本行動方針:ミッションの達成(首輪解除・脱出・ロンの打倒)
第一行動方針:おぼろと共にA-1エリアへ
第二行動方針:おぼろを守る


704 :走・想・蒼太 ◆i1BeVxv./w :2008/04/06(日) 21:48:49 ID:n8AUBMjh0
投下終了。
誤字、脱字、矛盾点、感想などあれば、ご指摘お願いします。

705 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 23:14:33 ID:SFy5Rk3QO
投下乙

706 :名無しより愛をこめて:2008/04/06(日) 23:26:06 ID:m1yUsI69O
>>704
GJです!
バリサンダーを一発で乗りこなすとは、さすがは蒼太。
初期の蒼太である事とヒュプノピアスの存在が
これから先、2人の信頼関係に一点の曇りを落として行くのでしょうか。


707 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/04/06(日) 23:48:40 ID:knZhU9Xs0
皆様から多大な言葉を頂き、大変ありがとうございます。
作品に関しては、明日から明々後日頃に投下できるかと思います。

どうか気長にお待ちください。

708 :名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 00:36:59 ID:1hTaPQhzO
>>704
GJ!
目指すA−1エリアに何があるんだ!
先の展開が楽しみになりました。


>>707
いろんな意味で、残念です。
明後日ですね。
それまでは待とうと思います。

709 :名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 16:51:22 ID:frQBIYyV0
蒼太かっこいいけど
こいつはゲームに乗る側でも面白くなったと思う。

710 :名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 19:00:45 ID:9+5hBmiBO
>>709
この先、そういう展開も有り得るかも知れない。
初期の蒼太は、人間不信の気があるし。

711 :名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 19:16:41 ID:vjEe254T0
SS上でおぼろを信用していないと明示しているしな。

712 :名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 19:37:37 ID:rW16vQ9N0
ボウケンだけチームで呼ばれてるのに真墨は死亡。
蒼太は精神的に不安を抱え、姐さんは操り人形。菜月は萎縮(達也がいるとはいえ)
とやばそうな感じだな…映ちゃんガンバ!

713 :名無しより愛をこめて:2008/04/07(月) 20:42:03 ID:L5XE4Yu30
>>712
チーフはロンに目付けられちゃったしね。
あいつの性格上、これから先もねちっこく手回ししそうだ。
ホント、映ちゃん頑張れ。ウメコに振り回されそうな気もするけどw

714 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/04/08(火) 22:58:20 ID:JmYYdR+i0
したらばに作品の加筆修正版を投下いたしました。
誤字・脱字、矛盾点、感想・ご指摘がありましたら報告してください。

715 : ◆.6Hqkk7dyk :2008/04/08(火) 23:28:37 ID:JmYYdR+i0
言い忘れました。
期限を過ぎて申し訳ありませんでした。今後はこのような事が無いよう、節度ある行動を心掛けたいです。

716 : ◆7.egbPFHBY :2008/04/08(火) 23:31:53 ID:JmYYdR+i0
某所で鳥バレしたので今後はこの鳥で活動します。

717 :名無しより愛をこめて:2008/04/09(水) 21:23:53 ID:vqDAGvi00
そういえば予約期限だね。

718 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/09(水) 23:46:30 ID:AT3anRXR0
只今推敲中です。
朝までには投下しますので、どうかよろしくお願いいたします。

719 :名無しより愛をこめて:2008/04/10(木) 00:25:28 ID:ajTjSsvVO
>>718
新作投下、楽しみにしてます!

720 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:11:31 ID:Xn0/w/jE0
遅くなりましたが、只今より投下します。

721 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:12:18 ID:Xn0/w/jE0
――ちくしょ……落ちる!!

閃光、爆風、そして……
落下から逃れようと、瞬の手が宙を泳いだ。
途端、もがく体を強い痛みが制す。
(痛ッ!)
痛みがあやふやだった頭を、瞬時に現実へ引き戻す。
頬がやけにジンジンと、焼けるように熱さを放っている。
顔を圧迫している濡れたタオルが気持ち悪かった。
タオルを退けようと手を掛けると、筋張った誰かの手に触れた。
誰だ!?まさか、さっきの怪物。
不安でサッと全身から血の気が引いた。
「オイ、大丈夫か!」
瞬の耳元すぐの所で、その人物が怒鳴った。
「しっかりしろ!」
続けて肩を叩かれる。
自分を気遣う生身の感触に、瞬はやっと今の状況を理解した。
(生きてんのか?俺……)
助かった。
そう言ったつもりだったが、意志に反して言葉にならない。
「うぁ〜〜ッ}
苦しげな呻き声が、口から漏れただけだった。
「無理に喋らなくていい。頷くだけでいいんだ。自分が誰か解るか?何が起きたか覚えてるか?」
瞬は言われるがまま頷いた。そして、声を振り絞りやっとの思いで言葉を紡ぐ。
「あぁ……あの…怪…物は?」
「心配すんな。もう大丈夫だ!」
不安を打ち消す快活な声が返ってきた。その声に瞬は安堵し、目を覆っていたタオルを退けた。
白い十字で飾られた赤い仮面、バイザーの下で精悍な男が微笑んでいた。



722 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:14:42 ID:Xn0/w/jE0


眠っていた瞬は柔らかなソファーの上で目を覚ました。時計はちょうど午前4時を指していた。
明け方が近いとはいえ、窓の外はまだ薄暗い。
ロールブラインドで遮蔽された室内も、常夜灯と街頭の明かりでぼんやりと見えるにすぎない。
ソファーと対で置かれたテーブルの上には、先程瞬を助けた男が用意しておいたのか蓋の開いたミネラルウォーターのペットボトルがあった。
ゴクリ、瞬の喉が鳴った。
熱風で喉を焼かれたのか、口の中はカラカラだった。
喉の渇きを潤そうと、ペットボトルに手を伸ばした。
ズキン!
電撃が走ったように体が痛んだ。
体を縮めた拍子に、手がペットボトルを弾いた。ペットボトルは床に転がり絨毯に水が染み込んでいく。
喉に染みこみ、唇を潤すはずだった水。
見る内に水溜まりが広がった。
(ちくしょう!一人戦うたびに、こんなにリスクを負ったんじゃ洒落にならない)
手を伸ばす、体を起こす、何でもない日常の動作さえも鈍痛が伴う。
施された応急処置が良かったのか出血こそ止まっていたが、全身に出来た痣は腫れて熱を持っていた。
喉の渇き、生まれて初めて味わう苦痛、それは沸々とやり場のない怒りへ変わる。
苦痛に耐える支えはただ一つ。
『夢を叶える』
それだけだった。

「気が付いたか?」
ペットボトルとタオルを手に、さっきの男が奥のドアから出てきて瞬に声を掛けた。
オレンジ色のレスキュー隊服の男、彼は巽マトイと名乗った。
(レスキュー隊か。俺たちの税金で働いてるんだから助けて当然だよな)
そう、瞬は当然、自分を襲った怪物をマトイが倒し、その後、助けてくれたのだろうと思った。
(俺をこんな目に合わせたんだ。倒されて、いや、殺されて当然、ざまあみろだ)

723 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:15:20 ID:Xn0/w/jE0
参加者を殺すことを考えても、良心の痛みなどもう感じなかった。
マトイは床に転がった空のボトルを見て察したのか、瞬にもう一本のミネラルウォーターを差し出した。
瞬は両手で受け取りゴクゴクと一気に飲み干した。
人心地付いた瞬は、マトイをジッと見つめた。
(とりあえず礼ぐらい言っとくか)
「あの、俺、並木瞬です。助けてくれて、ありがとうございました」
「あぁ、瞬、よろしくな。だが俺はお前を助けたんじゃねぇ、お前の世界の未来を助けたんだ。
見た所、学生みたいだが、左手に着けてる『それ』見てピンと来たぜ。お前も平和を守るために戦ってんだろ?」
マトイは瞬の左手に装着されたデジタイザーを指差した。
(世界の未来を助ける?平和を守るために戦う?そんな事に使うんじゃない。俺の夢を叶えるために使うんだ)
瞬はデジタイザーに視線を落とし、フッと鼻で笑った。
「俺は、メガレンジャー、メガブルーでした」
「でしたって何だよ?あぁ、平和が戻ったのか」
「いえ、降りるつもりだったんです。だからこれは、もう俺にとってここで身を守るための道具でしかないんです」
「はぁ?」
訳が分からないと言った様子のマトイに、瞬は成り行きでメガレンジャーになった事、そしてこのバトルに巻き込まれ、先程の怪物との経緯を話した。
無論、自分から狙撃した事は伏せておいた。
「俺の知り合いはいないし、どうしたものかとビルの屋上で様子を探ってたんです。その時、襲われて」
「わかんねぇな」
それまで黙って聞いていたマトイが眉を顰め口を挟んだ。
「何がですか?」
今度は瞬が眉を顰める。
「お前を襲った意味がだよ。あいつはお前の手当を頼むと言っていたぜ」
マトイの言葉は瞬にとって意外な一言だった。
(手当を頼むだって?どうなってるんだ。あいつを倒したんじゃないのか?)
先程の怪物が生きていて、しかも殺し合いに乗っていないとすれば、瞬が狙撃したことを隠しているのは、後に自分の首を絞めることになりかねない。
(こんな事に巻き込まれたんだ。責めはしないだろう)
瞬は後悔しているように俯いたまま重々しく低い声で言った。
「身を守ろうと、銃を構えていたんです」

724 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:17:02 ID:Xn0/w/jE0
「構えて……へぇ。それで急に向かってきた奴が怖くなっちまって銃口を向けたってのか?それだけか」
マトイの声が微妙に変化した。
瞬は焦った。言うべきではなかった。頭に命中したのは隠しておいた方がいいだろう。
「威嚇のつもりで一発撃ったのが、狙われているように思ったのかもしれません」
突然、マトイの右手が瞬の胸ぐらに伸びた。
庇おうと出した腕を掴まれ、体ごとマトイの顔のすぐ近くまで引き寄せられた。
「怪物だろうが、誰だろうが、いきなり銃で撃たれたら反撃するだろうよ!」
「自分の命を守ろうとするのがいけないんですか!」
マトイが手を突き放すと、瞬は冷たい水の染み込んだ絨毯の上に倒れ込んだ。
荒い息をしたマトイが上から瞬を睨み付けた。
「自分のことばかり言ってるんじゃねぇ!まるで解ってねぇようだな。いいか、たとえお前がいやいやメガネなんとかって奴になったとしてもなぁ
俺たちは武器を持つ限り、それを持つ怖さと命を守る責任だけは、絶ッ対に忘れちゃいけないんだよ!」
マトイは言い放つと、瞬に背を向ける形で、反対側のソファーの端へどかりと腰を下ろした。
瞬ものろのろと体を起こし、ソファーへずり上がった。
マトイに掴まれた右腕が痛い。
(右手が使えなくなったら、CGが描けなくなったらどうしてくれるんだよ!)
瞬はマトイの背を見つめ、右手はデジタイザーに手を掛けたまま、迷っていた。
殺すか、否か。
だが、激情に駆られて変身コードを押したところで、この体ではまともに戦える筈がない……
突然、マトイが振り返った。
「瞬、むやみに変身するなよ。お前を助けてる途中、突然着装前の姿に戻ったんだ。その後すぐ着装できなかったぜ。多分首輪のせいだろうと思うがな」
気付かれたかと思ったが、マトイの表情に怒りは微塵もなかった。
瞬は何も言わず黙ったまま、マトイから視線を外した。
マトイの視線は、いたわるように瞬の傷の上を流れ、溜息と共に床に落ちた。

気まずさと空気の重さに耐えきれなかったのか、マトイが口を開いた。
「お前が銃を構えたって、確かに無理はねえかもな。俺だって、まだ何がなんだかわかんねぇよ」

725 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:18:36 ID:Xn0/w/jE0
マトイは頭を掻きむしると、デイバックから名簿を出して何人かに印を付けた。
「俺の知り合いは印の通りだ。○は信頼できる奴だ。×はだめだ。△は俺もよくわからねんだよ。本当なら存在するはず無いんだ。
このジルフィーザとドロップは確かに俺たちが倒したんだからよ」
「何で俺に話すんですか」
「何でって作戦だよ、作戦。同じ正義の戦士を捜し出してロンって奴を倒すんだよ。そうだ、さっきの奴はお前の知り合いって事にしとくから」
どうやら、マトイは瞬と行動を共にする気でいるらしい。
腹は立ったし痛い思いもしたが、傷付いた体だ。回復するまではマトイを味方に付けるのが得策だろう。
「まぁ、いっか」
「あぁ、い〜んだよ。気合いで乗り切ればさ、気合いで」
そう言うとマトイはソファーにゴロンと横になった。
お気楽なその姿に、瞬も一気に肩の力が抜けた。
(気合いとか正義だとか勝手に言ってるけど、俺は夢を叶える事は絶対に諦めない。
これからの事は悪いけど、傷の具合と成り行き次第で決めさせてもらうよ。それまで頼んだよ、マトイさん)
疲れに任せ、瞬は再び柔らかいソファーに身を委ねた。


726 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:19:14 ID:Xn0/w/jE0
【名前】並木瞬@電磁戦隊メガレンジャー
[時間軸]:第2話後
[現在地]:G-7都市 1日目 早朝
[状態]:全身打撲、応急処置済み
[装備]:デジタイザー
[道具]:なし
[思考]
基本行動方針:元の世界に戻って、夢を叶える
備考:瞬のディパックはG-7エリアのどこかに吹き飛ばされました。中身が無事かは不明です。
 また、中身の内容は不明ですが、瞬は確認済みです。
 瞬はマトイから、ドロップ、冥王ジルフィーザ、浅見竜也、シオン、ドモンの情報を得ました。
 変身制限があることを知りました。

【名前】巽マトイ@救急戦隊ゴーゴーファイブ
[時間軸]:未来戦隊タイムレンジャーvsゴーゴーファイブ後
[現在地]:G-7都市 1日目 早朝
[状態]:健康、仮眠中
[装備]:ゴーゴーブレス、レスキューロープ
[道具]:確認済み。
[思考]
基本行動方針:みんなを救う、気合いで乗り切る
第一行動方針:仲間を見付けてロンを倒す
備考:変身制限があることに気が付きました。




727 :青い炎とレスキュー魂 ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 02:22:04 ID:Xn0/w/jE0
期限後の投下、大変申し訳ありませんでした。
誤字脱字、矛盾、指摘、感想、どうぞよろしくお願いします。

728 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 09:37:43 ID:iKs/uA1A0
ちなみに○×の内訳は、
×ドロップ、△冥王ジルフィーザ、○浅見竜也、○シオン、○ドモン
状態表、またはSS中に付け加えたほうがわかりやすいでしょうか?

729 :名無しより愛をこめて:2008/04/10(木) 14:11:51 ID:44QJWW+n0
>>728
GJ!です
マトイ兄さんらしい、思いと信念が伝わってきました。
瞬が感化されてくれれば良いのですが・・・
名簿の印は、状態表の所にあると分かりやすいかなと思いました。


730 : ◆7.egbPFHBY :2008/04/10(木) 19:41:33 ID:4pk1aG8S0
投下乙。
マトイの熱い信念が瞬に伝わるかどうかが鍵になりそう。
記憶を失ったドロップとの遭遇が楽しみですね。

731 :名無しより愛をこめて:2008/04/10(木) 20:03:25 ID:jdlcSWME0
GJ!
マトイの熱さと瞬の冷たさの対比がいい!
特にマトイが熱くも分析力が優れているのがこれからに希望を感じてしまいます。

ひとつ指摘。
瞬はたぶんティターンの顔は見ていなかったと思います。

732 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/10(木) 21:54:57 ID:jIRiI2AZO
感想ありがとうございます。
そして、本当に大変申し訳ありません。ご指摘のとおりです。
書き進めるうちに勝手に脳内変換していました。
作品の書き手氏にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
後日、誤字と状態表も合わせてきちんと修正の上、仮投下スレに投下させて頂きます。
他にも指摘点がありましたら教えてください。
よろしくお願いします。



733 :名無しより愛をこめて:2008/04/11(金) 17:55:41 ID:iDzwRPpU0
今更だが
蒼太の参戦時期がTask.3後って事は
映ちゃんもガイも知らないって事だよな。

734 :名無しより愛をこめて:2008/04/11(金) 20:49:16 ID:ObEb1rV00
蒼太が死んだことに対しても
「死んでいたのか」
ぐらいの反応しかしなそうだな

735 :名無しより愛をこめて:2008/04/11(金) 20:50:19 ID:ObEb1rV00
蒼太→真墨

自分が死んだのになんて落ち着いた感想だ蒼太w

736 :名無しより愛をこめて:2008/04/12(土) 01:50:37 ID:H0umWwlhO
>>734
チーフに、ライバル意識むき出しの新人君、
ぐらいの認識だろうしね。

737 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/12(土) 15:07:58 ID:WqlQNp4v0
大変申し訳ありませんでした。
したらばに修正版を投下いたしました。
ご指摘頂いた箇所の他、描写不足を反省し加筆した物になります。
本筋は変わりないかと思います。
誤字脱字、指摘をどうぞよろしくお願いいたします。

738 :名無しより愛をこめて:2008/04/13(日) 07:59:54 ID:anfvaffNO
修正乙。


まとめを読んで気が付いた指摘を一つ。
細かいところですが、冥王星を継ぎし者でドロップは兄弟の事を思い出したのですか?
麗はどんな兄弟の話を聞いたのでしょうか?


739 : ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:53:45 ID:SWAXl6DB0
投下します。

740 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:54:07 ID:SWAXl6DB0
 地図を見ればわかることだが、彼らが殺し合いを行う会場は10×10のエリアからなっている。
 1エリアの広さは5km×5km。つまり、会場の面積は2500平方km。これは佐賀県とほぼ同等の広さだ。
 これほどの広さだと同エリア内にいたとしても、合流できる確率は決して高くない。それが別エリアともなればなおさらだ。
 しかし、出会いは奇縁。巡り会う者は意図せずとも必ず巡り会う。
 明石暁とヒカル。彼らは別のエリアに飛ばされながらも、F-1エリアにて出会った。



 二人が最初に抱いた感想は異なるものだった。
 明石は安堵。一方のヒカルは疑惑だ。
 明石は以前、ヒカルと共にスーパー戦隊の一員として戦ったことがある。
 共に戦った仲間を疑う理由など明石には微塵にもない。
 だが、ヒカルは違う。ヒカルは明石と出会う前の時間軸から召喚されている。よって、明石とは初対面だ。
 ロンに啖呵を切る様を見てはいたが、それだけで明石が殺し合いに乗っていないとは判断しきれない。
「久しぶりだな、ヒカル」
「久しぶり?」
「どうした?まさか、俺の顔を見忘れたか」
 ヒカルはまるで旧知の間柄のように話す明石に違和感を覚える。
 どんなに記憶の引き出しを開けようとも、明石と会った記憶は出てこない。
 ならば、何故、明石は自分のことを知っているのか?
 明石の策略か?それならば何故、自分と会ったことがあるかのように話す必要があるのか?
 それとも冥獣人コボルトの魔法にかかって、本当に自分が記憶を失っているとでもいうのか?
 ヒカルの頭の中は疑問符が埋め尽くされていた。

741 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:54:27 ID:SWAXl6DB0
「本当にどうしたんだ?顔色が悪いようだが」
「……キミはボクのことを知っているようだが、ボクはキミのことを覚えていない。
 一体キミは誰なんだ?何故、ボクのことを知っている?」
 混乱の末、思わずヒカルは馬鹿正直にも自らの疑問をそのまま明石にぶつけた。相手によっては疑惑を持たれかねない行為だ。
 だが、聡い明石はヒカルの真剣な表情から、ヒカルが嘘を吐いているわけでも、操られているわけでもないと見抜いた。
「わかりました。俺が何故あなたのことを知っているか、順を追って説明しましょう」
 明石は手近な出っ張りに腰を据える。少し長い話になることを理解したヒカルも合わせて、腰を据えた。
 明石は語る。
 時の魔人クロノスに、異空間に閉じ込められ、その中でヒカルと出会ったこと。
 力を合わせ、異空間からの脱出に成功したこと。
 結集したスーパー戦隊の魂をぶつけ、三人の巫女を取り込んだクロノスに勝利したこと。
「にわかには信じがたい話だ」
「そうか……」
 ヒカルの疑念はやはり晴れない。ヒカルの時間軸からすれば、全てが後の話。信じろと言うのが無理な話だ。
 しかし、明石がヒカルが嘘を吐いていないと悟ったように、ヒカルもまた、明石の人柄を見抜いていた。
「だが、キミが嘘を吐いているとは思えないのもまた事実。創作にしてはあまりにもリアリティがありすぎるしね」
 柔和な笑みを浮かべたヒカルに明石もほっと胸を撫で下ろした。
「ならば、ここで疑問とするべきは何故それほどの戦いをボクは覚えていないのかだけど……」

――カタリ

 突如、聞こえた物音に明石とヒカルは警戒する。
「誰だ!」

742 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:54:51 ID:SWAXl6DB0
 明石が叫ぶと同時に、駆け出す足音が聞こえた。
「逃がすか!」
 反射的に明石はその足音の主を追った。ヒカルもそれに続く。
 懸命に追う二人。だが、その差は縮まらない。
 逃亡者の走力が明石たちと遜色のないこともあるが、一番の要因はこの場所だ。
 不運にもここは広い遺跡エリアの中でも迷宮部に当たる場所。入り組んだ複雑な地形は逃亡者に味方する。
 一流の冒険者の明石といえども、初めての場所では逃亡者の確保も容易ではなかった。
「ちっ、逃したか。一体誰だったんだ?」
「明石くんだったね。疑問の解答を求めるのはとりあえず後回しにしよう。
 何故、ボクと君の記憶が食い違うのか、気にはなるが、こうしている間にも被害は出ているかも知れない。
 ボクの目的は死んだブレイジェルの遺志を継ぎ、殺し合いを止めること。
 時間は一刻を争う。協力してくれるね」
 明石はヒカルの問いに迷わず頷く。
「当たり前だ。仲間と合流し、ここから脱出する。それが今回の、俺のミッションだ」
 力強い言葉にヒカルは明石が信じるに値する人物であることを確信した。



「ふっ!」
 高台から飛び降り、素早く物陰へと身を隠す。耳を澄ませ、注意を集中するが、追っ手の足音は聞こえてこない。
「どうやら巻いたようね」
 そう呟いたのは真咲美希。彼女もまた、思わぬ邂逅を果たしたひとり。
 彼女が明石とヒカルを発見した時、彼らは会話の最中だった。
 様子を探っている内に聞こえてきた会話に夢中になり、思わず身を乗り出してしまった。
 反射的に逃げてしまったが、その判断は正解だろう。
 美希が今求めるのは、苦もなく殺せる参加者か、自分の手足のように利用できる参加者。
 明石もヒカルもその条件は満たしていない。もっとも、条件に当てはまる参加者自体が少ないのだが。


743 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:55:40 ID:SWAXl6DB0
 初めは何の嫌がらせかと思った。
 詳細付名簿を読めば読むほど、強く、聡く、殺し合いに乗るとは思えない面子ばかり。
 これでは遅かれ早かれ、参加者たちは団結し、ロンの打倒を目指すだろう。
 しかし、見方を変えれば、ある推論が成り立つ。
 それこそがロンの目的で、そのための自分なのではないかと。
 これはゲーム。
 自分のような者を駒とし、いかに参加者たちの団結を防ぎ、殺し合いを行わせるか。
 殺し合いを成功させ、最後のひとりにすることができれば、ロンの勝ち。団結を許し、企みを看破されれば、ロンの負け。
「そうなんでしょ、ロン。そのために私にはこの名簿を与えたんでしょ?この重要な情報が書かれた名簿を」
 明石とヒカルの会話から、美希は名簿に書かれている項目が真実であることを確信した。
 項目に時間軸と書かれ、刻まれる日付。参加者それぞれに欄があり、ほぼ全てがバラバラに記載されている。
 最初はこれがどういう意味を持つのか解らなかったが、何のことはない。書かれた意味そのままに読めばいい。
 日付は参加者が連れて来られた時間。
 その証拠に自分の記憶にある"今日"の日付と名簿の自分の欄に書かれている日付とが一致し、明石の欄にはヒカルの欄に記載されている日付より、後の日付が記載されている。
 勿論、ロンが意味あり気な日付を記載することで、荒唐無稽な推理をさせ、楽しんでいる可能性もある。
 だが、それは次に接触できた相手に確認すればいい話だ。
 美希は名簿をパタンと閉じた。
 再び耳を澄ますが、やはり足音は聞こえない。幸運にも明石たちは別の道を歩んだようだ。
「さて、行くとしましょうか!」
 気炎を揚げ、自らを鼓舞し、美希は駆け出した。
 時間軸の違い。これを利用できる時間は限られている。
 ならば、早く見つけ出さねばならない。
 利用できる愚者を。


744 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:56:15 ID:SWAXl6DB0
【名前】明石暁@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task46後
[現在地]:F-1遺跡 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:アクセルラー
[道具]:不明(確認済)
[思考]
基本方針:ミッションの達成(仲間と合流し、脱出する)
第一行動方針:遺跡から脱出する。
第二行動方針:ヒカルとの記憶の齟齬を解決する。

【名前】ヒカル@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage35後
[現在地]:F-1遺跡 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:グリップフォン
[道具]:不明
[思考]
基本方針:ブレイジェルの遺志を継ぎ、殺し合いを止める。
第一行動方針:小津麗の安全を確保する。
第二行動方針:スフィンクス・ティターンに対して警戒。
第三行動方針:明石との記憶の齟齬を解決する。


745 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:56:38 ID:SWAXl6DB0
【名前】真咲美希@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:物語中盤
[現在地]:F-1遺跡 1日目 深夜
[状態]:健康
[装備]:闇のヤイバの忍者刀@轟轟戦隊ボウケンジャー
[道具]:支給品一式×2、拡声器、詳細付名簿
[思考]
基本方針:なつめを救うために勝ち残る
第一行動方針:利用できる者は利用する、そうでない者は殺す。


746 :奇縁 ◆i1BeVxv./w :2008/04/15(火) 23:57:01 ID:SWAXl6DB0
投下終了。
誤字、脱字、矛盾点、感想があれば、宜しくお願いします。

747 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:40:22 ID:sAhvWmxB0
投下します

748 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:40:46 ID:sAhvWmxB0
たゆたう水の流れの中に強い意志の力を宿し、小津麗はマスク越しに眼前の敵を睨みすえる。
鮮やかな蒼に彩られたスーツに身を包み、麗は水色の魔法使い―マジブルーとしての自分を解き放った。
「なぁ〜るほどねぇ〜…てめぇも“変身”するわけだ…」
対峙する黒い甲冑の男―<クエスター・ガイ>は僅かに唇を歪め余裕の表情で彼女と向き合った。
両者の視線が僅かに交錯する。沈黙が生れる。お互いが一歩も動かない硬直状態。
それを破ったのは戦いの本能に突き動かされたアシュだった。
グレイブラスターの照準にマジブルーを捉え、躊躇うことなく引き金を引く。
―だが。
「なんじゃこりゃ!?」
引き金を引いても銃は何の反応も示さない。引き金の乾いた音が鳴り響くだけだ。
男の動揺を見逃さず一瞬の隙を突いてマジブルーが叫ぶ。

「ジー・マジカ!」

突き出したスティックから水の柱がガイを襲う。
魔法により生成される水は物質としての物理法則に支配されない。
ゆえにその勢いは閃光のように早く鋭く、一本の矢のごとく対象へ襲い掛かる。
「グハァツ!!」
自らの中枢器官であるゴードムエンジンを咄嗟に交差した腕で庇ったものの、水流の凄まじさに
ガイは背後へ吹き飛ばされた。木々をなぎ倒し、地面へと無様に突っ込む。
「…わたしと貴方が戦う理由なんてないわ。わたしはあの子が心配なの!
あなたみたいに殺し合いを楽しんでいる連中が他にもいてあの子を狙うかもしれない。
ここは見逃すから、私たちのことはかまわないで!!」
マジスティックを構えたまま、麗は叫んだ。
もしも再び立ち上がってくるようなら今度こそこの男を殺さねばならないだろう。
それは出来れば避けたかった。


749 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:41:11 ID:sAhvWmxB0

「なぁ〜るほどねぇ…能力には制限があるのかぁ〜〜〜…ロンとかいう野郎、俺たちに教えてないルールがまだまだあるってことかね〜…むかつくぜぇ〜〜!」

ぶっ倒れたままの格好で独り言のようにガイは呟いた。
まるで麗の言葉が聞こえていないかのように。
ゆらり、と幽鬼のようにガイは立ち上がってきた。
クエスターの武器に弾切れもジャムもありえない。それでも武器が使えないのはなんらかの外的要因により、その性能が制限されているからだ。
恐らくは首につけられたこの枷の影響だろう。同じく今はアシュとしての術も使えないはずだ。
右腕の装甲は今の攻撃で粉々にくだけてしまっている。
しかし、彼はそんなことをまるで気に留めていなかった。
戦いはアシュの本能だからだ。
「くっ! ジー・マジカ!!」
再び攻撃魔法を唱え今度は小規模な津波を発生させる。
攻撃よりも押し流すことを麗は選択した。近づきたくない、というのが理由だった。
「しつこいんだよぉ!」
ガイは機能不全に陥った二丁の拳銃を投げ捨て、素早く支給品のクエイクハンマーを取り出した。
やおら金剛力をふるってハンマーを地面へ振り下ろす。
「ウォラァッ!!」
地響きを引き起こすほどの力場を発生させるツールの性能を引き出し、襲い掛かる水の柱を真っ二つに引き裂く。
左右になぎ倒される水の障壁を破り、その先で驚愕する麗とバイザー越しに視線が交わった。
「――!!」
刹那、その人間を大きく上回る獣の敏捷性でガイがマジブルーへと肉薄する。
「ジ・ジーマ…―」
慌てて回避のための呪文を唱えようとスティックをかざす。しかし。
「遅いんだよぉ!!」
砕けた腕でマジブルーの喉笛を締め上げ、空中へ持ち上げる。
そのまま急直下で地面へとしたたかに叩きつけた。


750 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:41:51 ID:sAhvWmxB0
次いで逃れられぬようにその首を足蹴にし、何度も何度も踏みつける。
「か・ハぁ―…」
魔法は通常、呪文の詠唱により機能する。呼吸の制限を受けた状態では魔法は起動しない。
「どうした! どうしたぁ!?さっきみてぇにでっけー水柱を出してみろよ!!」
嬲ることに快感を覚えるアシュの本性をさらけ出し、ガイは高らかに叫んだ。
相手を恐怖と暴力で支配し、破壊する。それこそがアシュの本能だ。
『マー…ジ…」
しかし。時として人は恐怖を乗り越える力を発揮する。
しばしば発揮されるその強い意思の発露は“勇気”と呼ばれた。
魔法は勇気の具現だ。この極限状況にあって尚、麗が想うのは家族のこと。
「……マジ…―…マジ……―」
そして、一人無力なまま走り去った少年のことだった。
「そろそろ止めといくかぁ?」
全ての能力を封殺されてもガイにはその身に生来備わった悪魔の身体能力がある。
個人の運動能力は制限に値しない。
このままマジブルーの首の骨を力任せにへし折れば戦いは終わる。
「…マ・ジー…ロォ!!」
まばゆい閃光が辺りの景色を極彩色に染め上げる。
「な・なんだぁ!?」
網膜に再び光を取り戻したとき、そこに立っていたのは先ほどまでのマジブルーではなかった。

原始の魔法により、その身をさらに昇華させたレジェンドフォームへと変貌を遂げたマジブルーの姿だった。
その手には古代のマージフォン<ダイヤルロッド>が握られている。
威風堂々たる風格は先ほどまでとは別次元の強さを備えていることを如実に指し示していた。


751 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:42:10 ID:sAhvWmxB0
「…生意気なんだよォ!」
獣の猛々しさで襲い掛かるガイの姿は人間に無意識での恐怖を与え硬直させる。
しかし。レジェンドマジブルーは全くそれを意に介さずに魔法聖杖を構え、叫ぶ。

「マジ・マジ・ゴジカ!」


獅子の意匠を持つ杖が光り輝き、水流を螺旋状に練成した衝角が敵を四方から襲う。
まるで衝角の一本一本が意思を持つ龍が如く、黒い獣を貫いた。
「ゲハァッ!…こ・これは!?」
全身の装甲を穿たれ、砕かれ、盛大に破片をばら撒きながらガイの身体は宙を舞った。
既に手負いの状態でガイに次の攻撃をよけきる体力は残されていない。
ガイは知らなかったが、目の前の相手もまた異能の力を持つ種族と人間との混血であったのだ。

怒りの鬼神は息も絶え絶えに泥水にまみれて自由の効かない身体を震わせていた。
ゴードムエンジンがガイの生命力の減退を反映し、その勢いを弱めていく。
既に風前の灯のガイを見下ろし、レジェンドマジブルーはその最後の審判を下さんと
聖なる杖を高々と頭上に掲げた。


752 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:42:58 ID:sAhvWmxB0

「マージ・ゴル…―」

その時だった。
長きに渡り監視者の追撃をかわし肉体が滅びて尚、人に災いをもたらす悪の権化に三度、悪徳の女神が微笑んだのは。
今にも冷酷な判決を下さんとしていたレジェンドマジブルーの身体が粒子に包まれ、その身を
消失させたのだ。
「え…?」
腕にはダイヤルロッドを握った感覚が残ったまま。麗は青いジャケット姿へとその姿を還元されていた。
麗の戸惑いの表情に、今にも消えかけていたガイの瞳に金色の輝きが蘇り刹那の内に熾烈な死闘の幕は下りた。
「…時間切れだぜぇ…―ざぁ〜んねんでしたぁ!!!」
麗は自らの身に何が起こったか、しばらく理解できないでいた。
深々と胸を刺し貫くガイの右腕が次第に逃れようのない現実を突きつける。酷く、残酷な真実を。
「え…? ア…アァ……う…嘘……―」
噴水のように噴出す鮮血がガイの傷ついた装甲に浴びせかけられていく。
勝利の喚起に打ち震えながら、ガイは右腕を引き抜いた。
麗の身体が力なく崩れ去る。そして、自らの鮮血が生んだ地の池へとその身を沈めていった。

光を失った瞳に自らを祝福する兄や姉、弟たちの姿がよぎる。
暖かく柔らかなまなざしで見つめる両親。その大きな目を潤ませ微笑むランプの精。
そして―
「ヒカル…せん…せい…-―」
愛する者の顔だけが浮かばない。
「どう…して…思い出せないよぉ…―」
逆行の恋人は笑っているのか、悲しんでいるのか。それすら今の麗にはつかめない。
全て儚い幻と化して消えていく。
そして、全てが暗闇に閉ざされた。




753 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 00:49:20 ID:sAhvWmxB0
名前】小津麗@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage47 結婚式の途中
[死亡場所]:B-4森林 1日目 黎明
[状態]:死亡。ガイの渾身の一撃に胸を貫かれ失血死。
[装備]:マージフォン@魔法戦隊マジレンジャー
[道具]:操獣刀@獣拳戦隊ゲキレンジャー 、何かの鍵、支給品一式
[末期の言葉]「どう…して…思い出せないよぉ…―」

【クエスター ガイ@轟轟戦隊ボウケンジャー】
[時間軸]:Task.23以降
[現在地]:B-4森林 1日目 黎明
[状態]:全身に裂傷。かなりの重症のため時間制限に関わらず戦闘不能。要回復アイテム。
    ただし、精神的には高揚感あり。戦いを心底楽しんでいます。
[装備]:グレイブラスター@轟轟戦隊ボウケンジャー、釵一本@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[道具]:クエイクハンマー@忍風戦隊ハリケンジャー、支給品一式(麗のものは全て搾取済み)
[思考]
基本方針:ロンやボウケンジャーを倒すついでにゲームに乗る
第一行動方針:気に入らない奴を殺す。一人殺しました。
参考:1本目のペットボトルを半分消費しました。






754 : ◆7.egbPFHBY :2008/04/16(水) 01:26:05 ID:CpEbHuHC0
>>738
回答が遅れましたが、したらばの一時投下スレに追加台詞を投下いたしました。
誤字・脱字、矛盾点、感想がありましたらよろしくお願いします。

>>739
ヒカル先生とチーフが頼もしい。
時間軸の存在に気付いた美希はどのような行動をするのだろうか?
続きが楽しみですね。

>>747
まさか麗が序盤に死ぬとは。
操獣刀を手に入れたガイの進撃はどこまで続くか。
追悼。

755 :名無しより愛をこめて:2008/04/16(水) 13:41:16 ID:Vqml9vIl0
GJ!
能力制限されながら、麗を圧倒するガイにアシュとしての強さを感じました。
重症とはいえ、今後もガイの動向には要注意ですね。

指摘事項としてはタイトルが欲しいことと、最後に

【小津麗 死亡】
残り38名

が必要かなと思います。


756 :名無しより愛をこめて:2008/04/16(水) 16:14:05 ID:RypvzOkz0
>>746
GJ!
文字通り奇縁で出会った三人。
思わぬ邂逅で得た情報は大きいですね。
名簿の詳細も明らかになり美希は駒を一歩進めたという感じがします。

>>753
う〜ん、鬱展開GJ。
麗、ガイの狂気に散ってしまいましたね。
いい立ち位置にいたので残念ですが、ガイが相手ではしょうがないか。
ロワ内で一番会いたくない奴ですね。


757 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/16(水) 19:49:54 ID:sAhvWmxB0
>>752
色々と誤字がありました。申し訳ありません…
>喚起× 歓喜○
>地の池× 血の池○
>逆行の恋人× 逆光の恋人○
あたたかい感想をありがとうございます。励みになります。
序盤で引き分けも考えなかったわけではないのですが、個人的に貴重な純粋に戦いを楽しんでくれるキャラである
ガイに活躍して欲しかったのでこうした展開となりましたw
ただし、結婚式の時間軸だと麗はレジェンドは使えるわ、マジマジンは使えるわで相当強いことにかいてて気付きました。
かなり強いんですよね。戦隊の柱であるロボが単独で使用できるのは強みだったんですが、早々に殺してしまって申し訳ない。
ガイがまた引き分けというのも、二番煎じでつまらないかなと思いましてこうした展開になりました。
ご了承くださいね。最後にサブタイですが『最期に見た夢』でお願いします。

758 :名無しより愛をこめて:2008/04/17(木) 18:46:20 ID:GyjgoWJL0
>>746
GJです!
この二人が組むとちょっとやそっとじゃ、負けなさそう。
ミキが時間軸のずれを、これからどう利用していくのかも気になります。
>>757
GJ!
麗の最期が物悲しい。
その死を知った時、ヒカル先生や深雪さんは何を思い、どう動いていくのでしょうか。
どうか魂の園で、お父さんと仲良く、安らかに。
麗の冥福を祈って、重ねてGJ!


759 :名無しより愛をこめて:2008/04/18(金) 00:33:27 ID:D8Ilid4G0
まとめサイト更新しました。
>>757の誤字も修正済みです。

760 :名無しより愛をこめて:2008/04/18(金) 10:12:35 ID:+6a7sy8G0
いつも、お疲れ様です

761 :名無しより愛をこめて:2008/04/18(金) 13:27:27 ID:x0gmk0LK0
>>759
更新乙です!

762 : ◆L3kdlaSWMo :2008/04/19(土) 00:29:42 ID:i5eoVTMY0
>>759
更新お疲れ様です。誤字の件ありがとうございました。


763 : ◆7.egbPFHBY :2008/04/19(土) 12:48:41 ID:wm0YZGGU0
>>759
更新乙でございます。台詞を追加して頂きありがとうございました。

764 : ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 02:57:50 ID:x3GO03wh0
投下します。

765 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 02:58:12 ID:x3GO03wh0
 立ち昇る炎に戦いの気配を感じ、理央は走った。
(もう、ロンの思い通りに動くつもりはない)
 理央は広間での出来事を思い出す。

▽ 

「さて、残るは理央。あなたひとりとなったわけですが」
 最上蒼太が門を潜り、広間にはロン、サンヨ、理央の3人が残される。
 理央はずっと反撃の機会を窺っていたが、結局、動くことは出来なかった。
 隙を見つけられなかったわけではない。その逆、隙だらけだったからこそ理央は攻めあぐねていた。
 何時の間にか首に付けられた金色の輪。ロンが自分に隙を見せるのは、首輪の性能に絶対的な自身があるからに他あるまい。
 幻気を解き放ったというのに、未だ掌の上で踊るしかない現状に、理央は憤りを感じていた。
「フッ、理央、もう一度幻気を受け入れるつもりはありませんか」
「なん……だと?」
 思わぬ言葉に理央は困惑を隠せない。
「なんだかんだ言っても、あなた程才能に満ち溢れた人物は中々いないのですよ。
 だから、もう一度幻獣王になるチャンスを与えようと思いましてね。
 あなたが了承するなら、その首輪も外しましょう。幻獣王にそんなものは似合いませんしね」 
「……何が望みだ」
「前にも言った通り、私の退屈を紛らわしてくれればそれだけで構いません。
 勿論、覚醒するために、このバトルロワイヤルには参加してもらいます。
 ですが、首輪が外れていれば楽勝です。なにせ、この首輪には能力をある程度、制限する力も備わっていますからね。
 ……さあ、どうします?」
 ロンの真意はどうあれ、首輪が厄介なのは確かだ。ロンの打倒にはまずこの首輪を外すことが急務になるだろう。
 それを外してくれるというのだ。話に乗らない手はない。


766 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 02:58:39 ID:x3GO03wh0
「断る!」
 だが、理央の口から出たのはハッキリとした拒絶の言葉。
 唖然とするサンヨを尻目に、理央は徐に歩き出すと、残る3つのディパックの中から1つを選び、手に取る。
「話はそれだけか。ならば、もう行かせてもらうぞ」
「クククッ、面白い。わかっているのですか、あなたは千載一遇のチャンスを不意にしたのですよ?
 幻獣王になるかどうかは結局あなたの意思次第。あなたは私の言いなりになるフリをするだけでよかった。
 フフッ、実に滑稽です。それがあなたの意地というやつですか?」
「意地ではない。誇りだ」
 理央の言葉にロンはより一層笑みを深くする。
「フフッ、同じですよ。まあ、楽しみにするとしましょう。あなたの誇りとやらが、どこまで通用するか。
 フフフフフッ、アハハハッ、アーハッハッハッ……!!!」
 ロンの笑い声を背に、理央は門を潜って行った。



(ロンが殺し合いを行わせることを目的としているなら、それを潰すのみ。
 そして、この馬鹿げた殺し合いに乗った奴にも容赦はしない)
 理央は確固たる決意を胸に、砂を踏みしめ、炎を上げる森への道を一心不乱に駆け抜ける。
 やがて、森を形成する木々が見える距離まで来た時、理央は一際高い一本の木の前で佇む女性の姿を認識した。
 白衣を着たその女性はバイクの傍らに立ち、じっとこちらを見ている。
 理央はロンに呼ばれたその名前を覚えていた。
 白鳥スワン、確かそう呼ばれていたはずだ。
 距離と状況から考えて、森を燃やす炎と無関係ではあるまい。
 果たして、殺し合いに乗っているのか否か。
「………」
「………」
 無言のまま、互いの視線が交錯した。
 相手が何者で自分に有益な存在か、推し量っているのだろう。
 重苦しい空気が流れる中、先に口を開いたのは理央だった。
「お前、殺し合いに乗るつもりはあるのか?」
「……いいえ、私は乗るつもりなんかないわ。あなたはどうなの?」 
「俺はロンに返さねばならない借りがある。奴の思い通りになるつもりはない!」

767 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 02:59:05 ID:x3GO03wh0
 理央の言葉を聞き、スワンは再び口を紡ぐ。
 理央にはスワンが考えていることが手に取るようにわかった。理央も同様のことを考えていたからだ。
 果たして相手の言っていることは本当なのか。乗っていないフリをして、不意を突くつもりではないのか。
 初対面。相手を信用するには材料があまりにも少なすぎる。
「あなたはロンと知り合いみたいだけど、どういう関係なの」
 結局、分かり合うためには会話しかない。理央はスワンの質問に嘘偽りを一切交えずに答える。
 自分が幼少の頃より騙され、破壊神――幻獣王になるべき道を歩ませられていたことを。
 話を終え、理央はスワンの眼を直視する。
 予想通り、その眼には不信感がありありと浮かんでいた。
 理央は当然だなと、内心自嘲する。騙されてたとはいえ、自分の歩んだ道はあまりにも罪深き道。
 理解が得られるとは思っていない。
「俺のことは話した。次はお前のことを聞かせてもらおう」
 自分のことを危険人物と見做したスワンが逃走を計るのではないかと危惧したが、フェアじゃないと感じたのか、スワンは自分のことをポツリポツリとしゃべり出した。
 曰く、宇宙警察地球署のメカニック担当。チーニョ星人。目的は地球署の仲間たちとの合流。刑事の誇りに賭けて、殺し合いには乗らない。
「なるほど、刑事か。道理で俺に対する眼つきが鋭いわけだ。……ならば、乗る乗らないはどうあれ、俺とお前が一緒に行動することは」
「そうね、今はやめておいた方がいいでしょうね」
 今が緊急事態であることは確かだ。
 だが、だからといって、信用の置けない人物と行動を共にしても危険を増幅させるだけ。
 無理に同盟を組む必要はないのだ。
「殺し合いに乗っていないのなら、お前に用はない。さらばだ」
 理央はスワンの横を通り過ぎ、森へと入ろうとする。
「そうだ、最後にひとつだけ聞こう。この炎はお前の仕業か?」

768 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 02:59:45 ID:x3GO03wh0
「ええ、そうよ。これは私なりのロンへの反撃の狼煙。殺し合いの道具は私には必要ないもの。だから、燃やしてやったわ!」
「そうか」
 理央が森を見ると、数キロ離れていても見えるほどに燃え盛っていた炎は、何時の間にか勢いをなくし、スワンの意図通り、狼煙へと姿を変えていた。



 理央と分かれた後、スワンは市外地を目指し、バイクを走らせていた。
「はぁ〜、バイクというのも良し悪しね」
 正確に言えば、バイクを”押して”走らせていた。理由はこの広がる砂漠。
 軟らかい砂の上を走らせるにはオフロードバイクといえども、それなりのテクニックが必要だ。
 残念なことにスワンにそのテクニックは具わっていなかった。
「はぁはぁっ……でも、これも市街地に着くまでの辛抱よね。はぁはぁっ……それに今頃ドギーたちも頑張っているはずだもの。これぐらいで音を上げちゃいられないわ」
 徐々に息が上がってくるが、スワンは自分を奮起させ、懸命に進む。
 その時、スワンの耳に風を切る音が届いた。何故かその音にスワンは恐怖を感じ、反射的に眼を閉じる。
 瞬間、高速で横切る何か。そして、その直後に響いたのは轟音。
(なっ、なに……?)
 恐る恐る眼を開けて見ると、スワンの眼の前には大穴が空いていた。
 その光景に、たちまち全身に鳥肌が走る。
 しかし、呆けてはいられない。この大穴は襲撃者の存在を示している。
 スワンはその正体を確かめるため、おずおずと後ろを振り向いた。
 そこには獅子のようなレリーフを胸に刻み、黒と金に彩られた鎧を身に纏った戦士の姿があった。
 百獣の王の如く、威風堂々と立ち、スワンを威圧するかのような視線を送っている。
「見つけたぞ。先程はよくも俺を謀ってくれたな!」
 発せられた声には聞き覚えがある。
「その声……理央?」
 戦士はスワンの問いかけにゆっくりと頷いた。
 スワンは知る由もないが、理央の今の姿は臨気鎧装により、臨気を身に纏い、変貌を遂げた黒獅子リオの姿だった。
「どうして、やっぱりあなたはスパイだったの?」
「スパイだと。それはお前のことではないのか。お前、殺し合いに乗ってないと言っていたな」
「ええ。わたしは仲間たちと合流して、首輪の解除を……」

769 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 03:00:50 ID:l+vWvq3i0
支援

770 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 03:01:51 ID:l+vWvq3i0
  

771 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 03:03:03 ID:x3GO03wh0
「とぼけるな!」
 リオの上げた怒声に、スワンは身を竦ませ、言葉を失う。
「お前と別れた後、俺は森へと入り、狼煙が立ち昇る場所へと向かった。別にお前を信用してなかったわけではない。ただこの眼で炎の正体を確かめたかっただけだ。
 だが、その判断は正解だったようだ。見させてもらったぞ、お前が燃やしたもの。人間の死体をな!」
「!?」
 スワンには何のことだかわからなかった。
 自分は人間など燃やしていない。
 ならば、リオが自分を襲うために嘘を吐いているのか?
 違う。今、この場にいるのは自分とリオの二人だけ。わざわざ嘘を吐く必要はない。
「ちょっと待って、私には心当たりが」
 明確な回答を導き出せないスワンの口から発することが出来るのは、単なる否定の言葉しかない。
 だが、怒り狂っているリオには何の効果もなかった。
「もはや……問答無用だ!!」
 リオの拳に臨気が集まっていく。
 大地に大穴を空けた技が来ることをスワンは予期した。そして、それが今度は大地ではなく、自分に向けられることも。
「エマージェンシー!デカスワン!!」
 危険を感じたスワンは、懐からSPライセンスを取り出すと、側部のスイッチを押す。
 瞬時にスワンの身体にデカメタルが装着され、彼女の姿をデカスワンへと変えていく。
 リオが臨気の弾を発射した時、スワンはデカスワンへの変身を終えていた。
「はっ!」
 臨気弾が着弾するより早く、スワンは跳び上がり、空中へと身をかわす。
(とにかく、まずは誤解を解かないと)
 スワンは地上のリオを見やる。だが、そこにリオの姿はない。
「えっ?」
「ここだ!」
 リオの声は上から聞こえた。スワンが跳んだと同時に、リオは更に上へと跳んでいたのだ。
「ふん!」
 リオは渾身の力を込め、スワンの背中に拳を振り下ろす。

772 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 03:03:34 ID:l+vWvq3i0
      

773 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 03:03:36 ID:x3GO03wh0
「っぁ!」
 ハンマーで叩かれたような衝撃に、スワンの息は止まり、悲鳴も満足に発することができない。
 スワンは受身も取れぬまま、大地へと叩きつけられる。
「たあっ!」
 リオの声が倒れたスワンの耳に届いた。
 追撃の予感に、悲鳴を上げる身体を無理矢理動かし、うつ伏せの体を仰向けに変えた。
 瞬間、スワンのわずか1cm横にリオの拳が突き刺さる。大きく凹む砂地。
 避けたことに安心したのも束の間、リオは素早く立ち上がると、スワンの横腹目掛け、サッカーボールを蹴るように、キックを放った。
 リオの蹴りの勢いを示すかのように、高速で回転しながら飛ばされていくスワンの身体。
 重力に従い、地上へと落下しても、その回転は止まらず、砂地を均すように何mも転がっていく。
 ようやくその身体が止まったときには、いつの間にかデカスワンへの変身は解除されていた。
「ぅっ……がぼっ」
 内蔵を傷めたのか、口からどす黒い血が吐き出される。
 スワンの白衣は砂に汚れ、血に汚れ、白衣とは呼べない程になっていた。
 立ち上がろうと、力を込めても、もはや指一本動かせない。
 薄れ行く意識の中、こちらに手を向けるリオの姿が見えた。
 考えるまでもない。止めを刺すつもりなのだろう。
(ど…どぎぃ……)
 絶望を感じる暇すらなく、スワンの意識は闇へと沈んだ。



 理央はいつの間にか変わった自分の掌を見ていた。
 彼の掌は金と黒の戦士の手から、肌色をした人間の手へと変わっていた。
「これがロンの言っていた能力の制限というやつか。チッ、厄介だな」
 スワンに止めを刺すために、臨気を籠めていた手からは臨気が拡散し、いくら力を込めようとも、もう集まることはない。
 どうやら一度制限されると、臨気の一切が封じ込められてしまうようだ。
(メレの秘伝リンギ、無効消波を受けたようなものか。殺し合いを促進している以上、ずっとこのままということはないのだろうが、この状態の時に狙われては流石の俺もまずいか)
 理央は大地に横たわるスワンを見た。ピクリとも動かないその様を見て、理央は安堵する。
(もう止めを刺す必要もないか。だが、今後は気をつけねばならん。誰が敵で、誰が味方か。油断はそのまま死に直結する。今回は幸運が重なっただけだ)
 理央の幸運。

774 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 03:04:11 ID:x3GO03wh0
 一、森の道を進み、焼死体を確認できたこと。これにより、スワンの嘘を見破ることができた。
 二、地形が砂漠であったこと。砂に残された車輪の後からスワンを見失わずに済んだ。
 三、スワンがバイクに乗れなかったこと。そのため、距離を稼ぐことができず、変身した理央の脚力で追いつくことができた。
 これらの幸運があったからこそ、スワンを倒すことができたのだ。
「さらばだ、スワン。怨むなら、殺し合いに乗った自分を怨むのだな」
 最後にスワンに憐れみと、バイクとディパックは墓標代わりに残し、理央はその場を後にした。



「クククッ、アーハッハッ!アーハッハッハッ!!ハァッッッッッッ!!!」
 誰もいない広間に私の笑い声が響きます。
 だって、しょうがないでしょ。おかしくて、おかしくて、しょうがないのですから。
 まさか戯れに入れた品がこのような喜劇の原因になるとは思いもしませんでした。
 自分の策が上手くいくのもいいものですが、狙ってもいないのに自滅するのもまたいい。
 喜劇の原因は私が白鳥スワンに支給した『キラ・コローネの作った人間香水』。
 白鳥スワンがこれを反撃の狼煙として、火にくべるとは予想外でした。

775 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 03:06:07 ID:x3GO03wh0
 まったく、人間香水という意味をもう少し深く考えていればこんなことは起きなかったでしょうに。
 キラ・コローネは生物から香水を作ることができる。
 ただし、完璧な香水にするためには24時間が必要。逆に言えば、24時間以内に解放することができれば、元になった生物に戻るのです。
 そう、私は24時間経っていないものを支給しました。
 私としては制限のないスペシャルゲストのつもりだったのですが、まさか折角の戦力を、折角の生きている人間を燃やしてしまうとは。
 しかも、それを理央が見つけてしまうなんて。
「ハハハッ!アーハッハッハッ!!ハッハッハッ!!!ウワハハッハッハッ!!!!!!」
 駄目です。不死身の存在の私ですが、可笑しくて、愉快で、笑いが止まりません。笑い死にしてしまいそうです。
 理央、あなたはなんて滑稽なんでしょう。……いえ、あなたは間違っていませんよ。
 確かにその人間を燃やし殺したのは白鳥スワンです。ある意味で白鳥スワンは殺し合いに乗ったのですから。
 ですが、滑稽。実に滑稽です。
 理央、やはりあなたを手放すのは惜しい。
 なぜなら、あなたは私を楽しませてくれる一流の――喜劇役者――なのですから。


776 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 03:06:23 ID:l+vWvq3i0
          

777 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 03:06:44 ID:x3GO03wh0
【名前】白鳥スワン@特捜戦隊デカレンジャー
[時間軸]:第46話『プロポーズ・パニック』後
[現在地]:D-9砂漠 1日目 深夜
[状態]:2時間変身不可。全身打撲。背中に大ダメージ。内蔵損傷。昏睡中。
[装備]:SPライセンス
[道具]:炎の騎馬、支給品一式
[思考]
基本方針: 首輪を解除する
第一行動方針:地球署の皆&深雪の家族と合流する

【名前】理央@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:修行その47 幻気を解き放った瞬間
[現在地]:D-9砂漠 1日目 深夜
[状態]:健康。2時間リンギの使用不可。ロンへの怒り
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]
基本方針:殺し合いには乗らない。乗った相手には容赦しない。
第一行動方針:メレと合流する。

778 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 03:09:44 ID:l+vWvq3i0
    

779 :喜劇役者 ◆i1BeVxv./w :2008/04/22(火) 03:15:45 ID:x3GO03wh0
投下終了。支援感謝!
誤字、脱字、矛盾点、感想がありましたら、宜しくお願いします。


780 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 03:20:21 ID:l+vWvq3i0
投下乙!
理央……その行動はまずいw
スワンも放置でピンチ……ロンの思うが侭だw
それにしてもロンはよく登場するアクティブな主催者だw
戦闘描写も細かくて、つい引き込まれました。GJ!

781 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 13:52:14 ID:aaw216Oz0
驚!なんてことだ……
反撃の狼煙のつもりがorz
こんな展開になるとは、まさに驚きました。
ちくしょう、ロンの奴……
画面越しにロンの高笑いが聞こえてくるようでした。
超GJ!




782 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 13:54:28 ID:TN7C84Q30
GJ!
理央、とりあえず話は聞こうよ、話は。
お前、そんなだから、騙されてばかりなんだぞw
図らずも人を手にかけてしまったスワンさんの、肉体面はもちろんのこと、
精神面のダメージが気にかかります。
香水に変えられた哀れな犠牲者はひょっとして・・・
などと、色々深読みしてしまう作品でした。

783 :名無しより愛をこめて:2008/04/22(火) 20:18:00 ID:Rm9Q/MF50
>香水に変えられた哀れな犠牲者はひょっとして・・・
七海とかだったらおぼろさんやフラビに動きがありそうだな。

784 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/23(水) 19:24:41 ID:T644YG08O
すみません。
今日が期日ですが間に合いそうにありません。
延長させてください。

785 :名無しより愛をこめて:2008/04/23(水) 20:35:47 ID:sK2Gr5O20
リョウカイしました。
ごっつう楽しみにしています。

786 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/23(水) 20:48:29 ID:T644YG08O
ありがとうございます。
頑張ります。

787 : ◆7.egbPFHBY :2008/04/24(木) 00:34:06 ID:JgbozvjW0
投下乙!
正体も分からぬまま炎に投げ入れられた人間香水。
その行動が仇になったスワンさんの運命は!?
理央はこのまま踊らされてしまうのか。

>>784
了解です。
投下を楽しみにしています。

788 :名無しより愛をこめて:2008/04/25(金) 00:00:34 ID:baIYJLpX0
普通なら希望として継続して描かれてゆく麗やスワンさん(死んでこそいないが)が無残な目にあっていく
容赦の無さは流石ロワですね。希望をちらつかせながら確実にそれを摘み取るロンが素敵過ぎますw
考えてみたら今回の人選はカップルがたくさん。
小津夫妻、小津夫妻2、センウメ、リオメレ、スワンドギー、明石さくら…
時間軸の関係もありますが、偶然とはいえこれだけカップリングができるのはなんかすごいなw
戦隊ならではですね。

789 : ◆Z5wk4/jklI :2008/04/25(金) 00:18:07 ID:KAjs01vV0
投下します

790 : ◆Z5wk4/jklI :2008/04/25(金) 00:19:33 ID:KAjs01vV0
意識が浮き上がり、サンヨは浅い眠りから覚めた。
力が戻るまで、まだ一時の猶予がある。
それまで、時間潰しを兼ねて眠るつもりだったのだが、体は睡眠を欲していなかったようだ。

―――仕方ないネ。サンヨ、随分長く寝てたから―――



慟哭丸の封印の中、サンヨはロンの内で深い眠りについていた。
それから、どれ程の月日が流れたのだろう。
ふと気が付くと、あの忌々しい戒めは解かれ、サンヨはロンの前に立っていた。
「起きましたね、サンヨ。さあ、あなたにやって欲しい事があるのです」
そう告げるロンの顔は愉悦に歪んでいる。
「なあ、ロン、なんで封印が解けたヨ?」
いぶかしげに訊ねると、ロンは何も言わず皮肉げな笑みを浮かべてみせた。
永い時間の中でついに獣拳の流派が途絶えたのか、それとも慟哭丸の封印を司る者に何かあったのか。
・・・あるいはロンが何事か謀り、獣拳の使い手を黒く染めたのか、
その笑みからは、何通りもの答えが導き出されるようだった。
「いいけどヨ。何をすればいいヨ?」
「簡単なことです。いつものように私の手伝いをしてくれればいい。今から始めるゲームを潤滑に進める為のね」
ロンの背後には、多くの人間と、人間ではない者が横たわっていた。
「あいつらを殺すのか?ロン、お前がやった方がきっと早いヨ」
ロンは判っていないとでもいう様に、首を振った。
「そんな事をしても、なんの退屈しのぎにもならないでしょう。サンヨ、あなたには、ゲームの進行の妨げになる者を殺す役目を担って貰います」

791 :独白 ◆Z5wk4/jklI :2008/04/25(金) 00:21:36 ID:KAjs01vV0


それにしても、ロンのやる事はいつも回りくどい。
これと思う者には、必ず何かしらの仕掛けを施し、耳元に誘惑を流し込む。
そして、あの男のようにロンの思惑に逆らう者には、手酷く制裁を加える。
それも、必ず本人ではなく周りの人間に。
あの男が最も信頼を寄せていたであろう女は、もはやロンの手の中で踊る操り人形だ。
そして、奴の仲間の一人は見せしめの為にサンヨの手にかけられた。
その死体をサンヨは足先でつつく。
ひょっとして、恐れているのだろうか。ロンが?誰を?人間を? まさか。
サンヨは知っている。
ロンの思惑に従わなかった人間の落とした波紋を。
断ち切ろうと謀っても、断ち切ることのできなかった想いを。
何もかもかなぐり捨てた人間の持つ力を。
ロンの間近に控え、共に手痛い目にあわされた身にそれは実感をもって伝わってきていた。
だが、それがどうしたというのだ。

792 :独白 ◆Z5wk4/jklI :2008/04/25(金) 00:22:01 ID:KAjs01vV0
人間など、少し力を加えれば砕ける泥人形のようなものだ。
そう、例えばこんな風に。
頭を潰された衝撃でアクセルラーを取りこぼした手にサンヨは体重をかける。
サンヨの足元でそれはいとも簡単に踏み潰れた。
人など、こんなに容易に壊れるのだ。何を恐れる事があるだろう。
サンヨにとって、それよりも気になるのは、自分の首元で光る首輪だった。
着ける必要があるのかと訊ねるサンヨに、ハンデだとロンは答えた。
その方がスリルがあって楽しいと。
ロンが教えた通り、首輪は10分でボウケンブラックから戦う力を奪い、2時間の戦闘不能時間をサンヨに与えた。
さすがのロンも、即、命を奪う機能ぐらいはサンヨの首輪から外しているだろうが―たぶん、きっと、そのはず―
面倒な事、この上ない。
ロンの楽しみに付き合うのも大変だ、とサンヨは一つ大きな溜息をつくと、暇にまかせて、目を閉じた。

―――さあ、戦えるようになったら、どこへ行こうか―――


【名前】サンヨ@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:ロンと一緒
[現在地]:C-8森林 1日目 深夜
[状態]:能力発揮済。1時間戦闘不能。
[装備]:なし
[道具]:未確認。
[思考]
第一行動方針:ロンの指示に従い、しばらく様子見
第U行動方針:ゲームの進行の妨げになる者を殺す

793 : ◆Z5wk4/jklI :2008/04/25(金) 00:27:54 ID:KAjs01vV0
以上です。
久しぶりなのに、ちょっと短すぎたやも。
誤字脱字の指摘、突っ込みをお願いします。
>>788
お話の途中で割り込む形になってしまい、すみません。
でも、本当にカップルが多いですよね。
今後の展開が楽しみ、と思うと同時にパロロワの法則が頭に浮かんでしまいますw

794 :名無しより愛をこめて:2008/04/25(金) 19:46:35 ID:R9CBAjzv0
>>793
GJ!
サンヨのキャラにも深みが出てきたなあ〜これからが楽しみです

795 :名無しより愛をこめて:2008/04/26(土) 13:25:34 ID:RtW+5vPd0
GJ!
サンヨの独白により、ロンの謎がすこし明らかに。
淡々としているサンヨもいい味出してます。これから彼がどう立ち回っていくか楽しみです。

796 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 22:54:04 ID:Bv84sog+O
GJ!
サンヨさえもロンには一騎の駒にすぎないのだろうか?
いかつい外見と異なり無邪気な子供のようなサンヨの思いが描かれた良作でした。



遅くなりました。
申し訳ありません。ただ今から投下致します。

797 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 22:59:08 ID:zsGgjLjL0
異国情緒漂う港町。
海岸へ続く道を東に進むドモンと深雪。
サーガインと別れてからも深雪の足取りは力強く、行く手を見据える瞳に疲れは見えなかった。
そのすぐ横を真剣に何か思案に暮れた面持ちでドモンが並び歩く。
(仲間を捜すのが先決なのはわかってるけど、夜道は危険だ)
もっともな意見だ。
(早くどこかで休んだほうがいい……もう、邪魔なサーガインもいないしな)
否、動機の80%は下心である。
やっと二人きりになれた喜びをかくせないドモンの足どりは軽いステップを踏むようだ。

――深雪さん、お茶でも……
これじゃ軽いな、デートの誘い文句だ。
――深雪さん、休みませんか?
少し頼りない気がする。
――深雪さん、もうすぐ夜も開ける。少し休んだ方がいい。
誰もいない闇めがけて真剣なまなざしを作った。
――悪くない、これでいこう!

「深雪さ……」
明るく声を掛けようとしたドモンを制したのは、目を伏せた深雪の横顔だった。
悲しげな深雪の面持ちに、思わずドモンは口を噤み立ち止まってしまった。
歩を止めたドモンに気が付いた深雪が振り返る。
深雪の表情に悲しげな影は無く、ドモンに和やかな笑顔を向けた。
「どうかしたんですか?」
「いえ……」


798 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:00:18 ID:zsGgjLjL0
あの広間でロンに殺された男、小津勇は深雪の知り合いの一人だ。
それは先程の情報交換で聞いていた。それなのに浮かれていた自分をドモンは恥じた。
(名字からして、おそらく深雪さんの身内だよな……)
辛い気持ちを隠し、自分に笑顔を向ける深雪に、ドモンの胸が熱くなった。
(なんて、健気なんだ)
そのまま声を掛けられず歩くこと十数分、不意に深雪の足が止まった。

「ここなら……」
呟いた深雪が見上げているのは、海岸沿いに建つ小さな教会だった。
声を掛けるなら今だと、ドモンが咳ばらいした時。
「ドモンさん、お願いしたいことがあるんですけど」
その言葉に、飼い主にじゃれる犬の如く、ドモンは早速食らいつく。
「深雪さんの頼みならこのドモン、命に変えて成し遂げます!」
「……そんな大袈裟なことじゃ、無いんです。」
鼻息の荒いドモンに、深雪は少し困惑した顔で言った。
「勇さんが倒れた後、私の名前が呼ばれるまで、そう時間はかからなかったんですけれど」
「勇さんって、さっき話してくれた深雪さんの知り合い……」


799 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:01:36 ID:zsGgjLjL0
「ええ、私が門をくぐる直前まで、勇さんの体は温かったんです。だから、勇さんが死んだなんて信じられなくて」
小津勇なる人物。剣技と魔法、共に優れた誇り高く魔法使いで、インフェルシアの冥獣帝ン・マを倒した天空聖者の一人だったと言う。
きっと、強く頼れる存在だったのだろう。信じたくないのも無理はないとドモンは思った。
「気持ちは分かります。俺だって仲間が殺されたら、同じように思うだろうな」
「仲間、と言うか……勇さんは私の夫なんです」

おっと?夫!

一瞬、ドモンの脳裏が白くなった。
(それは、いわゆる旦那さんのことか! ならばこの恋は、不倫……
ぐっ!いやこれだけの美しい人主人の一人や二人いない方がおかしいんだ!
恋は障害があってこそ燃える物。それに死んでしまったならチャンスは……ゲフンゲフン。
バカヤロ!何考えてんだ)
モーレツに脳内でツッコミと妄想を繰り広げたドモンだったが 、本質的には優しい男である。
おのれの胸中をひたかくし笑顔で深雪を元気づけようとした。
「元気出してください!俺がついていますから!」
深雪はクスッと笑い、
「優しいのね。ドモンさんて、なんだか蒔人に似ているわ」
と言った。

ま、ま、蒔人?

ドモンはダメージを気取られまいと笑顔を浮かべたが、右頬はぴくぴくとかなり引き攣っていた。


800 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:02:40 ID:zsGgjLjL0
(旦那さんの他にも男がいるのか? 深雪さん、もしや魔性の女?いや、落ち着けドモン!
これほどの美貌だ!よってくる男は数限りないはずだ! )
ドモンの気持ちを知ってか知らずか、深雪は新たな口撃を放つ。
「蒔人は私の息子なんです。五人兄弟の一番上、ドモンさんと同じ年ぐらいかしら?さっき話した麗は娘なんです」

ぬおぉぉぉ、息子!娘!

(それは深雪さんから生まれた息子&娘なのか?旦那さんとあんなことやこんなことをした愛の結晶!しかも五人!?)
ブハッ!
あんなことやこんなことの想像が行き過ぎたのだ。ドモンの鼻孔からとめどなく鼻血が溢れた。
「ドモンさん!?」
「大丈夫です!心配しないで下さい。体質、そう、俺は鼻血のよくでる体質なんです! 」
誠に情けない言い訳ではあるが、なんとかその場を凌げた。
深雪は心配そうにドモンの顔を覗いた。
デイパックからハンカチを取り出し、慣れた手つきでドモンを介抱する。
母のように優しいその姿は、まるで聖母マリアのようだ。
(母親だからこそ醸し出される魅力、そして包容力……俺は、今の深雪さんが好きだ!息子がいようと関係ない。むしろ大家族出身の俺にとっては賑やかでいいぐらいだ)
ドモンは気力で持ち直した。


801 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:04:37 ID:zsGgjLjL0
「は…話が逸れてしまいましたね。それで、俺は何をすればいいんですか? 」
「ドモンさんには少しの間、私のガードマンになって欲しいんです。
勇さんが死んでしまったのが信じられないと言うのはもう話しましたよね。だから、確かめてこようと思うんです」
「確かめるって、どうやって!?」
「心を遠くに飛ばす魔法を使えば、あの広間へ辿りつけるかもしれない」
「心を遠くに飛ばす?」
「えぇ、だから私は静かに瞑想出来る場所と、信頼できる人を捜していたんです」
「う〜ん」
ドモンは言葉を返せない。
正直、30世紀の人間であるドモンには魔法と言うのがピンとこない。
(幽体離脱みたいなモンか)
そう考えても、なんとなく分かったような分からないような……
それより心配なのは、深雪を一人で行かせていいものかどうか。
ドモンには、勇が生きているとは到底思えない。
万が一助かっていたとしても、広間にはロンがいるかもしれないのだし。
「深雪さん一人で行くなんて危険すぎますよ」
「とりあえず様子を見に行くだけです。私が心配だったのは、心を飛ばしている間の無防備な体でした。
心は自分の意思で体に戻れます。けれど、殺されてしまえば戻れません。
お願いできないかしら、ドモンさん」
深雪を守る。ドモンは出会った時から決めていた。頼まれるまでも無い。
「それにドモンさん、ここは何処なんだろうと思いませんでしたか?その鍵は、すべてが始まったあの広間に隠されていると思うんです。
ここはきっと外界から閉ざされた世界、だから私たち以外誰もいない。あの広間が、この場所と元の世界を繋ぐ出入口なのでしょう。
皆でここから脱出するには、帰り道を捜さなくちゃならないわ。たぶん、それが出来るのは私だけ……試す価値はあると思うんです」
深雪の口ぶりは頑とした物だった。断れば一人でも決行しかねない、そんな勢いだ。
真剣そのもの表情に、ドモンは仕方なく頷いた。


802 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:05:40 ID:zsGgjLjL0



そこは、ごくありふれた小さな聖教会だった。
建物の割に大きなアーチを描く主聖堂の扉。
祭壇を円く囲む形に会衆席が並び、高い天井へ伸びる2本の柱と窓一面のステンドグラス。
宝座に置かれた七本の枝をもつ燭台。そこに燈された蝋燭の揺らめく明かりが、ありふれた小さな教会を幻想的にしていた。
祭壇の前では、黒いローブに身を包んだ深雪が熱心に祈りを捧げている。
ドモンは入り口付近の席に腰を下ろしていた。
邪魔にならぬよう配慮したのか、小声でなにやら呟いていた。
「何で変身できないんだ?まぁ、深雪さんの支給品がプロテクターで良かったけど。これじゃ、格好悪いぜ〜」
ドモンのぼやきに深雪の頬が緩む。
振り返って、改めてドモンの姿を見てみれば……
確かに、少々滑稽な出で立ちだ。グレーのタイツ姿、その上をグラップラー時代のプロテクターで固めている。
最初ドモンは、あらかじめタイムイエローになって深雪の実体を守ろうとした。
しかし、何度変身しようとしても変身できない。
変身どころか電池切れの玩具の様に光りも音もしない。
「一時的なものでしょうけど……」
一時的、そうは思うが、もし変身が一度きりしか出来ないとすれば、その責任は自分にある。
サーガインとの争いの発端。自分には関係ない、と言えるほど、深雪は薄情ではない。


803 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:06:30 ID:zsGgjLjL0
(変身できないドモンさんを放っていくわけにも行かないわ……)
無意識のうちに落胆の表情が浮かんでしまったらしい。すぐに、ドモンが笑顔で切り返してきた。
「大丈夫ですよ、深雪さん。俺はグラップラー!いざとなれば」
ドモンは左拳を右手でパンと叩いた。
「この腕一本であなたを守りきってみせる。深雪さん、プロファイターはぎりぎりになってからが強いんです」
と強気に言うが、いくら格闘技のプロといえ、試合ではなくこれは殺し合いなのだ。
内心はきっと怖いはず。その証拠にドモンはクロノチャージャーのボタンを2,3分おきに押している。
深雪はその手の上に自分の手を重ね、
「勇気があるのね」
そう言って横に座った。
深雪をドモンがまじまじと見つめる。
ドモンはクロノチャージャーから手を離し深雪の手を握り返した。
少しずつ、ドモンの顔が近づく。
「ドモンさん?」
気恥ずかしさに深雪は顔を背けた。
どこを見ていいか分からず泳いだ視線がドモンの手首で止まった。
クロノチャージャーが小さく赤い光りを放っている。
「あっ、ドモンさん。光ってます!」
深雪はドモンを押し戻した。
「えっ?おぉ!あっ、消えた」
「でもドモンさん、ボタンを押して光ったということは……」
「クロノチャージャーが起動した。また、変身出来るってことか!よし、行くぜ!」
ドモンは立ち上がり両腕をクロスさせ胸の前で構える。
あわてて深雪が両腕を押さえた。
「だめよ!またしばらく変身出来なくなってしまうわ」
「あっ!」




804 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:07:22 ID:zsGgjLjL0



「じゃあ、ドモンさん行ってきますね」
「深雪さん、あなたの肉体は俺に任せて下さい」
ドモンは自分の胸を叩いた。
……大丈夫、かしら。一抹の不安が過ぎった。
「どうかしたんですか?深雪さん」
「いえ……」
心を飛ばしている間の体が別の意味で不安になったなど言えるはずがない。
「すぐに戻りますから。それとドモンさん、無理はしないでください。自由に変身できないと判ったんですから、もしもの時は私にかまわず」
逃げてください。最後の言葉を終える前に、ドモンが割って入った。
「深雪さん。俺が、次にタイムイエローになる時、それは俺自身の為じゃない、あなたの命を守る時だ」
ドモンはくるりと身を翻し深雪に背を向けた。
その両眼はまっすぐに大聖堂の入口を見据えている。
「帰りを待ってるぜ、深雪さん」
ドモンは背中を向けたまま手を振った。
そして、その拳を握り締めガッツポーズを決めた。
ドモンの姿、ドモンの背中が、ぐっと大きく頼りがいのある男のものに見えた。
深雪は思う。
(いつだって、私はみんなに勇気をもらった。勇さんから、子どもたちから、そして、ドモンさんから)

『心を遠くへ飛ばす魔法』
それは多大な魔法力の消費を伴い、気力、体力を夥しく消耗し、時に術者の命脅かす。
再び肉体に戻っても、しばらくは満足に動けない。
それは殺し合いの場において大きなリスクだ。
リスクを負って決行しても、広間に辿り着ける保証はない。
ただの無駄足に終わるかも知れなかった。
加えて、数時間たった今、出血からして勇が生きている可能性は極めて低い。
不安要素をあげればきりがない。


805 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:08:21 ID:zsGgjLjL0
しかし、ン・マに魂を奪われ、インフェルシアの地底に突き落とされても、勇の命の炎は尽きなかった。
深雪は希望を捨てられなかった。
(私たち家族は、幾多の苦難を勇気で乗り越えてきた。だから今度も、きっと)
万が一の可能性に懸けたかったのだ。
それに今は、ドモンが命がけで深雪を守ろうとしてくれている。
ドモンが勇気を示したのだ。きっと魔法はそれに答えてくれる。

「大切な人を守るため、一途な気持ちで恐れを越える。それが勇気……いつだって勇気が力を与えてくれる」

祭壇の前で深雪は跪いた。
マージフォンで空を切りながら魔法陣を描く。
目を閉じマージフォンを持つ手を上にして両腕を胸の上でクロスに重ね天使が羽を畳んだ形を象る。
「マージ・マジ・マジーネ」
凛とした声が聖堂に反響した。
深雪の体が光り、周りに白き魔方陣が浮かび上がる。
光へ吸い込まれるように、徐々に深雪の体が透けていった。


806 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:09:55 ID:zsGgjLjL0


ふわふわと雲の上を歩くような感覚が深雪を包んだ。
魔法が効いたのだ。
完全に意識が肉体から離れた。
突然、コントロールが効かないほど、もの凄い勢いで空へ引き寄せられた。
(自由に心を飛ばせない!吸い込まれる!)
激流の中へ身を投じたようだった。
視界がぐるぐると回転し色彩が雑多に入混じる。
その色がカッと弾けて真っ赤になった。
それと同時に回転も止まった。
(ここは?)
辺りは血のように赤い。赤い空間が闇のように果てしなく続いていた。
(この空間自体が結界になっているのかしら。そうだとしたらこの向こうは広間に続いているかもしれないわ。勇さん、どこにいるの?)
赤い闇の中、深雪は必死に勇へ思いを馳せる。
だが、何も感じられない。
(勇さん、本当に死んでしまったの?)
深雪はもう一度、強く強く勇を思った。

ゆらり……

赤い闇が蠢いた。水面に小石を投げたように波紋が闇に広がる。
波紋の中心に深雪は近づいていった。
蠢きの向こうで、何かが息衝いている。
(……この感覚、勇さん?)
似ている。だがどこか違っている。


807 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:10:35 ID:zsGgjLjL0
禍々しく感じるのだ。
辺りを包む障気のせいだろうか?
蠢きは徐々に収縮していく。
感覚も遠のいていく。
迷っている暇はなかった。
深雪は蠢きの中心へ身を投じた。

一瞬にして赤色が消えた。
深雪の体はどこかへ躍り出た。
それと同時に薄暗い灯りが深雪の頬を照らした。
(ここは?)
足下と床にかなりの空間があった。意識だけの深雪は天井の近くを漂っていた。
下を見下ろす深雪の目に、見忘れるはずもないあの忌まわしい門扉が飛び込んだ。
広間に辿り着いた。しかし、ほっと一息着ける状況では決してない。
真っ先に探したのは、当然、勇の姿だ。
勇は居なかった。あるのは血溜まりだけで、倒れていた場所に、勇の姿はない。
代わりにその場所で佇んでいるのはロンだった。
ロンは床の血溜まりに向かい手を翳し始めた。
床に紫色の光が走った。そこから雲の隙間から漏れる光のように、天へ光が伸びる。
光は曲線を描き、やがて滅紫色の魔法陣を形どる。
紫光が広間を眩く照らした。
魔法陣から現れたれたのはWを象形した紫色の装甲と、両肩を守護する双狼を持つ騎士。
魔導騎士 ウルザード。


808 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:12:15 ID:zsGgjLjL0
魔法陣が消え去るとウルザードは恭しくロンに跪いた。まるで君主に使える忠実な使徒のようだった。
「私に逆らう。それがどんなに愚かな行為か、よく判ったようですね」
「……」
「あぁ、闇の呪縛転生というのは記憶も奪ってしまう。そうでしたね?」

深雪は驚愕した。
すぐにでも駆け寄って、その鼓動を確かめたかった。
だが、深雪は近寄ることは疎か、身動きさえ取れずにいた。
指の一本でも動かせば、ロンがこちらを向くような気がしたからだ。
近寄ることが出来ないなら、せめて一秒でも長くここにいたかった。
込み上げる嗚咽を必死に抑えた。
(どんな姿でもいい。生きてさえいてくれたなら……)
勇が生きていた。
深雪の心は歓喜に満ちていった。
それが、深雪に隙を生んだのだろうか?

「誰です!」
神経質なロンのかん高い声が広間全体に響いた。
弾かれたようにロンは辺りを見回す。
深雪のいる天井付近をロンが仰ぎ見たのと、深雪が赤い闇をくぐり抜けたのはちょうど同じだった。



809 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:12:56 ID:zsGgjLjL0



広間の中央で、ロンは満ち足りた様子でウルザードを見下ろしていた。
「私の演技もなかなかの物でしょう。ブリル、あなたもそう思いませんか?」
「……」
「いいえ、今は魔導騎士ウルザードでしたね」
ロンは深雪のいなくなった天井を見上げた。
「嬉しいでしょうね。最愛の人が生きていたのですから。
いえ、すっかり生きていると信じ込んだようですね。
しかし、残念ながら小津勇は死んだのです。
深雪さん、あなたが来るのは判っていました。だから、わざわざ結界を弛めてあげた。
だから、わざわざこれに小津勇をコピーさせたのです。
あなたは知らないでしょうがこれはブリル。古代アトランティスで作られた特殊金属が姿を変えた物。
内面以外はそっくりそのままウルザードと同じ、いいえ彼より強いかも知れません。
ただし騎士に相応しい人格など持ち合わせていませんよ。
私でさえ首輪で制御しなければ飼えない程の狂犬なのですから。
最愛の者に成り代わった物が、あなた達を極限に追い込むのですよ。
そう、私が見たいのは極限……」

恍惚、その時のロンはまさに恍惚としていた。
このバトルロワイヤルに心を奪われていた。

「さあ、行きなさい。魔導騎士ウルザード、闇に生し者よ」
ロンはまっすぐと門扉を指した。
キィーッ……錆び付いた嫌な音が広間に響く。門は、再び開かれた。


810 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:14:02 ID:zsGgjLjL0
【名前】ドモン@未来戦隊タイムレンジャー
[時間軸]:Case File20後
[現在地]:J-4海岸 1日目 黎明
[状態]:右肩に軽症。入り口に向かって仁王立ち。
[装備]:クロノチェンジャー
[道具]:グラップラー時代のプロテクター
[思考]
基本行動方針:深雪を守る。
第一行動方針:仲間達の捜索のため、東へ進む。
備考:ドモンのデイパックは燃え尽きました。
変身に制限があることに気が付きました。

【名前】小津深雪@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Final Stage後
[現在地]:J-4海岸 1日目 黎明
[状態]:心を遠くに飛ばす魔法により精神と肉体が離れている。
[装備]:マージフォン
[道具]:確認済
[思考]
基本行動方針:勇が生きていた。
第一行動方針:麗たちの捜索、捜索のため、東へ進む。
変身に制限があることに気が付きました。
ウルザードのコピー体であるブリルを本物だと思いこんでいます。



811 :相思相愛? ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:18:38 ID:zsGgjLjL0
【魔導騎士ウルザード@魔法戦隊マジレンジャー】
[時間軸]:Stage37以降の姿をコピー
[現在地]:J-4海岸 1日目 黎明
[状態]:本体はブリル@轟轟戦隊ボウケンジャー
[装備]:底皇剣ヘルファング、ジャガンシールド
[道具]:ウーザフォン
[思考]
基本行動方針:不明
正体は『ブリル』です(轟轟戦隊ボウケンジャー Task.8 アトランティスの秘宝、参照)
首輪の制限により他の物体に変身することが出来ません。




以上です……が投下中に誤字を発見しました。
>>807 下から二行目
魔法陣から現れたれたのはWを象形した紫色の装甲と、両肩を守護する双狼を持つ騎士。

魔法陣から現れたのはWを象形した紫色の装甲と、両肩を守護する双狼を持つ騎士。
でした。


指摘、誤字、感想をよろしくお願いします。



812 :名無しより愛をこめて:2008/04/26(土) 23:35:43 ID:TAPYRmaFO
感想の前に申し訳ないんだけどいちいちageるの止めた方がよろしいかと。。
こういう題材って荒れやすいし。

813 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/26(土) 23:55:39 ID:Bv84sog+O
すみません。
一番最初に携帯から書き込んだ時に入力を間違えてあげてしまっていたようです。
決して意図的にあげようとした訳ではありません。
以後気をつけてます。
ご指摘ありがとうございました。



814 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/27(日) 00:00:58 ID:lX49u23BO
以後気をつけます。
大変失礼しました。

815 :名無しより愛をこめて:2008/04/27(日) 12:18:19 ID:mBxE9vwPO
>>814
GJです。
ロン、やっぱり一々回りくどいなw
ここでヴリルが来るとは意表をつかれて、思わず膝を叩いてしまいました。
ドモンの恋は実るのでしょうか?無理だろうなw

816 :名無しより愛をこめて:2008/04/27(日) 22:32:46 ID:0AZaR2AJ0
ヴリルってアイディアはいいですね。
ボウケン勢だと見破れる可能性があるのは菜月、チーフ、姐さんか。
映士も存在自体は知ってるかもしれませんが…時間軸的に蒼太は知らないことになりますね。
本当は当事者なのに。

817 :名無しより愛をこめて:2008/04/28(月) 03:51:39 ID:QIKN3NdJ0
>>814
GJ!
ついにウルザード登場と思ったらヴリルだったとは…
本当の意味でのジョーカー登場ですね

818 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/28(月) 08:49:24 ID:Go+fDBQgO
重ねて失礼しました。

ブリルではなくヴリルが正式名でしたね。
把握が不足でした事をお詫び申し上げます。

819 :名無しより愛をこめて:2008/04/29(火) 16:21:26 ID:L70GGHrd0
>>793
ロンが主催に至るまでの経緯が描かれていて、とても素晴らしいと思いました。
封印が解かれた理由も気になりますね。

>>814
ヴリルに勇の血から情報を読み取らせてウルザードに擬態させるとは。
マジレン勢やボウケン勢の出方が楽しみですね。

お二方GJ!

820 : ◆MGy4jd.pxY :2008/04/30(水) 16:37:37 ID:GHApV9sh0
感想ありがとうございました。

821 : ◆Z5wk4/jklI :2008/04/30(水) 20:23:24 ID:uX5KSccz0
遅くなりましたが、ご感想ありがとうございました。
>>814
ドモンの果てしなく広がっていく恋心が不憫ですw
ここでヴリルが出てくるとは!意表をつかれました。



822 : ◆i1BeVxv./w :2008/05/01(木) 02:58:13 ID:8+CFjazr0
投下します。

823 :勘違いは狂いに変わる ◆i1BeVxv./w :2008/05/01(木) 02:58:45 ID:8+CFjazr0
 電磁警棒モードへと変形させたシグナイザーを使い、シグナルマンは穴を掘っていた。
 黒い姿をした殺戮者に襲われ、命を落としたチーキュの名も知れぬ一般市民の乙女を埋葬するためだ。
 もう少し行動するのが早ければ彼女を救えたと思うと、シグナルマンの心は深い後悔の念に襲われる。
「すまない。あの黒い男は本官が必ず逮捕する。どうか安らかに眠って欲しい」
 人一人が入れるほどの穴を掘り終えたシグナルマンは、乙女に贖罪の言葉を告げた。



(ここはどこ?)
 メレが眼を覚ますと、そこは暗く冷たい闇の中だった。
 視界には全てを飲み込む黒がどこまでも広がり、凍れる程の冷気が身体を包み込む。自然と心は寂しさに包まれ、息が出来ないほどの苦しさに襲われる。
(暗くて、冷たくて、寂しくて、苦しくて、まるで死んでいたあの時のよう。……そうか、私はまた死んでしまったのね)
 今更、死ぬのは怖くない。暗く、冷たく、寂しく、苦しいのには慣れている。
 だが、ただひとつ心残りがあるとすれば、理央の役に立たずに、その仮初めの命を終えること。
(ああっ、申し訳ありません理央様。メレはもっと理央様のお役に立ちとうござい……ぶぼっ!)
 突然、鼻の穴の中に異物が入り込み、盛大に咳き込むメレ。それに従って、急激に意識が覚醒してくる。
(なによ、なによ、人が浸っているときに。って、咳き込むってことはまだ死んでいない?)
 眼は開けられないが、よくよく触感を働かせて見ると、肌に感じる間隔はサラサラの土。拘束するには緩すぎる。
「ふんぅあぁ!」
 気合一番。力を込めて、仰向けの身体を起き上がらせる。

824 :勘違いは狂いに変わる ◆i1BeVxv./w :2008/05/01(木) 02:59:06 ID:8+CFjazr0
 体から零れ落ちる土。
 眼を開けるとそこに見えるのは無数の木々と青と白の鎧を身に纏った戦士の姿。
(さっきの奴とは違う。でも、私を埋めたのはきっとこいつ。敵には違いない!!)
 眼の前の戦士を敵だと判断したメレは、立ち上がると、迷わず蹴りを見舞った。
「ヌゥ」
 突発的な攻撃が功を相し、戦士の胸に真正面から蹴りが入る。
 だが、その鎧は伊達ではないようだ。戦士の体は硬く、数歩下がっただけで、その身を留まらせた。
「いきなり何をする!」
 戦士は抗議の声を上げるが、文句を言いたいのは自分の方だ。
「そればごっぢの台詞よ。私を埋めようどずるなんで、どういうづもり!!………………あれ?」
 何やら滑舌が悪い。そういえばと、未だ異物感が残る鼻を触ってみた。
 土が詰まったままだった。
 どこに詰まっているかは言うまでもない。
 急いでメレは掌で鼻を隠すと、フンっと息を吹き、その勢いで土を取り除く。
 これで土を取ることは出来た。だが、とても愛する理央には見せられない醜態だ。
 恥ずかしさのあまり、冷たい体がどんどん熱を持ってくる。
 戦士が何か言っているが耳に入らない。
 今のメレにあるのは羞恥とそれに伴う怒り。
「あ・ん・た・の・せ・い・で・!……死ねぇぇぇ!!!」
 再度、渾身の力を込めた蹴りを放つメレ。しかし、同じ攻撃を二度喰らうほど、相手も甘くない。
 手に持つ棒を盾代わりにメレの蹴りを受け流す。だが、メレの攻撃もこれで終わりではない。
「小癪な。幻気充填!!」
 メレは幻獣の姿になるためのゲンギの名を叫ぶ。
 ガイには不覚を取ったが、今度はそうはいかない。メレの闘争心はこれ以上ない程に膨れ上がっていた。
 だが、その闘争心とは対照的に気を込めているというのに、幻気は一向に反応を示さない。
「ゲンギを出すことができない!一体、どういうことよ」
「落ち着け!誤って埋めてしまったのは謝ろう。だが、本官は危害を加えるつもりはない」
「うるさいっ!」
 思わずヒステリックに叫ぶが、声を出したところで、現状は変わらない。今の状況はメレにとってあまりにも不利だった。
「……仕方ない、ここは見逃してあげるわ。でも、今度会ったら容赦しないわよ。覚えておきなさい!」


825 :勘違いは狂いに変わる ◆i1BeVxv./w :2008/05/01(木) 02:59:30 ID:8+CFjazr0
 精一杯の捨て台詞を吐き、メレはその場から逃げるしかなかった。



「ああ、行ってしまった」
 乙女の背中が見えなくなるほど遠ざかり、シグナルマンは誰に語るでもなく呟いた。
 逃げる乙女を追おうと心では思っていたが、誤解とはいえ、彼女を生き埋めにしてしまったのは事実。言い訳のしようもない。
 その事実の重みにシグナルマンの足は動いてはくれなかった。
「本官は取り返しのつかないことをしてしまった!」
 膝を折り、大地に突っ伏して、自分のしたことを深く反省する。
 だが、それと同時に、シグナルマンの冷静な部分が疑問を呈した。
 
――彼女は何故生きていたのだろうか?

 シグナルマンは彼女の脈も心臓の鼓動も止まっていることを確認した。だから、埋めたのだ。
 勿論、広い宇宙には脈も心臓の鼓動もない生物もいる。だが、少なくともチーキュの住民はそれに当てはまらない。
 そうなると、考えられる可能性はただひとつ。
 彼女はチーキュの住民ではな――
「はっ、本官は何を考えているんだ。彼女を宇宙人扱いにして、自分を正当化するつもりか!」
 自らの考えを振り払うかのように、何度も頭を地面へと打ち付ける。
 ドスッ、ドスッとそれこそ、頭の型が土にはっきりと付くほどに。
 やがて、シグナルマンはひとつの回答を捻り出した。
「き、きっと本官の認識不足だ。チーキュの住民は脈や心臓の鼓動が止まっていても生きていられるんだ」
 荒唐無稽。シグナルマンは冷静に混乱していた。


826 :勘違いは狂いに変わる ◆i1BeVxv./w :2008/05/01(木) 02:59:53 ID:8+CFjazr0
【シグナルマン・ポリス・コバーン@激走戦隊カーレンジャー】
[時間軸]:第36話以降
[現在地]:B-6 森林 1日目 深夜
[状態]:健康。死んでない人を埋めてしまってショック。
[装備]:シグナイザー
[道具]:けむり玉(1個使用済み)数は不明、その他は不明。メレの支給品一式。メレの釵。
[思考]
基本行動方針:ペガサスの一般市民を保護。戦っている者がいれば、出来る限り止める。
第一行動方針:乙女(メレ)に謝りたい。
第二行動方針:黒い襲撃者(ガイ)を逮捕する。

【メレ@獣拳戦隊ゲキレンジャー】
[時間軸]:修行その46 ロンにさらわれた直後
[現在地]:B-6 森林 1日目 深夜
[状態]:鳩尾に打撲。左肩に深い刺し傷。1時間獣人体への変身不可。
 体中に土の汚れ。恥辱。
[装備]:釵 1本
[道具]:なし
基本行動方針:理央様との合流。理央様に害を成す者は始末する。
第一行動方針:ゲンギが使えない原因を調べる。それまで撤退。
第二行動方針:青と白の鎧を身に纏った戦士(シグナルマン)とガイに復讐する。
備考:リンリンシーの為、出血はありません。脈や心臓の鼓動も元々ありません。
 支給品一式はシグナルマンに回収されました。


827 :名無しより愛をこめて:2008/05/01(木) 03:19:19 ID:Vf3Xe8MLO
GJ!
冷静に混乱していた所で吹きました。
そして筆の速さに驚愕です。

828 :勘違いは狂いに変わる ◆i1BeVxv./w :2008/05/01(木) 03:22:49 ID:8+CFjazr0
投下終了。
誤字、脱字、矛盾点、指摘事項、感想などありましたら、宜しくお願いします。


829 :名無しより愛をこめて:2008/05/01(木) 11:30:05 ID:eFBEbYGQO
>>828
GJです!
ああ、シグナルマン、命の恩人なのに不憫なw
人の話を聞かない点は、似たものカップルなのかと思いました。
速筆と相変わらず秀逸なアクション描写に惚れ惚れしました。

830 : ◆eQMz0gerts :2008/05/01(木) 14:10:53 ID:3mMXFWn20
GJです!
ライダーロワでも戦隊ロワでもデネブやシグナルマンはやっぱりこういう場を和ませますねw

今のところ、執筆は順調に進んでいます。期限までには投下できると思います。

831 :名無しより愛をこめて:2008/05/01(木) 16:12:11 ID:wvQ/dNIg0
本スレでの他ロワの話は極力避けた方が良いと思います。
どうしても話たいのなら、したらばの雑談スレなどで振ってみてはいかがですか?

832 :名無しより愛をこめて:2008/05/01(木) 21:42:35 ID:NDDAeAwr0
>>831
何ゆえ?

833 :名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 02:08:33 ID:ZV5xq8+U0
こっちの進行に影響が出る雑談レベルになったらその通りだろうけど
過剰反応しすぎ。

834 :名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 02:23:58 ID:r0AW1HexO
>>826
疑問点を一つお伺いします。
メレの装備欄に釵一本とありますが、
確か、二本あるうちの一本はガイが、
もう一本は、シグナルマンが持っているので、
現在は所有無しになるのはないでしょうか?

835 : ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:31:58 ID:ycqfI9ME0
投下します。

836 :真紅の同志 ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:33:45 ID:ycqfI9ME0
「タイムファイヤー!!」
 友の声詰まるそのブレスに、男は、自分の声を詰め込んだ。
 その声は男の姿を炎に変えた。
 マスクやスーツの、炎のような情熱。対して、ベルトのエンブレムの、氷のような冷静。どこか気になるソイツの名前は─。
 そして、その装着者の名前は─。

 西へ向かった冒険者たちは、早速、凄い物を発見した。
「ニャンだこりゃ?」
 木に金色の斧が刺さっていたのだ。両刃の斧で、とても強そうだが、どう考えても一般的な斧ではない。
「プレシャス? …でも、ハザードレベルはないよ」
 この斧はナイトアックスといって、宇宙海賊バルバンの船長、ゼイハブを倒す事が出来る唯一の武器である。
 星から授かった力、「アース」がある者は触ることすらも出来ないというデメリットもあるが、この戦いにはアースを持つ者はいない。つまり、最高の武器なのだ。
 だが、そんな強力な武器を簡単に入手させられるほどロンは優しくなかった。
「痛っ!」
 触れない。菜月の手に電流が走った。菜月の手を嫌っているのだろうか。贅沢な斧だ。
「どれどれ…俺なら触れるけど」
 竜也はナイトアックスを木から抜いて見せた。実はこのナイトアックスはロンによって、地球人以外の者が触ることが出来ないよう細工されていたのだ。
 レムリア人である菜月は触ることが出来ない。もちろん、マジトピアの火山の煙から生まれたスモーキーも。この中では、ただ一人、竜也のみが触れることが出来るのだ。
「折角菜月ちゃんが身を守るために使えると思ったんだけどな…」

837 :真紅の同志 ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:36:32 ID:ycqfI9ME0
「まあ若いの、そんなにめげるな。黄色いのはお前が守れば良いニャ」
「そうだな。とにかく、あの炎の方へ向かおう」
 ─ドモン、シオン、お前らは一体どこにいるんだ? 俺はお前らを見送る事ができなかったのか?
 竜也は考えながら煙を見ていた。その右手には金色の斧が握られていた。

 剣将ブドーは2人の男女をじっと見ていた。女の手にはランプ。男の手には両刃の斧。
 そして、ブドーの手には、妖刀ギラサメ。その刃は確かに、2人の男女に向いていた。
「あの男、見たところかなりの腕だ。勝負がしたい…」
 喜怒哀楽の感情表現が得意でないブドーも、そのとき、ニヤリと笑っていた。

 ビュン! 何かが風を切る音が聞こえた。矢だ。
「何だこれ…果たし状…ドモンにもシオンにもこんなもの貰うようなことした覚えないぞ」
「それは拙者からでござる」
 後ろから声がする。2人は同時に振り向いた。そこにいたのは、背中にカイトのようなものがついた、怪人。チョンマゲなど、とても日本的に見える。時代は違うが。
「貴様…なかなかの腕を持っている。拙者は貴様と勝負がしたい」
「何を勝手ニャことを…!!」
「待ってスモーキー、こいつはロンダーズの囚人かもしれない。シオンやドモンがいるということはロンダーズ囚人がいてもおかしくないんだ」
 そんなときに、菜月とスモーキーはのんきに
「ねえ、猫さん、ロンダーズ囚人って知ってる?」
「俺はそんなもの知らないニャ。ロンの仲間か…?」
 そんなことを話していた。
 竜也はロンダーズという言葉は既に充分流通しているので知らない者はいないと思った。それだけに、菜月とスモーキーは驚いていた。
(まさか、シオンみたいなうちゅ…異星人もいるんじゃないか?)
 スモーキーを見る。うん。そうだ。異星人もいる。菜月もそうなのだろう。地球によく似た星に住んでいたのだろう。
「おい、貴様、人の話を聞いているのか? そうだ、拙者は剣将ブドーと申す。貴様は何でござるか?」
「浅見竜也だ。できれば、戦いたくない」
 ブドーは止むを得ない、という顔をして、剣を菜月に向けた。
「戦わぬと云うのなら、その娘の首が飛ぶ事になるかもしれんぞ?」

838 :真紅の同志 ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:38:47 ID:ycqfI9ME0
 今度ばかりは、菜月も顔色を変える。竜也はそれを見てすぐに
「しょうがない…戦うよ。ただし、俺に勝ったときは、菜月ちゃんを守ってやってくれ。頼む」
「それで貴様と戦う事が出来るならば…いたしかたあるまい」
「約束だぞブドー。絶対に菜月ちゃんを守ってやってくれ」
 まるで負ける事を前提に言っているようだった。きっと、竜也もブドーがどれほどの戦士なのかわかっているのだろう。そして、自分よりたくましいと言う事は、自分より、菜月を守ることが出来る。
 竜也は、左手のVコマンダーを口の前に持ってきた。
「タイムファイヤー!!」
 友の声詰まるそのブレスに、男は、自分の声を詰め込んだ。
 その声は男の姿を炎に変えた。
 マスクやスーツの、炎のような情熱。対して、ベルトのエンブレムの、氷のような冷静。どこか気になるソイツの名前はタイムファイヤー。
 そして、その装着者の名前は浅見竜也。武器は右手のナイトアックスと、DVディフェンダー。
 1体1の真剣勝負。だが─ブドーには制限がある。一体、この勝負はどうなるのか。それは、誰にもわからない。

 この時、竜也は知らなかった。ユウリの手がかりが、身近にあったことを。
 菜月のデイパックの奥に、タイムピンクに変身するためのクロノチェンジャーがあったことを。

【浅見竜也@未来戦隊タイムレンジャー】
[時間軸]:Case File 49(滝沢直人死亡後)
[現在地]:B-6森林 1日目 深夜
[状態]:健康 広間にドモンとシオンが居た事へのとまどい  タイムファイヤーに変身中 ブドーと戦闘直前
[装備]:Vコマンダー@未来戦隊タイムレンジャー、ナイトアックス@星獣戦隊ギンガマン、矢一本
[道具]:確認済み、ペットボトルのうち1本は菜月に渡しています。 果たし状
[思考・状況]
基本行動方針:戦いに反対
1,ブドーとの真剣勝負
2,仲間を探し、ユウリとアヤセの安否を確認する
3,菜月の仲間を探す
※クロノチェンジャーは、ロンが取り上げました。 他の参加者のバックの中か、どこかに隠されているかは不明です。
※ナイトアックスは、地球人でないと触れないように細工されています。
※ブドーをロンダーズ囚人だと思っています。

839 :真紅の同志 ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:40:23 ID:ycqfI9ME0
【間宮菜月@轟轟戦隊ボウケンジャー】
[時間軸]:Task14後
[現在地]:B-6森林 1日目 深夜
[状態]:ナイトアックスのせいで右手に火傷 竜也やスモーキーのお陰で大分安心
[装備]:アクセルラー(黄)@轟轟戦隊ボウケンジャー、スモーキー@魔法戦隊マジレンジャー、クロノチェンジャー(桃)@未来戦隊タイムレンジャー(未確認)
[道具]:未確認、竜也のペットボトル1本
[思考・状況]
基本行動方針:仲間を探す
1,真剣勝負、竜也を応援
2,シオン、ドモン、巽マトイを探す
3,ロンダーズ?
※スモーキーの参戦時期はボウケンジャーVSスーパー戦隊後です。
※竜也かブドー、この勝負に勝ったほうと行動することになっています。

【名前】剣将ブドー@星獣戦隊ギンガマン
[時間軸]:第24章(ギンガマンに敗れた)後
[現在地]:B-7森林 1日目 深夜
[状態]:健康 2時間戦闘不能 タイムファイヤー(竜也)と戦闘直前
[装備]:妖刀ギラサメ、筆と紙、弓、矢(本数不明)
[道具]:不明
[思考・状況]
基本行動方針:戦う
1,竜也と戦う
2,勝った場合、菜月を守る
3,優勝を目指す。
4,仙一と再会時には必ず殺す。

840 : ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:42:25 ID:ycqfI9ME0
以上です。
誤字、脱字、矛盾点、指摘事項、感想、修正点などがあれば教えてください。

841 : ◆eQMz0gerts :2008/05/02(金) 20:46:01 ID:ycqfI9ME0
済みません

>>ナイトアックスは、地球人でないと触れないように

>>ナイトアックスは、地球人でないと触れられないように

に修正してください。

842 :名無しより愛をこめて:2008/05/02(金) 23:11:40 ID:r0AW1HexO
乙です。
友の声のくだりが良かったです。

ただ、一つ指摘させて頂くなら、
竜也が菜月の事を異星人だと思うには、根拠が弱いかなと思いました。
ロンが細工をしている事を竜也は知らない訳ですし。

843 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 05:24:14 ID:gR1P1pA50
投下乙です。
ナイトアックスという強力な武器に新たな制限を加えたのはいい発想だと想いました。
3点指摘を。
レムリア人は地球人では?
竜也と戦うためとはいえ、菜月を守るという選択をするのは基本方針と矛盾するかと。
現在地の記載が更新されておりません。

>>834
ご指摘感謝です。
まとめサイトの更新時には所有なしで反映しておきます。

844 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 11:48:50 ID:JNEYQsQB0
>>842
感想ありがとうございます。
終盤はロンダーズの活動「ロンダーズ」を知らない日本人はいないだろうと思っていたのです。
それと同時に、シオンのような人間に近い異星人もいるので、それを考えたという事です。

>>843
感想、ご指摘ありがとうございます。
>>ナイトアックスは、地球人でないと触れられないように細工されています。

>>ナイトアックスは、地球人でないと触れられないように細工されています。
 (ただし、菜月のようなレムリア人も、現代の地球人と体質が違うため、触れないと考えられます)

ブドーの性格から、一方的に弱い者(特に女子供)に対し攻撃するのは流石に心が痛むのかと。
卑怯な行動を嫌うブドーとしては、戦わずに相手を倒しても、本当の意味で倒した事にはならないということで^^;

>>B-7森林

>>B-6森林
に修正してください。

845 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 12:42:52 ID:riFWu7DLO
>>844
なるほど。背景はわかりました。
ただ、本文そのままだとどうしても論理の飛躍や矛盾に見えてしまうので、
出来れば、その点を少し修正していただけたらなと思います。

846 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 13:44:10 ID:JNEYQsQB0
>>845
わかりました。
すぐに修正版を仮投下スレに投下します。

847 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 13:59:17 ID:Iio9mP4GO
本文で伝わらないことは修正対象になります。
あとブドーは本編ではそんな描写は一切なく、むしろ真逆のことばかりしてましたが。
一考ねがいます。

848 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 15:09:44 ID:JNEYQsQB0
ブドーは正々堂々としていたので。
弱者に一方的に攻撃するのは正々堂々とは言えないでしょう?
(それもこの時点でただの、ちょっと幼い女に見える菜月には)

849 :名無しより愛をこめて:2008/05/03(土) 15:52:17 ID:Iio9mP4GO
正々堂々の奴がどうというのが論点ではなく、ブドーがどういう奴なのかが論点です。
何故にブドーがそういう性格だと思ったのか説明していただけませんか?

850 :名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 00:06:49 ID:riFWu7DLO
>>846さん
まず、自分の修正要請を実行して頂いた事には、お礼申し上げます。
修正版を一読させて頂きましたが、自分もやはりブトーに違和感を感じました。
また、ブトーは正々堂々なので、弱者を一方的に攻撃しないのではないかとの事でしたが、
彼は、登場話で非戦闘員である(しかも元仲間)ブクラテスを一方的に攻撃しています。
また、彼が正々堂々な奴と仮定しても、
菜月を守るというのは、無理があるのではないかと思います。
彼の目的上、見逃す程度がせいぜいではないでしょうか?
849さんのおっしゃっていた事と合わせて、
再度ご一考頂き、本日中に一度ご連絡頂けませんか?
こちらで話にくいようでしたら、したらばでも結構ですので。

851 : ◆eQMz0gerts :2008/05/04(日) 17:58:52 ID:BGBpHLNB0
確かに菜月を守るとまではいきそうもありませんね。
その点を修正して仮投下スレに投下しておきます。
2度目の修正、お恥ずかしい限りです。

852 :名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 18:53:08 ID:QYSfPANoO
>>851
二度目の修正版投下、乙です。
一点、疑問点を。
菜月に身を守る変身道具を、との描写がありましたが、
菜月がボウケンイエローになれる事を、竜也は知っていたと思うのですが。
その点を伺わせて下さい。

853 : ◆eQMz0gerts :2008/05/04(日) 19:56:44 ID:BGBpHLNB0
念のためです。
ボウケンイエローの強さは把握していないので。

854 :名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 20:31:34 ID:QYSfPANoO
>>853
なるほど。もしもの為という事ですね。
では、その点を本文中の描写に加えて頂けますか?
何度もお願いするのは心苦しいのですが。
自分の疑問点はとりあえずこれぐらいです。

855 :名無しより愛をこめて:2008/05/04(日) 23:53:47 ID:27ODYe3lO
修正版を拝見しました。
ブドーをステレオタイプの侍と思っているなら、それは勘違いです。
失礼ですが未見としか思えませんでした。

856 :名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 11:11:42 ID:QgWPvTPfO
>>853さん
こちらで話にくければ、したらば雑談スレでも構いませんから、本日中にご返答下さい。
仮投下の前にご返答頂けたら幸いです。

857 :名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 12:58:01 ID:QgWPvTPfO
>>853
連投すみません。
ボウケンイエローの強さを把握していないというのは、竜也がという事ですか?
それとも、>>853さんがという事ですか?

858 : ◆eQMz0gerts :2008/05/05(月) 13:28:52 ID:zjZHqEZO0
>>857竜也がということです。
書き方が誤解を招く書き方でしたね。
以後、気をつけます。


859 :名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 14:42:45 ID:QgWPvTPfO
>>858
誤解を招くというか、忌憚なく言わせて頂くと
本文からその旨を読み取れません。
ブトーの事も合わせて再度ご一考下さい。

860 : ◆eQMz0gerts :2008/05/05(月) 14:59:01 ID:zjZHqEZO0
了解しました。
3度目の修正を行います。

861 :名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 15:33:21 ID:CzTRBSB7O
もう一度修正なさるのでしたら一つお願いがあります。
視点がばらついているので、少々読みづらく思います。
その事も含めていつまでに投下出来るかお知らせを頂きたいです。

862 : ◆eQMz0gerts :2008/05/05(月) 15:44:21 ID:zjZHqEZO0
視点をバラつかせるのは、わざとです。
スペースがあると、その後に視点が変わるなどの小説を読んだ事があるので、それの影響でこういう書き方をしました。


863 :名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 17:29:53 ID:QgWPvTPfO
>>862
乙です。
提案なのですが、修正される前にきちんと議論いたしませんか?
何度も修正版を出すのは骨ですし、
修正すれば、それで終わりという訳でもないと思うのです。

864 : ◆Z5wk4/jklI :2008/05/05(月) 19:12:22 ID:wxuZm+v5O
議論スレ・毒吐きスレを立てました。
御入り用の際はお使いください。

865 :名無しより愛をこめて:2008/05/05(月) 20:48:01 ID:CzTRBSB7O
>>864
乙です。
では、せっかく対応して頂いた事ですし続きは議論スレにて致しましょう。

866 :名無しより愛をこめて:2008/05/06(火) 12:26:53 ID:ojBZ1WhRO
◆eQMz0gerts氏の真紅の同志に関して、
議論スレで話し合いができたらと思います。
本日中に、今後の事なども含めて、議論いたしませんか?

867 : ◆eQMz0gerts :2008/05/06(火) 16:37:35 ID:HeSnZbUn0
はい。すみません。
この話は議論スレですることにしましょう。
このスレではこれ以上この話はナシということでお願いします。

868 :名無しより愛をこめて:2008/05/08(木) 00:39:00 ID:VzuwzEWK0
保守

869 :名無しより愛をこめて:2008/05/08(木) 20:40:23 ID:VsuuQuV50
保守

870 : ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 21:59:49 ID:ZVmBrJee0
投下します。

871 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:01:18 ID:ZVmBrJee0
 西に歩くこと数km。仲代壬琴と志乃原菜摘は未だ誰とも合流を果たせずにいた。
 だが、それもある意味当然といえる。
 彼らの初期位置はJ-10エリア。もっとも南東に位置するエリアだ。彼らはそこからほぼ真西に進んでいた。
 ようするにずっとマップの端を歩いているわけだ。
 血の気の多い殺戮者や仲間との合流を求める善者は、これといって当てがない限り、中心地である街に向かうことは容易に想像できる。
 そう考えると、街から離れた位置にいる壬琴たちが、誰かに遭遇する確率はかなり低い。
(まったく、ゲームマスターは俺たちに殺し合いをさせるつもりはあるのか。雑魚敵すら現れないとはな)
 壬琴は内心で不満を漏らした。
 壬琴はゲームの駒にされ、憤りを感じたのも事実だが、同時に"ときめき"も感じていた。
 不特定多数での命を賭けたサバイバルゲーム。それは壬琴をどうしようもなくときめかせる。
 だからこそ、今の温い状況に壬琴は不満を持っていた。
 端を歩くぐらいで戦いを回避できる広いマップ。ダサいアクセサリー程度の役割しかない拘束力の弱い首輪。
 切羽詰まらせるには潤沢すぎる食料。ぶら下げる人参にもならない口約束のみのご褒美。
 これでは、殺し合いに乗るのは、それこそ血に飢えた殺戮者程度だろう。
 ゲームマスターはよほど気の長い男なのか、そんなことにすら気の回らない馬鹿なのか。
 それとも、参加者に知らせていない促進剤を仕込んでいるとでもいうのか。
(何にせよ、さっさと目的を果たすとするか)
 壬琴も菜摘も最終的には街に向かうつもりだ。壬琴はともかく、菜摘には仲間がいる。
 手がかりがない以上、仲間たちがいるであろう場所に向かうのは道理。
 だが、今の壬琴たちには当てがあった。だから、この道を進んでいるのだ。
「……で、私たちは腐った芋羊羹で小さくなったエグゾスを倒し、地球に平和を取り戻したわけよ」
「へぇ、アナザーアースも色々あったキロね」

872 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:01:54 ID:ZVmBrJee0
 無言で歩く壬琴の後ろから聞こえてくる菜摘ともうひとりの声。
 だが、そこには菜摘の他には誰の影もない。何故ならそのもうひとりの声は菜摘が右腕に着けたブレスから発せられていた。
「おい、仲代壬琴。まだ着かないキロか」
「もう少しだ。もう少しで海岸エリアに入る。だから、少し黙ってろ」
「早くするキロ。ここは居心地悪いキロ」
「ちっ、本当にゲームマスターは何を考えてやがる」
 それは今から2時間程前のこと。菜摘と情報交換を行いつつ、ディパックの確認をしていた時のことだ。



「壬琴、確認終わった?私の方はダンベルみたいなものと何かでっかい扇子みたいなものが2つ入ってたけど」
 ディパックの確認が終わり、菜摘は壬琴に声を掛ける。
 菜摘の手にはマーフィーをディーバズーカーに変形させるキーアイテム、キーボーンと忘我の極致に達成したものが扱える武器、ダブルゲキファンが握られていた。
 しかし、壬琴の興味は菜摘の支給品にはなく、自らの個別支給品に向けられていた。
 菜摘もそれに気付き、壬琴の手元へと眼を向ける。
「何それ?壬琴の左手にあるやつと似てるけど」
「ふっ、これはダイノコマンダー。アスカって奴の変身アイテムだ。俺と同じアバレンジャーに変身するためのな。しかし、これは願ってもない支給品だぜ」
 壬琴の左手にはアバレーサー、もとい、アバレキラーになるための変身アイテム、ダイノマインダーが既に装着されている。
 だが、ダイノマインダーは使いすぎれば、エネルギーの膨張を招き、大爆発を引き起こす危険を孕んでいる。
 爆発を恐れはしないが、今回の目的はゲームマスターをッ抹殺することにある。
 他に変身手段があるなら、それを使った方がいいのは自明の理。
「早速、試してみるか」
 壬琴はダイノマインダーを外し、ダイノコマンダーに着け換える。着け心地は悪くない。
 左手を掲げ、そして、右手をダイノコマンダーに添える。
「爆竜――」
「?、ねぇ壬琴。それ、私のアクセルチェンジャーと同じように鍵穴があるけど、鍵はどうしたの?」
「チェ…………………………………………………………………………何?」
 壬琴は変身ポーズを取ったままの姿で固まる。

873 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:02:35 ID:ZVmBrJee0
 ダイノコマンダーは壬琴のダイノマインダーや、他のアバレンジャーたちのダイノブレスと違い、変身に鍵――ダイノハープを必要とする。
 押すべきボタンや引くべきレバーはダイノコマンダーには存在しない。つまり――
「そう都合よくは進まねぇってことか」
 ――今の壬琴が変身することはできないのだ。
 壬琴はゆっくりと構えを崩すと、何事もなかったかのように白いコートのポケットに手を差し込む。
 だが、それで菜摘が誤魔化されるわけもない。
「も、もしかして、鍵が必要なこと忘れてたの?」
 菜摘の顔が歪み、声が震える。
「………ああ」
「ぷっ、うふふっ、あははっ」
 壬琴が自らの非を認めると同時に、菜摘はダムが決壊したかのように笑い出した。
 鍵が必要なことを忘れていたことが可笑しいのではない。それに気付いた後のクールを装った壬琴の態度が可笑しかったのだ。
 壬琴にとっては屈辱以外の何者でもない。だが、取り繕ったところで、燃料を投下することにしかならないのはわかっている。
「ちっ」
 壬琴は黙って、菜摘の笑いが治まるのを待つしかなかった。
「キロキロキロ、可笑しいキロ。キロキロキロ!」
 だが、突然、その笑いが二重奏に変わる。新たなる笑い声が聞こえてきたのは壬琴の左手からだ。
「なに!」
 見ると何時の間にかダイノコマンダーに模された黒い爆竜ブラキオサウルスの顔は、オレンジ色の別の爆竜の顔へと変わっていた。
「お前、アンキロベイルスか」
「キロキロキロ!……あれぇ〜、何でお前がアスカのダイノコマンダーつけてるキロ〜?アスカはどうしたキロか」
「何これ、どうなってるの?」
 菜摘が疑問の声を上げるが、構っている場合ではない。
「そんなことより、お前、なぜ通信できる?」
 この場で通信できないことを壬琴は真っ先に確認していた。
 予想されていたことだが、妨害電波でも出ているのか、トップゲイラーにも、ステゴスライドンにも、他の誰にも連絡を取ることはできなかった。
 それは菜摘のアクセルチェンジャーも同じだ。
 ダイノコマンダーだけ出来るようになっているのか、それともアンキロベイルスとの通信だけが可能なのか。
「知らないキロ。出来るものは出来るキロ。でも、らんるや凌駕には連絡取れなかったキロ」

874 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:03:03 ID:ZVmBrJee0
 どうやら後者らしい。そうなると、ひとつの仮説が浮かび上がる。
「それより、お前でもいいキロ。助けるキロよ」
「お前を助ける?どういうことだ」
「突然、九本首の爆竜に襲われて、気が付いたら拘束されているキロよ。ひとりじゃ動けないキロ」
「九本首?そんな爆竜がいるのか」
「知らないキロ。ダイノアースでも見たことない奴だったキロ」
 壬琴は九本首の爆竜というのも気になったが、自分の立てた仮説が正しいことを直感した。
(こいつが俺の支給品というわけか)
 アンキロベイルスと通信できる理由。それはアンキロベイルスが自分たちと同じ場所にいるからに違いない。
 元々、爆竜たちとの通信は特異なものだ。妨害電波の類で防げるものではないのだろう。
 地図を見れば、地図の端には明確に境界線が引かれている。
 そこから、壬琴はここが何らかの方法で隔離された空間なのではないかと考えていた。
 ならば、アンキロベイルスと通信できるのは、ここにアンキロベイルスがいるからではないのか。
 そして、アンキロベイルスがここにいるのは、殺し合いの武器として使わせるためではないのか。
 そう考えると、鍵のないダイノコマンダーが支給されたこともそれなりに納得がいく。
(だが、武器は所詮使う者次第だ。見てるがいい、ゲームマスター。俺に支給したことを後悔させてやろう)
「いいだろう、助けてやる。場所を言え」
 壬琴は尊大に言い放つ。支給品ならば、拘束されているとはいえ、必ず場所の手がかりを持っているはずだ。
「わからないキロよ」
「わからない?」
 だが、アンキロベイルスの答えは壬琴の予想していたものと違っていた。
「わからないとはどういうことだ」
「真っ暗で何も見えないキロ。それに何も聞こえないキロよ」
「ちっ、それじゃあこの話はなしだ。俺もお前に構っている暇はないしな」
 流石に手がかり0の状態で探すのは、大海で針を探すようなもの。
 壬琴はこれ以上の話は無駄と、ダイノコマンダーを外そうとする。だが、その手を菜摘が止める。
「ちょっと待って!よくわからないけど、誰か囚われてる仲間がいるんでしょ。私に代わって」

875 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:03:39 ID:ZVmBrJee0
 菜摘は壬琴の左手を強引に自分の顔まで持ってくると、ダイノコマンダーに向かって話しかける。
「私の声、聞こえる?」
「誰キロ?らんるキロか」
「私は志乃原菜摘、イエローレーサーよ。宜しくね。ところで、何も見えないし、聞こえないって言ってたけど、じゃあ匂いはどう?肌に触れている物はどんな感じ?」
 人にも爆竜にも感覚器は5つある。視覚や聴覚が駄目なら、嗅覚に触覚を使えばいい。
 菜摘はアンキロベイルスが何かに気付くのを静かに待った。そして、しばしの時が流れた後、アンキロベイルスは口を開く。
「……何か……潮の匂いがするキロ。皮膚の感触はザラザラでなんか岩肌みたいキロ。あと……本当にかすかにだけど、今、波の音が聞こえたキロ」
「潮の匂いに岩。そして、かすかな波の音か。うん。それだけわかれば充分よ。任せて、絶対私が助けてあげるから!」
「頼むキロ〜!」
「そこまでだ」
 壬琴は強制的に通信を切ると、菜摘を突き放す。
「ちょっと、なにするのよ!」
「いつまでも、俺の手を使って話されるのも迷惑だ。必要な情報も聞けたしな」
 壬琴は左手からダイノコマンダーを外す。
「ほらよ」
 そして、菜摘に放り投げた。
「お前が着けてろ。人間には誰にでもダイノガッツがある。通信ぐらいはお前にも出来るはずだ」
 受け取ったダイノコマンダーを右手に付ける菜摘。すると、途端に先程と同じけたたましい声が響いた。
「キ〜ロ〜!突然切るなキロ〜!」
 その声を聞いた菜摘の顔には笑顔が浮かんでいた。



「そろそろ海岸エリアか」
 地図に書かれた目印があるのを見て、壬琴は呟いた。
 耳には先程から波の音が聞こえてきている。もう着いたも同然だ。
「で、こっからどう探すんだ?」
「どうって、大声を上げるしかないんじゃない。それでアンキロベイルスに聞こえたら、オッケー!」
「オッケーキロ!」


876 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:06:16 ID:ZVmBrJee0
「馬鹿か、お前らは。いいか、俺たちは殺し合いの会場にいるんだ。どこに敵が潜んでいるかもわからないのに、馬鹿みたいに声を上げて自分の居場所をアピールしてどうする」
「大丈夫よ」
 嗜めた壬琴に対して、胸を張って菜摘は断言する。
「だって、積極的に殺し合おうと思っている人は街に向かうはずだわ。それよりここで萎縮して、時間を掛ける方がずっと危険よ」
「ほぉ」
 壬琴は驚いていた。単なる脳天気だと思っていた女が、意外にも物事を考えていたことを。
「さあ、行きましょう。止まっている暇は私たちにはないわ」
 元気に歩き出す菜摘。
(どうも調子が出ないと思ってたが……きっと、こいつのせいだな)
 その後姿を見て、今更ながら、壬琴はコインの裏が出たことを呪った。


877 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:07:01 ID:ZVmBrJee0
【名前】仲代壬琴@爆竜戦隊アバレンジャー
[時間軸]:ファイナルアバレゲーム 死亡後
[現在地]:J-7海岸 1日目 黎明
[状態]:健康、ゲームの駒にされた事による静かな怒り。菜摘に振り回され、若干調子が出ない?
[装備]:ダイノマインダー
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本方針:コイン占いにより殺し合いには乗らないと決める。ロンを倒し、このゲームを破壊する。
第一行動方針:アンキロベイルスを探す。
第二行動方針:志乃原菜摘と共に行動。

【名前】志乃原菜摘@激走戦隊カーレンジャー
[時間軸]:最終回終了後
[現在地]:J-7海岸 1日目 黎明
[状態]:健康
[装備]:アクセルチェンジャー、ダイノコマンダー@爆竜戦隊アバレンジャー
[道具]:キーボーン@特捜戦隊デカレンジャー、ダブルゲキファン@獣拳戦隊ゲキレンジャー、基本支給品一式
[思考]
基本方針:殺し合いには乗らない。仲間を集めて状況を打開したい。
第一行動方針:仲代と共に行動。アンキロベイルスを探す。
第二行動方針:仲間(陣内恭介・シグナルマン)を探す。
備考:ダイノハープがないため、アバレブラックへの変身はできません。また、菜摘が変身できるほどのダイノガッツがあるかは不明です。


878 :進め、アバレ捜索隊!キロキロ ◆i1BeVxv./w :2008/05/08(木) 22:07:57 ID:ZVmBrJee0
投下終了。
誤字、脱字、矛盾点、感想、他指摘事項などありましたら、宜しくお願いします。

879 :名無しより愛をこめて:2008/05/08(木) 23:11:55 ID:VybQfcGV0
九本首ね…あの姿で最終決戦ですかねぇ?
まぁ、何人残ってるやらって感じですが…面白かったです。
また、爆竜の意外なチョイスも驚きでした。シグナルマンといい、こうしたキャラは和ませますね。
壬琴先生はロンとどう相対していくのかも注目ですね。

880 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/08(木) 23:54:51 ID:ybDwI5Tt0
おお投下しようと思ったら先に投下されていたのですね。
GJ!
期限ぎりぎりなのも忘れて読み入ってしまいました。
そして俺もダムが決壊したようにコーヒー吹き出しました。
壬琴と菜摘なかなか良いコンビですね。

では投下します。

881 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:01:26 ID:ybDwI5Tt0
ドロップは走っていた。
時々、弾かれたように後ろを振り返りながら……

さっきいた場所からは、もうずいぶん離れてしまっている。
麗はどうしたんだろう。
暗い森の中、聞こえるのはドロップの足音ばかりで、いつまで経っても麗の足音は聞こえない。
このまま行っていいのだろうか?
いじわるな木の根がドロップの足を捕らえたのは、麗が気になって、後ろを振り返った時だった。

「ッ………」

躓いた拍子にデイバックの中身が辺りへ飛び散った。
鏡の破片。ポケットに収まる大きさの弾薬。メメの鏡の破片、テルミット弾、と書かれた二枚の説明書。
泥だらけで、とても口にしたいとは思えない水と食料。
すっ転んだドロップを馬鹿にするように、散ちらばったバックの中身たち。
ドロップは転がったまま、鏡の破片と食料以外を右手と左手でガサガサとかき集め、寂しさと惨めさと一緒にバックに突っ込んだ。
両手をついて起き上がると、鏡の破片に映った月がドロップの顔を照らした。
鏡の中の月はどこか変だった。
空では月が煌々と輝いているのに、鏡の中の月は雲に包まれたように霞んで見える。
そして、動くはずの無い鏡の中の満月がゆらゆら揺れはじめた。
鏡の中に、水面に落とした墨のようなもやがふわっと現れ、鏡面を覆い尽くそうとしている。
そして、真っ黒に曇ったかと思うと、霧が晴れていくように拡散し、違う景色を映し出した。
映り出たのは『黒い影』と『青い影』
二つの影の内、一体は先ほどの黒い装甲の男。
その男に向かい、水流を操り攻撃する青き戦士の姿。

「この、青いの……まさか、お姉ちゃん?」

プチンッ。ドロップの 頭の中で、何かのスイッチが繋がるような音がした。
既視感 ――― いつかどこかで、似たような光景を見た事がある。

882 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:02:41 ID:ybDwI5Tt0
それと同時に感じたのは、青い姿をした方が『敵』という事。
心に出来たさかむけが剥げたみたいに、イライラするような、痒いような不快感がこみ上げてきた。

次に頭に降って湧いたのは ――― 違和感。
黒い装甲の男はドロップたちを襲ってきた。
だから『敵』は、黒い方だと分かっている。
かといって、青い姿の戦士が『味方』かと言えば、無意識、本能、そう呼ばれる頭のどこかで『敵』だと感じてしまう。
麗はドロップに『ここはまかせて!』と言った。
自分を助けてくれようとしている麗は『敵』なんかじゃない。
だから鏡の中の青い誰かは、麗ではないのだ。これは誰か違う人間だ。
麗は、きっとすぐに後ろから追いかけて来る。
振り返れば、きっともうすぐそこまで来ている。
だが、来た道に向かって目をこらしても、何も見えない。
耳を澄ましても、足音も、何も聞こえない。
痛いほどの静かな闇が広がっている。

「……」

もう一度ドロップは、鏡に視線を落とした。
鏡の中で……
体を捻り、勢いをつけた黒い装甲の右腕が、凄まじい速さで麗の胸部を貫いた。



883 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:05:13 ID:h7Ipo1hB0

§

汗をかく程走ったのはいつ以来だろう。
黒いスーツが肌に張り付く。
スーツにハイヒール。運動に適した格好じゃない。
ハイヒールも一日で随分くたびれたように思う。
ペットボトルで水分補給しながら美希はぼんやりと考えた。
一気に飲み干すと、大きく息を吸い込んだ。
汗と混じって鼻腔に張り付く、鉄錆びた血の臭い。
スフィンクスの血の臭いだ。
目頭がカッと熱くなる。
罪悪感と後悔で押し潰されてしまう前に、早く美希は愚者を捜さなければならなかった……

バイクの音が聞こえた。
誰かに合図を送るような、ふざけて空吹かしするような音。
その音に目を向けると、市街地の方から大型の白バイが近づいてくる。
美希は軽々とジャンプし、遺跡の石垣からその様子を眺めた。

「どこだい?どこにいるんだよ〜メガブルー」

白バイに乗った男はネジブルー。
彼の行動理念は『メガブルー』への復讐。
うわずった声で、繰り返しメガブルーの名を呼び続け、気違いじみた執着の片鱗を見せつけている。

「凄い執念ね。ずっと、ああやって捜して行くつもりかしら」

バトルロワイヤルが始まってから数時間。

884 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:06:29 ID:h7Ipo1hB0
路地の一本一本エリアの隅から隅まで、飽きもせず『メガブルー』を探しているようだ。

「メガブルーは知らないか、なんて絡まれるのも疎ましいし……放って置いても自滅するタイプね」

放って置いても自滅するタイプ、美希がネジブルーに抱いた第一印象。
美希は見つからないようにそっと石垣を降り、森へと進路を定めた。


鬱蒼と生い茂る森を、美希は奥へ奥へと分け進む。
人の痕跡など無かった草むらに、踏み荒らされたような後がある。

(足跡?)

カサカサ、パキッ。草を踏み鳴らす音が聞こえた。
間隔が狭く、ずいぶん軽い足音。
美希の前方に、木々の隙間を進む青白い小さな影があった。
通いなれた道を歩くように、しっかりとした足取りで進んでいく。
特徴的な外見から名簿を確認しなくても判断できた。
小さな白い影は童鬼ドロップ、子供の外見をした参加者。
ただの子供と違うのは、ドロップは炎を操れる。
でも、ドロップに出来るのはたったそれだけ、だから何の苦も無く殺せる。
今 美希に向けている無防備な背中は、母親から引き離されて寂しがっている人間の子供と同じ。
駆け寄って刀を振り下ろせば、それで終わる儚い命。
女豹のように足音を忍ばせ、美希はドロップとの距離を縮めていく。

美希がドロップまで、あと10数メートルと迫ったところ。
B−4エリアに差し掛かった辺りでドロップの足が止まった。

885 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:07:22 ID:ybDwI5Tt0
ドロップの肩が微かに震えている。
森の中、光りが降り注ぐ場所に少女が倒れていた。

「お姉ちゃん……」

ドロップが能面のように無表情のまま呟いた。
そして、力なくストンと膝を折った。
月明かりは、少女を天国へと導く道標のように、真っ直ぐに天から降りていた。
少女の背中からは夥しい血糊が流れ、草むらに血溜りを作っている。
血は、まだ赤い色を失わず、月明かりに輝いていた。

美希は少し思案する。
この少女は、ドロップを庇って誰かに殺されたようだ。
ドロップが今抱いているのは、復讐?憎しみ?悲しみ?
復讐、そう言えば、ネジブルーが抱いているのもそんな感情だった。
その思い、その強さは美希がこの殺し合いを勝ち残る為に利用できる。
ドロップの幼い子供の外見、ネジブルーの執拗な執念。
二つを組み合わせれば、手っ取り早く参加者を間引きする方法がある。
大した能力もなしに団結した参加者に立向かうのは自殺行為。
ならば、守られる立場として入り込んで、中から攻落すれば……
美希は素早くドロップの背後に回る。

「ねぇ、ドロップ……教えてくれない?」

驚いたドロップが反応するより早く、首筋に刀を当て問い掛けた。
ドロップが誘いに乗らなければ、美希はこのまま刀を振り払うつもりでいた。

「あなたが今、何を望んでいるのか」



886 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:11:58 ID:h7Ipo1hB0

§


――― 俺はツイてるね。
本当に心の底からそう思ってる。

メガブルーを捜していた俺の前に、この女と子供が現れた。
当然、俺は尋ねた。メガブルーを知ってるか?
女はこう答えた。
知ってる。それだけでも俺には嬉しい話なのに、女はバックから『これ』を取り出して俺の目の前で軽く振りながら言ったんだ。

「私とドロップを人質に、メガブルーを誘き出せばいいわ。これを使ってね」

ってね。そう、女の提案はさらに俺を興奮させる物だったんだよ。
ただメガブルーを呼んだってあいつは素直に来ない。そうだね。そんなのは俺にだって分かるよ。
だから一人でずっと捜してたんだからさぁ。

「人質がいれば絶対に来るでしょう?女子供を守る。弱い者を助けるのは、人間として最低限のルールよ」

女は子供の肩を抱いて笑いながら話しを続けた。

「あなたはメガブルーとの決着を付けるため、私たちは利用できる相手を捜すため……それまでの間、協力しない?」
「あぁ、俺はメガブルーを殺れるんだったら、何だって協力するよ」

その時の俺は、欲しかったおもちゃを与えられた子供みたいに身体をよじってた。
でも本当はね。協力なんかしないでその場でこの『拡声器』を奪い取って「メガブルー」って叫びたい気分だった。
だけど、女が言う。場所、それが肝心だってね。

そうだ。女の言うあの場所なら邪魔は入らないよ。
だって一人通るのがやっとの、外側の階段を登っていくしかないからね。

887 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:12:45 ID:h7Ipo1hB0
それにあの女が知ってるのはメガブルーの素顔だって言ってたから、誰か他の奴が来たって無駄だよ。
ソニックメガホンでビルの下まで真っ逆さまだよ ―――



Fー5エリア、都市の中心。
建設中のタワーの最上部、ここがネジブルーへ美希の指定した場所だった。
膝を抱えて座るドロップと、資材の上に腰を下ろした美希を背に、ネジブルーは組み上げられた鉄骨の先端へよじ登った。

ネジブルーの脳裏に浮かぶのは己の四肢が砕ける直前に見たメガブルーの姿。
眼下に広がるこの場所のどこかに、メガブルーがいるのだ。
もう一度戦える。今度こそ殺してやる。
ここに着くまで心の中で何百回と唱えた言葉。
どうやって殺してやろうか、メガブルーはどんな声で鳴くんだろうねぇ。
焦らされれば焦らされるほど、メガブルーへの募る殺意は膨れ上がった。

「いいね〜楽しいね〜メガブルー」

夜明けと同時に、ネジブルーの興奮が最高潮に達した。


888 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:13:34 ID:h7Ipo1hB0
ネジブルーは仰け反るように拡声器を構え、有らん限りの声を張った。

「メガブルウゥゥゥゥッ〜!どこにいるんだ?早く出て来いよ〜。
でないと、お前の代わりにここにいる美希って女とドロップって子供の身体を少しずつ、切り刻んでい……!!」

突然、美希に横から拡声器を奪われた。

「だめよ!来ちゃだめっ……」

最高の気分をぶち壊され、激高したネジブルーは拡声器を奪い返すと右腕を振るって美希を殴り飛ばした。
美希は地上スレスレで体を半転し、受け身をとった。こちらを向いた顔はニヤッと不敵に笑っている。
あぁ、これも『演出』の内の一つなのだとネジブルーは言葉を続けた。

「メガブルー、必ず来いよ〜今度は俺の番なんだ。三時間待って来なかったら死ぬのはこいつらだからね。待ってるよ、メガブルー!ヒャハハハハッ」

ヒャハハハハッハハハハッ、ヒャハハハヒャハハハハッハッ
拡声器のスイッチを切ってからも、誰かの笑い声がうるさく聞こえていた。
それが自分の張り裂けそうな喉からでている物だと、ネジブルーはしばらく気づかなかった。


889 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:15:44 ID:h7Ipo1hB0

【名前】ネジブルー@電磁戦隊メガレンジャー
[時間軸]:41話(ネジビザールとして敗れた)後
[現在地]:F-5都市 1日目 早朝
[状態]:健康。極度の精神高揚。
[装備]:ネジトマホーク
[道具]:ソニックメガホン@忍風戦隊ハリケンジャー、マシンハスキー@特捜戦隊デカレンジャー、拡声器、
[思考]
第一行動方針:メガブルーを殺す。
第二行動方針:メガブルーを殺すまで美希とドロップと行動する。


【名前】ドロップ@救急戦隊ゴーゴーファイブ
[時間軸]:26話、サラマンデス覚醒前
[現在地]:F-5都市 1日目 早朝
[状態]:健康、精神的に少し不安定。
[装備]:不明
[道具]:メメの鏡の破片、テルミット弾
[思考]
第一行動方針:不明



890 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:15:59 ID:h7Ipo1hB0
【名前】真咲美希@獣拳戦隊ゲキレンジャー
[時間軸]:物語中盤
[現在地]:F-5都市 1日目 早朝
[状態]:健康
[装備]:闇のヤイバの忍者刀@轟轟戦隊ボウケンジャー
[道具]:支給品一式×2、詳細付名簿、スフィンクスの首輪、
[思考]
基本方針:なつめを救うために勝ち残る 。
第一行動方針:利用できる者は利用する、そうでない者は殺す。
第二行動方針:ネジブルーとドロップを利用して参加者を間引く。




891 :名無しより愛をこめて:2008/05/09(金) 00:18:08 ID:IPpSUGZZO
>>878
GJ!です。
ロン、この働き者主催者めがw
仲代先生はやっぱり菜摘に振り回されてますね。
菜摘の良い意味でのマイペースさも良かったです。
チェンジ失敗シーンでは、菜摘同様吹き出してしまいました。

892 :面従腹背 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:25:13 ID:h7Ipo1hB0
誤字脱字、指摘、矛盾、感想をお待ちしています。

タイトルは面従腹背でよろしくお願いします。

893 :名無しより愛をこめて:2008/05/09(金) 00:33:57 ID:IPpSUGZZO
>>892
すみません。リロードしてなかったせいでお邪魔してしまいました。

GJです!
ネジブルーの狂気が相変わらずいい感じです。
ミキさんは子供でも容赦なく利用しますね。
ドロップを殺さなかった(殺せなかった?)事が、
今後、どのように影響を及ぼすのかが気にかかります。

894 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:35:56 ID:h7Ipo1hB0
死者スレとキャラ紹介にも新作が来ていますね。

死者スレの方は麗が素直で良い感じでした。

キャラ紹介も参考になりました。今回ちょうどネジブルーでしたしね。



895 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/09(金) 00:41:02 ID:h7Ipo1hB0
>>893
こちらこそリロードしてなくてすみません。
さっそくの感想、ありがとうごさいます。良い夢が見れそうです。

896 :名無しより愛をこめて:2008/05/09(金) 00:47:10 ID:XxFcYiCU0
>>892
GJ!
拡声器再びキター!
それぞれの思惑の元に集った戦隊ロワマーダーの3人が、これからやることを考えると、凄くワクワクしてしまいます。
目立たない所にも、美味しそうな伏線が散りばめられてますし、時間も一気に進み、非常に上質な作品だと思います。
あと、メメの鏡とテルミット弾という比較的マイナーながら、ロワに効果絶大な道具をセレクトされたことに、氏の知識の深さを感じました。

897 :名無しより愛をこめて:2008/05/10(土) 13:53:15 ID:R3QpS/KH0
GJ!
マーダーになる者、マーダーにさせられた者、最初からマーダーな者。
危険な3人が揃いましたね。
ネジブルー…危なすぎるw

898 : ◆i1BeVxv./w :2008/05/13(火) 03:20:45 ID:zwrQ16000
ただいまより投下します。

899 :宇宙コギャルの憂鬱 ◆i1BeVxv./w :2008/05/13(火) 03:21:09 ID:zwrQ16000
 ブーーーーーンとまるで蜂の羽音ような音を立てながら、フラビージョは空を飛んでいた。
「どこいっちゃったの〜」
 開始早々にこの殺し合い――バトルロワイヤルに乗ることを決め、日向おぼろを追い詰めたとことまでは良かった。
 自分に花丸を上げたいほどだ。だが、もう少しで止めというところで、邪魔をされ、不覚にも見失ってしまった。
「邪魔さえ入らなければ殺せたのに〜」
 フラビージョの脳裏に浮かぶのは青いジャケットの優男。
 あの時、風に乗り、かすかに優男の声が聞こえた。

――大…夫ですか?僕は…………ブルー、最……太で…。とり……ず、逃げ……が良……うですね――

 ほとんどは聞き取れなかったが、何故かブルーという単語だけははっきりとフラビージョの耳に届いていた。
 ブルー、それはハリケンジャーのハリケンブルーや、ゴウライジャーのクワガライジャーの色。非常に不愉快な色だ。
「今度会ったら、絶対に復讐してやるんだからぁ!」
 フラビージョのフラストレーションは頂点に達しようとしていた。
 そのとき、突然身体が空中で制止する。
(あれっ?)
 首を傾げたときには、既にフラビージョの身体は落下を始めていた。
 ロンがフラビージョたちに語っていない首輪の機能のひとつ、能力制限。
 それはフラビージョから飛行能力を奪った。

――ドサ!

 悲鳴を上げる間もなく、フラビージョの身体は地面へと叩きつけられる。


900 :宇宙コギャルの憂鬱 ◆i1BeVxv./w :2008/05/13(火) 03:21:31 ID:zwrQ16000
 だが、思ったほど、痛くない。結構な高さから落ちたはずだが。
 見ると、彼女の落下地点にはクッションとなるものが置かれていた。
「ふぅ〜、よかった。これも日頃の行いが良いおかげだわ」
 一瞬笑顔になりかけるが、直ぐに彼女の顔は苦い表情を作る。
 幸運にはそれ相応の代償があった。
「くさ〜い。これ、ゴミ袋〜」
 山と積まれたゴミ袋。しかも、生。
 フラビージョが落ちた衝撃でいくつか破れたゴミ袋の中からは悪臭が漂っていた。
 急いで立ち上がったフラビージョはその臭いから逃れるべく、一目散に駆け出す。
 だが、どれほど一生懸命に走っても、臭いは消えない。それもそのはず、既に臭いは伝染していた。
 フラビージョの服に、肌に、一度移った悪臭はそう簡単には消えない。
「も〜、散々!」
 とにかく殺し合いは後回し。今はこの臭いを何とかすることが先決。そして、臭いを消すために必要なものは――水。
 ふと、フラビージョの瞳がひとつの建物を捉えた。
「ホテル?そうだ、ここなら〜」
 フラビージョは急ぎ、ホテルへの道を進んだ。



 無数の穴から噴き出され、雨のように降り注ぐ水たち。
 水は彼女の若々しい肌に触れると、たちまち雫となり、ゆっくりと身体をつたって、地面へと流れ落ちていく。
 そして、流れ落ちた水は蒸気となり、彼女の裸体を覆い隠した。
「♪」
 ここはホテルの一室にあるシャワールーム。そこでフラビージョは身体の汚れを流していた。
 ホテルには一切の電気が供給されていなかったが、辿り着くまでにそれなりの労力を用いた以外は好都合だったといえる。
 夜の明かりは、電灯に群がる羽虫のように、敵を引きつけてしまう。どの道、点けないに越したことはない。
 それに部屋のドアには電子錠を使っているらしく、電気が供給されていないドアはノブを引くだけで開けることができた。
 鍵が掛かっていれば、能力を発揮することができない今のフラビージョでは、破壊に相当苦労していただろう。
「ふぅ〜、さっぱりした」

901 :宇宙コギャルの憂鬱 ◆i1BeVxv./w :2008/05/13(火) 03:22:10 ID:zwrQ16000
 フラビージョは風呂上がりの自分の身体を軽く嗅ぐ。石鹸のいい匂いだ。もう悪臭は漂ってこない。
 既に服は洗い終わり、ハンガーなどに掛け、今は乾かしている最中。遠からず着れるようになるだろう。
 問題は当面の着衣だが、服の代わりになるものはないかと、ディパックの中身を確認してみたが、見つかったのは黄金の剣と奇妙なブレスレット。
 しかも不親切なことに説明書はなく、ただ付箋で『ズバーン』『クロノチェンジャー』と名称らしきものが示されているだけだった。
 部屋には備え付けられたバスローブがあったが、火照った身体には厚すぎる。
「ふぁぁぁっ〜。まっ、いっか。寝よう」
 大きなあくびが服の問題を細かいことに変える。
 フラビージョは裸体のまま、ベッドの中へと潜り込んだ。柔らかな布団はたちまち身体の熱を吸い取り、程よい温もりで身体を包みこんでいく。
(きもちいい)
 フラビージョは心の中でそう呟いたのを最後に、ゆっくりと意識を闇へと沈めていった。
 そして、数時間後。

「メガブルウゥゥゥゥッ〜!どこにいるんだ?早く出て来いよ〜。
 でないと、お前の代わりにここにいる美希って女とドロップって子供の身体を少しずつ、切り刻んでい……!!」

 突然、外から聞こえてきた気持ち悪い大声がフラビージョを深い眠りから無理矢理目覚めさせる。
「んーーーーー、な〜に?」
 とはいえ、寝惚け半分。言葉は聞こえているが、果たして何を言っているのか。
 フラビージョは頑張って意識を覚醒しようとするが、時を待たず、大声は矢継ぎ早に発せられる。

「メガブルー、必ず来いよ〜今度は俺の番なんだ。三時間待って来なかったら死ぬのはこいつらだからね。待ってるよ、メガブルー!ヒャハハハハッ」

「ぅぅぅ、うるさ〜〜〜い!」
 甲高い笑い声が覚醒しかけたフラビージョの脳を容赦なく揺らす。
 それを最後に大声は終わり、結局、その声が何を伝えたかったのか、フラビージョは半分も理解できなかった。
 だが、ただひとつだけ、何となくわかったことがある。


902 :宇宙コギャルの憂鬱 ◆i1BeVxv./w :2008/05/13(火) 03:22:35 ID:zwrQ16000
「なんか、なんとかブルーって言ってた。う〜〜〜〜〜ん、呼び出し?それじゃあブルーの人はこっちに向かってくるのかな〜?……じゃあ、待ち伏せしちゃおうかな?」
 ポツリポツリと今後の方針を口にするフラビージョ。この状況を利用するのが花丸なやり方だ。
 薄目を開ければ、カーテンの隙間からは陽の光。前途を祝福するかのように、今日の天気は晴れのようだ。
 フラビージョは晴れ晴れとした笑みを浮かべた。
 ただ、フラビージョがまどろみから覚めるのは――
「あとご〜ふん」
 ――もう少し、掛かる。


【フラビージョ@忍風戦隊ハリケンジャー】
[時間軸]:巻之十九、チューズーボ死後
[現在地]:F-4都市 1日目 早朝
[状態]:健康。寝惚け。
[装備]:槍@忍風戦隊ハリケンジャー
[道具]:聖剣ズバーン、クロノチェンジャー、支給品一式。
[思考]
基本行動方針:楽しそうなので戦いに乗った
第一行動方針:待ち伏せしてブルーの人を倒す。でも、あと5分。
第二行動方針:青いジャケットの優男(蒼太)と日向おぼろにはその内、復讐

903 : ◆i1BeVxv./w :2008/05/13(火) 03:36:31 ID:zwrQ16000
投下終了。
誤字、脱字、矛盾点、ご感想、他指摘事項などありましたら、宜しくお願いします。

904 :名無しより愛をこめて:2008/05/13(火) 08:52:18 ID:RBcqf8crO
GJ!
入浴&ズバーンキター!
短いながらも内容の濃い良作ですね!
でもフラビ、お前寝過ごすなよ。

905 :名無しより愛をこめて:2008/05/13(火) 13:43:49 ID:CEU21NlM0
GJです!
こらー、フラビ起きろー!あと5分が一番危険なんだぞw
ズバーン、クロノチェンジャー、蒼太との因縁、ブルー違い、そしてシャワーシーン、
盛りだくさんの内容で面白かったです。

906 :名無しより愛をこめて:2008/05/15(木) 14:51:52 ID:kHQQG92e0
もうすぐ容量オーバーですが、次スレはどうしましょうか?

907 :名無しより愛をこめて:2008/05/15(木) 15:59:18 ID:ZFSLcN+50
次スレについて一つ提案があります。
以下のような注意書きを足してはいかがでしょうか?


当スレッドは、スーパー戦隊シリーズの登場人物でバトルロワイヤルを行うという企画です。

注意・このスレはあくまで2次創作であり、本編作品等との関連性はありません。
   またスレの性質上ネタバレを多く含んでいます。

  ・投下されるSSの中には、ヒーローの敗北、死亡等の残酷な描写が含まれたものもあります。
   
  
以上の点を注意して、閲覧して下さい。
なお進行はsageでお願いします。

908 :名無しより愛をこめて:2008/05/15(木) 18:03:12 ID:NmUWAVzF0
テンプレ作成GJです。
少し早いですが、スレ立て挑戦してきます

909 :名無しより愛をこめて:2008/05/15(木) 18:11:42 ID:NmUWAVzF0
次スレ立ちました。

http://tv11.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1210842554/1-100

910 :名無しより愛をこめて:2008/05/15(木) 18:59:55 ID:SBcno27hO
乙であります!

911 :名無しより愛をこめて:2008/05/16(金) 01:05:25 ID:92+ZLPaH0
スレ立て乙です!

912 : ◆eQMz0gerts :2008/05/16(金) 20:59:35 ID:YIhLFxSP0
予約を延長したのですが、予想以上に早く書き終わったので投下します。

913 :偽者を作れ! ◆eQMz0gerts :2008/05/16(金) 21:02:34 ID:YIhLFxSP0
『メガブルウゥゥゥゥッ〜!どこにいるんだ?早く出て来いよ〜。
でないと、お前の代わりにここにいる美希って女とドロップって子供の身体を少しずつ、切り刻んでい……!!』

 一緒に行動すると決めた直後だった。
 機械で増幅された妙な声。男の声だ。

『だめよ!来ちゃだめっ!!』

 今度は40代くらいの女性の声。悪いが、シオンにとっての人質イメージとは違う。

『メガブルー、必ず来いよ〜今度は俺の番なんだ。三時間待って来なかったら死ぬのはこいつらだからね。待ってるよ、メガブルー!ヒャハハハハッ』
 

 彼らの耳に放送が入った時、同時に怒声が聞こえた。
「くそっ! 趣味の悪い奴め! シオン、彼女たちを助けに行くぞ!」
 ドギーの声だ。ここでグレイの名を挙げないのは、まだ信用していないからだろう。
「グッ!」
 その怒声も、すぐに腹の激痛へと変わった。生々しい血の色が見えてきている包帯が、その痛みをシオンに伝えてくる。
「ドギーさん! ダメですよ! 安静にしてないと!」
 シオンはその包帯から強引に目線をそらしてドギーを注意する。
 ドギーは、ニコニコしていた先程の表情から一変し、真面目に人を注意する顔になっていたシオンを見て、すぐに冷静さを取り戻す。

914 :偽者を作れ! ◆eQMz0gerts :2008/05/16(金) 21:07:00 ID:YIhLFxSP0
「確かにそうだな……だが、この戦いに乗っている者も少なくないということか……。
 そうだ、デイパックを調べて、奴の注意を引くようなものを探すんだ。そうすれば彼女たちを助けられるかもしれない」
 腹を刺激しないよう、ゆっくりと立ち上がり、ドギーは自分のデイパックに手を置いた。
 開かれたデイパックの口から見えたのは、分厚い本。結構大きい。それから、ブレスレットとその説明書。あとは青色のスプレー。
 説明書は、字が結構大きめに書かれている。ドギーはまずそちらを見た。
 使えるものの説明書かもしれない。一通り目を通して、ドギーはだいたい納得した。
「この本はなんでしょう?」
 大きいものが最初に目に入るのは、ハバード星人のジオンも、遠目で見ていたロボットのグレイもそこは同じだった。
 表紙はマーク扱いと思われるVの字と、「SUPER SENTAI Address Book」の文字。住所録ならば、この厚さも無理はないだろう。
 ページを開いてみると、住所録というよりは履歴書の束のようだった。
「うん? この名前、見たことあります……名簿に載ってたような……」
 『並樹瞬』。説明によると『メガブルー』。
 ドギーもそれを聞いて、すぐにその本を見る。
「どうやら放送で呼ばれた男のようだな。この男ならば放送のところへ行ってしまうかもしれん……」
 正義の味方というのは、罠である可能性があるところにでも、行かなければならない。
 行くと自分が傷つき、行かないと誰かが傷つく。ジレンマというやつか。とにかく、嫌な職業なのだ。だが、それをやることが、誰かを守ることである限り、彼らは絶対にやめないだろう。
「ドギーさん! この人、死んじゃうかもしれません! 僕が行ってきます!」
 出口の方を向いたシオンを、ドギーが戻した。
「待てシオン! 俺にいい案がある!」
「フン。どうせくだらん案だろう」

915 :偽者を作れ! ◆eQMz0gerts :2008/05/16(金) 21:10:15 ID:YIhLFxSP0

 さっきまで、全くの無口だったグレイも、遂に口を開いた。
「そう思ってもらっても構わん。今は時間が無い。手短に話す。
 メガブルーは、俺に支給された、『デジタイザー』というブレスレットによって変身するらしい」
 シオンは、デジタイザーを見たあと、自分の左手のクロノチェンジャーを見た。変身するためのブレスレットという点では、非常に似ている。
「だが、どうやらこのブレスレットは、音声認識らしい。説明書によると解除は可能だ。
 シオンはそこにいるロボットを直したほどだ。解除もできそうだろう。
 それからもうひとつ。デジタイザーを使うと、メガブルーではなく、他の色――レッド、ブラック、イエロー、ピンクのどれかに変身することもあるらしい。
 並樹瞬がデジタイザーを持っていれば、その4色のどれかに変身するはずだ」
 シオンやグレイにもこの後の説明は容易に想像できた。
「フン! くだらん……」
 グレイの言葉を無視し、ドギーは続ける。
「そこで、青色スプレーだ。これを使えば、偽のメガブルーで相手をひきつけることができる。
 シオン……やってくれるか?」
 ドギーはデジタイザーをシオンの方に向け、そう言った。
 シオンはそれを快く受け取り、
「はい!」
 と返事をした。
「あとは、並樹瞬が遅く現れることを祈るのみだ」
 タイムリミットは最高で3時間以内。果たして、この作戦は成功するのか……?

916 :偽者を作れ! ◆eQMz0gerts :2008/05/16(金) 21:14:44 ID:YIhLFxSP0
【名前】グレイ@鳥人戦隊ジェットマン
[時間軸]:49話(マリア死亡)後
[現在地]:G-4都市 1日目 早朝
[状態]:健康?
[装備]:自らのパーツ全て
[道具]:遠距離射撃用ライフル 支給品一式
[思考]
第一行動方針:自分の納得のいく形でシオンに借りを返す
その後の方針は未定。上記の目的を果たした後は殺し合いを再開するのか、それとも……

【名前】シオン@未来戦隊タイムレンジャー
[時間軸]:50話、タツヤと別れる瞬間(20、21世紀の記憶、知識は全て残っている?)
[現在地]:G-4都市 1日目 早朝
[状態]:健康
[装備]:クロノチェンジャー
[道具]:デジタイザー(音声認識あり)
[思考]
第一行動方針:デジタイザーの音声認識を解除する。
第二行動方針:その後、作戦を実行する。
第三行動方針:首輪を解除するために、機械知識のある人間と接触したい。
第四行動方針:グレイとドギーの仲が険悪なので、なんとか懐柔したい。

【名前】ドギー・クルーガー@特捜戦隊デカレンジャー
[時間軸]:最終回時点
[現在地]:G-4都市 1日目 早朝
[状態]:負傷、暫く戦闘不能(無理をした場合命に関わる)
[装備]:マスターライセンス
[道具]:青色スプレー、スーパー戦隊アドレスブック
[思考]
第一行動方針:ニセメガブルー作戦で放送の男(ネジブルー)を引きつける。
第二行動方針:傷が癒えるまでの安全の確保、グレイへの警戒は解いていない。
第三行動方針:スワンを探す。

917 :偽者を作れ! ◆eQMz0gerts :2008/05/16(金) 22:06:42 ID:YIhLFxSP0
izyoudesu.

918 :名無しより愛をこめて:2008/05/17(土) 01:14:55 ID:vbreMfw5O
はっきり言わせて頂くと支給品が都合よすぎだと思います。
また事前に美希に参加者の詳細の載った名簿が支給されているので同じようなものを支給するのもどうかと…

919 :名無しより愛をこめて:2008/05/17(土) 13:09:03 ID:RC/mi63/O
>>917
乙です。
何点か指摘させて頂きます。
自分も今回の支給品は色々な意味で都合が良すぎるように感じました。
作戦自体も3時間で実行に移すのは、厳しいのではないしょうか。
変身アイテムは似て非なる物ですし。
キャラの行動というか性格にも違和感を感じました。

920 :名無しより愛をこめて:2008/05/17(土) 21:00:52 ID:RC/mi63/O
>>916
出来ましたら本日中に、一度ご連絡いただけますか?
前回のように、したらば議論スレで結構ですので。

921 : ◆eQMz0gerts :2008/05/18(日) 13:22:40 ID:BWREstfw0
了解です。
したらばに場所を移しましょう。

922 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/20(火) 23:55:30 ID:cN9Mw9qM0
いつもぎりぎりの投下で申し訳ありません。
もう少ししたら投下しますのでよろしくお願いします。


923 :名無しより愛をこめて:2008/05/21(水) 00:04:59 ID:Lo8GMfq2O
>>922
了解しました。
楽しみにお待ちしております。

924 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:26:49 ID:ZLOffk1i0
>>923
温かいお言葉ありがとうございます。
投下させて頂きます。

925 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:27:29 ID:ZLOffk1i0
「これが、僕のデイバックに入っていた支給品だ」

迷宮を歩く二人の雑談の種も尽きたころ、明石が支給品を訊ねてきた。
ヒカルの支給品は、コイン型爆弾ゼニボム と『宇宙ランド』と題打たれた月刊誌だ。
デイバックから二つを取り出し、3枚のゼニボム手のひらで広げて見せ、カラフルな文字で所狭しと装飾された雑誌を明石に手渡した。

「マガジン?」
「あぁ、宇宙の悪人たち向けの雑誌のようだね。僕も全部目を通した訳じゃないけど……」

明石は悪人向けと言うところで一瞬だけ眉を顰め、宇宙ランドと引き換えにデイバックをヒカルに渡した。
思いの外、明石のデイバックは軽かった。
ヒカルに向かって『中身を確かめろ』とでも言うように、明石は人差し指をすっと上へ向けた。
明石のデイバックに入っているのは食料に時計などの基本支給品と底にカードが一枚。
ドラゴンの絵が描いたブルーのカード。
特に説明書も無く、ラン様カードと書かれた付箋が貼りつけてある。

「お前の支給品はなかなか興味深い。ヒカル、ノリシロン12はついてないのか?」
「ノリシロン?付録の事だね。残念ながら付録は抜かれていたよ」

明石は歩きながらパラパラと雑誌を流し読み始めた。
雑誌をめくる速度と反比例して明石の歩調が緩やかになった。
さらりと髪をかき上げたヒカルの手が、そのままこめかみの辺りで留まっていた。
ヒカルは雑誌を渡したのを少し後悔し、冷たい壁面を見つめながらゆっくりと息を吐き出した。
明石は宇宙ランドから一旦目を離し、顔を上げてヒカルを見つめた。

「どうした、歩き疲れたか?」
「いや……」

ヒカルは軽く首を振り、柔和な笑顔でそれを否定し明石を促そうと足を速めた。

926 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:28:29 ID:ZLOffk1i0
疲れからの溜息ではない。それは事実だ。
ただ、ヒカルが吐き出したのは、落胆の溜息だった。
左へ、右へ、先へ進む明石。その背中を見つめながらヒカルはここまで歩いてきた。
明石はトレジャーハンター。
彼と一緒ならば、迷宮部を脱出するのは他愛もない話だと思っていた。
最初は雑談も弾んだ。ヒカルの知らないヒカルの話、ここに連れてこられたそれぞれの仲間の話と倒すべき相手の強大さ。
そして、お互いの支給品の確認。
話が長くなればなるほど、奥へ進めば進むほど、ヒカルは自分の笑顔が強張っていくのを感じていた。
麗と深雪、明石はヒカルの仲間と呼んだ。
明石にとって、仲間は信頼できる存在。
ヒカルにとって、麗と深雪は自分が護らなければいけない存在。
同じく仲間と呼んでも、明石の仲間であるボウケンジャーたちとは『仲間』と言う意味合いが大きく違う。
天空聖者として、魔法使いの師として、ブレイジェルの代わりに、護らなければ、早く二人に会わなければ……
不安と焦燥がヒカルの胸を交錯する。
逃亡者を追い、逃がしたあげく迷い込んだ、行けども行けども開けない道。
視界を遮る灰色の壁に、時の流れに侵食され黒ずんだレリーフ、同じような回廊が延々と続く。
時計に目を落とせば、もうかなりの時間、この単調で退屈な景色を楽しんだ事になる。

927 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:29:12 ID:ZLOffk1i0
無限に続いていくのではないか?ふと、そんな思いが首をもたげ始めていた。

「ヒカル、やけに暗い顔だな」
「君はトレジャーハンターなんだろう。君にかかれば迷宮を抜けるなど容易い。違うかい?」

口調にざらついた刺がまじる。
それを明石は気にとめる様子も無く、遠くに視線を向けたまま、白い歯を覗かせ言った。

「あぁ、迷宮と言うのにはセオリーがある。迷宮を作った者が意図する場所に辿り着くように出来ている。
あの塔が見えるだろう。この迷宮は来訪者を塔へ誘うように作られている。あの塔を遠ざけようと道を外れれば……」

明石は来た道を戻り、右手に曲がるカーブを進んだ。
少しずつ、塔のシルエットが小さくなっていく。
塔のシルエットが完全に外壁に隠れた。

「見ろ、行き止まりだ」

明石の言うとおり、その先は行き止まりだった。

「脱出のため、塔の最上部まで上がる。全体を見極めれば自ずと道は開けてくる。
しかし、迷宮の先の朽ち果てた塔とは、まるでギリシャ神話だ。鬼が出るか、蛇がでるか?こいつはちょっとした冒険だな」

明石はポンとヒカルの肩を叩き、塔に目をやったまま言った。
どこか楽しんでいる、明石の口調にそう感じさせる物があった。




928 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:31:34 ID:ZLOffk1i0



塔の長い階段を登りきると、心地よい風が体を包んだ。
最上階の部屋は一つ。
先を行く明石が急に立ち止まり、ヒカルの視界は明石の背中で塞がれた。
ヒカルは不審に思いながら少し首を傾ける。
視界が開けた。
大きく取られた明かり窓、古い石畳、そして明石の肩越しに横たわる存在を目の当たりにした。

――あれは、何だ?

自分の瞳に飛び込んできた映像を一瞬で飲み込めなかった。
ヒカルには『首の取れた人形が一体転がっている』そう見えたのだ。
人形だと、脳に生物では無いと誤認させるほど、綺麗にスッパリと不自然に首が切り落とされていた。
ヒカルは瞬きをした。
今度は人形などではないと、はっきりと認識した。倒れている者が死んでいるのは明白だった。
切り落とされた首の周りをどす黒い血がたっぷりとチョコレートのようにコーティングしていたからだ。

「知り合いか?」

言葉を発せずにいたヒカルに明石が尋ねた。
カクンと頷くのが精一杯だった。
目の前の光景を否定したかった。
首を切られた無惨な死体は、インフェルシアの伝説の冥府神の一人だった。
明石は現場検証をする警官のように倒れている者へ近づいていく。

「冥府神が、スフィンクスが……死んで……」

譫言を言うように呟く。

929 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:32:31 ID:ZLOffk1i0
ブレイジェルに続き、スフィンクスまでも……
今の自分たちの実力では敵う筈の無い冥府神までもが、いとも簡単に命を奪われている。
なんて事だ。これがバトルロワイヤルとうものか。
愕然としたヒカルの脳裏に、麗と深雪の笑顔が浮かんだ。
二人を護ろうにも、合流は疎か居場所を掴んでさえいない。
ヒカルの胸を捉えようも無い感情が駆け巡る。
一刻一秒ごとに、取り返しのつかない事が起こっているように思えた。

「ヒカル、これを見ろ」

その声ではっと我に返った。
明石は己の底掌を軽く石畳に打ち付けた。瓦が割れるように乾いた音を立てて石畳が砕け散る。

「この石畳は随分脆いようだ。にもかかわらず、砕けているのはスフィンクスが倒れている辺りだけだ。
争った形跡が見られない」

内心はまだ狼狽えているヒカルを余所に、明石は見張り窓の向こうの景色を確かめながら淡々と語った。

「スフィンクスには首輪が無い。首輪を奪うためか願いを叶えるためかは判らないが、不意を突かれ殺された。
仲間か、手を組んだ誰かに、そう思わないか?」

ヒカルは明石の顔から徐々に視線を落とす。

930 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:35:25 ID:ZLOffk1i0
確かに、切り落とされた首に忌まわしい首輪はない。

「……君の言う通り、仲間に不意打ちを食らったと考えるのが一番自然だろうね。さっき話したように、スフィンクスの他に冥府神がもう一柱いる。
まさか、スフィンクスが出会ったばかりの者、ましてや人間と手を組むとは僕には考えられない」
「さっきの逃亡者が、殺し合いに乗った冥府神か。仲間の命と首輪を奪うとは大した神だな」

そう言った明石の声はとてもクールだった。

「南下して港町を目指そう。それが一番近道だ」

そして、スフィンクスに背を向け、何もなかったようにその部屋を後にした。
ヒカルは湧き上がる、ある言葉を喉元で押し止めた。

―― どうしてそんなに冷静でいられるんだ?
トレジャーハンターとはそんなに殺し合いに慣れている物なのかい?
そう言えば、ブレイジェルが殺された時も、明石、君はとても冷静だったね。――

そしてすぐに頭の中で打ち消そうとした。

931 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:39:25 ID:ZLOffk1i0
自分はきっと焦りすぎている。
明石の力強い言葉は信じるに値するものだった。
現に今も迷宮を脱出する手だてを講じているのは彼なんだ。

俯いたヒカルの髪を撫でるように、窓から風が吹き付ける。
再び体を包む風に、もう心地よさは感じられなかった。
ふわり、スフィンクスのローブの裾がめくれた。
そこから一枚の紙切れがひらひらと風に乗って舞い上がった。
手を伸ばしたヒカルの掌におさまった一枚の紙。
『ハズレ』
ただ一言書かれたその言葉が、自分の未来を暗に示している。
そんな気がした。

932 :未来はヒカルの手の中 ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:40:13 ID:ZLOffk1i0

【名前】明石暁@轟轟戦隊ボウケンジャー
[時間軸]:Task46後
[現在地]:G-1遺跡 1日目 黎明
[状態]:健康
[装備]:アクセルラー
[道具]:ラン様カード
[思考]
基本方針:ミッションの達成(仲間と合流し、脱出する)
第一行動方針:南下して港町を目指す。
第二行動方針:ヒカルとの記憶の齟齬を解決する。

【名前】ヒカル@魔法戦隊マジレンジャー
[時間軸]:Stage35後
[現在地]:G-1遺跡 1日目 黎明
[状態]:健康
[装備]:グリップフォン
[道具]:月間宇宙ランド(付録なし)、ゼニボム×3
[思考]
基本方針:ブレイジェルの遺志を継ぎ、殺し合いを止める。
第一行動方針:小津麗の安全を確保する。
第二行動方針:ティターンに対して警戒。
第三行動方針:冷静すぎる明石に微妙な気持ちを抱きました。


933 : ◆MGy4jd.pxY :2008/05/21(水) 00:42:35 ID:ZLOffk1i0
投下終了です。
誤字脱字、指摘、感想、アドバイスなどよろしくお願いします。

934 :名無しより愛をこめて:2008/05/21(水) 00:47:45 ID:qYdhR41g0 ?2BP(1)
投下乙!
冷静な明石に疑問を持つヒカル先生。
明石が全面的な信頼を寄せている分、外れアイテムや今後の行き先が不安になるような演出。
面白かったです。GJ!

935 :名無しより愛をこめて:2008/05/21(水) 01:30:28 ID:ha9dF8KFO
>>933
GJです!
ああ、ティターンに誤解フラグが…
冷静すぎる(ように見える)チーフに対して、不信感を抱きつつあるヒカル先生に
不安をかき立てられる演出、お見事でした。
ヒカル先生、その人冷静なようで、
実は熱い冒険馬鹿なんですよ。
麗を心配するヒカル先生が切なかったです。
重ねてGJ!

936 :名無しより愛をこめて:2008/05/22(木) 23:01:06 ID:s/PFGg1D0
遅ればせながらGJ!
マジレン勢にまたも暗雲が。
既に麗が犠牲になっていることを知ったら果たしてどうなるか。
今後が楽しみになる作品でした。


937 :名無しより愛をこめて:2008/05/24(土) 20:32:55 ID:3TNMhKQCO


938 : ◆i1BeVxv./w :2008/05/24(土) 23:14:51 ID:AdLXs98T0
投下しますが、容量不足になりそうなので、新スレに投下いたします。

939 :名無しより愛をこめて:2008/05/25(日) 19:45:03 ID:PGFw2CQMO
埋め

940 :名無しより愛をこめて:2008/05/25(日) 20:08:19 ID:PGFw2CQMO
940

941 :名無しより愛をこめて:2008/05/26(月) 17:50:12 ID:/mM7Tme20
埋めネタ代わりにリレー感想でもしませんか?

942 :名無しより愛をこめて:2008/05/26(月) 22:19:18 ID:f24DOchtO
OK

943 :名無しより愛をこめて:2008/05/27(火) 00:21:25 ID:XjYex29kO
では、さっそく。
01 正義ノミカタ ◆MGy4jd.pxY氏
記念すべき戦隊ロワ第一作。
可愛いのに(から?)恐ろしいフラビと、
それに対峙するおぼろさんの絶望感が伝わってくる作品でした。
颯爽と現れた蒼太が、格好よすぎるw
次、お願いします。

944 :名無しより愛をこめて:2008/05/27(火) 13:23:50 ID:Q8t16I9p0
>>943
OPは?

945 :名無しより愛をこめて:2008/05/28(水) 02:37:13 ID:FVkaHssr0
それもそうですね。
では、改めてオープニングを

00 オープニング ◆Z5wk4/jklI氏
勇気ある行動に出たブレイジェルをあざ笑うかのようにあっさり殺してしまうロン。
これからのロワがいかに過酷かがストレートに表されていたと思います。
あとそんなロンに対峙する理央とヒカルがこれからどういう行動をとるのか興味深くもありました。


946 :名無しより愛をこめて:2008/05/29(木) 18:22:46 ID:eYDnVW3g0
次いきます。
02 赤と黒◆i1BeVxv./w氏
無茶と単独行動はチーフのチーフらしいところとはいえ、それがまさかこんな結果になるとは。
明石を越える。決心を新たにしたばかりの真墨が、あっけなくサンヨに殺されていく様にロワの無情さが表れていました。


947 :名無しより愛をこめて:2008/06/01(日) 19:48:51 ID:imAfkD6pO
03 災魔とニンジャ◆i1BeVxv./w氏
災魔一族の長、ジルフィーザと、緑の光弾、シュリケンジャーの邂逅。
誇り高きジルフィーザと、
おちゃらけているようで、実は相手の出方を窺っているシュリケンジャー、
2人の会話は、いい緊張感に包まれていて、
今後の展開に益々、期待が募りました。

948 :名無しより愛をこめて:2008/06/01(日) 23:12:21 ID:9ayDDOKY0
04 君にかけるおまじない◆MGy4jd.pxY氏
麗と少年の邂逅。
それだけならば良かったのですが、なんと少年の正体はドロップ。
思わぬ時間軸からの登場となったドロップが、これからの麗の運命を暗示しているかのようでした。


949 :名無しより愛をこめて:2008/06/02(月) 00:58:41 ID:Afzi3F3Z0
05 Blue ◆i1BeVxv./w氏
戦隊は正義側の占める割合が多い中、純粋に凄惨に戦いを展開してくれる
キャラは案外いません。
そんな中でネジブルーという意外性とその狂気が良くあらわされていたと思います。

950 :名無しより愛をこめて:2008/06/03(火) 00:08:05 ID:cyppAVHFO
950

951 :名無しより愛をこめて:2008/06/03(火) 12:31:18 ID:zSviHX9d0
06 戦う交通安全リターンズ!◆.6Hqkk7dyk
初のVS時間軸からの参戦に期待が募りました。
恭介らしさが良く表れていたと思います。

952 :名無しより愛をこめて:2008/06/05(木) 03:07:23 ID:KTRI43/10
07 決意◆Z5wk4/jklI氏
ロンの甘い囁きを跳ね除ける映士の強さに惚れ惚れ。
ガイとの再びの決着を決意するなど、映士の格好よさが際立った作品でした。


953 :名無しより愛をこめて:2008/06/08(日) 21:29:56 ID:dnVFZyi+O
08 危険な遊び ◆EH/m9HHVFI氏
愛するマリアを失い、死に場所と定めた凱との決着の場を奪われたグレイ。
彼の思考と行動はまさしくハードボイルドの一言でした。
次の展開が楽しみになる連作短編の第一作でした。

954 :名無しより愛をこめて:2008/06/12(木) 21:22:29 ID:U47FB2kbO


955 :名無しより愛をこめて:2008/06/12(木) 21:30:39 ID:esRXYjgGO
09 ミッドナイト・ドッグファイト◆EH/m9HHVFI氏
迫力とスピード感のあるバトル。
互いに大切な女性を思う、グレイとドギーの対比がお見事でした。

956 :名無しより愛をこめて:2008/06/13(金) 08:54:47 ID:rh2CRXX60
10 シオンの主義◆EH/m9HHVFI氏
ドギー、グレイに対して、タイトル通り、自らの主義を貫くシオンがらしかったです。
ドモンとアヤセをダブらせ、ふたりの関係に希望を持たせたのもあり、3人の今後が楽しみになりました。

957 :名無しより愛をこめて:2008/06/14(土) 11:19:15 ID:hm72WIqIO
age

958 :名無しより愛をこめて:2008/06/15(日) 23:08:58 ID:LI196swdO
埋め

959 :名無しより愛をこめて:2008/06/16(月) 20:57:42 ID:BFcIcX2eO
埋め

960 :名無しより愛をこめて:2008/06/16(月) 21:05:28 ID:BFcIcX2eO
960

961 :名無しより愛をこめて:2008/06/19(木) 02:48:34 ID:m+TsRbSLO
埋め

962 :名無しより愛をこめて:2008/06/25(水) 11:01:21 ID:mkL4rgfcO



963 :名無しより愛をこめて:2008/06/26(木) 10:39:44 ID:4chG6CzLO
age

964 :名無しより愛をこめて:2008/06/28(土) 21:00:55 ID:2IAXL3NPO
埋める?

965 :名無しより愛をこめて:2008/06/29(日) 13:54:56 ID:Tzi6NlYVO
そうっすね

966 :名無しより愛をこめて:2008/06/29(日) 14:42:40 ID:Ru2OHf98O
感想か煽り文でも書ければ、と思うけどなかなか難しいな。

967 :名無しより愛をこめて:2008/07/02(水) 11:57:55 ID:/XWO9ZNp0
11 献身と勘違い◆Z5wk4/jklI氏

メレの理央へ対する一途な思いが伝わってきました。
そしてそれを利用する卑劣なガイ。
シグナルマンの勘違いがどう転ぶか先が楽しみでした。

968 :名無しより愛をこめて:2008/07/03(木) 11:51:27 ID:zwa21PZ2O
age

969 :名無しより愛をこめて:2008/07/03(木) 23:38:10 ID:zwa21PZ2O


970 :名無しより愛をこめて:2008/07/04(金) 00:05:28 ID:vwHxY2vfO
970

971 :名無しより愛をこめて:2008/07/04(金) 11:56:39 ID:1YjAfFes0
12 黒獅子の誇り◆.6Hqkk7dyk氏
理央のロンに対する怒りが伝わってきました。
果たして理央はメレに再会できるのか、
炎に向かって歩む理央に先の展開への期待が募りました。

972 :名無しより愛をこめて:2008/07/04(金) 13:52:39 ID:4VWW6BcI0
13 地獄から来た恐竜野郎◆KZsK6H.L4U氏
アバレーサー誕生秘話!
マーダーになるかと思いきや、菜摘の登場で運命は思わぬ方向に。
このまま壬琴先生はアバレーサーになってしまうのか、それともアバレキラーに戻るのかが気になりました。

973 :名無しより愛をこめて:2008/07/04(金) 20:31:54 ID:wBTZDw+PP
アバレモンもあらわれた

974 :名無しより愛をこめて:2008/07/06(日) 05:50:31 ID:o89dp7xo0
アバレオタードもあらわれた

975 :名無しより愛をこめて:2008/07/06(日) 10:46:51 ID:IzMLIqseO
うめ

976 :名無しより愛をこめて:2008/07/06(日) 15:04:48 ID:blpLntcUO
きいろ

977 :名無しより愛をこめて:2008/07/07(月) 20:33:46 ID:nt8HIDH2O
埋める

978 :名無しより愛をこめて:2008/07/08(火) 21:36:05 ID:V2L37gktO
埋め

979 :名無しより愛をこめて:2008/07/09(水) 01:26:43 ID:HbsiJELbO
埋め

980 :名無しより愛をこめて:2008/07/09(水) 03:05:17 ID:I0HCZR9I0
埋め

981 :名無しより愛をこめて:2008/07/09(水) 08:46:18 ID:HbsiJELbO


982 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 09:55:30 ID:Jhy1g71R0
14:オールド・ジェネレーションズ◆i1BeVxv./w
時間軸の違いから、ブクラテスを襲った危機。
それを救ったセンちゃんの作戦がお見事!
潔く敗北を認め、その思い込めたブドーの句「復讐の 刃がセンを 叩き斬る」もGJでした。



983 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 10:25:38 ID:Jhy1g71R0
15:夢×命×未来◆i1BeVxv./w
続けて氏の作品。
メガレンジャーを降りようとしていたしていた瞬にとって、バトル招致は降って湧いた災難。
夢を叶える為に、生き残る為に、デジタイザーを手に取り、恐れながらも方針を決める瞬に何時しか感情移入していました。
ティターンを撃った時の音「――ズガン!」に、まさか瞬死亡フラグかと思ってしまいました。



984 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 10:36:48 ID:Jhy1g71R0
16:冒険者達、西へ ◆Z5wk4/jklI
でたなスモーキー!菜月と「猫さん」「黄色いの」のやり取りが微笑ましい。
優しさの奥に、悲しみと決意を胸に秘めた竜也、やっぱりヒーローだなと感じました。

985 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 10:50:47 ID:Jhy1g71R0
16:太陽と不滅の牙 ◆.6Hqkk7dyk氏
遺跡の禍々しさに食指が動いた。
この後に話に出てくる石像、塔、迷宮と、遺跡が効果的に使われる礎となった作品だったのではないでしょうか。

986 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 10:55:11 ID:Jhy1g71R0
大変失礼いたしました
16話ではなく17話でした

17:太陽と不滅の牙 ◆.6Hqkk7dyk氏 
遺跡の禍々しさに食指が動いた。
この後に話に出てくる石像、塔、迷宮と、遺跡が効果的に使われる礎となった作品だったのではないでしょうか。
短文ながら、明石とヒカルらしくて良かったです。



987 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 17:11:44 ID:uT0pprIy0
18:阿修羅の如く ◆MGy4jd.pxY氏 
美希がまさかのマーダー化。その理由が子供というのが、ロンの非道さと美希の悲しさを際立たせました。
そして、参加者の中では総合的に上位の実力を誇るスフィンクスが所謂拡声器の呪いで死亡とロワらしさが非常に演出された作品だと思いました。


988 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 19:50:53 ID:YB5XSFqqO
19:龍の陰謀(はかりごと)◆L3kdlaSWMo
初っ端からドキドキさせられた作品でした。
そして、さくら姉さんの洗脳。
読み手、書き手を奮い立たせた一作と言えよう。

989 :名無しより愛をこめて:2008/07/10(木) 20:06:31 ID:YB5XSFqqO
20: サーガイン Is murder? 早川裕作 ◆i1BeVxv./w
そう、そして二人は恋に落ちた。いやいや勝手にドモンが落ちた訳ですが……
笑いあり、スピード感溢れるバトルあり、その中でさりげなく織り交ぜた支給品詳細と制限。
さすがです!GJ!

990 :名無しより愛をこめて:2008/07/11(金) 10:15:26 ID:2RREs9Dv0
度々申し訳ありません。 タイトルの後の早川裕作の文字を消し忘れておりました。

20: サーガイン Is murder? ◆i1BeVxv./w
そう、そして二人は恋に落ちた。いやいや勝手にドモンが落ちた訳ですが……
笑いあり、スピード感溢れるバトルあり、その中でさりげなく織り交ぜた支給品詳細と制限。
さすがです!GJ!

◆i1BeVxv./w氏どうかお許し下さい。




491 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)